ドラマ『レンアイ漫画家』第2話あらすじ・ネタバレ感想!清一郎とレンの間に見えた不器用な絆

ドラマ『レンアイ漫画家』第2話

出典:『レンアイ漫画家』公式ページ

『ダメ男ホイホイ』の異名を取るあいこ(吉岡里帆)は、100万円の報酬のためにミッションを完遂し、初めて早瀬(竜星涼)というちゃんとした男と付き合うことができました。

しかし、その幸せも束の間、清一郎(鈴木亮平)は『別れて来い』とさっそく次なるミッションを命じます。

その時、レン(岩田琉聖)が学校に行きたいと言ってきました。

人付き合いや各種手続きが苦手な清一郎は、あいこに転校手続きを押しつけます。

無事学校に通い始めたレンですが、ある日レンが登校していないとあいこに連絡が。

レンは、黙ってある場所に行っていたのです。

レンの家出騒動の中、清一郎はミッションの期日を伸ばすことなく、あいこに仕事をしろと要求しますが、早瀬に本気になってしまったあいこはなかなか別れを言い出すことができません。

あいこはミッションをクリアすることができるのでしょうか?

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ドラマ『レンアイ漫画家』前回第1話のあらすじと振り返り

久遠あいこ(吉岡里帆)は初恋相手の葬儀で、悲しみをこらえて純の息子・レン(岩田琉聖)と話をしていると、会場に突然黒いパーカーのフードをかぶった大男がやってきます。

それは、純の兄・清一郎(鈴木亮平)でした。

レンとあいこが話す姿を見た清一郎は、突然あいこに掴みかかり「レンアイしろ!」と詰め寄ります。

あいこは清一郎を突き飛ばしてしまい、おかげで無職になってしまいます。

ある日、お金に困っているあいこの元に、編集者の向後(片岡愛之助)がやって来て「仕事を手伝って欲しい」と言います。

連れて行かれた大豪邸にいたのは清一郎でした。

なんと、彼は大ヒット漫画を描く天才漫画家だったのです。

向後と清一郎は、あいこに漫画のために疑似恋愛をするというミッションを言い渡し、あいこは早瀬という男性と知り合うのでした。

【ネタバレ】ドラマ『レンアイ漫画家』第2話あらすじ・感想

別れて来い!

丸の内OLに扮してイケメンサラリーマンの早瀬(竜星涼)と出会い、なんとか付き合うことができたあいこ(吉岡里帆)。

しかし、清一郎(鈴木亮平)は『今すぐ別れて来い』と次なるミッションを言い渡します。

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なんと無情な…でも、もともと漫画のためなのです。清一郎は読者をあっと言わせる展開が欲しいのです。

「本気になっちゃったんですけど…」

「だったら本気で別れて来い!」

あいこと清一郎が押し問答をしていると、レン(岩田琉聖)がやってきて「学校に行きたい」と申し出てきました。

人付き合いが苦手で世間知らずの清一郎は、転校の手続きを取っていなかったのです。

清一郎は、あいこにその手続きを押しつけました。

あいこは、清一郎とレンの間に何か違う空気を感じ、レンに聞いてみると、2人は対等になったとレンが嬉しそうに話してくれました。

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レンは清一郎の役に立ったので、2人はもう対等です。

絶対別れません!

レンの転校手続きやミッションのことでいっぱいっぱいなあいこの慰労のため、清一郎の担当編集者・向後(片岡愛之助)はお酒をおごります。

あいこから次のミッションの話を聞いた向後は、ネームのためならと大賛成でその設定通りに進めるように言います。

「せっかく人生の相方に出会えたかもしれないのに!」

タダ酒だからと何杯もおかわりをしたあいこは、どんどん目が座っていきます。

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あいこはあまり酒癖がよろしくないようです。

『ダメ男ホイホイ』のあいこにとっては、早瀬のようないい人が自分を気に入ってくれるなんてこと、もう二度とないかもしれません。

「だから、絶対別れません!」

期限は明日まで

朝、レンは朝ごはんができたと清一郎を呼びに行きますが、清一郎は朝は食べないと言って部屋から出てきませんでした。

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寂しそうに1人パンをかじるレン。とても寂しそうです。

あいこは、転校初日のために学校に付き添わなければなりませんが、昨日のタダ酒による二日酔いでフラフラ。

「酒癖の悪さはダメ男ホイホイの要因の一つか」

清一郎に皮肉を言われても、あいこは否定できませんでした。

そんな状態のあいこに、ミッションは明日までと非情に言い放つ清一郎。

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締め切りは待ってくれないのです。

あいことレンが学校に向かうと、校門の前に赤い車が横づけされました。

車から降りてきたのは、清一郎のライバル漫画家・金條可憐(木南晴夏)とその姪・麻央(星乃あんな)でした。

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レンは麻央を見て「きゅん」としています。かわいいです!

