『Re:ゼロから始める異世界生活 第2期』第28話あらすじ・ネタバレ感想!聖域から出るための試練とは?

『Re:ゼロから始める異世界生活 第2期』第28話

出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』公式ページ

強欲の魔女エキドナのお茶会に紛れ込んだスバル。

聖域であることを確認して戻り、エミリアと合流します。

フレデリカのと同じ鋭い歯を持つ少年と出会い、この聖域は結界によりエミリアら混血の者が外に出られないことをを知ります。

結界を解くためには、試練に挑むしかありません。

そこでエミリアは、聖域の試練に立ち向かいます。

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『Re:ゼロから始める異世界生活 第2期』前回第27話のあらすじと振り返り

スバルとエミリアが王都から帰ると、聖域に避難していたロズワールたちがまだ戻っていませんでした。

スバルはベアトリスにロズワールの思惑を尋ねに行きました。

するとスバルの求める答えは、聖域に行けばわかると言います。

スバルとエミリアは聖域へ行くことを決め、出発しました。

しかし、フレデリカから持たされた結晶が発光し、エミリアは倒れ、スバルは気づけば見知らぬ森の中で一人。

そしてスバルの前に現れたのは、自らを強欲の魔女と名乗るエキドナでした。

【ネタバレ】『Re:ゼロから始める異世界生活 第2期』第28話あらすじ・感想

強欲の魔女エキドナとのお茶会で、スバルは何を聞く?

エキドナは、スバルを茶会に呼んだだけだと言います。

スバルは警戒しながらも、しぶしぶエキドナの正面に座り、用意されていた茶を飲み干します。

魔女から差し出されたものを一息で飲むスバルに、エキドナは勇敢だと言います。

スバルの方から勝手に入ってきただけなので帰りたければ帰してくれると言うエキドナ。

しかし、強欲の魔女に話を聞ける機会なんて早々ありません。

何も聞かずに帰っていいのかと、スバルを留めます。

君の強欲を認めよう、とエキドナはこれまで周りに広がっていた草原もテーブルもティーセットも全て消し、暗い宇宙のような空間に変えて見せます。

そして何が聞きたいのか、魔女の名前をひとつずつあげていきます。

最後に嫉妬の魔女という名を聞き、スバルは顔を強張らせます。

その瞬間、元いた草原の風景に戻りました。

しかし、スバルは体内に異変を感じます。

先ほど飲んだお茶によって怠惰の魔女因子に働きかけて抵抗力を強くしたと言うのです。

meriko

スバルの身体に入った魔女因子は今後どんな意味を持つのでしょうか!

エキドナがスバルに与えたものとは

スバルが怠惰を殺した時、その死に際に魔女因子が新たな依り代にスバルの身体を選んだのです。

そしてスバルのいるこの空間は、魔女の墓所だったのです。

つまり、聖域とはエキドナの魂が囚われている墓だということです。

スバルが通ってきた遺跡のあった場所が聖域に間違いないとわかると、スバルはすぐにでもここから出してもらおうと働きかけます。

スバルはエキドナと話すよりも外にいるエミリアと合流することが最優先なのです。

エキドナはもっとスバルと話そうと焦り、落胆します。

本当に帰るなら対価をもらおうと、この茶会の出来事を口外禁止という条件の制約を求めます。

それからお土産だと言って、聖域の試練に挑む資格を与えました。

meriko

謎めいた雰囲気のエキドナですが、スバルに色々聞いてほしいと焦る姿は少し可愛いですね。

ガーフィール登場!

スバルがエキドナにはじき出されると、誰かと話していたような、記憶が曖昧でした。

さらに遺跡から出ると、地面に伸びているオットーが見えます。

スバルは突然見知らぬ少年から攻撃を受けますが、パトラッシュのおかげでスバルは龍車のソファに落下し大事には至りませんでした。エミリアも無事です。

顔に罰の傷跡のある、凶暴な見た目で性格も横暴な彼はガーフィール。

フレデリカが気をつけなさいと言っていた名前です。

話が通じない彼に襲われそうになりますが、フレデリカの関係者だと言うと攻撃をやめてくれました。

ガーフィールの案内でロズワールとラムの元へ向かいます。

meriko

名前だけ先行して出ていたガーフィールが登場しました!フレデリカと外見が似ていますが、その関係とは?

