登米能を無事成功させると、サヤカ(夏木マリ)は舞台を眺め、切らないと断っていたヒバの木を切って資材にすることを決意したと百音(清原果耶)に伝えます。
翌朝には、朝岡(西島秀俊)が仕事のため東京に帰ることになるのですが、その前に見ておきたいものがあると言うので百音たちも同行。
そこに見えた景色は、百音に故郷の気仙沼の風景を思い出させるものでした。
ずっと父・耕治(内野聖陽)に連絡できずにいた百音ですが…。
目次
朝ドラ『おかえりモネ』前回第1週4話のあらすじと振り返り
森林セラピーで山の中を訪れた朝岡(西島秀俊)は、ここで思いっきり声を出しストレスを発散させます。
すると百音(清原果耶)は、遠くで職員のおばちゃんたちが話しているのを耳にします。
普通なら聞こえるはずがない音ですが、それは天候が崩れるサインだと朝岡は言います。
彼の言う通り、1時間ほどで雨が本当に振り出したのですが、おかげで登米能は中止に…。
しかし、百音はこの雨はあと2時間で止まないのかと朝岡に尋ねると、気象レーダーなどから情報を集め、見事に晴れることを言い当てたのでした。
おかげで登米能は無事開催。
百音は天気予報は未来予測ができると驚き、空に出る虹を見て笑顔を浮かべるのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おかえりモネ』第1週5話あらすじ・感想
ヒバの木を能舞台にと、サヤカ(夏木マリ)は決断する
登米能が無事開催。
能に合わせて笛を吹くサヤカ(夏木マリ)は、イベントが終わると百音(清原果耶)に対しヒバの木を切る決意を伝えます。
「10年後には舞台の木は張り替えないといけない。それならばあのヒバの木をスパッと切って、100年も200年も舞台の木として愛されよう」と百音に言うのでした。
登米の朝に見えた霧が、気仙沼の朝を思い出させる
能舞台が終わり、打ち上げでカフェが盛り上がると、サヤカは百音の祖父・龍己(藤竜也)に電話をします。
電話越しに孫の笑い声を聞こえた龍己はニッコリ。
そばで耕治(内野聖陽)は聞き耳を立てます。
「とにかく私はこの島から離れたい」と言って気仙沼を出てきた百音は仕事を覚えるので必死でだったことで、父からの連絡を無視し続けていました。
翌朝、仕事の打ち合わせのために早々に東京へ戻る朝岡を見送ろうと車に同行すると、彼が見たがっていた登米の移流霧に驚かされると同時に、気仙沼で見ていた風景を思い出します。
気仙沼の海に広がる毛嵐と昇る朝日を思い出した百音。
あの日、自分は何もできなかったと途方に暮れるのでした。
KAMUI
「霧はいつか晴れます」
朝岡にそう言われた百音は、父にメールを打ちます。
「お父さんおはよう。ずっと電話に出なくてごめんね」という書き出しでメールを打つ百音。
島が嫌になったわけじゃないと書こうとしましたが、彼女はその文を消し「わたしは、ここにいます」と締めくくり、送信するのでした。
彩雲を見ると良いことがあるのは迷信だが…
ついに朝岡が帰ろうとしている時、百音は山の中で見た彩雲の写真を彼に見せ、これを見た者は幸せになれるというのは本当かと尋ねます。
それは迷信だと返す朝岡。
しかし、彼は「空を見上げて雲が綺麗だと思ったならその人はすでに前を向いて歩きだそうとしている、だとすればそれは良いことが起きる前兆だ」と百音に言いました。
もう一度彩雲を見たいなら、10分後に風車の方を見てください、もしも外れたら電話をくださいと言って、朝岡は百音に名刺を渡して去っていきます。
そして10分後、百音は風車の上に彩雲を見つけると、朝岡は魔法を使ったのではないかと驚き、じっとその雲を見つめるのでした。
KAMUI
朝ドラ『おかえりモネ』第1週5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
何度もきていた父・耕治からの連絡に返事をしたモネ。
『わたしは、ここにいます』
地元を出て登米で働くモネの精いっぱいの返答でした。#おかえりモネ #朝ドラ #清原果耶 pic.twitter.com/dSAKdDzUCh
— 「おかえりモネ」5/17スタート! (@asadora_nhk) May 21, 2021
雨の降り止みはもちろん、彩雲が出る時間までピタリと当てていく朝岡は未来予知ができるすごい人に見えたことでしょう。
そして、いずれは百音もそっちの道に進んでいくのかと思うと非常に楽しみです。
本作を見ていると、自然と天気のことに詳しくなるのでは!?という予感もしております。
果たして、次週の百音はどんな物語を歩むことになるのでしょう。非常に楽しみです。
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