第3話で藤鐘(安藤玉恵)と小山内(池谷のぶえ)両師長もろとも殺してしまったリカ。
この第4話はドラマ『リカ』第一部のラスト!
結末はなんと言いますか…もうリカが通った道は一面焼け野原ですね。
それでは、さっそくネタバレありでレビューしていきたいと思います!
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目次
『リカ』第4話あらすじ
看護師長の藤鐘(安藤玉恵)が死亡した。
警察は小山内(池谷のぶえ)の事故も自分が仕組んだという藤鐘の遺書も残されていることから、自殺したと断定。
大矢(小池徹平)は警察に反論するが、大次郎(西岡德馬)は事件を穏便に済ませるように警察に頭を下げる。
そんな二人の様子を黙って見つめるリカ(高岡早紀)。
さらにリカは、大次郎に相談を持ち掛ける。
大矢が真由美(山谷花純)からストーカー行為を受けて困っているから、助けてあげて欲しいと…。
一方、不信感が募った大矢は、リカが推薦状を書いて貰ったという日本医師協会前会長に会いに行く。
そして大次郎のいる特別病棟にやってきて、リカが如何に怪しいかを訴えかける。
推薦状の捏造や経歴詐称に加え、今までの不可解な事件は、全部リカの計画的犯行だった可能性があると息巻く。
「自分の不正も含め、洗いざらい警察に打ち明け、雨宮リカの捜査を願い出るつもりです…。」
そんな必死な告白を聞いた後に大次郎は「お前なんかに病院を任せられない。クビだ!」と言い放つ。
2人の会話を密かに聞いていたリカは、「クビなんていけません!」と大次郎に懇願するが、大次郎は聞き入れようとしない。
大次郎を見つめるリカの瞳が大きく見開かれた…。
目が離せない衝撃の第1部最終回!全く予想外のラストが待ち受ける!
出典:『リカ』公式ページ
【ネタバレ】『リカ』第4話の感想
昌史(小池徹平)がクビに!?
藤鐘師長(安藤玉恵)と小山内師長(池谷のぶえ)の遺体が発見され、警察の捜査が入った花山病院。
藤鐘師長が小山内師長を襲い、それを苦に自殺した…と残された遺書のまんま判断されてしまうという何とも手抜きな捜査!
一方リカ(高岡早紀)は、屋上に刈谷先生(増田修一朗)を呼び出し、真由美(山谷花純)を探し出したお礼の50万を渡し「もう一つお願いがある」と言いますが、刈谷先生はもうリカとは関わりたくないと50万円も受け取らず、頼みを断ります。
その後、刈谷先生は退職届を提出。
「この日をもってこんな不気味な病院は辞める」と、昌史と柏手先生(西村直人)に宣言して花山病院を去ります。
刈谷先生に真由美を消してもらうアテが外れたリカは、医院長(西岡徳馬)を使って昌史の前から真由美を消そうとします。
真由美のことを「昌史にストーカーをしている女だ」と言って相談し、リカをすっかり信頼しきっている医院長は真由美を病室に呼び出し「もう昌史に付きまとうな」と忠告します。
真由美からこの話を聞いた昌史は、医院長の病室に駆け込みリカとは付き合っていない、全てはリカに仕組まれたことだと言います。
さらに、自分のオペのミスを誘発されたことや、小山内師長や藤鐘師長を殺害したのもリカに違いないことまで洗いざらい話します。
しかし、医院長は全く昌史のことを信じません。恐るべし、リカの洗脳。
怒った医院長は昌史をクビに!
昌史は「それでいい」と言って部屋を出ていきます。
二人の話を盗み聞きしていたリカは、医院長に昌史のクビ撤回を求めますが、頑固な医院長。
リカの顔つきが変わります…。
花山病院の閉院
翌日、病院に呼び出された昌史。
なんとその理由は、医院長の急死…!
医院長の遺体と対面し、口論をして興奮させたせいだ…と自分を責めます。
しかし、ベッドに落ちていた羽は、医院長が使っていた車椅子に置かれたクッションの羽と同じ物で…。
これだけでは普通リカに結びつきはしませんが、なんせ今までの前科が酷いので…。
「あの女が叔父さんまで殺した…!」と昌史は確信します。
昌史はその日、病院のスタッフを呼び出し、医院長の急死と一週間の診察停止、そしてなんと花山病院は1ヶ月後に閉院閉すると宣言!
