現実ではこんな目には絶対会いたくない!と思う映画こそ見ていて面白いもの。
災害、ゾンビ、宇宙人の攻撃、テロ、数々の恐怖に大勢の人々が巻き込まれるパニック映画はそういったジャンルの最たるものです。
今回は手に汗握ってハラハラできるパニック映画の名作を23本一挙紹介します。
目次
- 1.おすすめパニック映画23選
- 1.1『アルマゲドン』
- 1.2『ダンテズ・ピーク』
- 1.3『ジオストーム』
- 1.4『インデペンデンス・デイ』
- 1.5『宇宙戦争』
- 1.6『新感染 ファイナル・エクスプレス』
- 1.7『ドーン・オブ・ザ・デッド』
- 1.8『アイアムアヒーロー』
- 1.9『グエムル-漢江の怪物-』
- 1.10『MEG ザ・モンスター』
- 1.11『ランペイジ 巨獣大乱闘』
- 1.12『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』
- 1.13『鳥』
- 1.14『タイタニック』
- 1.15『バーニング・オーシャン』
- 1.16『EXIT』
- 1.17『新幹線大爆破』
- 1.18『スピード』
- 1.19『エアフォース・ワン』
- 1.20『ダイ・ハード』
- 1.21『沈黙の戦艦』
- 1.22『暴走特急』
- 1.23『激突!』
- 2.おすすめパニック映画23選まとめ
おすすめパニック映画23選
『アルマゲドン』
- 小惑星の地球衝突を回避するために宇宙へ向かった男たちの物語!
- 冒頭突如ニューヨークに降り注ぐ隕石にビックリ
- 宇宙での未知の体験に男たちもパニックに!
1998年に公開されたマイケル・ベイ監督、ブルース・ウィリス主演によるヒューマン・アドベンチャー作品。
小惑星の接近・衝突による地球滅亡を回避するために立ち上がった男たちの物語で、ブルース・ウィリス、ベン・アフレックなどの人気俳優が出演し、エアロスミスの主題歌も大ヒットしました。
ミルトモ 編集部
今作のパニックポイントは冒頭に描かれる上海、パリ、ニューヨークへの隕石衝突シーン。
ミルトモ 編集部
パリの街が隕石により一瞬で破壊される映像は、これから人類に迫りくる恐怖を示唆しています。
世界の主要都市が壊滅し、突然の出来事に逃げ惑う人々。
その中に松田聖子がいたことも小ネタとして日本で話題になりました。
しかしそれは始まりにすぎず、もっと大きな隕石が地球へ向かっているということで召集されたのが石油採掘の屈強な男たち。
政府の作戦は、隕石の内部に核爆弾を埋め込んで真っ二つに爆発させて軌道をずらすというものでした。
しかし、石油採掘のプロでも宇宙での仕事は未経験。
二手に分かれて作業をするはずが、宇宙での予想外の出来事にさすがの男たちも苦戦します。
ミルトモ 編集部
映画は大ヒットしたにもかかわらず、第19回ゴールデン・ラズベリー賞でブルース・ウィリスが最低男優賞、ベン・アフレックとリヴ・タイラーが最低スクリーン・カップル賞を受賞したのは何とも皮肉なことです。
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『ダンテズ・ピーク』
- 火山の脅威に立ち向かう人々を描く災害パニック映画
- 1980年に発生したアメリカのセント・へレンズ山の噴火をモチーフに作られた作品
- 当時最新のSFX、VFXを駆使して再現された災害シーンは圧巻
1997年に公開された、ピアース・ブロスナンが主演を務めた災害パニック。
1980年に発生したアメリカのワシントン州にあるセント・へレンズ山の噴火をモチーフに製作され、当時最新鋭の技術を使った噴火・災害シーンが話題になりました。
人口2万人以下で全米で最も住みやすい街2位として評価されたダンテズ・ピークでは、町をあげての祝祭の真っ最中。
しかしながら徐々に街に異変が起こり始めていました。
地質学者のハリーは調査中に様々な異変に気付き、火山の噴火が迫っているとして緊急避難警告の進言を求めますが、ダンテズ・ピークに支社建設を進めていた大企業側から難色を示されてしまったのです。
そのうちハリーが予測した通り大地震が起きた後にダンテズ・ピークが大噴火を起こし、街がパニックに陥るという物語。
ミルトモ 編集部
また当時最新の技術を使って再現された溶岩や土石流の表現は非常にリアルで、火山災害の恐ろしさを感じます。
日本も火山列島ではありますが大規模噴火は最近起きていないので、火山噴火は忘れた頃にやってくる災害として覚えておく必要があり、身の回りで起こるちょっとした変化に気付けるかどうかも命を守ることに繋がると、色々なことを考えさせられます。
ミルトモ 編集部
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『ジオストーム』
- 世界各地で災害が同時多発する危機感!地球滅亡までのタイムリミットが90分と短すぎ!
