『スカーレット』第15週（第89話）あらすじ・ネタバレ感想！直子の妊娠騒動にマツはほうき片手に激怒。

朝ドラ『スカーレット』第15週（第89話）あらすじ・ネタバレ感想！

出典:『スカーレット』公式Twitter

八郎（松下洸平）が陶芸教室に行っている間、喜美子（戸田恵梨香）は三津（黒島結菜）にマンツーマンで陶芸の基礎を教えるのですが、三津からは八郎とどんな話をしたのかが語られます。

八郎からののろけ話を聞いているうちに三津が言い出した言葉に、喜美子の表情が固まります。

また、ついに信作（林遣都）が百合子（福田麻由子）と共に結婚の挨拶をするために川原家へ向かおうとしたその時です。

直子（桜庭ななみ）が結婚をする前に妊娠し、家に戻ってくるからすぐに帰って来いと百合子は呼び出されたのです。

どういうことだと激怒する喜美子。

八郎は妹を信じろと言うのですが…。

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『スカーレット』前回第15週88話のあらすじと振り返り

橘（紺野まひる）から注文された小皿を作るため、喜美子（戸田恵梨香）は1人電動ろくろと向き合います。

お手伝いとして隣りにいる三津（黒島結菜）は、喜美子は天才だと理解し、その流れで八郎（松下洸平）がこぼした言葉を喜美子に言ってしまいました。

しかし、一緒にいてしんどいなどと感じたことのない喜美子はケロっとしている様子。

それよりも、八郎がなんでも三津に話す方が気になるのです。

サニーへと息抜きにやって来た八郎は、自分が昔作ったカップを見て懐かしさに浸っているのですが、そうこうしているうちに照子（大島優子）に柔道でコテンパンにされ、今にも泣きそうな信作（林遣都）に泣きつかれます。

結婚相手の姉がとんでもない人だと聞くと、八郎は照子と悪口大会。

それが喜美子のことだとは知りません！

ネズミを見つけるなりほうきを持って人が変わったようにバシバシと叩きはじめるマツ（富田靖子）の一面も見つかった第15週88話。

すぐに第2弾がやってきます。

→朝ドラ『スカーレット』第15週（第88話）あらすじ・ネタバレ感想！三津がまた余計なことを…喜美子の反応は？

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【ネタバレ】『スカーレット』第15週（第89話）あらすじと感想

「私も先生みたいな人を好きになりたいな」発言に固まる喜美子（戸田恵梨香）

八郎（松下洸平）が陶芸教室に行っている間、三津（黒島結菜）は喜美子（戸田恵梨香）にみっちり陶芸の基礎を習います。

土をこねるのも、中の空気を抜くように、全身の力を使ってこねろと言うのですが、三津はなかなかできません。

喜美子「力いっぱいこねるにはどうしたらいいと思う？」

三津「たくさん食べて太ります！」

喜美子「そうや！うちみたいにブクブク太って！ちゃうわ！」

こんな冗談も交え、楽しく教えるのでした。

KAMUI

喜美子、めっちゃ細いじゃないですか。と先にツッコみそうになったことは置いておいて。

楽しくはやっているように見えますが、陶芸に真剣な喜美子。三津を見守る姿も腕を組んでの仁王立ち。見るからにして厳しい…しかし、良い作品を作るためにはこれくらいの姿勢でいないといけないということを教えられているようにも感じます。

間もなくして八郎が教室から戻り、ふたりに菓子折りを持ってくると、喜美子と三津も休憩。

このとき三津は、八郎から聞いた喜美子の話を語り始めたのです。

深野先生（イッセー尾形）の絵を闇市に出してしまった話をしたとき、喜美子が絵を描いてくれたことや、そのほかの思い出も。

三津には何でも話すんやなぁ～と穏やかに聞いていたその時、三津の口から気になる言葉が出たのです。

「私も先生みたいな人を好きになりたいな」

この言葉に、一瞬喜美子の表情から笑顔が消えました。

KAMUI

もうこれは女の勘ですよね。「先生みたいな人を好きになりたい」が「先生を好き」と差し替えられている、変化すると察した感。自分では止められない現実。痛いほど伝わりました。

