ドラマ『桜の塔』第4話あらすじ・ネタバレ感想!黒幕はまさかの信頼していたあの人?動き出す真相…

ドラマ『桜の塔』第4話

出典:『桜の塔』公式ページ

拳銃の横流しを裏で操っていたのが刈谷銀次郎(橋本じゅん)であることが分かりました。

刈谷は上條(玉木宏)の父・勇仁(岡部たかし)の死の真相を探るため、その当時追っていた事件と同じ手口の事件を起こすことで、警視庁上層部の反応を見ようとしたのです。

23年前、押収品の横流しを発見したのは小宮志歩(高岡早紀)でした。

しかし、周りの警察官たちはそれを知っても気づかないふりをしていたのです。

そんな小宮の相談に乗ったのが勇仁でした。

上條は父・勇仁の死の真相を突き止めるため、23年前の事件を調べ始めます。

そして、勇仁の死に関わっている人物を特定するのですが…。

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ドラマ『桜の塔』前回第3話のあらすじと振り返り

警務部に異動になり、監察官のポストを与えられた上條(玉木宏)は、拳銃を横流しした主犯を探すことになりました。

押収した拳銃を科捜研から押収品保管倉庫に運んだのは、水樹班の高杉(長谷川朝晴)と轟(駒木根隆介)です。

上條は水樹班の2人に的を絞り、犯人をあぶり出すことに成功します。

一方、昇進できなかった馳(渡辺大知)は、警務部長・吉永(光石研)から架空の請求書を処理するよう指示されていました。

上條は証拠を突き付けて吉永の裏金作りを暴こうとしますが、千堂(椎名桔平)に止められてしまうのでした。

【ネタバレ】ドラマ『桜の塔』第4話あらすじ・感想

23年前の出来事

上條(玉木宏)の父・勇仁(岡部たかし)は捜査一課の刑事でしたが、息子と一緒に過ごせるよう交番勤務に異動しました。

刈谷(橋本じゅん)は、そんな勇仁と同じ派出所で働いていたのです。

ある夜、勇仁はお酒を飲んで酔っぱらいながら「警察に殺される」と言っていました。

翌日、勇仁はスキットルを息子に託してから仕事に向かい、派出所で首を吊って亡くなるのです。

派出所に誰かが来ていた痕跡を見つけた刈谷は、勇仁が誰かに自殺を強要されたと考えていました。

23年前、保管庫を担当していた小宮(高岡早紀)は押収品の横流しに気づきましたが、周りの警察官たちはそのことに触れるのを避けていました。

唯一、小宮から話を聞いた勇仁だけが行動を起こしたのです。

ミルトモ 編集部

勇仁は自殺ではなく殺された可能性があるようです。もしそうだとしたら、勇仁はなぜ殺されたのでしょう。

23年前にささやかれていた噂

23年前、警察官が押収品を海外のブローカーに売りさばいて金銭を得ているとの噂が流れていました。

刈谷はその噂を調べるため、上條(玉木宏)が警視正になったタイミングで、勇仁が調べていた押収品横流し事件と同じ手口の事件を起こしたのです。

上條は、警務部長・吉永(光石研)が今回の横流し事件に動揺していなかったことと横流しを発見した小宮の話から、薩摩派の刑事たちが事件に関わっていたと考え調べることにします。

刑事部長・千堂(椎名桔平)は「お前の話が本当なら、警察全体を揺るがす由々しき事態だ。お前たちにどうこうできる問題じゃない」と言い、上條が23年前のことを詮索するのを止めようとするのでした。

ミルトモ 編集部

薩摩派が23年前の事件に関わっていた証拠を見つければ、外様派の千堂は自分を有利に立たせることができます。しかし、千堂は上條が事件を調べることを快く思っていないようでした。千堂の「感情的になれば痛い目に遭うのは自分だ」という言葉が気になりました。

薩摩派に潜入する富樫(岡田健史)