そして、リカを睨みつけます…。
「あとはあの女だけ…」
リカは幸せそうに笑います。
昌史は真由美を呼び出し、今までのリカの話を打ち明けます。
明日から一週間有休を取って実家に帰るという真由美。
身の安全のために、そうして欲しいと昌史も同意します。
連絡が取れない真由美(山谷花純)
翌日、誰もいない病院に向かった昌史はリカの犯行の全てを警察に知らせるために書類を作成します。
しかし、気になるのは真由美のこと。
「実家に着いた?」と連絡するも、なかなか既読にならないメッセージに不安が募ります。
その時、部屋に現われたのはリカ。
「やっとふたりっきりになれたんだからお食事でもどう?」と言うリカに、怒り心頭の昌史は「リカと付き合う気もなければ、恋愛感情も持ったことがない」とキッパリ言います。
「何を言っているの?かわいそうな昌史さん。まだあの真由美に脅されてるのね。心配しないで。私が守ってあげるから。」と言うリカ。
昌史が今までのことを警察に話そうとしていることを知り、打ちのめされたリカは部屋を出ていきます。
昌史は真由美に電話しますが、電話は繋がりません。
その瞬間!部屋から出ていったリカが昌史の真後ろに…!
何かを注射され、意識がなくなる昌史…。
恐怖!リカ(高岡早紀)との結婚式!?
昌史が目覚めると、ベールをかぶったリカが見つめていました。
「ふたりで結婚式を挙げよう。邪魔者はもう消えてもらったから」
昌史は慌てふためき、真由美の実家に電話しますが、真由美は実家には帰っていませんでした。
「ストーカーならちゃんと始末したわ。隣りの古い病棟に行って確かめて…」
昌史が走って病棟へ向かうと…そこにはベッドに横たわる真由美の姿が…。
首にはくっきりとロープのようなもので閉められた跡が…。
「真由美、嘘だろ…!」
昌史は泣き叫び、必死に真由美に呼びかけます。
その時、ゆっくりと歩いて昌史に近づく足音が…。
昌史が振り返ると、柏手先生が目を見開きよたよたと歩き、昌史の前で崩れ落ちます。
「許してくれ…!私はとんでもないことを」
なんと、柏手先生はリカに娘の麻衣を拉致され、真由美を殺害するよう脅されていました!
そして、リカが現われ…昌史はキレてリカの首を絞めます…!
「やめて苦しい…!」
昌史は絞め続けます。
その時、昌史の背後から柏手先生がにじりより…昌史を包丁で刺します。
「何すんのよ…」
リカが死んでしまえば娘の居場所が分からなくなると、柏手先生は昌史を刺したのでした。
口から大量の血を吐いた昌史は、リカの手を払いのけ真由美の元へ…。
「ダメよ…こんなのダメ」
リカは昌史を助けようとしますが、すでに昌史は力尽き、亡くなっていました。
「私を見て!私を一人にしないで!」
リカは昌史にすがりついて号泣。
そんなリカの脚にすがりつく柏手先生。
「頼む!娘の居場所を教えてくれ~!」
「私のどこがいけなかったのぉ~?」
「居場所を言えよ、言えって!」
二つの死体にすがりつくリカと、そんなリカにすがりつく柏手先生。
まさに地獄絵図です…。
意外な犠牲者
しばらく経って、花山病院の旧病棟で火災があったニュースを見て驚く千秋(夏菜)。
火災原因は、たばこの消し忘れ。
この火事で死者は5名と伝えられます。
亡くなったのは…
昌史、柏手先生、そして柏手の娘の麻衣、真由美。
そして5人目は、看護師の綾乃(立花恵理)。
あの日の夜。恐らく柏手先生と麻衣を殺害した後、綾乃を呼び出したリカ。
「あなただけよ友達だったのは。ちゃんとさよならを言わなきゃ」
そう言って、綾乃にたばこを差し出します。
「サンキュー♪」
そう言いながら美味しそうに一服する綾乃…。
『リカ』第4話まとめ
二人の看護師姿、お医者様のお姿、今晩最後です!! 監督とリカさんと大矢先生📷✨ 一つ一つの演技や人物の見え方を話し合いながら作っていってます☆☆☆ #リカ#東海テレビ#フジテレビ#オトナの土ドラ #高岡早紀#小池徹平
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— リカ(オトナの土ドラ) (@tokaitv_dodra) October 26, 2019
ドラマ『リカ』の第一部はこれにて終了!
リカは昌史の前にも数々のターゲットがいたようで…ということは、これまでも殺人を犯してきたことでしょうし…全体を通して絶対に現実ではありえない感が満載でしたが、これはこれで“ありえない感”を楽しみました!
昌史は死んでしまうと思っていましたが…。私は、リカは昌史をハーバリウムにしちゃうのかな…とかなり恐ろしい予想をしていました…外れましたね(笑)
最後の終わり方は良かったですね。
最愛の昌史が死んで、もう自暴自棄になってしまうのかな~と思ったのですが。
ちゃんと自分は生きて容疑もかからないように工作までする、そしてそのために何にも関係ない綾乃を犠牲にするという…病的な切り替えの早さがもはや清々しかったです。
千秋が探偵として、もうちょっと真相に近づいてくれると思っていましたが…。残念。
しかし、千秋は第二部でも登場し、リカと再会するようなので第二部に期待しましょう!
第二部はここから3年後、リカが新たな運命の人を見つける所から始まります!
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