- 最新のシミュレーション技術によって再現された災害シーンの臨場感に息を飲む
- 異常気象の裏に隠されたサスペンス的展開や兄弟の絆などのドラマも満載
2017年公開に公開された災害パニック・アクション映画。
『インデペンデンス・デイ』の製作・脚本を務めたディーン・デヴリンが監督、『エンド・オブ・ホワイトハウス』のジェラルド・バトラーが主演しているだけあって、何も考えずに楽しめるエンタメ作品!
気象をコントロールするために開発された国際宇宙船内のシステムが暴走したことにより、世界各地で異常気象が発生。
この危機的状況を回避するため、かつてのシステム開発者で当時の総責任者であったジェイクが自ら国際宇宙ステーションへ向かうという物語です。
世界各国で起こる異常気象の裏に隠された秘密を暴くというサスペンスや、仲違いした兄弟が絆を修復する兄弟愛を描く要素も盛り込まれ、内容的にも満足間違いなしです。
ミルトモ 編集部
アフガニスタンでは異常な気温低下により人間ごと1つの村が凍りつき、東京の銀座にもバスほどの大きさになる巨大な雹が落下し、逃げ惑う人々の様子が描かれています。
ミルトモ 編集部
壮大なエンタメ作品でありながらも、2019年から2022年という割と現実に近い時代が描かれていることにリアルを感じざるを得ません。
また、実際に地球上で起きている異常気象の数々を目の当たりにすると、現実を見ているようで興味深い箇所もあります。
ミルトモ 編集部
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『インデペンデンス・デイ』
- 異星人侵略に立ち向かう人々を描いたSF超大作
- 直径24キロにもなる宇宙船がとにかくデカくてパニック!
- 宇宙飛行士や大統領、一般人に渡るまでカッコ良すぎるキャラクター多すぎ!
1996年に公開されたローランド・エメリッヒ監督によるSF超大作。
ミルトモ 編集部
7月4日の独立記念日を目前に控えたアメリカのワシントンD.Cをはじめとする世界各国の上空に突如巨大な円盤型の飛行物体が現れ、人々は大混乱に陥ります。
大統領が異星人との通信を試みるも時すでに遅しで、侵略者と分かった頃には宇宙船からの主砲でホワイトハウスを木っ端微塵にされてしまうのです…。
ミルトモ 編集部
『インデペンデンス・デイ』で描かれるのは、そんな侵略者たちに対抗すべく立ち上がった勇敢なアメリカ人たちの物語。
ウィル・スミスやジェフ・ゴールドブラムが宇宙船に進入してシステムを破壊する海兵隊のパイロットと天才エンジニアを演じ、宇宙人との戦いに挑むアメリカ合衆国大統領をビル・プルマンが熱演しました。
ミルトモ 編集部
出陣前の大統領演説もアツすぎて、心動かされたエキストラの人の敬礼が本編映像に使用されてしまうほど。
ぜひ各国の首脳陣にもこの姿勢は見習って欲しいものです。
ミルトモ 編集部
当時見たこともない宇宙船の大きさに驚きを隠せませんでしたが、エメリッヒ監督は今作から20年後の2016年に『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』を製作し、さらに大きさを凌駕してくるから驚きです。
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『宇宙戦争』
- スピルバーグの恐怖演出が炸裂
- トム・クルーズですらなすすべなしで逃げ惑う
- 大破壊のスペクタクルと緊迫感
H・G・ウェルズの古典的SF同名小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化したSFパニックホラー。
突如日常に現れた巨大トライポッドに乗った異星人たち。
彼らは人間を狩り、地球を蹂躙しまくり、人々はひたすら逃げ惑います。
ミルトモ 編集部
アメリカンヒーローの代名詞的存在のトム様ですら異星人の前には虫けら同然という絶望感を煽るキャスティングです。
ミルトモ 編集部
その後も川が血に染まったり、服だけがひらひら待ってきたりと恐ろしい終末的イメージが続き、ラストもうっすら苦い後味のまま終わる奇妙な超大作です。
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『新感染 ファイナル・エクスプレス』
- 高速列車という密室で繰り広げられるゾンビ・パニック
- ゾンビを相手に戦う人々の人間ドラマにも注目
- コン・ユ、マ・ドンソクら人気キャストが出演の大ヒットエンタメ
2016年に公開され、韓国だけで1,156万人の観客動員を記録した大ヒット作。
ヨン・サンホ監督がメガホンを取り、走行する列車内での感染爆発とパニックに陥る人々のドラマを描きます。
ミルトモ 編集部
「何かが起きたのだろう」思わせぶりな冒頭部分から、ソウル市内や韓国各地で発生する暴動など徐々にウイルス感染の恐ろしさが広まり、そのパンデミックはソウル発プサン行きの高速列車の中でついに大爆発!
