第4話で、レイを内通者だと言い切ったノーマン。
第4話の最後、なぜノーマンはレイを内通者だと考えたのでしょうか?
今回の第5話は、その続きから再開します。
非常に気になる場面からのスタートでドキドキですね!
それではさっそく、第5話についてレビューしてきたいと思います。
目次
『約束のネバーランド』第5話あらすじ
内通者がレイであることを突き止めたノーマンは、二重スパイになるよう提案する。
レイは脱獄の準備をするために自ら志願して内通者になったことを明かし、全員での脱獄を諦めること、そのためにエマを騙すことを協力の条件とする。
翌日、レイが内通者だったことを知り、改めて全員での脱獄を決意するエマ。
そしてイザベラの隠し部屋を見つけたことを報告するが、ドンとギルダはエマ達には告げずその部屋に侵入しようとする。
出典:『約束のネバーランド』公式ページ
【ネタバレ】『約束のネバーランド』第5話の感想
レイは、内通者?
先に口を開いたのは、レイでした。
「なにを言ってる?どうしたノーマン」と言うと、ノーマンは「罠を仕掛けたのは3人」と言い、本当の罠の場所を言います。
レイは、ノーマンからドンにはノーマンのベッドの裏、ギルダには2階のトイレの天井裏、と伝えられていました。
しかし、実際にはドンには食堂。
ギルダには図書室と伝えてある、と言われてしまいます。
それを聞くと、慌てる様子も見せずノーマンのベッドに寝転がり手をおおっぴらに開くレイ。
疑われているのに余裕な姿を見せるレイ…。
「アッハッハッハ」突然笑い出したレイは、「あーあ上手くやってたと思ったのに」そう、言います。
ベッドに座るように背中をあげ「そうだよ、俺がママのスパイだ」と言うと、ノーマンにいつから自分を疑ってたか聞きます。
こいつ、開き直るタイプの犯人かよ。タチが悪いです。
ノーマンは、その問いに対しシスターがハウスに来た日と答えました。
さらにノーマンは、レイを内通者だと疑った理由についてこう語ります。
- 自分たちの立場だとレイが内通者なら一番厄介
- ママの立場だと、レイが内通者であれば一番効果的
そう言うと、ノーマンはレイが内通者として一番の適任者だと言います。
さらにママの性格上、今回だけの即席の内通者じゃないね。
ノーマンはそう言うと、レイに対し「いつからママの内通者だったの?」と聞きました。
「ずっと前からママの手下だった」と言うレイは、さらに全てを知っていながらずっと手下を行っていたと言います。
その事実を聞き、苦しそうな表情を見せるノーマン。
レイ、子供らしさが微塵もない。エマを見習ってくれ…。
レイが、俺を脱出計画から切るか?とノーマンに聞くと、ノーマンは今まで通りにしてくれと言います。
「よかったねぇ。君は今まで通りスパイを続けられる。ドンに濡れ衣着せてまでスパイやりたかったんだろ?」
そう言うノーマンの表情は、嫌味と笑顔が交じり合っていました。
それを聞いたレイは、ノーマンに対し「なにが望みだ?」と聞くと、ノーマンから3つの条件があげられます。
- 今まで通り、ノーマンとエマのそばに居て、安全を保証すること
- レイが持っている全情報の開示
- 寝返って今度はこちらのスパイになってもらいたい
「リトルバーニー隠したのはレイだよね?」
リトルバーニーとは、コニーが持っていたウサギの人形。
さらにノーマンは、こう言います。
あの日リトルバーニーを隠し、まだ間に合うと言いエマとボクを門に行かせ、ハウスの真実に気づかせたのは全てレイの策略だったと。
ママの手下をやっているなら、わざわざボクたちにハウスの真実を気づかせる必要はない。
ノーマンは、レイに「どうして、手下をやっているの?」と聞きます。
「志願した、全てはこの脱獄のために!」そう、話すレイ。
レイは、ママのスパイをやる2つの条件があると言う。
- 協力の代わり、即出荷をしない。
- 結果を出したら報酬をもらう。
報酬とは何か?とノーマンが聞くと、”ガラクタ”とレイは話します。
ハウスにないものは取り寄せてもらえるので、手に入るものをヒントに外の世界の様子を探っていたと言います。
賢こすぎんか、レイ(笑)
「発信機は、無効化できる」そう力強い目で言うレイ。
彼の脱獄に対する執念が見えてきます。
レイは発信機の現物も確認し、壊す実験も行ってきた。と語ります。
「全ては、お前ら2人を死なせないためだよ」
そう話すレイは、自分のことを味方でも敵でもないが、条件次第で味方になると言ってきます。
続けてレイは、「エマを騙せ」と言ってきます。
全員連れていくことはできない、連れて行ってもドンとギルダまで。
エマには全員連れていくと言い、脱獄の日、他の子供たちを置いていく計画。
「この条件飲むか?」立ち上がりレイが言うと、ぼそっとした声で「わかった」とノーマンは返事をします。
ノーマンの右肩に手を置き、耳もとで「もし今の言葉がウソだったら…」そう言い放つレイ。
レイの顔が、完全に敵役の顔なんですが…。
作り笑顔で「わかってる、ウソじゃないよ」とノーマンが言うと、レイは部屋を出ていきます。
廊下では、デスノートの八神月の「計画通り」と言わんばかりに、にやけ顔を見せるレイ。
部屋では、極度の緊張で疲れたのかベッドに座りながら何かを考えるノーマン。
レイが見せた、あの表情はどちらの意味だったのでしょう?
