研究員として過ごす聖。
第2話の働きの報酬として、キッチンを作ってもらいます。
聖の作る美味しい料理が評判になり、研究所のレシピにまで導入されることになりました。
そして、聖はアルベルト・ホークという第三騎士団の団長を紹介され、南の森へ上級ポーションの素材の採集へ向かうことになり…?
新たな出会いに胸躍らせる第3話です!
目次
アニメ『聖女の魔力は万能です』前回第2話のあらすじと振り返り
ポーションの研究所で働き始めた聖。
騎士団の団長の命すら救って見せた聖のポーションの褒美に、専用のキッチンを作ってもらうことになりました。
この世界の食事は味気なく、聖の口には合わなかったのです。
出来上がった食事を食べた所長はあまりの美味しさに感動し、料理人にレシピを教えることになります。
そんな中、聖のもとに第三騎士団の団長であるアルベルト・ホークが訪ねてきます。
命を救ってくれたお礼ということで、以前から聖が行きたがっていたポーションの材料の採集に行く護衛をしてくれることになりました。
じわじわと距離感を詰めてくるアルベルトに緊張する聖。
そんな日々を過ごしているうちに、聖はお手製の化粧水を使ううちに視力すら回復していることに気が付きます。
そして、その効果抜群の化粧水に友人であるリズが目をつけ、にきびで塞ぎこんでいる子爵令嬢に作ってあげることになったのです。
警戒されつつも、リズが試しに使ってみたことでその素晴らしさが分かり、令嬢は笑顔でその化粧水を受け取るのでした。
【ネタバレ】『聖女の魔力は万能です』第3話あらすじ・感想
魔法の難易度
異世界に来てはじめての夏。
聖はその暑さに我慢の限界を迎えていました。
あまりの暑さから、ジュードにバケツに冷たい水を入れてもらうよう頼みに行きます。
そこに足をつければ多少暑さが和らぐのではないか、と考えたのです。
この国では、女性が淫らに素足を晒すことははしたないことですが、背に腹は代えられないと聖はジュードに頼み込みます。
ついでに氷もあればと願いますが、氷属性の魔法を使える人は滅多におらず、かなり高度な魔法のため無理だよ!と言われてしまいます。
冷たい水でも十分涼しいのか、聖は部屋で気を抜いてノックの音にそのまま「はーい」と返事をしてしまうのです。
そこに現れたのはアルベルトで、二人は大慌てするのでした。
あか
王都へおでかけ
何事もなかったかのようにドアを開く聖。
アルベルトは明日の予定がなければ一緒に街に行かないか、と誘いに来たようです。
嬉しそうに「ぜひご一緒させてください」と返事をする聖。
一緒に行く相手がまったく凍っていない「氷の騎士様」だということをすっかり忘れ、聖は王都に繰り出します。
騒がしい街の中でエスコートされる聖。
手を引かれて歩くことに緊張して歩きますが、町中のいろいろな物に惹かれていきます。
さらに屋台で串焼きとジュースを買って休憩しようと提案するアルベルトに、意外だと返す聖。
昔、お忍びでよく街に遊びに来ていたようです。
ジュースを見下ろして「もうちょっと冷たければと思って」とこぼした聖に、アルベルトは魔法で氷を作り出してくれます。
喜んでもらえてよかった、と朗らかに笑うアルベルト。
二人で街を見てまわるうちに聖の緊張もすっかり解れて、楽しそうに散策をします。
雑貨屋で見かけた髪飾りに目が留まりますが、かなりの高額のようでまた今度にしようと諦めます。
馬車で帰宅し、気が付いたら聖は眠っており、アルベルトの肩を枕にしてしまいました。
礼を言い合って別れる間際、アルベルトは聖に一つの小さな箱を差し出します。
「よかったら使ってくれ」とそれだけ言って、あっという間に帰ってしまいます。
部屋で箱を開くと、そこには見事な手工を凝らし、アルベルトの瞳と同じ色の宝石が嵌め込まれた髪飾りが入っていたのでした。
あか
髪飾りの理由
昨日はどうだった?と所長に聞かれた聖は、「楽しかったですよ」と答えます。
「デートが楽しかったならよかった」と言われ、聖は「デートですか?」と固まります。
「好きでもない女を誘ったりする男じゃない」と所長に言われ、聖は慌てふためきます。
そして、髪飾りをお土産にもらったと見せますが、それを見て所長は何かを納得します。
馬車を降りるときに女性をエスコートするのはよくあることだが、少なくともただのお土産としてアクセサリーを贈ることはないと笑い、「いやじゃなければ貰ってやれ」と言われるのでした。
それから聖は髪飾りをつけて図書館へ向かうと、リズに「誰にもらったの?」と問われますが、リズはすべてわかっているようでアルベルトに貰ったことを言い当ててしまいます。
使われている宝石が瞳の色と同じだからという理由ですが、この国では自分の瞳の宝石を好きな人に贈るという文化が一般的だそう。
