『歌舞伎町シャーロック』第21話あらすじ・ネタバレ感想!モリアーティ、笑顔で息絶える!?

『歌舞伎町シャーロック』第21話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

心も足もすくんでしまう…怖さと衝撃が詰まったアニメ『歌舞伎町シャーロック』。

粉雪舞う聖夜、逃走中のモリアーティが開いたクリスマスパーティーに招かれたシャーロック。

そこで待っていたのは胸をえぐられるような悲劇でした。

誰が息絶えるのか…ラスト「絶入」というタイトルがガツンと心に響く第21話です!

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『歌舞伎町シャーロック』前回第20話のあらすじと振り返り

好青年だと思っていたモリアーティは悪魔だった…!

モラン區長の強力な後ろ盾…後醍院が爆破により死亡。

今まで起こった一連の事件の黒幕はモリアーティでした。

彼はシャーロックに追求されても臆することなく「一緒に楽しいことやろう!」と悪の道に誘ってきます。

実はモリアーティの“犯行衝動の芽生え”は幼少期。

好奇心から母・セシリアを感電死させたのは、なんと幼きモリアーティだったのです!

爆破事件後、自宅に戻ったモリアーティは父の書斎の金庫から拳銃と切り裂きジャックに依頼した殺しのリストと、亡き妹アレクのヘアクリップを取り出します。

そして、父のセバスチャン・モランを躊躇なく射殺。

使用人たちも次々と殺していき、モラン家は血の海と化します。

悪夢の連鎖だった第20話のラスト…モリアーティの魔の手はワトソンへ!

姉を人質にされたメアリは、モリアーティに指示されワトソンを刺してしまいます。

彼女は本当にワトソンを殺してしまったのでしょうか…そして、モリアーティはどこへ?

続きが気になってしょうがない第21話…とうとう恐れていたことが起きてしまいます。

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第21話あらすじ・感想


モラン區長事件から1週間後…現れた紫の髭のサンタの正体とモリアーティからの招待状!

「モリアーティが犯人なんて…重要参考人ってだけだろ?クソッ…ワトソンとメアリはいなくなっちまうし。一体どうなってんだよー。」

モラン區長殺害事件から1週間経ったBARパイプキャットで、泥酔した小林寅太郎が大声で叫んでいます。

モリアーティは、モラン區長殺害事件の重要参考人として警察に追われて逃走中。

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ワトソン&メアリは失踪。刺されたワトソンの生死は?

シャーロックには丸ごとの伊勢海老が入った新作カクテル。

歌舞伎町遊撃隊のヨシオは隊長(モリアーティ)を心配し、サブローは「ひょっこりくるんじゃねーの?プレゼント持って」と楽観的です。

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遊撃隊メンバーは何も知らされていない様子ですね。プレゼントを持った怪しいサンタが来店します。

「メリークリスマス!町内会からプレゼント!」

髭が紫の陽気なサンタがお店にやってきます。

子供達にプレゼントを渡し、お店には小さなツリーを置いて行きます。

「町内会費使い切ったと思ってたけど…まだ残ってたのかしら?」

ハドソン夫人は首を傾げ…これを聞いていたシャーロックが急いで店を飛び出しました。

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サンタ…怪しい!

途中で呼び込みのディランに遭遇。

シャーロックが「髭が紫のサンタは?」と聞くと、ディランが指さします。

見ると、髭が紫のサンタの後ろ姿!

視線を感じたサンタが振り向いてニヤッと笑います。

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紫の髭サンタは…爆弾魔アルバート・トレヴァ!

アルバートはショッピングモール“ELEPHANT”へ。

下りエスカレーターに乗ると、すれ違う上りエスカレーターの方から「シャーロック。話しの続きもあるし、今夜21時クリスマスパーティやるから来てよ」とモリアーティの声が聞こえました。

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傾斜を利用して招待状を渡してくるモリアーティ。凄いトリック…と唸ったシーン!

京極冬人が爆弾魔アルバートを追い詰める!

