今話はサイタマがかなりメインだったのでファンには歓喜回になっています。
第2期に入ってから、ガロウなどがメインな部分があったので久々にサイタマの凄さが実感できました。
また、サイタマの悩みが今までにないほどシリアスで、今までとはまた違った一面が見れて素晴らしかったです。
シリアスな雰囲気でもちょくちょく笑いを挟むので、『ワンパンマン』らしい感じで楽しめました。
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【ネタバレ】『ワンパンマン 第2期』第21話あらすじ・感想
最強のヒーロー
第20話(第2期 8話)のスイリューが怪人化したバクザンにいたぶられているところにサイタマが登場し、「あとは任せとけ」言いバクザンに立ち向かうとこから始まります。
いきなり最高のシチュエーションから始まりましたね。
ここからの展開が楽しみで待ち遠しかったです。
サイタマの登場に、バクザンはまた弱小ヒーローが現れたと思い失笑し、スイリューはヒーローの登場に涙を流します。
バクザンはサイタマをバカにしているうちに、実は自分が負けたチャランコの替え玉として出場していたのはサイタマであると気づき、憤慨してサイタマに襲い掛かります。
まずは下段蹴り、中断蹴り、正拳突きと繰り出していきますが、サイタマは全部の攻撃をノーガードで受けて何のダメージも負わず無傷。
災害クラス竜の攻撃を受けて、ここまでダメージを受けないならサイタマは竜クラスの攻撃ならサイタマの防御力を超えることはなさそうですね。
ただ、あまりにもノーリアクションなので、バクザンは圧倒的な実力差にサイタマは手も足も出ないと勘違い。
スイリューは周りに倒れている人を庇って攻撃を避けられないんだ…と思い、サイタマに自分を守るように言います。
ですが、サイタマは考える素振りをするだけで動こうとはせず、それを見たバクザンはサイタマが正気を失っていると判断して止めの手刀をサイタマ目掛けて振り落とします。
そして手刀がサイタマに当たって爆風が起きたと思えば、爆風が消えて現れたのはバクザンの上半身が吹っ飛んだ姿。
攻撃シーンが爆風でいっさい見えなかった…ショックです。
あまりの出来事に言葉をなくして絶句するスイリュー。
そしてサイタマの正体が気になったスイリューは、サイタマに正体となんで大会に出たのか?を聞きます。
名前を明かし、大会に出た理由の1番がぶっちゃけ暇だったからという適当感。
でも、この「暇だったから」と言うシーンが、なぜかサイタマのキメ顔で演出してくるのでギャップに爆笑しますw
スイリューとの会話を終えて、立ち去ろうとしたサイタマですが、スイリューに会場の外には怪人協会が暴れまわっているから出ない方がいいと呼び止められます。
そしてスイリューから怪人協会が人を怪人化させれること、反則的な強さの武術の達人の怪人ゴウケツの存在を聞きます。
サイタマはスイリューにゴウケツがどっちの方に行ったか聞き、軽く「ちょっと行ってくる」と言い向かおうとしますが、スイリューはゴウケツの恐ろしさを訴えかけ、殺されると言いサイタマの足を掴んで止めようとします。
それでもサイタマは歩みを止めず、スイリューの手を振り切って歩いていきます。
スイリューはサイタマを止められず、涙を流しながら後悔しているところに、遠くから衝撃音が鳴り響きます。
スイリューがサイタマに本物のヒーローを見た、彼はまだ死ぬべき人じゃないっと嘆いている間も衝撃音は断続的に鳴り響き、一際大きい衝撃音が鳴り響くとスイリューの元にある物体が飛んできます。
飛んできたのはまさかのゴウケツの首…まさかのゴウケツとの戦闘は衝撃音のみ…悲しいです。
ここ最近出てきた怪人の中ではトップクラスに強そうでしたが、ここまで短縮されるとは…。
そしてゴウケツを倒したサイタマはスイリューの元に戻り、大会に替え玉をしていたのを内緒にしといてくれと言いに戻ってきます。
あまりにもケロッとして戻ってきたサイタマにゴウケツは手強かったか聞きますが、「1発だったから他との違いが分からん」と軽く返します。
そんなサイタマにスイリューは怖さを克服できるかもわからないけど、自分もヒーローになれるかなと尋ねますが、「知らん」と一蹴されて間抜け顔になるスイリュー。
でも最初は怖くて当たり前、強くなりすぎる前は自分もそうだったと励ます?勇気づけるサイタマ。
そして最後にスイリューが弟子にしてくれないかと懇願しますが、サイタマが「絶対に断る」と返事をして、SUPER FIGHTでの戦いが完全に幕を閉じました。
なんかこの感じだとスイリューも後々にサイタマに救われた1人として、また登場してほしいですね。
もっと力をつけてヒーローになって出てきてくれたら熱いですね。
まあ、スイリューはもとからS級ヒーロー下位ぐらいの実力はありそうですけどねw
最強の悩み
そして他の場所での怪人騒動も収まりかけていきます。
ぷりぷりプリズナーもハリネズミの怪人と戦っており苦戦していますが、男子たちからの声援でやる気を出して怪人をエンジェルハグで倒します。
相変わらずぷりぷりプリズナーのキャラが濃いです。
筋肉マッチョの全裸でオカマ、しゃべり方、声、技すべてにおいて他のキャラより頭ひとつ抜けてますねw
そして刑務所、都市を襲っていた怪人たちは姿を消します。
怪人たちが姿を消し、戦いに乗り遅れたサイタマは街を歩きながら考えます。
怪人を倒さなければヒーローを名乗れない、違う。
誰かにヒーローを名乗りたいから怪人と戦うわけではない。
大事な何かを忘れている気がする、ヒーローをやる理由を考え、自問自答し、ヒーロー狩りに興味を持ち、武術大会に参加しても何も思わなかったし、得るものもなかったと思いふけっているところにキングが通りかかります。