思い出して頬を染める聖。
それをリズは楽しそうにからかうのでした。
あか
付与魔法
聖の髪飾りですが、宝石に魔法付与がかけられているようです。
鑑定の魔法がなければどんな付与かはわからないようですが、鑑定が使える人は限られているのでジュードにはわからないとのこと。
しかし、聖は魔法付与に興味を持ち、それに所長が乗ってツテがあるのでやってみるか?と問うのでした。
そして、聖は宮廷魔道師団を訪れ、魔法付与についての説明を受けることになります。
核となる宝石につけたい付与を思い浮かべてから魔力を込めるというものですが、できる人は多くないようです。
素材にも相性の良さなどがあり、核の強さにも反映されます。
聖がつけたいのは「属性魔法の無効化」と言います。
軽減程度なら、と言われて聖はさっそく付与に取り掛かります。
核を手の平に乗せて魔力を込める聖。
どうせなら火だけではなく全属性を、と考えますが手の中で核が割れてしまいます。
そこに突然白銀の髪の男が現れて、「付与しようとしたのは属性魔法の軽減だったのか?」と問いかけます。
聖は「魔法抵抗を上げれば属性関係なくいけるかな」と答えます。
それだと先ほどの素材では力不足だったようで、新しい核を手渡されます。
魔力を流し込んでも手の平に残った核を見て割れてないことに聖は笑います。
それを鑑定した男は付与ができていることを確認し、次々に聖の手の平に核を乗せていき、合わせて聖も思わず返事をして次々に魔法付与を行っていくことになるのでした。
あか
ブラックな職場
ようやく最後の核になったところで、「全状態異常無効・魔法攻撃無効・物理攻撃無効」と言われてその通りに作ろうとしますが、魔法と物理の無効化ができません。
魔法抵抗と物理抵抗の上昇なら可能で、それで良いと言われたのでその通りに魔法付与をします。
無事成功し、今日の駄賃だと最初に作った核を手渡されます。
数日後、聖のもとに再び白銀の男が訪れます。
その男は、先日聖が作ったものは魔道師団が引き取ったが、その情報が騎士団の耳にも入ってしまったらしくこちらにも融通しろと依頼がきたと言います。
しかし、その中には自分たちでは作れないようなものが含まれていたらしく、その制作を聖に依頼しに来たのです。
国のもっとも優秀な魔道師団が外部から入手したとは言えず、聖は今回だけという約束で魔法付与の手伝いをすることになります。
ポーションを飲みながら青い顔で作業する周りを見て、聖はここもブラックだなと内心で憐れみます。
依頼してきたのは第一騎士団のようで、箝口令をしいていたにも関わらずどこかから情報が漏れてしまったので「二重の失態で協力してもらうことになりすまない」と謝罪されるのでした。
聖はその日のうちにかなりの量を作りあげ、明日の作業で終わるほどのスピードを見せます。
すべてを鑑定して素晴らしい出来だった魔法付与。
それを見た白銀の男は非常にレアな微笑みを見せ、周囲の魔道師たちはざわつきます。
そして、終わり次第報酬を支払いたいというのでした。
あか
聖の報酬
聖は第三騎士団を訪れ、アルベルトのもとに差し入れを持っていきます。
喜ぶアルベルトは、お菓子の中に小さな箱が入っているのに気が付きます。
それは聖からの髪留めのお礼で、魔法付与を行ったあの核を使ったネックレスでした。
聖は報酬として加工するお店を教えてもらっていたのです。
核の色は黒く、それはまさに聖の瞳の色と同じもの。
アルベルトは跪いて聖の手にそっと口づけ、聖はそこからどうやって帰ったのか覚えていないほどの衝撃を受けたのでした。
あか
アニメ『聖女の魔力は万能です』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
「聖女の魔力は万能です」
Episode 03「王都」放送!2人の笑顔がまぶしすぎます✨
見守ってあげてください👀【AT-X】 23:30~
【TOKYO MX】 24:30~
【MBS】 27:15~(いつもより15分遅れ)https://t.co/9RH0GyKB8i#seijyonoanime pic.twitter.com/5pcBWzsi8j— TVアニメ「聖女の魔力は万能です」公式アカウント (@seijyonoanime) April 20, 2021
今回はかなり甘酸っぱいシーンが多かったですね!
今後どんどんキャラクターも増えていきそうなので、今後の展開がますます楽しみです。
アルベルトとの距離も果たしてどうなっていくのでしょう…!
次回も楽しみです!
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▼次回第4話も続けて読む▼