今作で1番恐ろしいポイントは、舞台が走る特急列車内であるということ。
しかも、情報が伝わっていないのか、運転士は結構ギリギリまで列車を止めてくれません。
発車したら次の駅まで止まることがない時速300キロの特急列車KTXで、大量発生する「強い・速い・凶暴」な感染者たち。
どこにも逃げ場がない列車内に取り残された人々は次第に疑心暗鬼に陥り、周りの人間を信じられなくなっていきます。
さらに感染爆発はいつの間にか国中に広がっており、途中下車した先でも待ち受けていたのは大量の感染者たちという、生存者たちを襲う絶・望・感!
生存者たちを追って列車にしがみ付いてくる感染者たちの執念深さと、足の速さ、量の多さは圧倒的です。
感染者たちが襲ってくるなか、妻や娘、恋人、など自分の大切な人を守るために登場人物たちがどのような行動を取るかにも注目して欲しいと思います。
ミルトモ 編集部
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『ドーン・オブ・ザ・デッド』
- ジョージ・A・ロメロの代表作『ゾンビ』を大胆リメイク
- ゾンビの概念を覆す「脚の速いゾンビ」の登場!
- 作品自体のスピード感がすごい!脚本はなんとジェームズ・ガン
2004年に公開されたゾンビ・パニック映画で、ゾンビの生みの親であるジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』を大胆にリメイクしたことで話題になりました。
ジョージ・A・ロメロ監督のゆったりとした動きのゾンビからは一転し、今作で登場するのはなんと、脚の速いゾンビで獲物を見るやいなや物凄いスピードで目がけてきます!
ミルトモ 編集部
今作の1番のパニックポイントは、まさに映画の始まり。
気がついたらすでにゾンビの世界になっていたくらいのスピードでゾンビが登場し、そこから畳み掛けるように物語が進んでいきます。
ゾンビ映画のお約束と言ってもいいくらい、ゾンビが発生した原因などは深く語られることはあまりありませんし、対処法や倒し方なんてもってのほか。
ミルトモ 編集部
さらに、作品のスピード感が私たちの心拍数も上げていきます。
主人公たちがショッピングモールに立て篭もるという展開など、ロメロ監督作品へのオマージュも満載ですが、注目はなんと言ってもモールからの自作の装甲車を使った脱出シーン。
おびただしい数のゾンビとモールでの様々な人間模様も相まって、車の中の人たちはパニックの極み!
そんな狭いところでチェーンソーを振り回したらダメだって!とツッコミどころも満載で、意外と楽しめてしまいます。
始まりから終わりまであまり休むことなくあっという間にエンディング。
なんと今作はザック・スナイダー監督のデビュー作で、脚本は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン。
ミルトモ 編集部
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『アイアムアヒーロー』
- 花澤健吾のベストセラー漫画を大泉洋主演で実写映画化!
- 邦画には珍しいゾンビ・パニック作品
- 長澤まさみ&有村架純が脇を固める!女優陣の活躍も注目
2016年公開の、佐藤信介監督、大泉洋主演による花澤健吾の同名漫画の実写映画で、邦画には珍しいスケールが大きめのゾンビ・パニックを描いています。
冴えない漫画アシスタントの鈴木英雄が突如発生した「ZQN(ズキュン)」に追われながら、途中で出会った歯のない赤ん坊ZQNに噛まれた女子高生の比呂美と元女医の藪とともに、必死にサバイバルを繰り広げます。
ZQN発生の原因が不明であることや、いつの間にか狂った世界に主人公が放り込まれていることは、ゾンビ・パニックのお約束。
なんだかわからない状況に翻弄されつつも必死に生きていく主人公の鈴木英雄役に、大泉洋が抜擢されたということも納得です。
ミルトモ 編集部
またショッピングモールの登場や、生前の行動を繰り返す癖があるなど、ロメロ監督の『ゾンビ』を踏襲しているようなシーンも見受けられ、ショッピングモールですでに形成されていたコミュニティの人物たちとのイザコザを経て、大量のZQNから脱出するまでが描かれる今作。
日本は銃社会ではないのですが、主人公の英雄が猟銃の免許を持っていたという設定はうまくできていると思いました。
ミルトモ 編集部
韓国でのモールシーンの撮影中、大泉洋は実銃の使い方を教えてもらい、撮影に挑んだそうです。
邦画とは思えない迫力と原作漫画の人気も相まってか、国際映画祭で数々の賞を受賞しています。
ミルトモ 編集部
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『グエムル-漢江の怪物-』
- アカデミー賞を受賞したポン・ジュノ監督によるモンスター・パニック作品
- CGにより、モンスターの気持ち悪いぬめり感を再現
- 怪物に家族をさらわれた一家が奮闘する物語
2006年公開の『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞を受賞したポン・ジュノ監督によるモンスター・パニック。
2007年にまで世界23カ国で上映され、韓国では観客動員1,300万人を突破し2019年時点で歴代観客動員数6位を記録している大ヒット作品です。
在韓米軍が研究中に川に流した薬品が原因となり、漢江で生態系の異変が発生。
それから数年後、ソウルを流れる漢江に突如謎の怪物が登場し、川辺で寛ぐ人たちを襲い始めてパニックに陥れます。
さらに川辺で売店を営むパク一家の娘・ヒョンソが怪物にさらわれたことから、家族が娘を怪物から取り戻すために立ち上がる物語です。
主演はポン・ジュノ監督のミューズとも呼ばれている名優のソン・ガンホ、グエムルにさらわれる娘・ヒョンソ役をコ・アソンが演じており、後に2人はポン・ジュノ監督の『スノーピアサー』で再び親子役で共演することに。
今作で描かれているのは、人間による環境破壊により生まれたモンスターの物語であり、再びモンスターを食い物にしようとする人間たちの物語でもあります。
グエムル登場シーンで人々が逃げ惑う様はまさに阿鼻叫喚の世界!