ガーフィールの思う”聖域”

道中、目を覚ましたエミリア。

エミリアだけが倒れてしまったのは、結界に触れたからです。

混血の者だけが反応するようになっているのです。

聖域というのは、亜人の中でも混血の人が暮らす場所。

ガーフィール曰く「半端ものの寄せ集めが暮らす行き詰まりの実験場」。

到着したガーフィールたちを出迎えたのはラムでした。

相変わらずの毒舌ぷりですが、やはりレムの記憶は消えてしまっているようです。

その様子にスバルは寂しい気持ちになります。

そんな自分を情けないと言うスバルを、エミリアは元気づけます。

meriko

実験場と例えられた聖域。良い響きではありませんね。

ロズワールとラムが聖域から戻らなかった理由

ロズワールに再会することができましたが、そのロズワールは全身に怪我を負っており、ボロボロの姿でした。

ロズワールの口からも、ここは魔女の墓場だと説明されます。

エキドナの最期の場所であり、ロズワールにとって聖域と呼ぶべき場所なのです。

この土地はメイザース家が代々管理を引き継いできました。

エミリアが強欲の魔女と呼ぶと、ロズワールはエキドナと呼ぶようにと強く念押しします。

聖域はエキドナによって強力な結界に守られていて、特別な順を追わないと入ることができません。

さらに血の条件を満たす者には特別な効果を発揮します。

ロズワールとラムが聖域に留まり屋敷に帰らなかった理由は、聖域に軟禁されている状況だからだったのです。

ロズワールの怪我は、試練に拒否されたときのものでした。

混血が結界に触れて中に入ると、外には出られなくなってしまいます。

結界を解くには墓所の試練に挑むしかありません。

しかし、混血以外の者が試練に挑むと、力のあるロズワールでも大怪我をすることになると言うのです。

ガーフィールからの要求は、聖域を囲む結界を解き、その結界を解くための試練にエミリアが受けることでした。

そうじゃないとアーラム村の人々も帰しはしないと言うのです。

meriko

度々出てくる試練というのは、どういったものなのでしょうか…。

優しいエミリアの思い

アーラム村の人々にスバルが顔を見せ、避難したもう片方の者たちの安否を伝えます。

しかし、帰るのが難しいということを知って不安を抱えている村人に、試練に挑むエミリアが出ていきます。

村長は、エミリアを拒否してもなお、なぜ自分たちに頭を下げるのか疑念を抱いていました。

そして、エミリアが自分たちの理解できない魔女ではないことを知りたいのだとエミリアに問います。

エミリアは、自信なさげに、それでいて力強く話し始めます。

ここにいるみんなの家族と数日過ごして思ったのは、家族は一緒にいなくちゃだめだってことです。

エミリアは、みんなを家族の元に帰してあげたいと、約束したわけではないけれど、自分の胸に誓ったのです。

王戦に向けて支持してほしいということは考えていませんでした。

だけどエミリアは、村人みんなと仲良くしたいと思っています。

そんなまっすぐなエミリアに、村の者たちはよろしくと頭を下げます。

meriko

エミリアは純粋で心の綺麗な女の子ですね!嫉妬の魔女に見た目が似ているからといって避難の目を向けられているのに、その相手にこうも優しくなれるなんて…。

試練に挑んだエミリアに緊急事態!

微精霊、スバルからの応援をもらったエミリアは試練に挑みます。

エミリアが遺跡に近づくと、青く光りました。

これは試練を受ける資格があると認められたという証です。

スバルは、ガーフィールに「どうして自分で試練を受けないのだ」と質問しますが、ガーフィールは「やれんならやってんだよ」と舌打ちします。

間もなくして遺跡の光が消えました。

「試練が続く限り、光が消えるなんてあり得ねえ」と言うガーフィールの言葉を聞いて、すぐにエミリアを按じて駆け出すスバル。

混血でないスバルをラムは止めようとしますが、遺跡はエミリアの時と同じく光りました。

スバルが遺跡に飛び込むと、エミリアが倒れているのが見えました。

すぐに駆け寄るスバルに「まずは己の過去と向き合え」という声が聞こえてきます。

気が付くとベッドの上で寝ているスバル。

スバルの寝ている部屋に突然入ってきた男は「グッモーニン、息子!」とスバルの上にのしかかります。

そして、その男はこう言います。

「まるで朝っぱらから全裸の親父でも見たような顔だぜ」

スバルは試練の中で目を覚まし、最初に見たものは父親の姿でした。

meriko

スバルはこれまで過去が明らかになっておらず、引きこもりだったということだけ本人がさらっと言っていますよね…!

『Re:ゼロから始める異世界生活 第2期』第28話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

聖域の試練に挑むことになったスバルとエミリア。

己の過去と向き合えとのことですが、エミリアもスバルも、未だ過去が明確には描かれていません。

この異世界に転生する前のスバルに、どんな過去があるのでしょうか。

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