原田泰三さんのめちゃくちゃ気持ちよさそうな顔から玉汗がスッと流れる様が美しく芸術的なドラマ『サ道』。
「エレガントな熱波でととのう」がタイトルの第4話は、心地いい熱波がサウナーの男たちの心をガッとアツくさせます!
サウナ室のライブ感が堪らない、一体感が半端ない…サウナは音と蒸気と熱の三重奏、最高のエンターティメントだ!と感じさせるストーリー。
熱波職人・エレガント渡会の魅惑のロウリュ、彼が作り出す究極の風をナカタアツロウ(原田泰三)と共にぶわっとイイ風感じた気分を味わえますよ。
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『サ道』第4話あらすじ
ナカタアツロウ(原田泰造)は、ある日を境に全国のサウナに足を運んでいる。
いつものように『サウナ北欧』へとやってきたナカタだったが、なんと本日は営業休止。
そこで、現存する都内のサウナで最も古いと言われているサウナ施設へと向かうことに。
そこで働く新人熱波師は偶然さん(三宅弘城)の弟子らしいのだが…!?
出典:『サ道』公式ページ
【ネタバレ】『サ道』第4話の感想
ホームサウナ「北欧」が休みの日は、都内最古の老舗・サウナセンター
サウナの敷居は高い。独自ルールが存在し、一見さんには冷たく、なじみにくい世界。
もしあなたがそう感じているなら、それは大きな誤解だ。
サウナは両手を広げ、雨の日も、風の日も、夏の暑い日もあなたが来るのを待っている。
さぁ、勇気を出してあなたもサウナに行こう。
ナカタアツロウ(原田泰三)のイイ声が心地よく、ドラマ『サ道』がはじまります。
幸先いい感じのスタートを切ったのですが、なんとホームサウナの「北欧」は本日お休み。
こんな不意打ちにもプロのサウナー・ナカタは決して慌てず、スマホで“サウナ検索サイト”をチェックし、近場のサウナから適切なサウナを割り出します。
探し出したのは“現存する都内のサウナではもっとも古いといわれる老舗・サウナセンター”です。
ナカタが入ると、体を清めている偶然さん(三宅弘城)に遭遇します。
「偶然、偶然。北欧から流れたクチですか~?」
ナカタいわく、<サウナーの思考回路は、基本一緒。>らしいですよ。
サウナ室に入ると、そこにはイケメン蒸し男(磯村勇斗)が!
見知ったメンバーに出会えたナカタのめちゃくちゃ嬉しそうな顔が印象的です。
蒸し男はずっと呼び名を気にしていたらしく、合流するなり新しい呼び方に“蒸す・クルーズ”はどうか?と、提案してきます。
よっぽどイケメン蒸し男が嫌みたいです(笑)
偶然さんがその話題をかき消すように、サウナセンターにいる自分の弟子である熱波師のことを話しはじめます。
「新人だけど筋がいいんで、いろいろと面倒見てやってるんです。」
偶然さん(三宅弘城)の弟子、新人熱波師・赤井くん(荒井敦史)登場!
「17時のロウリュを開始します!」とやってきたのはサウナ北欧のスタッフ赤井くん(荒井敦史)でした。
熱波師のバイトもやっているのだといいます。
彼の生み出す風で、アロマの香りとマイナスイオンがブレンドされた心地よい熱波が室内に広がっていきます。
当然、熱波師の腕に“うまい”や“下手”はあります。
優れた熱波師が作り出す風はとにかく心地よく、ナカタ的には「TMレボリューションでなくても体が夏になる!」のだそうですw
偶然さんは赤井の熱波に25点と辛口採点。
新人とはいえ1人のプロであり、客前に立つ以上は甘やかしちゃ駄目とさすが師匠…厳しめです。
「僕の風どうでしたか?」とナカタたちに問うた赤井に「熱波師が風の具合を客に聞くなんて野暮中の野暮!」と師匠・偶然さんが叱咤します。
料理人が客の食べ残した皿を見てその日の味を判断するのと一緒で、プロの熱波師は風を受けている時の“顔”で、どれくらい満足しているのかを推し量り判断するのだそうです。
みなさんが今まで受けた「最高の熱波」って何ですか?
話題は熱波師の話になります。
偶然さんが「みなさんが今まで受けた“最高の熱波”って何ですか?」と質問します。
ナカタはベタですけど…と前置きして「笹塚のマルシンスパのマグ万平さん」と答えます。
なんと万平さんはお笑い芸人さんだそうです。
彼は背が低くて小柄な体型なので、マルシンスパのサウナにピッタリ合う「とにかく万平さんの風はやさしい」と楽しそうに話します。
マグ万平さんの心のこもった一振り映像に思わず納得、こちらにも優しい風が届くようでした。
蒸す・クルーズ的には…と前置いた蒸し男は、熱波師の中でも「師範という肩書きを持った方・渡辺純一さん」だと言います。
渡辺さんは日本サウナ協会の技術指導者で、後進の熱波師にテクニックを教える先生なのだそうです。
アウフグースの本場・ドイツで「バスタオルスイング」という難しい技を会得した継承者です。
2つのバスタオルを使うダイナミックなパフォーマンスはまさに“風神”と蒸し男が絶賛します。
蒸し男の説明と一緒に、左右1枚ずつ持ったバスタオルを躍らせるようにスイングさせる渡辺さんの映像が流れます。コレはいい風きそうです!