ミルトモ 編集部
またさらわれたヒョンソがグエムルの巣で出会った2人の兄弟とともに脱出を試みるシーンも、ハラハラが止まりません。
ミルトモ 編集部
怪物・グエムルの造形の製作には2年半、約6億円の費用が費やされ、さらに竹中直人やジャック・ブラックをモデルにしたというのだから驚き。
ミルトモ 編集部
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『MEG ザ・モンスター』
- 巨大すぎるサメ「メガロドン」が登場する近年のサメ映画の傑作
- 巨大すぎるメガロドンと強すぎるジェイソン・ステイサムの戦いが見もの!
- 頭を空っぽにして楽しめる、スリル満点のアクション・エンターテイメント
2018年に公開された、ジェイソン・ステイサム主演のアクション・スリラーで、200万年前に絶滅したはずの巨大ザメ「メガロドン」と、伝説のレスキューダイバーの死闘が描かれます。
かつて自分の任務中に原子力潜水艦が外部から体当たりされたような衝撃を受け、乗組員を全員救い出すことができなかったレスキュー・ダイバーのジョナス・テイラー。
数年後、マリアナ海溝の海底調査を行っていた潜水艇に同じような出来事が起き、クルーが海底に取り残されてしまいます。
しかし海底でクルーたちが見たものは、200万年前に絶滅したはずの巨大ザメ「メガロドン」だった…という物語です。
人類が未知の生物に出会うことで生まれるパニックを描いています。
『MEG ザ・モンスター』で登場するメガロドンは、今までのサメ映画に登場するサメたちと比べると半端なくデカいことが特徴。
鯨を捕食していたとも言われるメガロドンに真っ向から戦いを挑むのは、人類最強の男ジェイソン・ステイサム。
ミルトモ 編集部
人が超蜜状態の中国のビーチにメガロドンが登場し、富裕層やパリピたちに襲いかかります!
ミルトモ 編集部
アイスを食べていた太っちょの男の子は、今作を見た誰もが印象に残っていると思いますが、食べられなくて本当によかったねと思うばかり。
もちろん、元イギリス代表の飛び込み選手だったステイサムの水中アクションや、キラリと光るカッコよさに大興奮間違いなしです!
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『ランペイジ 巨獣大乱闘』
- 遺伝子実験の失敗の結果により地上最強の巨獣たちがアメリカに登場!
- 人類代表は、ロック様ことドウェイン・ジョンソン主演&製作総指揮
- ゴリラと人間の育む友情にも注目
2018年に公開された、ドウェイン・ジョンソン主演・製作総指揮のパニック・アクションで、アーケードゲームの「RAMPAGE」をベースに製作された作品です。
最新鋭の遺伝子実験が失敗し、巨大企業が宇宙から持ち帰ったサンプルが地球上に落下・散乱。
影響を受けてしまった普通の動物たちが進化してしまった結果、様々な動物の遺伝子が混ざった巨獣が誕生し、ゴリラ、オオカミ、ワニなどの巨獣たちは何かに導かれるように大都市・シカゴへ向かって猛進し、大乱闘を始めたのです。
それに立ち向かうのが人類の中の巨獣?ロック様ことドウェイン・ジョンソンが演じる霊長類学者のデイビス!
遺伝子実験の犠牲になってしまった相棒のアルビノ種のゴリラのジョージと、パニックに陥った街を救うために立ち上がる物語です。
暴れまくる巨獣たちに対してアメリカ軍は最新鋭のミサイルで攻撃を開始しようとしますが、デイビスとジョージはこの機器的状況を回避することができるのか…ということが今作の見どころ。
大きな生物が街で大暴れするという作品といえば『キングコング』などが思い浮かびますが、今作の巨獣たちは人間のエゴで生み出された、なんとも可哀想な巨獣たち…。
ミルトモ 編集部
ゴリラのジョージとデイビスのコミカルなやり取りも見どころの1つで、2人の友情にはついホッコリしてしまいます。
ミルトモ 編集部
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『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』
- 実物のトマトが人間を襲う!?緩くて笑えるパニック・ムービー
- ティム・バートン監督『マーズ・アタック』にも影響を与えたカルト作品
- Z級映画を見てみたい人におすすめ
1978年に公開された、世界中で愛されるZ級・カルト映画。
アメリカの田舎町で突然変異を起こしたトマトが人間を襲い始めるという奇妙な出来事が発生。
政府が管理している農場のトマトまで凶暴化したため、アメリカ政府も対応さぜるを得ない事態になりますが、集まったのはポンコツばかり…。
次第にトマトの巨大化も始まり、最初はプチトマトだったものがバスケットボール大にまで成長!