一方、単独行動していた京極冬人はルーシーの病室に忍び込んでいました。

ルーシーの携帯を手に取ると、呼吸器をつけて眠っている彼女の手をとり指紋認証解除を試みます。

「チッ…」

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何度も試すもエラー続きで、思わず舌打ち。

すると、目を覚ましたルーシーが京極の顔を手で潰し、鬼の形相で睨んできます。

「違うんです…アルバートのっ!」

顔を握り潰されながら声を出す京極。

アルバートがルーシーを殺さなかったのは“メッセンジャーに仕立てるためだ”と自らの推理を伝えます。

「全て調べました。後は携帯だけで…。」

事情を知ったルーシーは認証解除するため、小指を差し出します。

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携帯の待ち受け画面には“BONB!”というアプリ。

見慣れないアプリを開くと、<聖樹はじけし降誕の夜、汚濁にまみれた町に永遠の眠りを与え、祝福の道の果てに大いなる猫を主に捧げん>というアルバートの犯行予告メッセージが出ます。

「やはり奴はまたゲームをはじめたようです。」

京極が険しい顔をします。

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アルバートの残した中二ポエムを京極が解読します。聖樹=クリスマスツリー、大いなる猫=パイプキャット、主=モリアーティ。

京極に追い詰められたアルバートは「8020463840!」と唱え、自殺をはかりました。

トリックが秀逸…ワトソンは生きていた!?いよいよ聖夜、決戦の地へ!

ワトソンがメアリに刺された現場にやって来たシャーロック。

そこには生々しい大量の血が流れた跡が残っています。

シャーロックは一目見ただけで「やはりな…」と呟き、微笑を浮かべます。

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嬉しそうにも見える意味深な微笑…

聖夜の20時47分…シャーロックは招待状の写真の建物“區庁舎ビル”に到着。

「出てこい。」

シャーロックが言うと、なんとワトソンが現れます。

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ワトソン生きてたー!

さすが医師ワトソン、メアリとワトソンはお互いに血を半分ずつ床に撒き、致死量を超えた血だまりで現場を偽装工作していました。

「ここ数日、警察が俺の周りをチョロチョロしてたのはお前の差し金だな?」

頷いたワトソンは「モリアーティの所へいくんでしょ?僕も行くよ」と。

2人は指定された區庁舎の中へ進んでいきます。

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ビルの外では警察車両が待機。中にはレストレイド警部が乗っています。

「モラン邸の状況を考えると…モリアーティはもはや第一級凶悪犯。ワトソンの話によるとアルバートとも繋がっている。」

レストレイド警部は話していると、爆発音が轟きます。

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ビル上層階で爆発…區庁舎内にいる人々が一斉に逃げ出し、庁舎内が空に。

警報音がけたたましく鳴り響く中、シャーロックとワトソンがエレベーターに乗ります。

ついにモリアーティと対峙!モリアーティがシャーロックとしたいこととは?

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エレベーターの中…ワトソンとシャーロック。決意を込めた会話がなされます。

「今僕ができることは…モリアーティを止めること。そして、ちゃんと裁きを受けさせること。僕には彼が何を考えているのか解らない…だけど、モリアーティが好きなんだ!」

「バカな奴だ…お前はバカでイイ奴だ。」

穏やかな表情をしたシャーロックがワトソンに言います。

外は粉雪がちらつくホワイトクリスマス。

そんな綺麗な景色を見ながら彼は待っていました。

區庁舎内のトラップで、突入した機動隊が次々と殲滅されていきます。

「これ以上、君に罪を犯して欲しくない!」

ワトソンが自首をすすめますが、響きません。

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モリアーティにとってのアレクは、シャーロックにとってのワトソン。

「何がしたいんだ?なぜ、シャーロックを誘う?」

ワトソンが問います。

「俺はシャーロックと思う存分、楽しみたい!この世界を舞台に絶対に解けないような犯罪を仕掛けたり、仕掛けられたりしてさ!」

ワクワクしているような声色で答えます。

「つまらない人間になっちゃったシャーロックは、大好きなイーストが“がれきの山”になるのは辛いよね?」

楽しそうに爆弾を起爆し、イースト方面で炎が上がります。

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つまらない人間=心を知った人間…という意味でしょうか。

警察のヘリをドローン爆弾で落とそうとするモリアーティを見たワトソン。

飛びかかって止めようとし、モリアーティに左腿を撃たれます。

イーストの町で炎が上がっても微動だにしなかったシャーロックでしたが、ワトソンが撃たれた瞬間、動揺を見せます。

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これには理由が!

區庁舎に突き刺さったヘリ…ラスト、悲劇の引き金となります。

「なぜ俺を求める?」シャーロックを“つまらない人間”にしたのはモリアーティだった!