偶然さんには「生涯忘れられないであろう熱波師」がいます。
赤井にさらなる高みを目指すなら浴びといた方がいい風があると教えます。
その熱波師は、北海道の「ニコーリフレ札幌のエレガント渡会さん」です。
伝説的な人物でナカタも蒸し男ももちろん知っている人物。
特に蒸し男は、エレガントさんの風を受けたことがある偶然さんを羨ましがります。
偶然さんは旅費をかけて風を受けるためだけに、わざわざ札幌へ行ったのだそうです。
「いやぁ、渡会さんの風は凄かったなー!」
「確かに渡会さんの風は全然違いましたね。」とナカタもコメントします。
実はナカタも風を受けたことがあるのです。
しかも場所は北海道ではなく「草加にある草加健康センター」だと言います。
埼玉にある「草加健康センター」のピリッと濃いめの効仙薬湯が身体にしみる
埼玉県草加市は、森尾由美と草加せんべいを生んだ街。
都心まで交通の便もよく、駅前にはマルイやイトーヨーカドーなどの大きなショッピングセンターがあり、家族で住むにはもってこいのベッドタウンです。
草加駅から無料送迎バスで10分、<遠くの温泉より近くの健康センター>がキャッチコピーの可愛いラッコの親子マークが目印の「草加健康センター」があります。
フロント前には、今月のイベント紹介が掲げてあります。
ビンゴゲームに火曜日歌謡ショー、三助サービスにホットヨガ…なんかいろいろ凄い。
ひと際目立つ大きな「純烈」のポスターを見たナカタは「こういうところでライブをやっていたのか!」と驚きます。
ロッカールームで服を脱ぎ浴室に入ると「そこはまさにお年寄りの楽園」。
一面に気持ちよさそうに入浴するお年寄りたちの姿があります。
原田泰三さん自身がサウナーなせいか、肌艶の良さが尋常じゃなく美しい背中にビックリします。
体を清めて向かったのは「効仙薬湯」。
体がしみるほどの濃いめの薬湯で、肩にあかすりを乗っけて入浴するのが“草加スタイル”です。
【薬草湯の三養】
- 休養(病気の予防)
- 保養(健康維持)
- 療養(病気を癒す)
【効仙薬湯 おすすめの入浴法】
入浴と休憩を繰り返す“分割湯”がおすすめ。
まず、足からゆっくり15秒半身浴をします。
2~3分入浴して3~5分休憩…これを3回繰り返します。
全身または身体の内部や皮膚に、心地よい刺激感のある効仙薬湯にナカタも驚いていました。
<健康センターだけあって、お風呂に力入ってるな!>
他には炭酸泉、バイブラ、電子マッサージ風呂、超音波風呂…草津の元湯から直送している白く濁った湯色で硫黄の香りのする露天風呂“草津湯”。
多種多様バラエティーに富んだお風呂が勢ぞろいしています。
熱源システムは2つの健康・麦飯石サウナ堪能!そしてサウナの女神がナカタ(原田泰造)に微笑む!?
サウナに向かう前、“脱水予防の氷”が用意されてあります。
大きく四角い氷を口いっぱいに頬張って「健康・麦飯石サウナ」に入ります。
【埼玉・草加 湯の泉 草加健康センター】
- サウナ 温度93℃~96℃、湿度25%
- 水風呂 温度15℃
サウナ室はとても広々としています。
ここのサウナの熱源システムは2つ、テレビを挟んで右にサウナストーン・左にヒーターが設置されています。
座り位置で熱の伝わり方が違うのが特徴です。
そして、この草加健康センターの実にニクいところは「キンキン15℃のバイブラ付き水風呂が外にあること」。
めちゃくちゃ冷たいのが気持ちよくって、空が見える解放感が最高です。
<これはいいととのいが期待できる。その時、奇跡が起きたのだ!>
「ただいまより、エレガント渡会さんによるロウリュのサービスを開始致しま~す!」
この声が聞こえたところまで話すと、蒸し男は「サウナの女神が微笑みましたね!」と目を輝かせます。
思わず「偶然、偶然。」と言ってしまうナカタに「偶然は俺のヤツ!」と偶然さんのツッコミ(笑)
<エレガント渡会の熱波でととのわなかったら、サウナーの恥だ。>
ナカタは深呼吸をして、万全の心構えでサウナの中でスタンバイします。
伝説の熱波師・エレガント渡会さんによるロウリュのサービス開始!
