第1話で、昌史(小池徹平)の患者の呼吸器を外し、さらには看護師長(池谷のぶえ)を階段から突き落としたリカ。
第2話では、リカ(高岡早紀)の昌史への愛がさらに暴走。とんでもないことになってきました!
それではさっそく『リカ』第2話のレビューをしていきたいと思います!
目次
ドラマ『リカ』第2話あらすじ
花山病院では、ナースコールで呼ばれた看護師長の小山内(池谷のぶえ)が非常階段から転落し、植物状態になってしまったことに、皆ショックを受けていた。
大矢(小池徹平)は、警察に通報して調べた方が良いと、院長で大矢の叔父・大次郎(西岡德馬)に相談するが、病院の落ち度を世間に晒すことはないと大次郎は箝口令を敷く。大谷は渋々従い、全職員に指示を出す。
一方、リカ(高岡早紀)は、大矢に近づくための更なる手段として、翌日の虫垂炎の手術で大矢の補佐に入っている看護師の倉田(藤本沙紀)から、担当を奪うための計画を企てて……。
結局リカは大矢のオペの補佐をすることになる。
虫垂炎の手術は無事に終わるが、術後一息ついていた大矢のもとに、リカが駆け込んでくる。
リカが告げたのは、大矢にはとうてい信じ難い事態だった……。
リカに翻弄され続け、大矢の運命が暗転していく……!
出典:『リカ』公式ページ
【ネタバレ】ドラマ『リカ』第2話の感想
小山内看護師長(池内のぶえ)は…!
第1話で階段から転落した小山内看護師長(池内のぶえ)。
現場に昌史(小池徹平)らが駆け付けますが、リカ(高岡早紀)の犯行を訴えようとして力尽き意識を失います。
緊急オペが始まり、心配そうにナースステーションに集まる看護師たちの中に素知らぬ顔のリカ。
小山内師長のオペは終了し命は取り留めますが、大脳の損傷が激しく意識が戻ることはないと言います。
「つまり、師長は植物状態に…」
リカは薄く笑います。
新しく師長になったのは副看護師長だった藤鐘さん(安藤玉恵)でした。
リカは刈谷先生(増田修一朗)の助手のままとなり、昌史には博子(藤本沙紀)が付くことになり、とっても不服そうです。
何としても昌史の担当になりたいリカは、明日昌史と博子が一緒にオペをする予定の患者の薬をすり替えます!
薬を飲んでいたら大変なことになっていたのですが、これに気付いた藤鐘師長。
絶対に自分は間違えてないと博子は言い張りますが、信じてもらえず、博子は病院を辞めます。
空席となったオペの助手の座はリカが勝ち取り、幸せそうなリカ。
リカが嬉しそうな顔をすると、腕の痣がより一層赤く浮かび上がります…。
家に帰ってハーバリウムを眺めながら、リカは明日のオペのことでまた何か良からぬことを思いついたようです。
リカ(高岡早紀)のたくらむ恐怖のオペ
そして翌日のオペ当日。
虫垂炎の簡単なオペは何事もなく無事に終了。…したかのように思ったのですが!
リカは昌史に「鉗子が1本足りない」と言い出します。
「そんなこと到底信じられない」と言う昌史。
しかし、「何度も確認した、絶対に足りない」と言い張るリカ。
恐ろしくなった昌史は、患者の身体のレントゲンを取るとそこには…鉗子が…!
身体の中に鉗子を落としたまま縫合してしまった!
自分のしたことを信じられず、動揺しまくる昌史。
これはリカが一人でしたことなので、信じられないのは至極当然ですが。
つまり、リカはオペが終わり一人になってから、患者のお腹を再び掻っ捌いて鉗子を入れて縫合したってこと…!怖すぎるわー!!
そして自分のしてしまったことに怯え切っている昌史に、リカは囁きます。
「今ならまだ間に合います」
リカの提案は、患者が覚醒する前にもう一度オペをして鉗子を取り除き、何もなかったことにしてしまおうというもの。
「そんなことできない」と始めは弱々しくも拒絶する昌史ですが、リカに「医院長の期待を裏切り、スタッフを路頭に迷わせることになってもいいのか」と脅されたり、「先生だけを悪者にしない。良心の痛みはふたりで分け合いましょう」と甘い言葉を囁かれたりして…結局リカの言いなりに!