「ここでワトソンを殺せ!」と促すモリアーティに、「お前はなぜ俺を求める?寂しいのか?」とシャーロックは問います。

答えないモリアーティ…代わりにシャーロックが続けます。

「お前が俺を求めるのは“心を俺で満たしたいから”。つまり、お前はティーポットを壊せてなどいない。」

モリアーティはこのシャーロックの指摘に無言を貫き、「シャーロックの代わりに殺す!」とワトソンに銃口を向けます。

するとシャーロックがワトソンの前に立ち、庇います。

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モリアーティは「どけよ!」と威嚇しながら発砲…弾はシャーロックの頬をかすめます。

動じないシャーロックが自らについて語りはじめました。

「俺はウエストで退屈しきっていた…お前の言葉で言えば、ティーポットが空になっていたのかもしれない。そして歌舞伎町に来て落語を知り“人の心”に興味を持った。だが、それとどう向き合っていいか解らなかった。」

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これまでの回想シーンが流れる中、シャーロックがモリアーティに向けて語ります。

「そんなとき、お前と出会った…皮肉なもんだな。今こうやってティーポットを壊せと迫っているお前こそが、俺の目をティーポットの中へと向けさせた。俺に“探偵”という生き方を示し、“人の心と向き合う喜び”を与えてくれたのは、お前だった。」

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奇しくも妹アレクと同じ意味を持つ言葉を言うシャーロック!

「俺はお前に出会って“この世界も捨てたもんじゃない”って思えた…。」

シャーロックがモリアーティに手をかけた…衝撃的な行動!

「俺が欲しいのはそんなんじゃない。俺はそんな世界…いらない!」

モリアーティは脳内を払拭するように再びイーストに仕掛けた爆弾を起爆します。

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モリアーティはイーストのビルの屋上に犬文字焼きを発見。実は「大」にする予定だったが…寅太郎のミスで「犬」という文字に…。

町内会のサンタに化けたアルバートが爆弾ツリーを配っていたのを見破っていたシャーロック。

寅太郎とミッシェルに頼み、子供のたまり場に仕掛けられていた爆弾を安全な屋上に移動させていました。

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シャーロックがイースト方面の起爆に動じなかった理由はこれ!

犬文字焼きを見たモリアーティは「フフッ、イイね!これがやりたいんだよ…やっぱいいな~シャーロック!」と喜びます。

「俺はもうやり直せない。心の穴がどんどん広がってもう止められないんだ。壊したい気持ちを…殺したい気持ちを…。」

苦しそうにモリアーティの顔が歪みます。

シャーロックは「モリアーティはもう戻れない場所までいってしまった」のだと悟ります。

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モリアーティを救おうとシャーロックが選択した方法が衝撃的…

「今、俺がお前にしてやれることは…」

シャーロックは呟きながらモリアーティに近づいていき、彼の細い首を力を込めて絞めはじめます。

心も足もすくむ展開…モリアーティ、絶入す!<

「たす…けて。」

首を絞められながら一筋の涙を流したモリアーティ。

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一瞬、動揺したシャーロックの手元が緩みます。

そのとき、ビルに突き刺さっていたヘリが2人を目がけて落下…。

咄嗟にモリアーティを抱きかかえたシャーロックはヘリを避けます。

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シャーロックの咄嗟の行動で、モリアーティは“あること”に気づきます!

「そうか…そうだったんだ!幸せの青い鳥とかけまして、工事の期間が1週間しかないお城と解きます。その心は?どちらも身近(短)すぎて気づけません。」

より一層愉快そうな笑い声をたてながら、モリアーティが謎かけを説きます。

「間違ってた。ワトソンにだって負けない“大切なもの”は“俺自身”…今から俺を殺すのは俺じゃない。君なんだ、シャーロック!」

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彼は飛び降りるつもり。

シャーロックの方を見ながら後ろ向きでビルの窓際へと向かうモリアーティ。

「止めるんだ!」

伸ばしたシャーロックの手は、ほんの少しモリアーティに届きませんでした。

「一緒に遊べなくて残念だったよ。ばぁーか!」

満足気な顔をしたモリアーティが目を逸らさず、背中から黒煙の中に吸い込まれていきます。

「モリアーティ!!」

地獄の底を覗くよう…必死にモリアーティの名前を叫ぶシャーロックがいました。

『歌舞伎町シャーロック』第21話まとめ

語られるやりとりが気になっていたことだらけで一挙手一頭足目が離せませんでした。

“シャーロックにとって…ワトソンよりも大切なものは僕(モリアーティ)だ!”

モリアーティの言葉が当たっているならば、今後のシャーロックが心配です。

来週は、いつもとは様子が違いそうな「イースト菌について語るスレ」という謎タイトル。気になります!

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