ドラマ『桜の塔』第5話あらすじ・ネタバレ感想!上條の父を死に追いやったのは千堂部長!

ドラマ『桜の塔』第5話

出典:『桜の塔』公式ページ

上條(玉木宏)の父・勇仁(岡部たかし)を死に追いやった犯人が刑事部長・千堂(椎名桔平)だと分かりました。

しかし、確たる証拠がないため千堂を罪に問うことはできません。

そんな時、警務部長・吉永(光石研)が独り言のように5年前の傷害事件のことを口にします。

その事件は千堂が自ら指揮を執った事件で、いまだに犯人は捕まっていませんでした。

上條はその事件を調べ、千堂を追い詰めていくのですが…。

『桜の塔』第1部の結末は、上條の今後が気になる終わり方でした。

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ドラマ『桜の塔』前回第4話のあらすじと振り返り

上條(玉木宏)は、刈谷(橋本じゅん)と小宮(高岡早紀)の話から、父・勇仁(岡部たかし)がただの自殺ではなかったことを知りました。

上條は勇仁の死の真相を探るため、23年前の押収品横流し事件を調べることにします。

横流しに関わっていたと考えられる薩摩派に富樫(岡田健史)を潜入させ、有力な情報を得ることができました。

さらに、同期の新垣(馬場徹)から23年前の詳細がかかれた手帳を入手し、勇仁が亡くなる前に会っていた人物が警備部長・権藤(吉田鋼太郎)だったことも分かります。

防犯カメラのテープには、勇仁に拳銃を突き付けて自殺を促す人物が映っていました。

上條は証拠を突き付けて権藤に迫りますが、犯人は権藤ではなく別の人物だったのです!

【ネタバレ】ドラマ『桜の塔』第5話あらすじ・感想

上條(玉木宏)と千堂(椎名桔平)の出会い

父・勇仁(岡部たかし)の葬儀場で、上條(幼少期:小林優仁)に声を掛ける週刊誌の記者がいました。

千堂(椎名桔平)はその記者を追い払い、「お父さんがどうして死ななければいけなかったのか、その答えが知りたければあの人と同じ道を辿るといい」と上條に言います。

その言葉を信じ警察官になった上條(玉木宏)は、警視庁で千堂と再会するのです。

上條は千堂に誘われ外様派に入り、千堂の右腕として尽くしてきたのでした。

ミルトモ 編集部

上條に警察官になるよう勧めたのは千堂でした。千堂は幼い上條に「君のお父さんは警察官としては三流だった」と言っていましたが…。千堂にとって一流の警察官とはどんな人なのでしょう。

千堂(椎名桔平)を問い詰める上條(玉木宏)

上條が手に入れた防犯カメラのテープには、勇仁に拳銃を突き付けて自殺を促す人物が映っていましたが、その人物の顔は分かりませんでした。

上條に問い詰められた千堂は「そこにいるのは俺だ」と言い、勇仁とどんなやり取りがあったかを教えますが、すぐに笑って「冗談だよ。そこに映っているのは俺じゃない」と言います。

ミルトモ 編集部

一体どちらなのでしょう。推定無罪の原則から考えると、確たる証拠がなければ千堂を罪に問うことはできません。

別の場所に設置されていた防犯カメラには犯人の顔が映っていたかもしれませんが、そのテープがどこにあるかは分かりませんでした。

ミルトモ 編集部

上條は千堂から自白を引き出そうとしていましたが、うまくはいきませんでした。仮に千堂が犯人だったとして、千堂に命令を下したのは誰だったのでしょう。

千堂(椎名桔平)を告発するネタを見つけた上條(玉木宏)

