『パレートの誤算』第3話あらすじ・ネタバレ感想!“貧困ビジネス”とは?闇を覗き始めた聡美に危険が迫る!

ドラマ『パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件』第3話

出典:WOWOW公式Twitter

『パレートの誤算』第3話では、いよいよ真相に近づいてきたのかと思えるシーンが満載でしたね!

そして、その証拠に聡美に危険が…!

さらに怪しいのはアノ人!?

YUKI

若林刑事、ユル~い感じのキャラでけっこう好きです。聡美を見る目が少し気持ち悪いですけどね~!

それでは『パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件』第3話をネタバレありでレビューしていきます。

『パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件』前回第2話のあらすじと振り返り

北町の火災のあった中村アパートから身元不明の遺体が発見され、遺体のそばにはT・Yのイニシャルの彫られた時計が。

翌日の解剖の結果、遺体は山川亨(和田正人)と断定されます。

刑事の若林(北村有起哉)から事情聴取を受けた聡美(橋本愛)は、

  • 中村アパートに高校時代の友人の金田良太(那須雄登)が住んでいたこと
  • 良太は唯一火災後連絡が取れていない住民であること

を知ります。

アパートの他の住人から、山川がアパートを訪れる度に103号室の安西さん(松本まりか)の部屋に足しげく通っていたことを聞き、安西さんの家を訪問しますが安西さんは不在でした。

若林刑事は再び聡美に近づき、火災で発見された時計が100万円を下らない高級時計であることや、そんな時計が自宅にはたくさんあったことを知り、生前の山川が自分の知っている山川ではないかもしれない、と不安になるのでした。

一夜明け、淳一(増田貴久)に再び安西さんを訪問しようと持ち掛ける聡美。

『パレートの誤算』第2話あらすじ・ネタバレ感想!アパートから発見された他殺体は山川だった!

【ネタバレ】『パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件』第3話あらすじ・感想

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『パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件』出演キャスト/スタッフ/監督情報を徹底解説!

中村アパートにヤクザの影…。

安西さん(松本まりか)の自宅へ訪れた聡美(橋本愛)と淳一(増田貴久)。

タバコを吸う安西さんのジッポのロゴが山川(和田正人)の時計のロゴと同じであることに気付き、やはり山川と安西さんの間に何かあったのでは、と思わずにはいられない聡美。

安西さんからは特に何も聞き出すことはできませでした。

しかし安西さんは、2人は出ていった後、誰かに電話をかけ2人の訪問を伝えます。

山川の葬儀に刑事の若林(北村有起哉)が現れ、所在不明の金田良太(那須雄登)と聡美の関係を怪しみますが、「仲良くありませんでした」とキッパリ言い切る聡美。

しかし、高校時代不良になった良太と街でバッタリ会った聡美と友達を守ってくれた良太のことを思い出します。

警察の捜査は聡美の兄にまで及んでいました。

兄から、兄と良太と同級生だった門馬という人物について刑事が探っていたと聞いた聡美は、門馬と会えるようにセッティングを頼みます。

YUKI

理由は何か適当に言ってと頼んだ聡美。兄は本当に適当に理由を作ったようですね(笑)2人が過去に付き合っていて、どうしてもヨリを戻したい聡美、という設定になっていました。

門馬から、「アイツはやめておいた方がいい。携帯を何台も持っていて、ヤクザのような人がアパートを出入りしているのも何度か見た」と聞きます。

記録では、山川は中村アパートにかなり頻繁に通っていたようでした。

かなり事細かに情報が書かれていたのに、山川がなぜ中村アパートに出入りしていたことに一切触れていなかったのか疑問に思い始める聡美。

淳一に相談すると、淳一は若林に相談してみるようにアドバイス。

市役所で立てこもり事件発生!犯人は聡美(橋本愛)の知る人物!