しかしトマトには、とある曲を聞かせると弱って縮小するという弱点があり…。
正直パニック映画と呼んでいいかわからないくらいの作品ですが、あえて紹介させて欲しいくらいには可愛らしい作品です。
ミルトモ 編集部
自分が役者だったらどのような演技をしていいかわからないくらい、トマトに怖がっている人間の姿がとても笑えます。
さ・ら・に!トマトの下にカートが見え隠れする雑な場面もありますが、なんだか許せてしまうのがこの作品のいいところ。
しかしながら冒頭にアルフレッド・ヒッチコック監督の『鳥』に関する解説が登場することもあり、多少パニック作品を意識していることも伺わせます。
量産された動物?によるパニックを描いている点では確かに『鳥』と共通していますが、よくもここまでZ級に仕上げられたなと感心してしまうほど。
巨大化したトマトもなんとハリボテという超低予算映画にもかかわらず一部の熱狂的なファンが存在し、今作に関して3作の続編、アニメ、2作のゲームが作成されました。
突然歌い出すシーンや脈絡もなくヘリコプターが墜落するシーンなど、ある意味観ているこちら側がパニックに陥ってしまう映画です。
ミルトモ 編集部
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『鳥』
- サスペンス映画の巨匠、アルフレッド・ヒッチコックの動物量産型パニックの名作
- 日本では『サイコ』を上回る評価と興行収入を記録
- 鳥たちが襲ってくる理由がわからないことが怖い…
1963年に公開されたアルフレッド・ヒッチコック監督による生物パニック。
ダフニ・デュ・モーリエの短編小説を映画化したもので、今作後に登場する動物パニック系映画の原点とも言われています。
ミルトモ 編集部
冒頭のラブコメっぽい展開から一転、小さな港町で大量発生した鳥が人間たちを襲うという急転直下のジェットコースターストーリーで、観終わった後は街中にいる鳥が怖くなってしまうこと間違いなし…。
カモメに襲われた主人公のメラニーが姪の誕生日会の為に田舎の港町に滞在することになり、大量に群れた鳥たちの攻撃を受けながらも、街からの脱出を試みる物語。
鳥たちの攻撃は最後まで収束することがないため、事態の結末を知らないままに物語は終わってしまうのです。
鳥たちが襲ってくる理由は物語の中で一切描かれず、観終わった後のさらなる恐怖を掻き立てます。
ミルトモ 編集部
『鳥』は撮影方法も独特で、当時にディズニースタジオが開発したナトリウム・プロセスという技術を使って、限りなく違和感のない合成をすることに成功しました。
CGなどの特殊技術がなかった時代に、アイデアと当時最先端の技術を使って作られた作品なのです。
何かが群れになって襲ってくるという現象は、それがなんであっても恐ろしいですよね?
ミルトモ 編集部
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『タイタニック』
- 言わずもがなのラブストーリーの名作でありながらパニック映画の側面も
- 豪華客船タイタニック号沈没の実話をもとに製作された
- パニック状態に陥った船上で繰り広げられる人々のドラマに涙…
1997年公開、ジェームズ・キャメロン監督、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが主演を務めた、言わずと知れたラブロマンスの大ヒット作!
1912年に起きたイギリスの豪華客船タイタニック号の沈没事故の実話をもとに、上流階級の令嬢・ローズと貧しい絵描きの青年・ジャックの悲恋を描いています。
ミルトモ 編集部
主人公のジャックとローズの恋愛物語だけでなく、氷山に激突してからのタイタニック号で起こるパニックや、状態を落ち着かせようと試みる船員たちの努力、乗客たちが選んだ運命など、パニックの中で描かれる1つ1つのエピソードにも注目して欲しいと思います。
特に印象が残っているのは、沈みゆく船の上で最後まで演奏を続けた楽団員たちのエピソードで、これは事実に基づいています。
乗客たちを安心して避難ボートに誘導できるようにラグタイムの曲を演奏し、生存者の証言によると最後まで演奏をやめなかったということですが、バンドマスターのウォレス・ハートリーを含む8名のバンドメンバーは沈みゆく船と運命を共にしました。
ミルトモ 編集部
氷山に激突してから船が真っ二つに割れ、一番上になった甲板にしがみついている乗客たちがずり落ちていく様子は、恐ろしすぎてもう目も当てられません。
パニック時において人々はどのような行動が取れるのか、ただ叫ぶだけなのか、他人のために何かをしようとするのか、ただ死を待つのか…など様々な人間ドラマを見れる点でも興味深い作品です。
ミルトモ 編集部
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『バーニング・オーシャン』
- 2010年のメキシコ湾原油流出事故をモチーフにした災害パニック
- 明らかな人災がもたらした悲劇と、燃え盛る油田からの脱出劇を描く
- マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチらベテラン勢が出演!
