今回、レンタルさん(増田貴久)が依頼されたのは、一緒にベッドインして欲しいというものと、花見の場所取りの代行です。
ベッドの件が割と早く終わったので、家に帰ると旅行ついでに寄ったという沙紀(比嘉愛未)の両親が来ていました。
両親は、娘の夫が会社を辞めてレンタルなんもしない人になっていることを知りません。
沙紀は心配をかけたくないから黙っておこうと言いますが、両親が帰る時、レンタルさんは思い切って自分のことを話し始めます。
果たして沙紀の両親は理解してくれるでしょうか?
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目次
『レンタルなんもしない人』前回第4話のあらすじと振り返り
レンタルさん(増田貴久)が受けた依頼は、山手線を一日中乗るのに付き合って欲しいというものと、離婚届を出すのに同行して欲しいというもの。
化粧品会社で働く彩(山口紗弥加)は、結婚をしても仕事中心で生活していたことで、ドラッグストア勤務の夫とすれ違ってしまい、夫の方から離婚を切り出されてしまったと言います。
なかなか吹っ切ることができず「私という人間は今何点?」と、自分の評価が気になる彩に、レンタルさんは「点数なんて必要ですか?人間、生きてるだけで割と異様だと思います」とレンタルさんらしい言葉で返します。
レンタルさんを同行させることで、彩は離婚届の提出を良い思い出にすることができたのでした。
【ネタバレ】『レンタルなんもしない人』第5話あらすじ・感想
一緒にベッドイン
レンタルさん(増田貴久)は、女性と一緒にベッドに横たわります。
女性は、帽子を取ってとか、こっちを向いてとか、かなり積極的です。
「私と一緒にベッドインして欲しい」
というのが今回の依頼。
ただし、レンタルさんはなんもしなくて良いとの指示です。
おとなしく寝ていたレンタルさんですが、女性は何やら気に入らない様子。
「なんか違う!」
なんでも、彼氏と同棲を開始するにあたってベッドを探しているのですが、2人で寝ないとイメージが掴めないとのことで、レンタルさんが駆り出されたのです。
次の店に向かっている途中、女性はレンタルさんが結婚をしていて、1歳になろうとする子供がいると知ると、帰って奥さんの手伝いをしてやって欲しいと言って早々に切り上げてしまいました。
moyoko
両親の訪問
ベッドインの依頼が10分で終わってしまったので、時間が余ったレンタルさんは夕方までなら簡単な依頼を受け付けるとツイートすると、
「夕方6時に『帰りに牛乳』と念を送って欲しい」
「陣痛が来たので、『安産すっぽん!』とDMを送って欲しい」
という依頼が舞い込んできました。
「エッチしない?」
という依頼には、既婚者なので不貞行為となるとして断ると、
「だったらなんもしないじゃなくて働け」
と言われてしまいました。
予定より早く帰宅すると、沙紀(比嘉愛未)の両親が訪ねてきていました。
平日の昼間に返ってきたレンタルさんを見て、不思議そうにしています。
沙紀は、慌ててレンタルさんをおつかいに出します。
沙紀は、レンタルさんが仕事を辞めていることを両親に話していませんでした。
そして両親に心配をかけたくないので、仕事のことは黙っていようと言ってレンタルさんを送り出します。
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父のネクタイ
意識高い系のサラリーマン・神林(葉山奨之)は今日も絶好調です。
今月のMVPも確実ですが、弟から家族での食事会のメールを貰うと表情が曇ります。
一方、レンタルさんと沙紀は仕事の話をごまかしながら両親と話をしていました。
すると、父がレンタルさんに貰って欲しいと、彼が現役時代に使っていたネクタイを持ってきていました。
「オヤジ臭くて嫌か?」
「いえ、嬉しいです」
レンタルさんはとりあえずネクタイを受け取ります。
さて、神林家の食事会は弟の医学部卒業祝いの会でした。
念願の跡取りができたと神林の父は嬉しそうにしています。神林はただのオマケでした。
moyoko
会社辞めました。
夕方、沙紀の両親が帰ろうとすると、レンタルさんはこれは貰えないとネクタイを父に返します。
「僕はもうネクタイを使いません。会社辞めました」
そして、転職するつもりも、次を決めるつもりもないと説明します。
「なんもするつもりはありません」
