映画ポスターが印象的な洋画10選!おしゃれでアートなデザインの映画ポスターを紹介

センス抜群!ポスターが印象的な映画10選!おしゃれでアートなデザインの映画ポスターを紹介【洋画編】

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本やCDに“ジャケ買い”が存在するように、映画もポスターやフライヤーを見て「この映画観てみたい!」と感じることがあると思います。

一目見ただけで引き付けられるような美しいものや部屋の壁に貼ったらお洒落に見えそうなもの、ちょっと変わったものなど様々です。

同じ作品でも上映される国によってイメージやデザインが違ったり、話題になりがちですよね。

例えば、2020年の例だと『ミッドサマー』の日本版アートポスターが印象的だと注目を浴びました。

今回はそんな印象的な映画ポスターの「洋画版」を10作品ご紹介します。

ポスターが印象的な洋画10選

『アメリ』

『アメリ』

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オドレイ・トトゥ主演の映画『アメリ』。

一癖ある主人公・アメリが自分らしい幸せを探す物語は、フランス映画の中で世界的に人気のある有名作となりました。

アメリのファッションや部屋に置かれたインテリアがキュートで魅力的なこともポイントで、日本でも女性を中心に支持を集めている昨品です。

そんな『アメリ』のカラフルでお洒落な雰囲気が伝わってくる鮮やかな赤が印象的なポスターですが、劇中に登場する一コマでもあります。

『アメリ』

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作品を鑑賞した後に見てみると、パッと目を引く色合いとアメリがポツンといる絵は、空想癖のあるアメリ自身の世界観の確立と孤独を抱える心を表現しているように感じられます。

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『アメリカン・ビューティー』

『アメリカン・ビューティー』

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平凡な家族が崩壊していく様子を描いた映画『アメリカン・ビューティー』。

『007 スカイフォール』や『1917 命をかけた伝令』で知られるサム・メンデス監督の代表作です。

ひとつの家族が迎える展開からアメリカ社会に潜む闇を映し出し、アカデミー作品賞を受賞しました。

タイトルの“アメリカン・ビューティー”はアメリカ発祥のバラの品種の一つで、劇中ではこのバラに様々な意味を持たせたうえで登場させています。

『アメリカン・ビューティー』

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アメリカの一般的な家庭が崩壊する作品に“アメリカン・ビューティー”と名づけたのは、社会に対する一種の皮肉だそうです。

そんな思いのこもったタイトルに合わせて作られたポスターにはバラが使われていて、官能的でありながら美しいデザインになっています。

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『グランド・ブダペスト・ホテル』

『グランド・ブダペスト・ホテル』

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高級ホテルを舞台に豪華キャストが送る映画『グランド・ブダペスト・ホテル』。

タイトルや舞台、登場人物の多さから一見グランド・ホテル方式の映画かと思いますが、ミステリーあり、コメディあり、考えさせられるテーマありの非常に凝った作品です。

テンポ良く進むストーリーに引き込まれ、独特な色づかいや可愛らしい小物のセンスは一度じゃ観きれないほど細部までこだわられています。

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ウェス・アンダーソン監督の代表作と言っていいでしょう。

そんな『グランド・ブダペスト・ホテル』のポスターは、舞台となるホテルを表現したものですが、その絵はまるでドールハウス。

『グランド・ブダペスト・ホテル』

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ドールハウスのようなホテルの中で繰り広げられる人間模様を楽しめること間違いなしの作品なので、鑑賞前も鑑賞後も印象に残るポスターになっています。

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『シェイプ・オブ・ウォーター』

『シェイプ・オブ・ウォーター』

(C)2017 Twentieth Century Fox

発話障害を抱える女性と半魚人の交流を描いた映画『シェイプ・オブ・ウォーター』。

『パンズ・ラビリンス』など多くのアンチリアル作品で知られるギレルモ・デル・トロ監督の最高傑作です。

冷戦下のアメリカ、弱者が生きづらい世界という現実的な舞台背景の中で、ファンタジックな設定、人間と半魚人のラブロマンスという幻想的なイメージが溢れた儚くて美しい作品です。

『シェイプ・オブ・ウォーター』

(C)2017 Twentieth Century Fox

『シェイプ・オブ・ウォーター』のポスターは、主人公のイライザと半魚人が水の中で抱き合っている姿を映したもの。

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暗い水の底で2人に降り注ぐ光は果たして明るい未来を指しているのかどうか。

ただ綺麗なだけではない物語と映像、そして愛の形が表された心が惹きつけられるポスターになっています。

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『ショーシャンクの空に』

『ショーシャンクの空に』

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言わずと知れた名作映画『ショーシャンクの空に』。

スティーブン・キングの小説『刑務所のリタ・ヘイワ―ス』を原作に、冤罪で投獄された男が希望を捨てずに刑務所内で生きていく姿を描いています。

『ショーシャンクの空に』のポスターは、タイトルと同様に映画自体を観たことがない人でも知っているほど有名です。

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実際にポスターに使われているこのシーン、映画史に残る名シーンですよね。