警備部長・権藤(吉田鋼太郎)は、薩摩派を盛り上げるため優秀な人材を集めていました。

警察大学校でトップだった富樫(岡田健史)も権藤から声を掛けられます。

富樫は派閥に興味はありませんでしたが、水樹(広末涼子)とのデートと引き換えに上條に協力することにしました。

ミルトモ 編集部

富樫は水樹のことが好きなんですね。

薩摩派に入った富樫は、23年前の事件を聞きまわり、薩摩派の極秘資料を手に入れます。

その資料には、23年前の押収品横流し事件に関わっていた人たちの名前が書いてあったのです。

しかし、富樫が外様派のスパイであることが新垣(馬場徹)にバレてしまうのでした。

ミルトモ 編集部

極秘資料には新垣の父の名前も書いてありました。警察庁長官である父を目標にしてきた新垣にとって、その事実はかなりショックだったようです。

スキットルに刻まれていた住所

上條は優愛(仲里依紗)のウエディングドレスの試着につき合っていました。

優愛は嬉しそうにドレスを試着していましたが、上條はドレスを着た優愛に興味がなさそうです。

ミルトモ 編集部

上條の態度は冷たすぎるのでは…。優愛がかわいそうです。

上條は飲んでいたスキットルをテーブルの上に置き、「仕事の電話だ」と言って席を外しました。

すると、優愛は怒って上條のスキットルを投げつけます。

革がはがれたスキットルを眺めながら水樹と話していた上條は、スキットルに住所が刻まれているのを発見するのでした。

ミルトモ 編集部

勇仁が肌身離さず持っていたスキットルを、息子の上條に渡したのには意味があったんですね。

23年前の事件の証拠品

スキットルに刻まれた住所には、廃墟となった建物がありました。

上條と水樹はその建物を探り、ダミーの拳銃と勇仁が亡くなった日の防犯カメラのテープを見つけます。

そのテープには、派出所で勇仁が誰かと話している姿が映っていました。

さらに、上條は23年前のことが記された新垣の父親の手帳を手に入れるのです。

ミルトモ 編集部

発見したテープには、勇仁以外に誰が映っていたのでしょう。

権藤(吉田鋼太郎)にとっての正義

新垣の父親の手帳には押収品の横流しを組織ぐるみでやっていたこと、権藤が上條の父・勇仁と会っていたことも書かれていました。

上條は証拠を提示し、権藤に真実を話すよう迫りました。

23年前、権藤は横流しの事実を公表しないよう勇仁を説得しに行きました。

しかし、権藤は勇仁の説得に失敗します。

部屋のドアの前では、権藤の息子が上條たちの会話を聞いていました。

「事件を隠ぺいしてたって本当?」

息子にそう言われた権藤は、自分に正義を成す勇気がなかったことを認めるのでした。

ミルトモ 編集部

警察官は正義を成すのが仕事だと思いますが、権藤は長いものに巻かれることを選んだのです。そんな権藤が警察のトップを目指す理由は上條と同じでした。上條は権藤の話を聞いてどう思ったのでしょう。

勇仁(岡部たかし)に自殺を強要した人物

映像には、勇仁が何者かに拳銃を突き付けられている姿が映っていました。

相手の顔は見えませんでしたが、馬の模様がついたライターを持っていることが分かります。

それは権藤が持っているライターと同じでしたが、そのライターは千堂からもらったものでした。

上條が証拠の動画を見せて千堂を問い詰めると、「そこにいるのは俺だ。俺がお前の父親の死を見届けた」と言うのでした。

ミルトモ 編集部

映像には顔が映っていないので誰だか分かりませんでした。千堂はそれが自分であると認めていましたが、本当でしょうか?

ドラマ『桜の塔』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

上條の父・勇仁に自殺を強要したのは本当に千堂でしょうか。

もしそうだとしたら、千堂はなぜそんなことをしたのでしょう。

千堂の余裕のある姿を見ていると、他に隠していることがあるように感じます。

今回、権藤に説得された勇仁の気持ちを変えたのが息子の言葉だったことが分かりました。

しかし、そのために勇仁は亡くなってしまったのですが…。

上條は「今回の件を公にするつもりはない」と言っていましたが、事実を知っても気持ちは変わらなかったでしょうか?

これから上條と千堂の関係がどうなっていくかに注目していきたいと思います。

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