「信作（林遣都）、結婚のご挨拶がなかなかできない」の始まり（笑）

ついに信作（林遣都）が百合子（福田麻由子）と共に、結婚の承諾を貰うために川原家へと向かおうとしたところです。

なぜか忠信（マギー）と陽子（財前直見）も店を休んで同行することに。

柔道でどうにかなりそうにないので自分たちも行くと言い出したわけですが、百合子からすればそんな心配はないと。

すると今度は、喜美子たちが反対しないなら私たちが反対すると忠信と陽子が大騒ぎ。

なんとも謎のノリになっていきます。

そんな大野家が大好きだーと盛り上がる百合子。

しかし、喜美子からの一本の電話でこの計画は中止。

突然直子（桜庭ななみ）が子供ができたから帰ってくると言い出したので、百合子にすぐに戻って来いと言うのです。

この川原家一大事により、百合子は信作を置いて帰宅。

どうやらこれが、後に語り継がれる「信作、結婚のご挨拶がなかなかできない」の始まりらしいです。

KAMUI

このナレーションと信作の複雑な表情に小一時間笑いましたわ。しかも、後に語られるということは…この先まだまだ信作は百合子と結婚の了解を取るチャンスを逃すということじゃないですか。

その度にあの苦虫を嚙み潰したような顔をするんですね。信作には申し訳ないですが楽しみです（笑）

妊娠した直子（桜庭ななみ）に激怒したのは姉よりも母だった

直子（桜庭ななみ）から妊娠したという報告を受けた喜美子は、結婚をする前に何を無責任なことをしたのだとビシィと言う気満々でした。

しかし、子供が生まれることはめでたいことだと言って、八郎は喜美子をなだめます。

「妹を信じていないのか？」なんて言われてしまえば、喜美子もちょっと心が揺らぎます。

しかし！直子の妊娠は嘘。

妊娠5ヶ月ということにして、直子は鮫島（正門良規）と共にお金の工面をしてもらうためにやって来たのです。

いざ面と向かって話を聞くと、喜美子は直子を叱ることなどせず「おめでとう」と言い、直子の目には涙。

これからは好き好き言ってないで、鮫島のことをきちんと大事にしろと言います。

そして鮫島には頭を下げ、「妹をよろしくお願いします」と言うのでした。

KAMUI

常治（北村一輝）ならちゃぶ台ひっくり返してるわと喜美子は言いますが、実際喜美子もちゃぶ台をひっくり返したい想いだったことでしょう。しかし、その代弁者が別の形でそこにいるとは…。

話が円満に進んでいるその時です。

マツ（富田靖子）は直子の通ったところに何かを発見。

突然、母が動き出したことに驚くわけですが、最初は笑い話です。

「合唱団で気合いを入れすぎて声が出なくなって、この前は人が変わったようにほうき持ってな、こんなふうに」

雑談をしているうちに、マツはほうきを持って鮫島の背後に。

すると思いっきり鮫島を叩き始めたのです。

そしてマツは、直子の顔を思い切り叩き、部屋へと帰って行ったのです。

ここで直子のお腹を見た喜美子。

そして全部バレたとわかった直子は、お腹に詰めていた砂袋を出して、床に叩きつけるのでした。

KAMUI

マツが見つけたのは、直子のお腹の中に仕込まれていた砂の粒だったんですね。そこからよくこの手口まで見抜いたなぁーと驚きました。

正直、マツがほうきを持ってバシバシ叩く姿は無心でかなり怖いです。常治は感情を前面に出して怒りましたが、妻はその真逆…こ、怖い。

『スカーレット』第15週（第89話）まとめ

三津の略奪されるフラグが色濃く出た上、直子の妊娠は嘘でそれにマツは激怒。

そこに緩和剤の如く扱われる信作の結婚のご挨拶ができない事件。

第15週最後を前にしてとんでもない展開を持ってこられたものです。

これは明日で片付くものがなさそうな…せめて直子の問題。

しかし、鮫島と直子がどうしてこんな行動に出たのかをぜひ聞きたいものです。そして、マツの心中も。

すでに明日が待ち遠しいです。

※『スカーレット』次回第90話も続けて読みたい方はこちら

→朝ドラ『スカーレット』第15週（第90話）あらすじ・ネタバレ感想！川原家の絆と夫婦の愛を再確認できて一安心

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