『サ道』第5話あらすじ・ネタバレ感想!神奈川県平塚「太古の湯 グリーンサウナ」のテントサウナが最高!

ドラマ『サ道』第5話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『サ道』公式ページ

長く続き愛される場所ほどちゃんとしたルールがある!

自由だけど秩序が保たれている…お客さんとお店の信頼関係が抜群のサウナが登場します。

「ナカタアツロウ(原田泰三)が訪れたのは、神奈川県平塚市にある「太古の湯 グリーンサウナ」。

地元にずっと愛され続けるサウナには、サウナ愛に溢れまくったオーナーがいました!

ヤンキー風男性とナカタの交流にほっこり心温まるお話です。

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『サ道』第5話あらすじ

ナカタアツロウ(原田泰造)は、ある日を境に全国のサウナに足を運んでいる。

ドラマ『サ道』第5話あらすじ①

珍しい“テントサウナ”がある施設へとやってきたナカタは、浴場の独特な雰囲気に戸惑いつつも、まずは通常のサウナへと入り、水風呂へ向かう。

するとそこには何やら変わったものが…

ドラマ『サ道』第5話あらすじ②

そして満を持してお目当ての“テントサウナ”へ行こうとするが、目の前には強面の男性がビールを飲みながら煙草を吸っていた…

果たして無事にととのうことができるのか?
出典:『サ道』公式ページ

【ネタバレ】『サ道』第5話の感想

かけず小僧に涅槃仏…サウナの悪質マナー違反話!

ナカタアツロウ(原田泰三)、偶然さん(三宅弘城)、イケメン蒸し男(磯村勇斗)の3人は、今日も仲良くホームサウナの北欧で談笑しています。

ふと蒸し男が、サウナーのマナー違反者“かけず小僧”に遭遇した話をします。

かけず小僧とは、サウナ後の汗を流さずに水風呂に入るというあるまじき行為をする輩のことです。

「許せませんね。」とナカタ。

偶然さんは、かけず小僧が入る水風呂が毎回23℃になるように呪いかけてやりましょうと、サウナ愛好者にはキツイお仕置きを考え出します。

ナカタが遭遇したのはパンチパーマの涅槃仏で、サウナ室が混んでいても平気で横になっている人だったそうです。

その話にムカついた偶然さんは、そいつがサウナ来るたびに毎回パンツが無くなる呪いかけてやりましょうよと、またもや結構きつめの制裁を思いつきますw

「ただ、私が遭遇した奴がもっとも極悪人かもしれない。」と偶然さんが話し出します。

その名も“汗ロウリュ”、自分のかいた汗が沁み込みまくったタオルをサウナストーブの上でギューッ、ジューッと絞ったのだそうです!

「そいつの汗が水蒸気となって、サウナ中にもわ~ん…いやぁ、あれは地獄だった。」

偶然さんが苦い顔で語ります。

その話を聞いて、蒸し男は吐きそうになるほど気分が悪くなってしまいます。

休憩場所で横になり、汗ロウリュの残像に苦しむ蒸し男にナカタは「じゃあ、気分がよくなる話をしましょう!」と提案します。

気分が良くなる話を欲している蒸し男に、ナカタが爽やかな笑顔で「行ってきましたよ。太古の湯 グリーンサウナ!」と気持ちの良くなるサウナの話をはじめます。

神奈川県の平塚にある「太古の湯 グリーンサウナ」

神奈川県のメジャースポットと言えば、中華街はある港町・横浜や、大仏が鎮座する人気の観光地・鎌倉、サザンオールスターズを生んだサーファーにも人気の街・茅ヶ崎などがあります。

<そんな街を素通りし私がたどり着いたのは平塚。ZARDの坂井泉と山瀬まみを生んだこの街に来た理由…それはたった1つ。太古の湯 グリーンサウナ!テントサウナに入るためである。>

モスグリーンのカーデがよく似合うナカタのナレーションが入ります。

太古の湯 グリーンサウナに入るとすぐにテントサウナのポスターが掲げてありました。

【テントサウナ】

  • 薪ストーブとセルフロウリュで異次元の熱さ
  • 北欧やロシアのサウナの楽しみ方を実現
  • 上級者向けの本格サウナ

独特の雰囲気の浴室、ここ売りは2,400万年前の地層から湧き出た汲みたての天然温泉「湘南ひらつか太古の湯」です。

地下1,300m~1,500mの深度から湧出している泉は、古第三紀終わり頃の地層に滞水しているものだそうで、太古の湯の由来もこの温泉からきています。

ナカタはまず、この温泉に浸かってウォーミングアップします。

サウナ室、テレビあり派?なし派?

