『Re:ゼロから始める異世界生活』は、2012年に小説投稿サイト『小説家になろう』で連載が始まり、2016年4月にアニメ化されました。
ドキドキ、ハラハラ、キュンキュンしたり、胸が苦しくなったりと感情がジェットコースター状態!
『なんで!?』『どういうこと!?』とつい叫びたくなってしまう、先が気になる熱い展開が繰り広げられます!
- 平凡な主人公が命をかけて大切なものを守る姿がかっこいい
- 主人公に降りかかる「運命」に涙せずにはいられない
- キャラ一人一人の気持ちが繊細に描かれ、感情移入してしまう
それでは『Re:ゼロから始める異世界生活』をネタバレありでレビューします。
▼動画の無料視聴はこちら▼
目次
『Re:ゼロから始める異世界生活』声優・キャラクター紹介
小林裕介 / 役:ナツキ・スバル
- 本作の主人公で、ある日突然異世界に飛ばされた
- 元の世界では引きこもりだった
- 明るく前向きで、図々しく、何事にも物怖じしない性格
- 相手を愛称で呼ぶことがあるが、本人いわく、親愛の証である
- エミリアのことが好き
高橋李依 / 役:エミリア
- ルグニカ王国の次期王候補
- お人好しで、困っている人を放っておけない優しい性格
- 精霊術師であり、精霊のパックを連れている
- 忌み嫌われる「嫉妬の魔女」に外見が似ていることから、差別を受けている。
- スバルからの愛称は「エミリアたん」
内山夕美 / 役:パック
- エミリアに従える精霊
- エミリアの保護者のような存在で、エミリアが全て
- 姿を現すのは朝9時から5時までの日が出ている時間のみ
水瀬いのり / 役:レム
- エミリアの住むロズワール邸のメイド
- 双子であるラムの妹
- 毒舌だが、姉思いで姉を尊敬している
- 料理や洗濯などの使用人の雑務を完璧にこなす
- スバルからの愛称は「レムりん」
村川梨衣 / 役:ラム
- エミリアの住むロズワール邸のメイド
- 双子であるレムの姉
- レムと同じくらいかそれ以上に毒舌
- スバルからの愛称は「ラムちー」
【ネタバレ】『Re:ゼロから始める異世界生活』あらすじ・感想
スバルの能力『死に戻り』
異世界転生ではお決まりのチート能力…ではなく、なんとも奇妙な「死に戻り」という能力を与えられる主人公スバル。
スバル自身が死ぬことによって、記憶を持ったまま時間を巻き戻す能力です。
meriko
スバルと関わってきた人間は皆、スバルと過ごした時間や思い出を忘れてしまいます。
死に戻りのことを他人に話そうとすると、心臓を掴まれるような痛みと恐怖に襲われます。
つまり、死に戻りを打ち明けることは許されないのです。
エミリアとの出会い
突如異世界に召喚されたスバルは路地裏でチンピラに絡まれてしまいます。
そこでスバルを助けたのがエミリア。
meriko
そんなお人好しのエミリアの力になりたいと、今度はスバルがエミリアの手伝いをすることになります。
一緒に探し物をしていく内に、エミリアの人柄に惹かれていくスバル。
エミリアの探し物を追い、盗品蔵に辿り着きますが、二人とも腸狩りのエルザに殺されてしまいます。
スバルが目を開けると何事もなかったかのように、リンガを売る商人の前に立ちすくんでいました。
meriko
エミリアを救うべく、盗品蔵に向かいますが、またもエルザに殺されてしまいます。
3周目はチンピラに背中を刺され死んでしまいます。
そして4周目でようやく死を回避し、エミリアを守ることに成功します。
傷を負い意識を失ったスバルをエミリアはロズワール邸に連れて帰りました。
その後スバルはロズワール邸で使用人として働くことになります。
meriko
ひたむきで健気なレムにメロメロ
meriko
ロズワール邸で働くメイドのレム。
最初はスバルに対して好意的ではありませんでした。
何度か過去をやり直す中で、レムが直接スバルを殺めたこともあるくらいです。
しかし、村人を思い危険を顧みないスバルの姿に次第に好意を寄せていきます。
スバルを死なせたくないと強く思うようになり、共にピンチを乗り越えました。
過去に囚われ、自分を卑下するレムを肯定してくれるスバルに心を開き、笑顔を見せてくれます。
meriko
それからレムはわかりやすくスバルに好意を見せるようになり、目一杯スバルに尽くすのですが、その健気な姿がまた可愛いんです。
スバルが最も絶望的な死に戻りを繰り返していたとき、そばにいてくれたのはレムでした。
何度やり直してもエミリアやレムたちを守ることができず、残酷な記憶だけが刻まれ、肉体も精神もズタボロになるスバル。
meriko
18話では、まるで最終回のような感動的なシーンのオンパレード。
meriko
レムにとってスバルは、「止まっていた時間を動かし、凍てついていた心を溶かしてくれた英雄」なのです。
meriko
狂人ペテルギウス・ロマネコンティ
魔女教の大罪司教、怠惰担当。
強烈なキャラクターで、一度見たら頭から離れません。
meriko
演じているのは松岡禎丞さんなのですが、狂気じみた演技が凄い…!