上條は千堂を告発できるネタを探し始めました。

警務部長・吉永(光石研)は上條との協力は避けつつ、千堂の不正が疑われる事件を伝えます。

それは、千堂が陣頭指揮を執っていた5年前の未解決傷害事件でした。

犯人は怪我した被害者を放置し、事件現場から車で立ち去っていました。

さらに、上條のかつての先輩・佐久間(少路勇介)がその事件の被害者に治療費100万円を支払っていたことも分かりました。

ミルトモ 編集部

警察が100万円を支払うということは、警察側に落ち度があったと考えられますね。

ダブルデート

上條と優愛(仲里依紗)が上手くいっていないと感じた水樹(広末涼子)は、富樫(岡田健史)を含めた4人でダブルデートをすることにします。

優愛は3人を手料理でもてなそうと、バーベキューを用意しました。

上條たちは人生ゲームをしたり、バーベキューを食べながら会話を楽しんでいます。

しかし突然、優愛が「漣と会うのを止めて欲しい。漣には私だけを見て欲しいの」と水樹に言うのです。

水樹は「私は若いイケメンが好きなの。だから、漣みたいなおっさんはアウトオブ眼中」と言って富樫に抱き付き、優愛はそんな水樹を見て笑顔になるのでした。

ミルトモ 編集部

水樹の上條への気持ちは友情でしょうか、それとも恋愛感情があるのでしょうか?優愛は水樹の言葉で心のモヤモヤが晴れたようですが、上條の気持ちがどうなのかが問題ですね。

千堂(椎名桔平)の性格から予想できること

千堂は優愛にとって優しい父親で、1つのものを大事にして使う人でした。

しかし、千堂は10年以上乗っていた限定車のスポーツカーを手放していたのです。

上條は優愛の話を聞きながら、5年前に事件現場から立ち去った車が千堂の車だったのではないかと疑うのでした。

ミルトモ 編集部

千堂が馬の模様がついたライターを手放したのは、そのライターが勇仁の死に関わっているからです。となると、車を手放したのにも理由がありそうです。

千堂(椎名桔平)を告発することに失敗した上條(玉木宏)

上條は、5年前の傷害事件の証拠が入ったドライブレコーダーを佐久間から入手しました。

事件現場から立ち去ったのは優愛でしたが、千堂は優愛の自首を止めて事件をもみ消したのです。

ミルトモ 編集部

優愛は自分を襲って来た人を突き飛ばして怪我をさせてしまったようなので、情状酌量の余地はありそうです。

上條は週刊誌の記者に情報をリークし、優愛にも罪を償うよう説得します。

上條は万全な状態で千堂を呼び出すのですが、千堂は佐久間と小宮(高岡早紀)を姑息な手段で味方につけ、上條の動きを熟知していました。

入手したドライブレコーダーは偽物で、上條は千堂を告発する証拠を揃えることができなかったのです。

ミルトモ 編集部

上條ほど優秀な人であっても、千堂を引きずり落すことはできなかったようです。

3つの選択肢と上條(玉木宏)の選択

23年前、千堂は勇仁を説得する役割を買って出ることで、警視正への昇進を約束させたのです。

千堂は勇仁に3つの選択肢「告発をやめて見過ごす。告発して罪を被る。自ら命を絶つ」の中の1つを選ばせます。

勇仁は息子への遺言「漣、お前のおかげで最後まで自分の正義を信じることができたよ。お前は自分の信じた道を行け」を残し、自ら命を絶つ道を選びました。

ミルトモ 編集部

生きていれば間違いを正すチャンスがあったのに…。千堂が勇仁を三流と言った意味がそこにある気がしました。千堂の考えた選択肢は告発を止めるためのものに過ぎなかったと思います。

本来なら、千堂は自分に反旗を翻した上條を切り捨てたはずですが、優愛のために上條を見逃すことにします。

教会では、優愛と上條の結婚式が行われていました。

ミルトモ 編集部

自分の父親を死に追いやった人の娘を妻にすることにした上條。上條の優愛に対する愛情は本物なのでしょうか?

ドラマ『桜の塔』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

自分の正義を貫いて死ぬことを選んでしまった勇仁。

しかし、正義を貫くより生き抜くことの方が大事な時もある気がしました。

もし勇仁が生きていたら、上條は復讐のために生きる人生を選ばなかったと思います。

優愛と結婚した上條は、これから何をするつもりでしょうか。

優愛が上條の心の内を知っているのかが気になります。

そして、『桜の塔』第2部は上條の結婚から5年後の話になります。

上條がどれくらい出世したか、千堂との関係がどうなっているかに注目したいと思います。

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