まずは「ロウリュサウナ」普通のサウナから。

温度は80℃くらいで、左に三段掛けのベンチ、右にも一段掛けのベンチというなかなかの広さのサウナ室に驚きます。

時折目を瞑りながら、じんわり胸元に玉の汗が膨らんでいきます。

【神奈川・平塚 湘南ひらつか 太古の湯 グリーンサウナ】

  • ロウリュサウナ 温度85℃
  • 高温サウナ 温度93℃
  • テントサウナ 温度80℃
  • 水風呂 温度17℃~20℃

よく見るとサウナ室内に部屋がもう1つ。こっちの方が温度は高めの90℃前後です。

<この部屋はテレビもなくて静かで癒される。>

ナカタの心の声が聞こえてきます。

汗ロウリュ残像から復活した蒸し男は「テレビない方が落ち着く!」とナカタと同意見です。

2人と違って偶然さんはテレビあり派のようです。

みなさんは、どっち派ですか?

「恵みの水」と名づけられた特徴的な茶色の水風呂が最高!

サウナを堪能したナカタは、水風呂に向かう途中で「冷たい水のガッシングシャワー」という看板を発見。

その構造は至極シンプルで、紐を引いて上から冷たい水を思いっきりかぶるというものです。

トライしてみたナカタ、バラエティー番組の罰ゲームのような大量の冷水にちょっと跳ね上がってビックリw

辿り着いた水風呂は「恵みの水」と名づけられ、なんと井戸水で茶色の水です。

決して汚れているわけではなく、天然の各種ミネラルや貴重な藻・微生物が入っています。

特に注目すべきはフミン酸&フルボ酸が多く含まれていること、調べてみましたが「天然の有機物で疲労回復、不眠、美肌に効果アリ」だそうです!

「水道水と違って水が柔らかい。」というなかなかお目にかかれない天然水の水風呂、入ってみたくなりますね。

露天スペースの充実度が尋常じゃない!

休憩用の椅子がたくさんあるのも素敵な特徴。

1セット目を終え、心を決めて外の露天スペースに出ると、グリーンサウナの名前に相応しい観葉植物が良い配置で置かれています。

外にも椅子がたくさんあり「これだけ同時にみんなでととのえれば戦争はなくなるな」とナカタは思います。

ナカタは露天風呂・高濃度炭酸泉(ソーダ風呂)にしばし浸かります。

高濃度炭酸泉は、お肌に近い弱酸性のお湯で湯上りすべすべで、ぬるいのに長時間体がポカポカするんです。

身体についたソーダのような泡を指でなぞってはがす感覚が堪らないお風呂です。

しかもここは、寝そべれる極楽環境の設えです。

驚くことに外には喫煙スペースがあり、ちょっとイカつめのヤンキー風男性が気持ちよさそうにビールを嗜み、タバコをふかしていました。

偶然さん談によると本も持ち込み可なのだそうで、今までの施設とはまた違う充実具合に終始驚かされっぱなしでした!

ナカタ(原田泰三)、初のテントサウナ体験はほろ苦デビュー

お目当て大本命の「テントサウナ」が置かれていました!

テントサウナ無料の看板には、ビール200円と炭酸水120円に加えて“あつあつのオニオンスープ200円”という文字が。

ナカタがテントサウナ前でどうやって入るのかを悩んでいると…「あ、いいですか?」とヤンキー男子が店員さんに声を掛け、テントの中に入って行きます。

彼に続きナカタもテント内に入ると2人座れるくらいの広さでした。

手前に薪ストーブが置いてあり、薪を燃やした煙を排気しつつ、ストーブ上に置いたサウナストーンを熱しています。

「ロウリュいいっすか?」

男性がサウナストーンにアロマ水をバケツから計8回も掛けまくります。

蒸気ムンムンのテント内、「熱っ。まだ掛けるの?うそでしょこれ」と動揺するナカタの心の声が聞こえます。

耳が熱くて堪らないナカタをよそに、隣りの彼は涼しげにヴィヒタをしている彼の行動が気になり出すナカタですが、熱さと痛さで途中退出します。

終始イカついヤンキー風男にペースを乱され振り回されたデビュー戦となってしまいました。

癒し度抜群の森の香りのするヴィヒタとサウナフェスの話!