「脳が震える」や「怠惰デスねぇ」という台詞はついつい口に出して言いたくなってしまいます。
嫉妬の魔女サテラの信者であり、魔女の愛に報いるため福音書の通りに勤勉に勤めるペテルギウス。
meriko
また、ペテルギウスは「見えざる手」を操りますが、その名の通り他者には見えないはずの手が、スバルだけには見えるのです。
ペテルギウスは肉体に憑依することによって生きており、スバルに乗り移ったことも。
死に戻りで過去に戻れることを知っているスバルは、フェリスとユリウスに殺してもらうよう懇願し、死を迎えます。
過去をやり直したスバルは、今度こそペテルギウスを倒します。
スバルの苦しみ
スバルは死に戻りの能力によって、10回以上の死を経験しています。
本来、人間が死を迎えるのは1度だけですし、死ぬのが怖くない人間はいません。
meriko
もちろんスバルも「死にたくない」と抗うこともありました。
レムが自分の代わりに死んだ時、戻って助けなければいけないと思いながらも、死ぬことを一瞬ためらいました。
meriko
しかし死に戻りによって過去に戻ると、確かにあったはずの思い出や記憶は、自分以外からは消え去ってしまいます。
エミリアやレムと過ごした時間も、約束も、全て忘れられてしまう。
その辛さは計り知れません。
残るのは楽しい思い出ばかりではありません。
辛い経験や苦しい思いも消えることはなく、トラウマとして刻み込まれてしまうことも。
何度やり直しても、何をしても大切な人を死なせてしまう…。
それでも何度だって死んで過去に戻り、未来を変えるために足掻きます。
meriko
13話で、スバルとエミリアの気持ちがすれ違ってしまうシーンは、とても辛かったです。
meriko
死に戻りのことを話せないスバルは、何度も何度もエミリアを助けようと奮闘していることを知ってもらうことはできません。
どうしてスバルがエミリアを助けたいのかも、エミリアに伝わることはありませんでした。
エミリアは「スバルが大事なことを言ってくれないから」と、スバルの気持ちがわからなくなってしまいます。
差別を受けてきたエミリアは、スバルだけは自分を特別扱いしないんじゃないかと期待していました。
しかしスバルの「君だけは他の人間と同じ目で見ることなんてできっこない」という言葉に、エミリアは酷く傷付きます。
スバルはエミリアを好きだからこそ特別なのに、エミリアはその意味に気付いていないのです。
meriko
『Re:ゼロから始める異世界生活』まとめ
いよいよ4月1日に『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』のBD&DVDが発売💿
限定版BDには絵コンテ・設定資料等の豪華特典つきです‼店舗別購入特典もいっぱいですよ。ぜひ、チェックしてくださいね。https://t.co/0fHLp3G45H#rezero #リゼロ pic.twitter.com/J0wk6TqZiF
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) March 30, 2020
- 自らの死によって過去に戻り、残酷な未来を変えようと奮闘するスバルに胸打たれる
- スバルに感情移入し、心を動かされながら物語に入ることができる
- エミリアとレムをはじめとする女の子キャラが可愛い
- 心臓をえぐられるような辛いシーンもあるが、その分感動が押し寄せてくる
以上、ここまで『Re:ゼロから始める異世界生活』をレビューしてきました。
2020年7月からの第2期が今から楽しみです!
▼動画の無料視聴はこちら▼
▼次回第2期26話も続けて読む▼