2016年公開のピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演の災害パニック映画で、2010年に発生したメキシコ湾原油流出事故をモチーフに製作されました。
舞台はメキシコ湾沖80キロにある海底油田掘削施設、「ディープ・ホライズン」。
スケジュールの遅れを理由に安全面よりも利益を優先させた企業幹部が掘削作業を強行したために、海底から原油が逆流する事故が発生し、掘削施設はあっという間に火の渦に包まれ126名が施設に取り残されてしまいます。
自分たちの救出が先だと作業員たちを押し除ける幹部とその部下、対して作業員たちは被害の拡大を食い止め無事に生還するために奮闘するという物語。
あらすじでもわかるように利益を優先したことで安全性を無視した明らかな人災で、見ていてとても許せるものではありません!
ミルトモ 編集部
爆発に停電、負傷しつつも仲間を助けるために奮闘する主人公のマイクとベテラン作業員のジミー。
しかし、救命ボートが彼らを残して出発していまうという悲劇が発生…。
ミルトモ 編集部
実際の事故では11名が行方不明、17名が負傷し、事故の翌日に油田は水没しているほか、78万キロリットルの原油が流失しました。
ラストには実際のマイクとジミーや、事故で行方不明になった11名の作業員の名前と写真が流れ、ますます事故の重大さを思い知らされます。
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『EXIT』
- そうきたか!高所を舞台にした有毒ガスからの脱出劇!
- 少女時代のユナが気丈なヒロインを熱演!
- 韓国映画らしくドラマにも長けており、元気をもらえる作品
2019年に公開された韓国の災害パニック映画で、942万人の観客動員数を記録。
ミルトモ 編集部
かつては山岳部のエースだったヨンナムは今では家族の落ちこぼれ。
親戚一同が集まる母親の喜寿のパーティーに参加したヨンナムは、パーティー会場のホテルで働く山岳部時代に憧れていた後輩のウィジュと再会し心躍らせていました。
しかしその頃、都市部では謎の男が有毒ガスを散布し、パーティー会場のホテル付近も大惨事になっていたのです!
下から上へと上昇してくる有毒ガスから逃れるため、ジョンソクとユナとその家族はビルの屋上へ向かい、救出を待つのですが…!?
主演をチョ・ジョンソク、ヒロイン役を少女時代のユナが務め、命綱なしで高層ビルを渡り歩くというまさに命がけのアクションを披露しました。
有毒ガスによるパニックとラブストーリーや、家族の絆まで盛り込んだにもかかわらず重くなく、軽めに楽しめるパニック映画です。
ミルトモ 編集部
なんでも組み合わせるのが上手な韓国映画ですが、有毒ガステロと高層ビル、山岳部という上手くできた組み合わせには笑ってしまいました。
落ちこぼれのヨンナムは家族の、そしてウィジュのヒーローになれるのか、というところが今作の見どころ!
またヨンナムとウィジュの脱出劇を見守る人たちがドローンで助けを差し伸べる展開も今風ですが、今までなかった演出なのでとても新鮮!
ミルトモ 編集部
ミルトモ 編集部
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『新幹線大爆破』
- 高倉健・千葉真一・宇津井健ら日本を代表する名優たちが総出演したパニック映画!
- 日本よりも海外での評価が高い作品
- 終盤まで続く駆け引きや乗客のパニック状態にヒヤヒヤ
1975年に公開された「ミスター超大作」こと佐藤純弥監督によるパニック大作。
新幹線が時速80キロ以下を下回ると爆発するという状況下で、国家と犯人との攻防が繰り広げられます。
ミルトモ 編集部
定刻通り発車した東京発博多行きひかり109号が相模原を通過した時、国鉄本社公安部に1本の電話がかかります。
電話の相手の男によるとひかり109号には爆弾が仕掛けられており、時速80キロを下回ると爆発すると言ったのです!
国鉄職員たち、警察、犯人グループとパニックを起こす乗客たちの視点で物語が描かれており、なかでも犯人たちの人生背景にもスポットを当てることで、なぜ彼らがこのような犯行に及んだかという、高度経済成長当時の日本ならではの理由も明らかになります。
単なるパニック映画としてでなく時代への批判も描かれていることが、後の高い評価につながる理由になりましたが、今見るとあまり共感できないという声もあり、時代と考え方の変化を感じました。
模倣犯が出ることや新幹線の安全性が疑われるようなタイトルから国鉄側から撮影中止を要請する手紙を受け取るものの、それを無視して制作に踏み切ったというエピソードも当時ならでは。
ミルトモ 編集部
公開後も関東はまずまずながら、当時新幹線とは縁のない地域での興行はさっぱりだったそうですが、新幹線が珍しい海外からは逆に高評価を得たことも面白いエピソードです。
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『スピード』
- ヤン・デボン監督&キアヌ・リーブス主演の大ヒット作
- 爆弾が仕掛けられたバスから乗客を救い出すシチュエーション・パニック
- 緊張感を煽る音楽がたまらない!