翌日、聡美は刑務所へ行きますが若林から「素人があまり深く関わるな」とクギを刺され…。

その時、署内に“市役所で刃物を持った男が所員を人質に立てこもっている”とアナウンスが流れます。

急いで市役所へ戻ると、以前聡美が対応したホームレスの男性、岩塚さんが!

岩塚さんは聡美が対応している最中に住所不定という理由で追い返されてしまった人でした。

YUKI

住所不定で生活保護を受給すると、他の市でも申請できてしまい、不正に複数の市から生活保護費を受け取れてしまうから、という理由でしたが…じゃあ家も借りることもできないほど切迫した岩塚さんのような状況の人はどうしたらいいんでしょうね。

聡美は「この間はちゃんとお話し聞けなくてすみません。こんなことしたら岩塚さんが悪者になってしまうんです。まずは落ち着いて一緒にお話ししませんか?」と岩塚さんに語り掛けますが、「お前らを殺して俺も死んでやる!」とかなり興奮していた岩塚さん。

しかし、警察や所員に取り押さえられ事なきを得ました。

この件で津川市は会見を開き、市長や課長はつるし上げられてしまっているようです。

課長は物腰柔らな事なかれ主義の方でしたが、壊れてしまいました。

「もう身が持たないよぉ!上が決めた通りに一生懸命やってきただけなんだよぉ!ずっとぉぉ!!あと2年で定年なのに…」と急に大声で叫び出しました。

“貧困ビジネス”

後日逮捕された岩塚さんに面会に行った聡美は、岩塚さんから「ヤクザと役所がグルになって申請を通して生活保護を受給している奴らもいる」と聞きます。

淳一とシェ・エランに行き、そのことを話すと、オーナーから“貧困ビジネス”について教えて貰います。

YUKI

因みに、シェ・エランは淳一の昔のバイト先だそうです!ここは2人の定例会の場所になりそうですね!

オーナーの話す貧困ビジネスとは、

ホームレスに声かけて、狭いアパートに何人も押し込めて住所を持たせ、生活保護を受給させる。

アパート台や光熱費や食費などが引かれて本人が受け取るのは1.2万円ほどだそうですが、雨風がしのげ、空き缶を拾う生活するよりは…とこれはWIN-WINなんだそうです。

気合の入った人は、指を落として手帳を貰えば生活保護費は跳ね上がり月20万円程を受給できるとも。

この辺じゃそんなこと常識、と言うオーナー。

命を狙われた聡美。一体何に首を突っ込んでいるのか!?

家に帰る途中、安西さんとヤクザ風の男が言い争い歩いていくのを目撃した聡美は2人を尾行することに。

しかし尾行中、誰かにトラックが走ってくる道路に突き飛ばされ、轢かれそうになった聡美!

そこに若林刑事の相棒が現れ聡美を助けます。

YUKI

聡美は警察から尾行されていたようですね。良太に繋がると思われたんでしょうか。それで命拾いしたワケですが。

若林から安西さんと一緒に歩いていた男は“タチキトモノリ”前科6犯の正真正銘ホンモノの方だということを聞きます。

「ヤバイ所に足突っ込んでんだよ。絶対に誰も信じるな。それがどれだけ身近な奴でもなー」と意味深に言う若林。

その頃、淳一は夜な夜な市役所のPCを開いていて…!

『パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件』第3話まとめ

聡美を殺そうとした人は一体誰!?

まだまだ聡美が何かに気付いた様子もないし、そうだとしてもそれを知る人はごくごく一部ですよね。

淳一はあんな夜中に市役所で一体何をしていたんでしょうか。

まさか、とは思いますが、「誰も信じるな」という若林の言葉も気になります。

安西さんが男に言っていた「もう手を引きたい」というのは貧困ビジネスの件なのでしょうか。

安西さんと山川の関係を怪しむ声もありましたが、あのヤクザの人が彼氏だとしたら、安西さんと山川はアパートで毎回何時間も一体何をしていたんでしょうか。

YUKI

まだまだ謎だらけですね。

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