『レンタルなんもしない人』第6話あらすじ・ネタバレ感想!レンタルさんが初めて「なんかする」依頼が入る

『レンタルなんもしない人』第6話

出典:『レンタルなんもしない人』公式ページ

今回、レンタルさん(増田貴久)が依頼されたのは、一緒に原宿にパンケーキを食べに行って欲しいというものと、子連れ外出に同行して欲しいというもの。

生後9ヶ月の子供を持つ麻衣(徳永えり)は、独身の頃から通っていたレストランが今日閉店するということを知りますが、子連れで1人で出かけるのは不安なので一児の父でもあるレンタルさんに同行を依頼します。

レストランに向かう道中、赤ちゃんを連れた麻衣には様々な苦労があり、レンタルさんはさすがになんもしないではいられないのでした。

今回は珍しくレンタルさんが自ら「なんかする」物語です。

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『レンタルなんもしない人』前回第5話のあらすじと振り返り

この日、レンタルさん(増田貴久)が依頼されたのは、一緒にベッドインして欲しいというものと、花見の場所取りの代行です。

家に帰ると旅行ついでに寄ったという沙紀(比嘉愛未)の両親が来ていました。

両親は娘の夫が会社を辞めてレンタルなんもしない人になっていることを知りません。

沙紀は心配をかけたくないから黙っておこうと言いますが、両親が帰る時、レンタルさんは思い切って自分のことを話し始めます。

両親は驚いてレンタルさんを責めますが、2人が幸せそうにしているのを見て、2人を見守ることにしたのでした。

一方、神林(葉山奨之)は、お世辞にも幸せとはほど遠い場所にいました。

【ネタバレ】『レンタルなんもしない人』第6話あらすじ・感想


原宿のパンケーキ

午前10時すぎ、レンタルさん(増田貴久)は原宿で依頼人を待ちますが、約束の時間になっても来ないためTwitterを確認すると、依頼人からブロックされていることがわかります。

時間が余ったレンタルさんは、予定していた散髪を前倒しして原宿のサロンでカットすることに。

ドタキャンされたものの、時間が有効活用できたとレンタルさんは満足げです。

帰宅すると、1時間後にお願いしたいというメッセージが舞い込んできました。

生後9ヶ月の子供を持つ母親からで、行きたいレストランがあるものの1人で外出するのは不慣れなため、同行して欲しいという依頼です。

「了解です」

レンタルさんはすぐに出かけていきます。

moyoko

原宿で待ち合わせしていたのは、男一人でパンケーキを食べに行きにくいからついて来て欲しいという依頼だったのですが、まさかのブロックでドタキャンです。一言連絡を入れればいいだけだと思いますが…世の中色んな人がいますね。

なんもしない日々

依頼人の麻衣(徳永えり)は、独身時代に通っていたレストランが今日で閉店してしまうことを知り、夫もママ友も忙しく一緒に出かけられる人がいなかったと言います。

バスに乗るにも、赤ちゃんを抱っこしてベビーカーを畳み、荷物を持って乗ろうとしても、人がいっぱいで乗れないこともあります。

実際に、レンタルさんと麻衣は1本バスを見送りました。

麻衣は子育てに追われて、毎日何一つスムーズに行かず、ただ時間だけが過ぎていく日々に焦燥感を感じていました。

「レンタルさんはなんもしないのが辛いときはありますか?」

「ないです」

麻衣にはそんなレンタルさんが羨ましく思います。

moyoko

本当は麻衣は何もしていないわけはないのです。きちんと子育てという仕事をしていますが、やはり夢中になっているとそれがわからなくなってしまうのでしょう。これがワンオペというやつですね。