1994年に公開されたヤン・デボン監督、キアヌ・リーブス主演によるノンストップ・アクション。
バスや地下鉄など乗り物を舞台にした、爆弾魔とSWAT隊員による手に汗握る攻防を描き、全世界で約3億5000万ドルの興行収入を記録し、『ダイ・ハード』以来低迷していたアクション映画界に大きな反響をもたらしました。
ミルトモ 編集部
エレベーターに爆弾を仕掛けた爆弾魔をあと一歩のところで逮捕し損ねたSWAT隊員のジャック。
しかし爆弾魔は後日バスに爆弾を仕掛けて、ジャックにさらなる身代金を要求してきたのです。
爆弾が仕掛けられたバスにジャックが乗り込むものの、運転手が負傷!
代わりにハンドルを取ることになったのが、サンドラ・ブロックが演じるアニー。
時速80キロを下回ると爆発する仕掛けになっているバスから、ジャックは乗客たちを救い出すことができるのか!?
『スピード』はたしかにド派手なアクション映画ですが、バスの中という1つのシチュエーションで繰り広げられるパニックものの側面も持ち合わせています。
ミルトモ 編集部
また当時、実際に工事中の高速道路を撮影に使い、道路同士がつながっていないことに気づいたヤン・デボン監督がバスのジャンプシーンの脚本を付け加えたそうです。
時速80キロを下回ると爆発という設定や救援バスを並走させる展開など、『新幹線大爆破』と似ている点もたくさんあるので、両方観てみると面白いかもしれませんね!
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『エアフォース・ワン』
- ハリソン・フォードが米国大統領を演じたアクション・スリラー
- 大統領専用機がテロリストにハイジャックされるという前代未聞のパニックを描く
- ハリソン・フォードが演じる大統領がカッコイイ!
1997年に公開されたアクション映画。
『ネバーエンデイング・ストーリー』や『アウトブレイク』などの名作を手がけたウォルフガング・ペーターゼン監督がメガホンを取り、名アクション俳優ハリソン・フォードが主演を務めました。
テレビクルーを名乗り乗り込んだロシアのテロリストたちがアメリカ大統領専用機「エアフォース・ワン」に潜入し、乗客乗員全員を人質に取るという前代未聞の事件が発生!
政府が決断を迫られるなか、機内に残った大統領が自ら単身でテロリストに挑む物語。
アクション映画全盛期だった当時ハリソン・フォードファンが悶絶した作品で、日本でも大ヒットを記録しました。
一国の大統領が囚われの身になるというあり得ない状況を描く国家的にもパニックな状況ですが、ピンチに追い込んでただじゃ済まないのがハリソン・フォード。
ベトナム戦争への従軍経験がある元軍人の大統領がテロリストたちを相手に格闘を開始し、一網打尽にしていきます。
そして、専用機をジャックする冷徹なテロリスト役を演じているのは、悪役を演じさせたらピカイチのゲイリー・オールドマン!
ミルトモ 編集部
また当時非公開であったエアフォース・ワンの内部を、ハリソン・フォードが友人のビル・クリントン元大統領に直接取材交渉したことで取材許可が下りたという逸話もあり、写真撮影が許可されていなかった当時、スタッフたちが内部や調度品をイラストに描き起こし、それらをもとにセットが作られたそうです。
ミルトモ 編集部
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『ダイ・ハード』
- ブルース・ウィリス主演の大人気アクションシリーズ
- たった1人でテロリストに立ち向かった「とても運が悪い」刑事の最悪の1日を描く
- クリスマスシーズンに観たくなる爽快な1本!
