家に帰ってきたふくまる(神木隆之介)を優しく抱きしめる神田冬樹(草刈正雄)。
ふくまるは、冬樹のぬくもりに触れることで癒されていくのでした。
翌日、冬樹は森山良春(小関裕太)のライブに行くか悩みます。
「ふくまるごめんね。お留守番できるかい」
冬樹は良春がいるライブハウスに向かいましたが、ライブは始まっていませんでした。
良春はバンドの仲間に裏切られ、1人でステージに立っていたのです。
そんな良春を見て冬樹は…。
目次
ドラマ『おじさまと猫』前回第11話のあらすじと振り返り
神田冬樹(草刈正雄)が外出している間に、鍵をかけ忘れた窓から出て行ってしまったふくまる(神木隆之介)。
冬樹は佐藤もみじ(武田玲奈)、小林夏人(升毅)、日比野奏(平山浩行)、森山良春(小関裕太)たちに助けてもらい、迷子になったふくまるを探し回ります。
その頃、お腹を空かせたふくまるは、冬樹の家に帰るために頑張っていました。
8日後、ふくまるの情報を得た冬樹は、ふくまるが目撃された場所に向かいます。
泥で汚れ、疲れ切ったふくまるが鳴いている姿を見て、冬樹はふくまるを愛おしそうに抱きしめるのでした。
【ネタバレ】ドラマ『おじさまと猫』第12話(最終回)あらすじ・感想
冬樹(草刈正雄)の側で眠るふくまる(神木隆之介)
神田冬樹(草刈正雄)の腕の中で安心して眠るふくまる(神木隆之介)。
ふくまるが目を覚まして顔を上げると、そこは動物病院でした。
ミルトモ 編集部
「お家ニャ~」
ふくまるはようやく家に戻って来ました。
ふくまるは部屋を見回しながら、外で過ごした辛い日々を思い出して鳴いています。
冬樹はそんなふくまるを抱きしめました。
「寒くないニャ。怖くないニャ。パパさんが温めてくれたニャ」
お腹一杯になったふくまるは、冬樹と一緒の布団の中で眠るのでした。
ミルトモ 編集部
良春(小関裕太)のライブに行くことにした冬樹(草刈正雄)
冬樹が小林夏人(升毅)にメールをすると、夏人から電話がありました。
「神田、ふくちゃん見つかったのか?」
「そうなんだよ。ありがとう。ちょっと痩せているけど元気だよ。これからみんなに報告する」
「良かったな神田。みんなに感謝するんだぞ」
翌日、冬樹は一緒にふくまるを探してくれた佐藤もみじ(武田玲奈)と日比野奏(平山浩行)と森山良春(小関裕太)、3人からの返事を携帯で見ていました。
良春からは「今日は1日ふくちゃんの傍にいてくださいね。俺のライブには来ちゃダメですよ」と返事が来ていました。
でも、冬樹は良春のライブに行きたいと思っていたのです。
良春はピアニストでない冬樹を同僚として好いてくれて、困った時には助けてくれました。
「ふくまるごめんね。お留守番できるかい」
「パパさん行っちゃうニョ。でも、パパさん必ず戻って来るって、ふくまる知ってるニャ。パパさん行ってらっしゃいニャ」
ミルトモ 編集部
声が出ない森山良春(小関裕太)
良春のライブには冬樹だけでなく、夏人、もみじ、日比野の3人も来ていました。
しかし、良春のライブは時間になっても始まりません。
良春はバンドのメンバーに裏切られ、1人でステージに立っていたのです。
「もうお前はメンバーじゃないんだよ。新しいボーカルも見つけたんだよ」
メンバーにそう言われても、良春は目の前にいる観客のために歌おうとします。
しかし、良春は声が出ず、ステージに立ち尽くしてしまいます。
ミルトモ 編集部
ライブハウスのステージに立つ神田冬樹(草刈正雄)
「早く歌えよ」
ヤジが飛ぶ中、冬樹がステージに上がって来ました。
冬樹はキーボードを演奏しようとしています。
それを見た日比野はギターを、他にもベースやドラムができる人たちがステージに上がって来ました。
「森山先生、始めましょう。最高のライブを」
冬樹の覚悟を見た良春は、歌うことを決心しました。
「ついてこい。始めるぞ~」
冬樹のキーボードと日比野のギターに続いて良春が歌い始めます。
「いいぞ、森山」
夏人ともみじは良春に声援を送りました。
ミルトモ 編集部
ピアニストとして復帰する神田冬樹(草刈正雄)
冬樹の家に夏人、もみじ、日比野、良春の4人がやって来て、ライブの成功とふくまるが戻ってきたことを祝いました。
「神田先生がいたから歌うことができました。今日は俺の人生で1番のライブになりました」
「私がステージに立てたのは皆さんのおかげです」
冬樹と良春が話しているところに、夏人ともみじと日比野がやって来ました。
日比野は「神田さん、早く戻ってきて下さい」と言って、冬樹と拳を合わせます。
それから、冬樹はふくまるも大好きな“きらきら星”を弾きました。
1年後、コンサート会場には冬樹のピアノを聴きに来た人たちが集まっていたのです。
ミルトモ 編集部
ドラマ『おじさまと猫』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
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ペットショップにいた頃のふくまるは、愛されることを諦めて寂しそうな瞳をしていました。
一方、愛する妻を失った冬樹も、眠れない日々が続き辛そうでしたね。
そんな冬樹とふくまるを会わせてくれたのは、妻である鈴音(高橋ひとみ)かもしれません。
昔は鈴音のためにピアノを弾いていましたが、今度はふくまるや仲間のためにピアノを弾くことで冬樹は再びステージに立つことができたのです。
今では、冬樹とふくまるはお互いにかけがえのない存在となりました。
流れ星に願ったように、冬樹とふくまるがずっと一緒にいられることを願っています。