話を聞いた蒸し男は“ヴィヒタ”があったことに感心します。

ヴィヒタはフィンランド語で白樺やユーカリの枝葉の束のことです。

ヴィヒタを使うと、サウナ室内が森の香りで満たされて最高に癒されます。

加えて、殺菌や血行促進、毛穴の引き締め効果まであると言われているそうです。

さらに話題はヴィヒタがよく使われるという“サウナフェス”の話になって、蒸し男自身もここ数年毎年参加しているそうです。

「一番大きいのだと、長野の八ヶ岳が見える湖畔でやっている“日本サウナ祭り”が有名です。」

本場フィンランドのサウナに近い“ログハウスのサウナ”とか“サウナカー”とか、いろんなサウナがあってバーベキューまで楽しめるお祭りなのだそうです。

長野だけじゃなく、今ではサウナフェスは日本全国で楽しめるそうです。9月頃から秋にかけてがフェスシーズンみたいです!

“サウナフェス”という言葉に、ヘビーサウナーの偶然さんはチャラついた感じが好きになれないと渋い顔をします。

「今度3人でサウナフェス行きません?」と言ったナカタに「いいですね!」と即乗っかる蒸し男、偶然さんも嬉しいくせに「…いいですけどね!」と強がります。

3人のサウナフェス参戦が決まったようで楽しみです。

ヤンキー風男性と一緒に!ナカタ(原田泰造)、テントサウナでととのう。

<またテントサウナでこの人と一緒になったら嫌だな…。>

水風呂に入りながら、ヤンキー風男性にちらりと視線を向けます。

<せっかく平塚までやって来たのだから、絶対にテントサウナでととのってやる。>

ナカタは3セット目もテントサウナに入ることにします。

ラッキーなことに独り占め、今回はちゃんとヴィヒタを手に持って入ります。

サウナストーンに2回アロマ水を掛け、ジューッといういい音に耳を澄まします。

<はぁ~これくらいでいい。>

じんわりとした蒸気を身体全体で堪能し、ヴィヒタの香りで存分に嗅覚からも癒されます。

その後ナカタは、水風呂でヤンキー風男性に再び遭遇し、彼が話しかけてきました。

「さっきたくさん水かけてすみませんでした。お兄さんサウナ上級者に見えたから熱いのが好きかなと思ったんすよ。水かける前にひと言声掛ければよかったっすよね。」

「いいえ、全然。」

いい人じゃん!とナカタのもやもやは一気に晴れました。

休憩スペースの寝転び椅子でも隣同士になり笑いあう2人、一緒にあのときを迎えます!

かすかに感じる潮の香りと遠くで聞こえるカモメの声…まるで海の中にいるような心地よい気持ちが広がっていきます。

<ととのったぁ~!>

ヤンキー風男性も満面の穏やかなほほ笑みを浮かべ、見ず知らずだった2人が隣り同士で見事にととのいました。

オーナー・加川淳さんから伝わるサウナ愛が半端ない!

フィンランドをはじめ、各国のサウナレポートが貼ってある館内の階段を昇るっていくと「太古の湯 グリーンサウナ」のオーナー・加川淳さんに出会います。

  • Q.テントサウナはどうして入れたんですか?
  • A.展示会場で見つけて、実際に体験をしてこれならウチの露天風呂でも持っていけるなと。お客様に楽しさを伝えられるんじゃないかということで買ってしまいました。
  • Q.わぁ、すごい。何年前に?
  • A.去年の夏ですね。
  • Q.オーナーさんにとってサウナって何ですか?
  • A.道楽でもあり、生きがいでもあり、仕事でもあり。“すべて”でしょうかね。

ナカタは、蒸しZのタオルを見せて知っているかどうかを聞いてみます。

加川オーナーは「初めて伺いました。」と、ここでも空振りでした。

「タバコを吸ったり、ビールが飲めたり…自由だけどお客さんがサウナの質を下げないように自分たちでマナーを守っていて。だから長い間、地元に愛されているんですね。」

ナカタは、偶然さんと蒸し男にこう感想を述べました。

「やっぱり、ラブ&サウナ&ピースですなぁ!」と偶然さん。

日本人らしい秩序のあるサウナ「太古の湯 グリーンサウナ」めっちゃ惹かれます!

『サ道』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

テントサウナにヴィヒタ、とっても気持ち良さそうでした!

オーナー加川さんのサウナ愛は、お客さんにもちゃんと伝わっているんだなって感じて、心までポッと温かくなりました。

お店とお客さんの関係は希薄になっている昨今、こういう心で繋がった場所は大事にしていきたいですよね!

サウナフェスも気になりまが…次回はサウナーが一度は行きたいサウナの聖地・静岡の「サウナしきじ」が登場するみたいです。これは見逃せません!

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