今までの感じと違って、なんかシリアスな雰囲気がある感じで考えていますね。
そしてキングと話し、考えて気づいた漠然とした悩みを話し出します。
「俺はもうこれ以上強くなれないらしい。俺は強くなりすぎたんだ。誰と戦っても何も感じないし何も参考にならない。他人から吸収できるものが何もない」
言っていることがかなり傲慢だけど、ある意味サイタマの強さ的には間違いないのが凄いですね。
そして「伸びしろがないことは、もう自分の成長を楽しめないということなんだ。いくら怪人を退治しても心は退屈で仕方ないんだ。ヒーローがこんな孤独なものだとはな」と、だいぶサイタマのテンションが低く、悩んでるのは初ですね。
それに対してキングは、「サイタマ氏孤独なの?駅前の社交ダンスやれば?」などのおバカ発言がすごいですw
改めてキングの天然というか、おバカぶりは笑えますね。
かと思えば、キングの提案を却下ばっかしていたサイタマに説教じみてめっちゃ良いこと言います。
「サイタマ氏は強くなっただけで目的地にたどり着いたと勘違いしてるんじゃないかな。ヒーローとして進む道ってそんなに簡単にゴールできるものじゃないと思うんだ。」
「戦いの中に充実感を求めるのは間違っているし、勇気を強く持ち、誰かのために行動してこそヒーローの存在意義があるのではないか」
「サイタマ氏は最高のヒーローにはなれていない。そこに理想を追求する課題、ひいてはヒーローとしての伸びしろが多く残されているのではないだろうか。自分が成長しきったなどとは浅はかで傲慢なセリフなのではないだろうか」
かっこよすぎるでしょう。最初のバカみたいな回答は何だったの?ってレベルです。
まあ最後に心の中で漫画にもそう書いてあったとついていたのがキングの残念らしさがありましたけどw
そしていつも通りの会話に戻り、ゲームしていく?とキングが誘いますが、そんな気分じゃないとサイタマが断ります。
キングが挑発して誘うも、サイタマは挑発に乗らす「感情が薄れてきてる」と言いますが、最後にキングがハンデとして指1本ずつしか使わないと言った瞬間にぶちギレるサイタマ。感情が薄くなっているって言った瞬間にキレるっていうw
そして話はガロウに変わります。
ガロウは番犬マンとの勝負は終わっており、負けて逃げ出したようです。
番犬マンは予想以上の身体能力で対人用の流水岩砕拳が相性も悪く負けて反省し、次に向けて闘志を燃やしているところに歩いているキングとサイタマの姿が。
キングに向かって襲い掛かるガロウですが、サイタマに横から蹴飛ばされて壁をぶち壊して飛ばされたガロウ。
怪人協会の勧誘
場所は山に変わり、そこでは打倒サイタマに向けて特訓しているソニックの姿があります。
そんなソニックの元に訪れる者が2人現れます。
2人ともソニックと同じ里の出身の先輩で、怪人協会に所属しており、S級ヒーローの閃光のフラッシュを確実に倒すためソニックを勧誘します。
ソニックは一蹴して断りますが、2人の内の1人が怪人化して、いとも簡単にソニックの後ろをとり、実力の一端を見せつけて、ソニックにパワーアップを促しつつ怪人の種を渡して消えます。
ソニックはスピードはS級クラスだと思っていたので、簡単に後ろをとる2人組もかなり災害レベルが高そうです。
住処に戻ったソニックはサイタマに勝てるビジョンがどうしても浮かべず、勝つためには人間を辞めることを覚悟して怪人になろうとします。
ついにソニックまで怪人化するのでしょうか?結構お気に入りなキャラだったのでショックです。
そしてシーンは、都市にまだ残っていた怪人マーシャルゴリラに変わります。
マーシャルゴリラの拠点を探すべくS級ヒーローのゾンビマンが追跡しています。
そんな前に一般人が通りかかり、マーシャルゴリラが襲い掛かりますが、一般人ではなくて喋るゴリラでしたw
確かこのゴリラは第1期で出てきたゴリラですね。
マーシャルゴリラはゴリラにあっけなく返り討ちに合い、ゾンビマンはゴリラの方の追跡に変更します。
このゴリラこんなに強かったんですねw
第1期ではかなり雑魚だったイメージなんですけどね。
そして最後にヒーロー協会で会議中に怪人協会からのメッセージが届いたところで次回に続きます。
余談ですが、最後にソニックが怪人の種を食べるシーンがあり、ソニックは生で食うのが怖くて焼いてちょっとフレンチ風に料理して食べ、腹を壊していましたw
これはソニックは焼いて食べたことで怪人化しなさそうですねw
『ワンパンマン 第2期』第21話まとめ
6/11(火)25:35~TVアニメ「ワンパンマン」# 21「最強の悩み」がテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知にて放送、ニコニコ生放送、あにてれにて配信されます。1週間お待たせして申し訳ございませんが、ぜひご覧ください! https://t.co/LHS5AGWe90 #onepunchman pic.twitter.com/70b7c9uLGb
— TVアニメ「ワンパンマン」公式 (@opm_anime) 2019年6月5日
サイタマがメインで災害クラス竜を2体倒すも、不完全燃焼で考え込みますが、キングと話して最強の悩みをある程度は解消する話でした。
ですが、悩みをがっつり話しましたが、戦闘は音だけなのがあり残念でした。
今回は戦闘より、話の内容の方がかっこよく、楽しめると思います。
- 最強のヒーロー
- 最強の悩み
- 怪人協会の勧誘
次回は怪人協会がヒーロー協会にどう宣戦布告してくるのかが楽しみです。
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