父子のスケッチ

清一郎はネーム作りにとりかかりますが、やはりうまく進めることができません。

なるべく早くあいこのネタが必要ですが、当のあいこは早瀬からのメッセージに返信することができず、悩んでいました。

早瀬は、いつもは返信が早いあいこが返信して来ないので、何かあったのかと心配していました。

「もしかして、僕何か気に障ることしたかな?」

あいこは、嘘をついても迎え入れてくれた早瀬と別れるなんてできないと、清一郎に直談判することに。

刈部邸へ着くと、まずはレンの様子を見に行きました。

レンは、部屋で父子が描かれた絵を見ていました。

清一郎が描いたレンと純(白石隼也)の絵だと言います。

「お父さんは、おじさんのファン1号なんだ」

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純は清一郎を天才だとずっと言っていたそうです。仲が良かったんですね。

満たされたら終わり

「刈部さんの漫画読ませてもらいたいんですけど」

あいこの申し出に向後は大喜び。

コミックスは思ったよりたくさんありました。

「11年連載しているからね」

あいこはコミックの表紙の綺麗な絵を見て、まさかこんな綺麗な絵を鬼瓦のような人が描いているとは思わないだろうと思いました。

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絵のイメージが作家のイメージに直結するため、清一郎は徹底して姿を見せないのです。

さらに、清一郎は「まともな幸せは作家をダメにする」と考えていました。

刈部まりあの作品の根幹には孤独や飢餓感、劣等感があり、読者はそこに共感を覚えているのです。

だから、自分が満たされたら刈部まりあは終わると思っている節があると向後は言います。

恋愛をしたことがない?

となると、もしかして清一郎は恋愛をしたことがない?

少なくとも、漫画家になってからの清一郎にはそういう経験はないはずだと向後は言います。

しかし、昔は何かあったらしいことを弟の純から聞いていました。

純は、常日頃から「恋愛はするものではなく描くもの」と言っている兄について、自分のせいで恋愛ができなくなったのかもしれないと言っていたというのです。

moyoko

しかし、それ以上のことはわかりません。

純は、人間嫌いの清一郎にとって生身の人間の窓口でした。

だからこそすんなりレンを引き取ったのかもしれません。

「甥っ子とはいえ、家に誰かがいるのは相当のストレスですからね」

moyoko

2人の会話をレンが聞いてしまっています。気にしてしまうかもしれません!

徹夜で読破

あいこが家路についていると、商店街で二階堂(眞栄田郷敦)に会いました。

二階堂は早瀬とのことをあいこに尋ねます。

「まさか本気になっちゃったとか?」

「どうかなぁ…」

moyoko

あいこの微妙な表情から、早瀬への想いを読み取った二階堂は複雑な表情をしています。

帰宅したあいこはさっそく漫画にとりかかりました。

ページをめくっていくうちに、どんどん『銀河天使』の世界にのめり込んでいきます。

そこにはめくるめく世界が広がっていました。

あいこは手を止めることができず、そのまま朝まで最新巻まで読みふけりました。

「すごい。私の仕事の依頼人はとんでもない天才だった!」

moyoko

あいこをそう言わしめる『銀天』読んでみたいです!

行方不明になったレン

翌朝、清一郎がリビングに降りると、レンがコーヒーを入れていました。

純が毎朝飲んでいたので、レンも入れられるようになったのです。

「良かったらどうぞ」

レンは清一郎にも飲んでもらおうとしましたが、清一郎は決まったものしか飲まないと言ってそれを断りました。

moyoko

シュンとしてしまったレン。飲んであげればいいのに!

レンは、清一郎にあの絵が描かれた場所を尋ねました。

moyoko

清一郎は自分で入れたエスプレッソを飲みながら、レンのコーヒーを気にしています。素直じゃないですね!

あいこが漫画を返すために刈部邸へ向かっていると、レンの学校から電話がかかってきました。

なんと、レンが登校していないと言うのです。

あいこは急いでインターホンで清一郎を呼び出しますが、応答がありません。

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仕方なく門をよじのぼろうとするあいこ。アグレッシブです。

