『おちょやん』第9週45話あらすじ・ネタバレ感想!頑なに笑わない千之助が一平の言葉に心動く

『おちょやん』第9週45話

出典:『おちょやん』公式ページ

漆原(大川良太郎)に対し、女形は時代遅れだといった一平(成田凌)は、顔の形が変わるほど殴られ気を失ってしまいます。

姿を消した漆原を惜しみ途方に暮れる一平に、千代(杉咲花)は千之助(星田英利)がいなくても成功させてやると豪語する言葉の裏を見抜きます。

なんとしても千之助を笑わせて劇団に!

奮闘する千代が千之助の元に行くと、驚きの光景がそこに…。

そして、劇団の命運は一平に!あの千之助の心を動かした一言に注目です。

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『おちょやん』前回第9週44話のあらすじと振り返り

新しい劇団では女の役は女優にやらせる。

本物の女にやってもらうと決意した一平(成田凌)は、漆原(大川良太郎)に女形を辞めてほしいと言い出します。

女形が偽物だと言われてショックを受けた漆原は、劇団を飛び出して行ってしまうのでした。

こんなことばっかりやっていたら本当に芝居ができなくなるのではと危惧する千代(杉咲花)に対し、一平は自身の覚悟と芝居茶屋の台所を預かっているシズ(篠原涼子)の覚悟を話します。

女形の仲間に一平の言葉をポロリとこぼした漆原。

すると女形たちは一平を取り囲み、痛い目に遭わせようとするのです。

これを止めに入った漆原でしたが、女形は時代遅れだと言う一平の言葉に激怒し、自身の手で思い切り殴り飛ばしてしまうのです。

その頃、千之助(星田英利)は万太郎(板尾創路)と共に須賀廼家兄弟として笑いを取っていた頃から、天海天海(茂山宗彦)に一緒に劇団をやろうと誘われた過去を振り返り、一人泣きながら酒を傾けるのでした。

【ネタバレ】『おちょやん』第9週45話あらすじ・感想

殴られた一平(成田凌)の顔は見る影もなく。そして漆原(大川良太郎)は姿を消す

一緒にまた喜劇をやることができると喜んでいた漆原(大川良太郎)でしたが、一平(成田凌)の言葉に怒り心頭。

感情の赴くままに殴り飛ばすと「できるやないか」と一言。

殴られ過ぎたことで一平は気絶。

すると漆原は彼を岡安まで運び、千代(杉咲花)に対し「劇団が成功することを願っている」と言葉を残し、姿を消すのでした。

KAMUI

やっぱり、漆原の男の部分を引き出すために言ったんですね。

千代、シズ(篠原涼子)、みつえ(東野絢香)に介抱されながら眠る一平。

これしかやり方を知らないのだろうなと呆れられるのでした。

KAMUI

と言いつつも笑顔。なんか…男子って感じがする。

千之助(星田英利)を笑わせるため、千代(杉咲花)に加え、天晴(渋谷天笑)、徳利(大塚宣幸)も大奮闘!

漆原に託されたことで、千代は今度こそ千之助を笑わせようと宿へ向かうのですが、そこではすでに天晴(渋谷天笑)と徳利(大塚宣幸)が!

白い着物を着て丸くなる徳利に赤いふんどしの裾をかけて「マグロの握り!」と言う天晴。

しかし、千之助はピクリとも笑いません。

ついには3人で千之助を抑えてくすぐるのですが、これも千之助に通じないのです。

これまで千之助がいなくても芝居を作り上げると豪語していた一平でしたが、千代が千之助の元へ行く前に、本当は千之助から逃げているだけだろうと言われます。

4年前に自分の元から離れて行った千之助。

彼に失望されたことが、今も一平の心に傷となって残っているのです。

また千之助をガッカリさせてしまうことを恐れる一平。

そうして自分の心から逃げているのだろうと千代に言われたことで、このままではいけないと思ったことで一平は動き出すのです。

奮闘する団員達が諦めようとしたその時に現れた一平は、千之助に頭を下げてこう言います。

「万太郎一座を越える。いや、日本一の喜劇一座を一緒に作るため、劇団に入ってください」

KAMUI

その言葉は天海天海(茂山宗彦)が千之助を誘ったときの言葉!親子そろって同じことを言うんかい!これはグッときちゃいましたね。

そして、一平が顔を上げた時です。

頭に巻いていた包帯が落ちたことにより、一平の左目は晴れてヒドイものに…。

これを見た千之助はたまらず大爆笑!

そして、ついに千之助が笑ったと千代達も大喜びするのでした。

KAMUI

男前が台無し。おばけ役でもできそうな一平の顔。笑ってもらえればなんでもいいって言っていたんですから、これで結果オーライですね。

ついに動き出す一平(成田凌)の一座。その劇団名は…

千之助、付き人の百久利(阪口涼太郎)も来たことで、無事にスタートすることになった新たな劇団。

これには熊田(西川忠志)も御の字です。

「本当はもう一人いてほしかった」と一平がつぶやくと、劇場の扉がガラッと開きます。

現れたのは白いスーツの男。

ハットを取り「俺の席、あるかい?」と聞いた彼は、あの漆原でした。

女形の面影が消えた漆原の姿に一平も千代もニッコリ。

千之助がそこにいたことに驚く漆原は、よく説得できたなと驚きます。

これも漆原のおかげだと千代が告げますが、何のことか本人はわかりません。

KAMUI

あー、漆原がボコボコに殴ったから!千之助の笑いを誘えた…奇跡の連係プレイと言っていいでしょう!

そしてここで、一平が劇団の名前を発表。

千代たちが芝居を上演するこの劇団は「鶴亀家庭劇」と名付けられました。

これでやっと新たなスタートを切ろうと動き出したその時です。

さっそく一平の書いた台本で練習を始めようとしたのですが、千之助がこれを「これっぽっちもおもろない」と一刀両断。

そして初舞台のトリはこれで行くぞと、一平に台本を叩きつけるのでした。

KAMUI

これは…来週も揉めそうですね!

『おちょやん』第9週45話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

一件落着したかと思いきや、もう次の問題発生のフラグですよ。

そもそもこの劇団、天海天海一座は喜劇をやって来たから大丈夫でしょうが、歌舞伎役者や歌劇団など別のジャンルの人もいるわけです。

その人達が千之助のアドリブについていくことができるのか、それがとにかく不安ですよね。

これはまた一平や千代が大奮闘する予感。

岡安の命運もかかっているので無事成功をしてほしいところですが…果たして!

しかし、一平が父・天海と同じことを言って千之助を誘ったところはグッときましたねぇ~。

親子だなぁって思わせてくれる素敵天海。

万太郎一座を越えてくれる日を楽しみにしていますが、万太郎は万太郎で本当に強敵ですよね。

厳密に言えば…板尾創路さんの存在感。

どんな芝居が繰り広げられていくのか、楽しみです!

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