天晴(渋谷天笑)が戻ってきてくれたことで一平(成田凌)と漆原(大川良太郎)は上機嫌に。
一方、千代(杉咲花)は千之助(星田英利)を笑わせようとするも苦戦続きでした。
千代たちは徳利(大塚宣幸)を連れ戻そうと考えるのですが、あろうことか彼は万太郎(板尾創路)の劇団に入団。
しかし、そう簡単に馴染むことなどできるのでしょうか?
芝居茶屋として経営を続けていきたい岡安は、一平たちの舞台が成功することを心の底から応援しますが、お茶子の1人・富士子(土居志央梨)がシズ(篠原涼子)が何やら相談事をするのです。
目次
『おちょやん』前回第9週42話のあらすじと振り返り
一平(成田凌)を座長とした新しい喜劇一座を作ろうとするも、千之助(星田英利)がいないというだけで、かつて天海天海一座で共に舞台に立った天晴(渋谷天笑)や徳利(大塚宣幸)は劇団を去ることに。
千之助を連れてくれば丸くおさまると思った千代(杉咲花)は、劇団に来てくれと頭を下げに行きます。
すると、千之助は「俺を笑わせてみろ」と言い出すのです。
「笑わすことができれば劇団に行く」
そう言われた千代は奮闘しますが、千之助はピクリとも笑いません。
足並みがそろわない一座。
「初舞台を踏めないなんてことになると、全員2度と道頓堀の舞台に立てない」と言われると、千代は千之助を笑わせるためにさらなる奮闘を見せます。
そのころ一平は、子供相手に商売をしている天晴の元を訪れ、芝居の台本を渡して戻ってきてほしいと頭を下げました。
最初こそ気乗りしなかった天晴ですが、一平の書いた本を読んでいるうちに「この芝居をやりたい」と思い始め、一座に帰還します。
【ネタバレ】『おちょやん』第9週43話あらすじ・感想
千之助(星田英利)は簡単に笑わない
天晴(渋谷天笑)が帰ってきたことで、雨の中でも上機嫌に喜ぶ一平(成田凌)と漆原(大川良太郎)。
その足で岡安へと戻ると、ハナ(宮田圭子)やシズ(篠原涼子)は彼らに一斉に頭を下げるのです。
岡安の存続は、今や「一平の一座にかかっている」と言っても過言ではありません。
だからこそ、無事に舞台を作り上げてほしいと期待を寄せられ、一平は一層気持ちを引き締めました。
そして、鶏や猫、タコのモノマネなどをして千之助(星田英利)を笑わせようと奮闘する千代(杉咲花)は、今日もつまみ出されてしまいます。
岡安に戻ってきて、一平たちが笑顔なのを見て大激怒!
「自分はこんなに頑張っているのに」と文句を言うと、「そもそも千之助はそう簡単に笑わない」と言われて、千代はもっと怒り出すのでした。
KAMUI
そんな中、彼らの耳に入って来たのは徳利(大塚宣幸)の行方。
何と彼は、自分たちが対立する相手である万太郎(板尾創路)の一座に入団していました。
劇場の前で彼を止めようと千代と天晴は待ち構えますが、それでも彼は劇場の中へ!
「芝居で食っていくなら天下の万太郎一座に入るのが良い」と、徳利は2人に豪語するのでした。
KAMUI
お茶子・富士子(土居志央梨)はお暇を頂こうとシズ(篠原涼子)に相談
お茶子の1人・富士子(土居志央梨)は、シズ(篠原涼子)に「お暇を頂こうかと思います」と相談。
組見をいくつも断られていることを知った富士子は「このままでは経営がままならないのでは?」と思ったのです。
自分たちがシズの負担になる前に、自主的に去ろうと、富士子は考えました。
「岡安の台所、案じてくれてますのやな」と言葉を返すシズ。
そして、一平はその会話をこっそりと聞いてしまうのでした。
KAMUI
万太郎(板尾創路)の一座に入ったが、馴染めない徳利(大塚宣幸)に千代(杉咲花)が救いの手を…
万太郎一座に入ったものの、いまいち馴染むことができない徳利。
周りから日本酒を薦められるも、彼はビールの方が好きです。
しかし、断ったことで日本酒を頭からかけられて大騒ぎに…。
「どうして徳利を入れたのか?」と、団員が万太郎に聞くと「おもろいから」の一言しか返しません。
日本酒のせいでフラフラになった徳利を見つけた千代は「飲みに行きましょう」と誘い、天晴と3人で居酒屋に行きました。
そこで千代が注文したのは、冷えたビールやバッテラなど、徳利が好きなものばかり。
お茶子として彼らの好きなものを全て把握していた千代は、それらを注文するなど朝飯前です。
【徳利さんの好物 お品書き】
はも皮ときゅうりのザクザク
ビフカツ
しろ天とカイワレのおつい(おつゆ)
バッテラ
そして…ビール🍺大好物を千代ちゃん、覚えてくれてたね。うれしいね徳利さん…#大塚宣幸 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/bhxKr9SJAo
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) February 2, 2021
徳利が好物で胃を満たすと、千代は「不安なのでは?」と切り出しました。
新しい環境に身を置くということは不安だらけ。
それは千代が岡安に来た時も、京都に行ったときにも味わったからこそ、よくわかるのです。
今回、道頓堀に戻ってきて「劇団に入れ」と言われた時も、不安だった千代。
しかし、天晴や徳利、漆原がいると知って「自分は心の底から安心したのだ」と千代は話します。
そして、かつて共に舞台に立った思い出を話し「今度は同じ役者として舞台に立ちたい」と千代が自分の胸の内を話すと、徳利は心を動かされ、劇団に戻ってくる決意をするのでした。
KAMUI
みんなが戻ってきて雨降って地固まる、かと思いきや…
一平の一座に戻って来た徳利は、馬鹿にされた分、万太郎一座には目にもの見せてやろうと決意を新たにします。
これで出て行った団員は戻ってきてくれたので、後は千之助が来てくれれば…という話になりました。
KAMUI
「雨降って地固まる」と喜ぶ天晴。
しかし、ここで一平がまた嵐を呼ぶ一言を言い出します。
何とずっと一平と共にしていた漆原に対し、辞めてもらいたいと言い出すのでした。
KAMUI
『おちょやん』第9週43話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
夜の道頓堀、ずいぶん明るくなりました…自動車も通っていますね#朝ドラ #おちょやん#おちょやん美術図鑑 pic.twitter.com/5IcNwTM6Of
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) February 3, 2021
問題は千之助だけかと思いきや…一平、突然の漆原解雇!?
「いやいや、漆原さんが一番ずっと一緒にいたじゃないですか?」と言いたくなりますよ。
「一体なんで?もしかして、万太郎一座の回し者だったりするの?」なんて思考もめぐりましたが、果たして一平の思惑とは一体何ですかね?
また、シズが富士子にどんな答えを出したのかも気になるところです!
気になることが多すぎる!
だから面白いんですよね。
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