「失礼致します。」
赤字で“熱波命”と書かれたTシャツを着て、にこやかにその男はサウナ室に入ってきました。
自己紹介するだけで男たちの大歓声が起こります。
「それではさっそく、熱い蒸気を出してまいります。」
ゆっくりとアロマ水をストーンに流し入れ、「それでは室内全体に熱い蒸気をお送りいたします。」と言うと、フッフッと息を吐きながらバスタオルを勢いよく回します。
その所作がめちゃくちゃカッコイイんです!
「それでは、手拍子と共に“1・2・サウナー!”と一緒に声を出して盛り上がって行きましょう。」
サウナ室の一体感が凄いんです。
<そして、そのときはやってきた!>
ナカタは「お願いします。」と渡会さんに一礼します。
<私はファーストキスをするように静かに目を閉じた。>
「いきます!」
彼の声が聞こえて、スローで時間が流れます。
風が吹くとファサッとナカタの前髪が心地よさ気に揺れます。
熱風で顔にかいている玉の汗がスッと頬を流れます。最後、ナカタは微笑んでいました。
「皆様どうもありがとうございましたーー!」
渡会さんが挨拶すると「おぉー」と声が漏れ、拍手喝采で鳴りやみません。
ナカタは1人で目を閉じたまま「…ありがとう。」と呟いていました。
蒸し男に風を受けた感想を聞かれたナカタは、思い出して微笑みながら答えます。
「言葉にできないとは、まさにこのことです!このまま風に包まれて死んでもいいとさえ思いましたよ。」
エレガント渡会さんのロウリュを終えてからの記憶があまりないというナカタは、充足感でいっぱいでした。
<蒸しZに会って以来、私の人生でもっともととのった日だということは一生忘れない。>
草加の空を見上げながら人生最高の瞬間がきます。
<ととのったぁ~!>
深~くゆっくりとお腹の底に響く声でした。
「自宅では家族を愛し、外ではサウナを愛す。」エレガント渡会さんの信条が面白い!
「今も目を瞑ればあの風が私を抱きしめてくれます。」
羨ましいを超えて、偶然さんは腹が立ってきました。
しかも、サウナの女神はさらなるラッキーをナカタに用意してくれていました!
草加健康センターの宴会場で、お年寄りのカラオケをBGMに、名物のトマト酸辣湯麺を食べているときナカタはラッキーに出会います。
「エレガントさん?」
なんと隣りに彼が座って同じものを食べていました。
「1・2・サウナー!で盛り上がりましたね。」と笑顔で答えてくれる渡会さん。
北海道のニコーリフレでも掛け声によって、お客さんとサウナ室の中で1つになっているそうです。
- Q.なんで熱波師になられたんですか?
- A.始めたきっかけは、10年前ってまだまだ「ロウリュ」「熱波師」って言うのが全然広まってなくて。けれども受ける機会があって、受けた時に「これは札幌のお客様に喜んでいただけるな!」と思って、それで始めたんです。
「なめらかな風がきました。ドパーンじゃなくて。」
ナカタを通して原田泰三さんの本音の感想を述べている感じがします。
「全身を包み込むような熱波を意識して送ってます。はい。」と渡会さんも嬉しそうに話します。
- Q.エレガントさんにとってサウナって何ですか?
- A.カッコよく言うと、人生かなぁと思っています。ちょっと面白く言うと「家族公認の愛人」みたいな。サウナ行ってくるわって言ったら、嫌な顔せずに奥さんが、いいよ。行っといで~みたいな感じで言っていただける。
「自宅では家族を愛し、外ではサウナを愛す。」っていう感じです。
この回答には、ナカタも「すっごく分かります。」と深く頷いていました。
こんな風に男性は心と身体の洗浄をしているんだな~と感じました。
最後にベテランサウナー蒸しZについてエレガントさんに聞いてみますが、情報は得られませんでした。
『サ道』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
第4話ご視聴ありがとうございました!
8/16(金)深夜0:52~放送
第5話「テントサウナでととのう」#太古の湯 #グリーンサウナ「大本命のテントサウナ🏕」
お見逃しなく☺️#サ道 #サウナ #原田泰造👑 #三宅弘城🤖#磯村勇斗💘#Cornelius❄️#Tempalay☄️#タナカカツキ🌍 pic.twitter.com/xOcBW8sPqc
— サ道テレビ東京ドラマ公式☺️ (@sado_PRsauna) August 9, 2019
お年寄りのテーマパークとも言える健康センター。
すごく楽しそうで毎日も通いたくなっちゃう気持ちが理解できました。
「草加健康センターは天国に一番近いサウナ」と言ってもいいとナカタは言っていました。
裸で素になれる場所って大事かもしれないですね!
19時のロウリュではいい風を出せていた赤井くん、頑張ってほしいですね。
おもてなしと思いやりの塊・熱波師の奥深さに感嘆しました。
次回は平塚の「テントサウナ」が出てくるみたいです!
ネーミングからして気になりますね!
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