主人公のアンディが恵みの雨を浴びる姿はとても感動的です。

『ショーシャンクの空に』

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ちなみに『ショーシャンクの空に』は冒頭のシーンも秀逸で、最初の5~10分で人々を釘付けにし、気づいたら最後まで集中して観てしまうというとても良くできた構造になっています。

時代を超えて愛されているのも納得の映画です。

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『パルプ・フィクション』

『パルプ・フィクション』

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いくつかの出来事が交錯しながら展開していく映画『パルプ・フィクション』。

ジョン・トラボルタ演じるギャングのヴィンセントが物語の中心となっているものの、何人かの人物に起こるイベント、それぞれの時間軸がバラバラに進んでいくため、そのシークエンスが優れた映画として知られています。

日本映画に造詣が深いクエンティン・タランティーノ監督らしく、武器として日本刀を使うキャラクターがいるなど、コメディ要素もたくさん詰まった作品です。

ポスターにはギャング組織のボスの妻を演じたユマ・サーマンが起用されています。

『パルプ・フィクション』

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気だるげに煙草をくゆらすユマ・サーマンの色気と、安価な大衆向けの雑誌を表す“パルプ・フィクション”の表紙を模したデザインが不思議とよく合った印象的なポスターです。

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こちらも映画を観たことがない人でも知っている有名なポスターかと思います。

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『プラダを着た悪魔』

『プラダを着た悪魔』

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有名ファッション誌の制作現場を舞台に女性の活躍を描く映画『プラダを着た悪魔』。

華やかな世界で泥臭く働くお仕事ドラマで、お洒落や身だしなみに無頓着だった主人公が身も心も洗練された人間に成長していくストーリーは、若い女性を中心に人気を集めました。

主演のアン・ハサウェイとその上司を演じたメリル・ストリープのファッションも注目され、衣装を担当したパトリシア・フィールドが『セックス・アンド・ザ・シティ』に引き続き称賛を浴びた作品でもあります。

『プラダを着た悪魔』

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そんな『プラダを着た悪魔』のポスターは、真っ赤なハイヒールのかかと部分が悪魔の持っている槍のようになっている絵。

メリル・ストリープ演じる仕事の鬼である編集長を表現したお洒落でユニークなものになっています。

ちなみに日本版ポスターに起用された女性の脚は当時大人気だったモデルの押切もえが担当したそうです。

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『ブルックリン』

『ブルックリン』

(C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

1950年代を舞台に女性の生き様を描いた映画『ブルックリン』。

アイルランドからニューヨークのブルックリンに渡った女性の上京物語です。

田舎町で鬱屈した空気を感じながら過ごしていた主人公がブルックリンに移り、新たな出会いの中で強く美しく成長していく姿を追っています。

『ブルックリン』

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上京を経験した人や故郷から離れて暮らしている人なら、共感するポイントがあるのではないでしょうか。

ポスターにはシアーシャ・ローナン演じる主人公がブルックリンの街角に立つ姿がありますが、着ているカーディガンの緑色は故郷であるアイルランドを表したものです。

劇中、人間としての成長と共にファッションやメイクが変化していく主人公が、まだ故郷の色から抜け出していない初々しい様子が表現されています。

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『ラ・ラ・ランド』

『ラ・ラ・ランド』

(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

世界的に評価された現代のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。

ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンがそれぞれピアニストと女優を目指す若者を演じ、全ての夢を追う人、恋をする人の心を掴んだロマンチックな作品です。

音楽と映像の美しさ、楽しさはもちろんのこと、切なくてハートフルなストーリーには多くの称賛の声が集まりました。

ポスターには劇中の一コマが採用されていて、星空とロサンゼルスの街の光が見える丘の上で踊る男女の姿が印象的なデザインになっています。

たくさんのミュージカル映画のオマージュが盛り込まれた『ラ・ラ・ランド』ですが、ポスターに使われたこのシーンでは『雨に唄えば』や『Shall We Dance?』の要素がふんだんに使われていました。

『ラ・ラ・ランド』

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このダンスシーンは後世に残る名シーンと言ってもいいんじゃないでしょうか。

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『君の名前で僕を呼んで』

『君の名前で僕を呼んで』

(C)Frenesy, La Cinefacture

青年たちのひと夏の青春を描いた映画『君の名前で僕を呼んで』。

イタリアで夏を過ごす2人の青年が恋に落ち、何でもないようでかけがえのない日々を送る様子を美しく情感豊かに表現した作品です。

映画のヒットと共に主演のティモシー・シャラメが高く評価され、アカデミー主演男優賞にノミネートされました。

ポスターには雲一つない青空を見上げる2人の姿が大写しされていて、2人だけの世界があること、特別な空気がそこにあることが表されているように思えます。

この真っ青な空からもわかるように、劇中では天気が良くてとても暑いイタリアの夏が続き、2人の特別な関係をより彩っていました。

『君の名前で僕を呼んで』

(C)Frenesy, La Cinefacture

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ポスターが印象的な洋画10選:まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は洋画の印象的なポスターを10個ご紹介しました。

こうして並べてみると、作品の魅力とポスターの魅力は比例しているように感じますね。

ポスターにも注目しながら、素敵な映画ライフを過ごしましょう!

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