1988年公開、ブルース・ウィリスが主演を務めた大人気アクションシリーズの第1弾です。
非番のジョン・マクレーン刑事はクリスマスを妻と過ごすために彼女の勤め先である高層ビルを訪れますが、ビルがテロリストに占拠され、妻を含む社員たちが人質にとられてしまう事件が発生し、人々はパニックに陥ります。
運よく別室に居たことで危機を逃れたジョンは、外部との連絡手段が遮断されてしまったビル内で、テロリストたちとの攻防を繰り広げることに。
ミルトモ 編集部
裸足にランニング姿、ぼやきながらテロリストに立ち向かうという、人間臭さのある新しいヒーロー像を生み出しました。
主人公が危機的、パニック的状況でどう立ち向かうかということを描くという点では、ご紹介した『エアフォース・ワン』とも共通する点が多く見られます。
また、これまでの筋肉隆々のアクションスターが悪漢と戦うというテンプレートから脱却し、劣勢にある主人公が頭を使って的に挑むという要素を取り入れ、『ダイ・ハード』以降の作品にも多く受け継がれる傾向になりました。
マクレーン刑事をはじめとする魅力的なキャラが作品を彩り、とても見やすいストーリーに仕上がっています。
『ダイ・ハード』は合計5作品公開されていますが、1作目が一番高い評価を得ていることは確かです。
ミルトモ 編集部
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『沈黙の戦艦』
- 最強の男、ケイシー・ライバック初登場
- セガール拳炸裂
- 全くハラハラしない、まるで実家にいるかのような安心感
パニック映画特集ですが、本作はパニック映画なのかアクション映画なのかが微妙な作品です。
アクションシーン満載なのでアクション映画とも言えるし、戦艦がテロリストに乗っ取られる映画なのでパニック映画と言えばパニック映画とも言えます。
ミルトモ 編集部
それは本作の主人公ケイシー・ライバック(スティーヴン・セガール)があまりに強すぎるからです。
ライバックは元Navy SEALs(米海軍特殊部隊)の司令官で戦闘のプロです。
情報将校との諍いで降格されコックに身を窶していますが、そんな強者がテロリストごときに苦戦するはずもありません。
ライバックは最初から最後まで全く危なげなくテロリストたちを血祭りにあげていきます。
彼の前に10秒以上五体満足で立っていられた敵はほとんどいません。
ミルトモ 編集部
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『暴走特急』
- 最強の男、ケイシー・ライバック再登場
- セガール拳炸裂
- 全くハラハラしない、まるで実家にいるかのような安心感
パニック映画特集ですが、本作はパニック映画なのかアクション映画なのかが微妙な作品です。
アクションシーン満載なのでアクション映画とも言えるし、アメリカ横断鉄道がテロリストにジャックされ、最新鋭の衛星兵器を乗っ取られる映画なのでパニック映画と言えばパニック映画とも言えます。
ミルトモ 編集部
タイトルに『沈黙』の枕詞がついていませんが、本作は『沈黙の戦艦』の正当な続編です。
つまり最強の男、ケイシー・ライバック(スティーヴン・セガール)が再登場するということです。
劇中序盤、ライバックが居合わせていることを知り、テロリストたちはビビります。
そして言うまでも無く、全員が見るも無残な最期を迎えます。
彼の前に10秒以上五体満足で立っていられた敵はほとんどいません。
これぞ勧善懲悪。
ミルトモ 編集部
アクションをメインフィールドにしていたジェフ・マーフィー監督の職人的演出も見事です。
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『激突!』
- スティーヴン・スピルバーグ監督の長編デビュー作品
- 運転中に追い越したトレーラーから執拗に追跡されるスリラー作品
- 運転手の正体がまるで不明なことが恐怖すぎる!
1971年に製作された、スティーヴン・スピルバーグ監督初の長編作品となったテレビ映画で、無名時代のスピルバーグ監督は、この作品をきっかけに世に知れ渡ることになりました。
リチャード・マシスンの短編小説を映像化した作品で、運転中に追い抜いたトレーラーの運転手から執拗に追いかけられるセールスマンの恐怖を描きます。
まるで現代で話題になっている煽り運転の走りのような今作ですが、最も怖いのは顔の見えない犯人。
ミルトモ 編集部
現実として考えると、ちょっと煽られただけでもだいぶパニックなのに、追いかけてくるのが超大型トレーラーというのも恐怖。
しかもトレーラーの運転手の主人公に対する気持ちは、嫌がらせから次第に殺意へと変化していくのです。
ですが、この作品のすごいところは主人公のセールスマンが、この正体不明の犯人に真っ向から戦いを挑むこと!
明らかに殺意を持って追いかけてくるトレーラーに不利なように峠道に誘い込んだり、最後は正面からトレーラーに向かって突進していくのです!
ミルトモ 編集部
この手の厄介ごとは逃げ惑うも立ち向かうもどちらも勇気が必要です。
視覚的にはトレーラー自体が意志を持ってセールスマンを追ってくるように見えるので、さらなる恐怖を掻き立てます。
よくある日常から恐怖を生み出すスピルバーグ監督の演出力の凄さももちろんですが、テーマ勝ちと言っても良い作品。
ミルトモ 編集部
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おすすめパニック映画23選まとめ
以上、ここまでおすすめのパニック映画をご紹介してきました。
現実でテロや災害は起きてほしくないですが、そういう気持ちがあればあるほどこういうパニックジャンルは楽しめます。
一人で見ても大勢で見てもハラハラドキドキ間違いなしの名作だらけ(セガール映画は別枠です(笑))なのでぜひ作品選びの参考にしてください。
『アルマゲドン』『ダンテズ・ピーク』『ジオストーム』『インデペンデンス・デイ』『宇宙戦争』『新感染 ファイナル・エクスプレス』『ドーン・オブ・ザ・デッド』『アイアムアヒーロー』『グエムル-漢江の怪物-』『MEG ザ・モンスター』『ランペイジ 巨獣大乱闘』『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』『鳥』『タイタニック』『バーニング・オーシャン』『EXIT』『新幹線大爆破』『スピード』『エアフォース・ワン』『ダイ・ハード』『沈黙の戦艦』『暴走特急』『激突!』