子連れで外出するということ

子連れで外出すると、どうしても周囲に迷惑がかかってしまうのでなかなか難しいと麻衣は言います。

以前にも出かけようとしたことがありましたが、大泣きされてしまって諦めたことがありました。

「それ以来、私一人で連れ出すのは怖くて」

そこに、バスがやってきます。

やはり人がたくさん乗っています。

躊躇する麻衣ですが、そこでレンタルさんが先に乗って場所を空けてくれ、無事にバスに乗ることができました。

バスを降りてから麻衣はルール違反かもしれないけど、少しだけ子供を見ていて欲しいと頼みます。

「見ているだけなら」

麻衣はトイレに行きたいと言って、ショッピングモールの中に入っていきました。

急いで戻ると、レンタルさんが赤ちゃんをあやしています。

「今、してましたよね」

「なんもしてません」

moyoko

子連れ外出な上にレンタルするのも初めてということで緊張の面持ちだった麻衣ですが、なんかするレンタルさんを見て笑顔になるのでした。「ばぁ~」と言って赤ちゃんをあやすレンタルさんかわいすぎました。

レストランにて

レストランに到着しました。

しかし、店の前には階段があります。

麻衣は息子が寝ているベビーカーを上げようとしますが、なかなかうまく上げることができません。

見かねたレンタルさんは一緒にベビーカーを持ち上げます。

「なんもしないのも気まずい時があります」

久しぶりの外食に、麻衣は嬉しそうにしています。

しかし、名物のビーフシチューを一口食べた時、息子が起きて泣き出してしまいました。

麻衣は急いで外に出て息子をあやします。

店に戻ると、レンタルさんがコクリコクリと舟をこいでいます。

テーブルを見ると、ビーフシチューが残っています。

もしかして口に合わなかったのかも?麻衣は不安になってしまいます。

moyoko

食事をしていて赤ちゃんは待ってくれません。親は大変ですね。それにしても麻衣を待っている間、うたた寝してしまうレンタルさんも可愛すぎます。

冷めたシチュー

もちろん、シチューがレンタルさんの口に合わなかったのではなく、レンタルさんは麻衣が戻ってくるのを待っていたのです。

「僕も、子供がいるので」

2人はシチューを温めなおしてもらうことにしました。

レンタルさんはつぶやきます。

泣きたいときに泣いて、笑いたいときに笑って、赤ちゃんは好きにしているだけなのに、いつだって可愛い。

「本当は、大人もみんなそれでいいと思うんですけど」

しかし、言った後で偽善者っぽいことを言ってしまった気がして、後悔します。

「偽善でもいいです。ありがとうございます」

麻衣にとっては嬉しい言葉でした。

レンタルさんと一緒にいたことで、絶対に敵ではない人がそばにいるとわかって心強く、麻衣は勇気を貰えました。

moyoko

確かに、大人も自分が思うように、周りを気にせず生きていけたらどんなにか良いでしょう。しかし、現実はそうもいきません。ただ、そういう意見を聞けるだけでも救われる時があります。

二代目レンタルなんもしない人

神林(葉山奨之)は今日も張り切って残業をしています。

すると、部長に呼び出されたのでまた誰かの失敗のフォローをさせられるのかと思っていると、実は神林本人がミスをしていたのです。

しかも、それは初歩的なミスでした。

「案件取るだけが仕事じゃないだろう!」

神林はそう咎められてしまいます。

一方、レンタルさんは麻衣にお礼として貰ったキャップを息子にかぶせてみます。

二代目レンタルなんもしない人の誕生です。

「親子でなんもしないなんて、ウチはどうなるのよ」

沙紀(比嘉愛未)は苦笑いを浮かべていました。

『レンタルなんもしない人』第6話まとめ

今回は、レンタルさんが自主的になんかするというレアな場面が見られたお話でした。

始めはバスに乗るためにバタバタしている麻衣をただ見ているだけでしたが、さすがのレンタルさんも手を貸してくれました。

寝かしつけやおむつ替えなど子供の世話をしているシーンが見られますが、お父さんであるレンタルさんをたくさん見ることができた貴重な回だったかと思います。

麻衣は迷惑をかけたくないと外出に不安を抱えていました。

レンタルさんの言うように好きに生きるのは難しいとしても、赤ちゃんが泣くのが迷惑とならない世の中になるといいですね。

次回は、なんとホストの誕生日会で一日体験してほしいとの依頼が入りました。

レンタルさんがまさかのホスト!?次回は見逃せません!

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