そして…昌史は二人だけの秘密のオペを決意…!
リカは昌史と二人だけの秘密を作り出すために、患者の命を危険にさらした訳です。
その後、オペが成功した功績でリカはまんまと念願の昌史のサポート役になってしまいました。
この患者さん、薬をすり替えられたり、お腹に鉗子を入れたまま縫合されたり散々だったですが、無事で良かった。
絆の証
第2話では、花山病院の受付嬢である千秋(夏菜)の探偵隠密行動も次第に気になる動きを始めました。
千秋は花山病院の裏事情をSNSに投稿するのが日課ですが、小山内師長の転落事件後の投稿は「いいね」の数がうなぎ登りに。
これで探偵魂に火が着いた千秋は、独自に事件を調査し始めます。
小山内師長が転落直前、ナースコールで呼ばれた患者は自分はナースコールをしていないと言い、緩んでいた手すりのネジには偽装工作の跡が。
今後千秋がリカにバレることなく真相に近づいていけるのか、気になるところです!
そして昌史のサポート役になったウキウキのリカですが、オペ後に昌史の態度は急変。
昌史は罪の意識から、リカのことをまともに見ることができなくなっていたのでした。
しかし、リカに「リカって呼んで。他の人がいる前ではダメなのは分かってる。二人だけの秘密よ」と馴れ馴れしく言われ、いい加減リカに強い態度を取ろうとした瞬間、リカを見てギョッとします。
リカがポケットから取り出したのは…。あの時の鉗子。
血が付いたままの状態で不気味にリカの手の中で光ります。
「ふたりの絆の大事な証です」
昌史は自分がとんでもないことをしてしまったと気付くのですが…時すでに遅しですね。
記念日
リカは何度も花山医院長(西岡徳馬)の病室を訪れ、すっかり医院長はリカを気に入っていました。
「雨宮くんなら、昌史のことをよく理解してくれそうだなぁ」とリカの演説に感動すらしています。
リカが自分の生い立ちを語っていましたが、あれは事実なのでしょうか。
医師で自分のクリニックを経営していた父が騙され、借金を背負った挙句に自殺し、母も妹も亡くなったそうですが…。
そしてその日、リカは綾乃(立花恵理)と久しぶりに一緒にランチし、今晩飲みに行こうと綾乃に誘われます。
しかし、「今日は記念日だから」と言って綾乃の誘いを断るリカ。
付き合っている彼のことを聞かれ、「……。」綾乃に何か耳打ちしていました。
昌史には婚約者の真由美(山谷花純)とディナーの約束が。
病院を出る前に、昌史はリカの履歴書を調べ、以前働いていた病院に電話をしてみます。
すると、体調不良で退職したと聞いていたリカは、実は前の病院には何も告げずにいきなり来なくなったことを知ります。
そして、リカが慕いサポート役をしていた医師が、階段から転落して死亡したことも聞き愕然とします!
その頃リカは、初めて昌史と出会ったレストランで、その日昌史が座っていた席を眺めながら一人で1ヶ月記念日を乾杯していました。
レストランにやって来たのは真由美。リカが眺める空席に座ります…。
真由美を見つめるリカ…。
ドラマ『リカ』第2話まとめ
オトナの土ドラ【リカ】
にこやかに次のシーンに控える小池徹平さんと池谷のぶえさん✨
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#オフショット#笑顔が素敵 https://t.co/EGFicnbRsk pic.twitter.com/Z4XG0t30Sb— リカ(オトナの土ドラ) (@tokaitv_dodra) October 12, 2019
昌史が婚約していることが発覚してしまう予感の第2話でした。
真由美が今後リカのターゲットになることは間違いなさそうですね。
しかし一方で、真由美が何だか好感の持てない女性に思えるのは私だけでしょうか?
第2話で明らかになったリカの衝撃の過去ですが、以前働いていた病院で慕っていた医師が転落死しているということで、昌史への想いが実らなければ昌史さえも手にかけてしまう可能性大…!
そして、受付嬢の千秋がリカの悪事を暴く存在になるのかも大注目ですね!
▼次回第3話も続けて読む▼