「遅かったわね」
部屋に入ってきたレイに対し、イザベラはそう言います。
「ノーマンと話してた」
そうレイが言うと、イザベラは「それで?」と聞いてきます。
レイは「特に異常なし、鬼ごっこ訓練に夢中」とイザベラに言うと、今度はレイのほうからイザベラに話します。
「それよりシスターのほうだ。また勝手に動いてる。」「あいつ俺への抑止のつもりだろ、6年仕えてるのに悲しいなぁ」と、レイは続けざまに話します。
「万が一のためよ」とイザベラは答えます。
「そもそも、あなたがあの日2人を門に行かせないようにさえすれば。」
そう言うイザベラは、レイのことを留守番の1つさえ満足にできない無能犬と罵ります。
レイは、反発するように「挽回したろ!親友も売ったし。シスターの不穏も逐一報告してる!」と、言いました。
「ご褒美はきっちりもらうよ」とレイが言うと、イザベラは「勿論よ契約だもの」と返します。
エマの忠告
次の日、悪夢にうなされ起きるノーマン。
自由時間になり、エマ、レイ、ノーマンの三人は森の奥へ。
エマが、昨晩「ロープを見て進展あった?」と切り出します。
「俺、俺がママの内通者です。」そう平然と答えるレイ。いたって普通の顔で。
「お前かよ!」ろ指をさし、普通にツッコむエマである。
「ご、ごめん…頭が…」エマの頭がパンクしそうになっていると、ノーマンの説明が入ります。
「内通者と言っても、私たちのためにママの手下をやってたってこと?」
ノーマンの説明を聞き、自分の理解があっているか確かめるように聞くエマ。
レイはそれに対し、本当は2人が門から帰ってきたときに説明しようと思ってたけど、リトルバーニーを置いてきてママには気づかれるし、全員連れて行こうとか言って予定外のことが重なり、ママと2人を制御するために話さなかった、とレイは言います。
「つまり、私たちのミスをカバーしてたの。そして未だに全員での脱出には反対してるんだね。」
エマがそう言うと、レイは「でも今は違う。全員での脱出に賛成だ。」
それを聞くと、エマは「らしくないね」と真顔で言ってきます。
ノーマンが「嘘だと思うの?」と聞くと、レイが全員に力を貸してくれる、しかも今度は内側からママを騙すことができる!純粋にうれしそうにエマはそう話します。
「でもずっと全部知ってたんだね。辛かったよね。何人も…何人も…」そう言い、エマは悲しそうな表情を浮かべる。
続けてエマは「ねぇ、発信機の実験って誰かの耳でやったの?その子の出荷時期早まってないよね?…いや、いいんだ。そのおかげで今私たちは全員で逃げれるんだから。」
そう言うと、エマはレイの手を力強く握り「でもそういう線引きは二度とやめてね」と。
エマが初めて見せる怒りの表情で。
森から帰ってくる3人を見つめるドンとギルダ。
ドンは、自分たちがハブられているようで怒っている様子。
ギルダは、おそらく事情があるんだと思い、遠く3人を見つめる。
ノーマンはレイに「僕ら2人を殺させないためって言ってたけど、レイは…」
そこまで言うと、少し先を歩いていたエマが「そうだ!」と言い、会話が途切れてしまいます。
ノーマンが、言いかけたことはなんでしょうか?
5人の信頼関係と秘密の部屋
エマ、レイ、ノーマン、ギルダ、ドン、この5人で集まって話しています。
「ギルダと、ママを観察していて気づいたことがあるの!」そうエマは皆に言います。
ママは、8時前に秘密の部屋に姿を消す。
しかも、ママの書斎に秘密の部屋があるそうです。
「でも、何のため?」とドンがみんなに聞くと、レイは「定時連絡、本部への定時連絡」と答えます。
また、ドンが本部という言葉に対し疑問を投げると、今度はノーマンが「ここに子供たちを送る拠点だよ」と答えます。
それを聞くと、ドンが冷静さをかき「入ってみようぜ!」とみんなに語りかけるように話します。
レイに「秘密の部屋に入ってもメリットよりもリスクしかない」と言われてしまい、歯を食いしばりドンは黙り込んでしまいます。
ノーマンにも「入るべきではない」と言われ、さらに何も言えなくなってしまうドン。
追い打ちをかけるようにレイに「夕飯の準備行ってくれ、誰か行かないと」と言われ、ドンは「わかってるよ!」と強めの口調で返します。
ドンの様子を見て不憫だったのか、ギルダもそっとドンの後ろを追いかけ部屋を出ていきます。
突然、ギルダが良い子に見えてきます…。
「えっ!ドン、そっちは…」
ギルダがそう言うと、前を歩くドンはママの書斎の部屋の前に。
ドンがギルダに「自分の目でママの本当の姿を確かめたい。」と言うと、ギルダもそれにうなずき2人は部屋に入ることに。
部屋に入ると、エマが秘密の部屋があると言っていた空間の前には、本棚があります。
本棚を叩きひっぱるが、秘密の部屋への扉が見つからず本棚に当たるドン。
「ほんとにこの裏にあんのかぁ?」「早く、コニーを助けに行かないといけないのに!」そう、悔し気な表情でドンは言います。
その様子を見てたギルダが「もしかして!」と言い、本棚を横にずらしあっさり秘密の部屋へとつながる扉を見つけます。
ドンがドアノブに手をかけるとドアノブが回らず、鍵がかかっている様子。
その時、部屋を何者かが開けます!
ここで第5話が終わってしまいます。
『約束のネバーランド』第5話まとめ
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— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) 2019年2月7日
第5話もめっちゃいいところで終わってしまいましたね!
個人的には、今回でレイが完全に嫌いになりました(笑)
あとは、第5話には一瞬もシスター・クローネが出てきてないのも気になります。
第6話で5人はどう動いていくのか。
そして秘密の部屋と、そこに現れた人物とは!?
ここに、注目して見ていきたいですね!
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