今は貯金を切り崩して生活をしていると言うと、両親は説明しろと言って再び家の中に入っていきます。
レンタルさんは改めて『レンタルなんもしない人』の説明をします。
しかし、両親には全く理解ができません。
「そんなことしてなんの意味があるんだ!ただ遊んでるだけじゃないか!」
無計画に貯金を使い続けて、将来どうするつもりなんだと、父は呆れかえっています。
すると、突然レンタルさんが目をつぶって上を向いています。
6時になったので『帰りに牛乳』と念を送ったのです。
moyoko
それぞれの事情
「いい加減にしろ!」
父は怒り心頭です。
「沙紀を幸せにすると言ったのに、まるで詐欺師じゃないか!」
今、君がやっていることは甘えだ、責任逃れだと怒りが収まらない父。
沙紀は3人で話したいとレンタルさんを別の部屋で待たせることにしました。
一方、神林家では、弟や母が気を遣って兄の仕事の話を振っても、父は聞こうともせず弟の話ばかりしたがります。
そんな状況に嫌気がさした神林は、食事代を払って先に店を出ていきました。
「これでも結構稼いでますから」
息子が眠る寝室で、レンタルさんは予期せぬ事態が起こったと花見を断ります。
沙紀は、両親に自分が会社を辞めていいと言ったのだと説明します。
「あのまま会社にいたら、私の好きな彼がいつか消えていなくなっちゃうんじゃないかって」
moyoko
彼の生き方を応援したい
会社で無理にすることを見つけるより、君にしかできないことをした方がいいんじゃないかと、沙紀は夫に言いました。
すると、彼は言ったのです。
「僕はなにもしないことなら得意だ」と。
それでこの『レンタルなんもしない人』のサービスが始まりました。
沙紀にとっては、彼はただいてくれるだけでいいのです。
「だから、彼が見つけた何もしないという生き方を応援したい」
だけど、両親は娘が心配です。
2人とも収入がないというのは親としては見過ごせません。
その時、レンタルなんもしない人のTwitterアカウントがバズっているのが判明します。
レンタルさんに断られた花見客が、フォロワー同士で交流をし、合流し始めたのです。
DMには、赤ちゃんが無事に生まれたと報告のDMが入りました。
嬉しそうにTwitterを眺める2人を見て、両親は2人が幸せなのだということは理解しました。
moyoko
一緒に幸せになります。
両親は、2人には口を出さないことにすると言ってくれました。
「2人で決めたようにすればいい」
サービスのことはまだわかりませんが、意味がないわけではないということはわかったとのことです。
駅まで送るというレンタルさんに、母はこう言いました。
「いいのよ、あなたはなんもしなくて」
駅までの帰り道、母は、父の記憶違いを指摘します。
レンタルさんは、沙紀を幸せにすると言ったのではありません。
「沙紀さんと一緒に幸せになります」
と言ったのでした。
今のところ、2人はその通りの夫婦になっています。
その夜、レンタルさん一家は、いつものように川の字になって眠りました。
『レンタルなんもしない人』第5話まとめ
/#レンタルなんもしない人
放送まで あと3時間🕰
\みんなでパシャリ📸
素敵すぎる家族写真🥺✨今夜もお家でほっこりしましょ〜🏠💓
第5話 深夜0時42分から‼️#増田貴久 #比嘉愛未 #小木茂光 #大島さと子 pic.twitter.com/9eWYc88BFn
— レンタルなんもしない人🧢ドラマホリック!第6話 5月13日(水)放送 (@tx_rentalsan) May 6, 2020
今回は、依頼ではなく沙紀の両親が突然現れてレンタルさんが少し困るという、レンタルさん自身のお話でした。
沙紀の両親が非常に話のわかる人で良かったですね。
娘の幸せを本当に一番に考えているのでしょう。
今やすっかり認知度も高く、有料になっている『レンタルなんもしない人』ですが、初期に無償でやっている頃に何も言わないと娘を尊重したご両親はとても立派な方たちだと思います。
そんななんもしないで幸せなレンタルさん一家とは反対に、なんかしないではいられず幸せでもない神林。
2人の対比が色濃くなってきました。
今後は神林が幸せを見つけられるかというのも一つのテーマになって来そうですね。
2人の今後に注目です!
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