人の心はわからない

あいこは、何か手がかりがあるかもしれないとレンの部屋を捜索し始めます。

清一郎は学校をサボりたい時もあるだろうと言いますが、あいこはそれでも探し続けます。

たった1人の親を亡くし、転校もして友達と離れ離れになり、今レンは一人ぼっちなのです。

「どんなに寂しいか」

すると、清一郎は心を勝手に決めるなと言います。

「人の心なんてわからないんだ」

あいこは外に探しに出かけました。

清一郎は「勝手にしろ」と言って仕事を再開するのですが、結局何も手につきません。

moyoko

やはり素直じゃないですね!でも、なんだかんだで清一郎はいい人なのです。

警官に囲まれる清一郎

レンはどこにも見つからず、あいこが途方に暮れていると、黒いパーカーのフードをかぶった男が警官に囲まれていました。

「刈部さん!?」

結局、清一郎もレンを探しに出て来たのですが、タクシーに乗車拒否をされ続けているうちに、職務質問をされてしまったのです。

moyoko

見た目が怪しすぎますからね。

清一郎は丸子橋に行きたいようでした。

今いる場所からはバスに乗って行く必要があります。

「バスの乗り方を教えろ」

世間から遠ざかっている清一郎は、バスの乗り方がわからなかったのです。

あいこは教えるついでに自分も丸子橋までついて行きました。

清一郎は迷惑がりますが、バスの降り方がわからないので仕方なく付き合わせます。

清一郎は、丸子橋に着くとそのままとある神社に向かいました。

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もうレンの居場所がわかっているようですね。

父子の会話

レンは神社の見晴らし台にいました。

清一郎はあいこをその場で待たせ、レンの元へ向かいます。

清一郎が来たことに驚くレン。

「どうして?」

「来たかったからだ」

清一郎は、この神社に来ると弟に会えるような気がしていました。

あの日、純は悩んでいるレンを神社に連れていき、清一郎に絵を描いてくれと頼みました。

純はレンに何も聞かず、「また辛いことがあったらここに連れて行けと俺に言え」と伝えました。

「一緒に捨ててやる」

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清一郎はその様子をスケッチしていました。

レンは父を思い出してぐっと涙を堪えます。

「泣け。泣いていいんだ」

清一郎がそう声をかけると、レンは静かに泣き出しました。

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レンは、父の死後やっと泣くことができたのです。

レンとの約束

「約束しろ。1人でここに来るな」

清一郎は、レンが辛い時は一緒にここに捨てに来てやると言いました。

「美味かった、コーヒー」

清一郎は、レンの入れたコーヒーを飲んでいたのです。

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めっちゃいい人ですね、清一郎。

清一郎とレンが帰宅すると、心配した担任の大倉が様子を見に来ていました。

清一郎は、担任が気が付かないうちに家の中に入ってしまいます。

「すみません、おじさんは人見知りで…」

大倉はレンの無事を確認し、安心して帰っていきました。

あいこの決心

あいこは、帰り際に『銀天』の続きが掲載されている雑誌をつい買ってしまいました。

その中身には、あいこが清一郎に伝えたシーンが描かれていました。

「私の仕事が役に立ってる!」

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あいこは、清一郎が読者の人生を背負う覚悟で描いていると言っていたことを思い出しました。

こんな時、ヒロインのみすずだったらどうするか。

あいこはしばらく考えて、早瀬に会いたいと連絡しました。

翌日の夜、あいこは早瀬と横浜の港を歩きます。

「会うのはこれで最後にさせてください。ごめんなさい」

辛い別れ

うまく行っていると思っていた早瀬は戸惑いを隠せません。

「どうして?」

「私にはもったいない人だから」

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陳腐な理由になってしまいましたね。

早瀬は、あいこの口から使い古された断り文句が出てきたことにガッカリします。

そして、あいこがとうとう本当の自分を見せてくれなかったことが残念でなりません。

あいこはただただ謝ってその場を去ります。

それでも後ろ髪を引かれて、一度だけ振り向いてしまいました。

早瀬は海に向かってうなだれていました。

あいこは、家に帰るまでずっと涙が止まりません。

商店街で人目も憚らず号泣しながら家路につきました。

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店の外にいた二階堂が心配そうにあいこを見送ります。

詐欺だ!

2日後、あいこは清一郎に報告をしにいきました。

清一郎はまた筆が乗ってきて、どうやら締切に間に合いそうです。

これで報酬の100万円がもらえると思ったあいこ。

しかし、現実はそう甘くありません。

なんと、契約では期日中に報告を済ませなければ報酬は支払われないと言うのです。

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気持ちを落ち着かせてから報告したのが仇となってしまいました。

「詐欺だ!」

結局、あいこは漫画のために辛い思いをしてタダ働きをしたのでした。

「別れたくなかった〜!」

その頃、刈部まりあの正体を探る金條可憐は、アシスタントから刈部まりあが近くに住んでいるという情報を得ました。

担当編集の向後が近所で目撃されているのです。

「それじゃあ間違いないわね」

可憐は、勝ち誇ったかのようにほくそ笑むのでした。

ドラマ『レンアイ漫画家』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回は、巌窟王のような清一郎が意外と早くとても心優しい人物だということが判明した回でした。

弟とは仲が良く、その弟の子であるレンのことも憎からず思っている様子です。

ただ、愛情表現が恐ろしく下手なだけなのです。

これからどんどん変わっていきそうで、その変化が楽しみです!

あいこは残念でしたが、清一郎の才能に気がつくことができました。

次回からはまた新しいミッションを課せられることになります。

あいこの恋はどうなるのでしょうか?次回も見逃せません!

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