『おちょやん』第7週35話あらすじ・ネタバレ感想!失恋のショックを引きずる千代は役を全うすることができるのか

『おちょやん』第7週35話

出典:『おちょやん』公式ページ

疾走した高城百合子(井川遥)が千代(杉咲花)のために用意してくれた役は、誰もがチャンスだと喜び驚くのですが、当の本人は浮かない顔。

憧れの人は、初恋の相手・小暮(若葉竜也)が密かに思いを寄せていた人。

この事実を知ったショックから、またも監督から怒られてしまいます。

降板か続行か、千代はやりきることができるのでしょうか。

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『おちょやん』前回第7週34話のあらすじと振り返り

本気で小暮(若葉竜也)を好きになってしまった千代。

彼のことを思うと芝居に身が入らず、怒られてばかりです。

そんな中、悩む一平(成田凌)の話を聞いてみると、天海天海一座は解散し、1人になってしまった自分はここで台本を書いていると聞かされます。

男にのぼせている場合かと言われて否定するも、一歩踏み出すことができない千代でした。

撮影所から逃げ出した高城百合子(井川遥)を手助けすると、やっと彼女は千代を思い出してくれます。

自由に生きると千代に宣言した百合子は、次の相手役の男性と駆け落ちをし、撮影場を騒がせたのでした。

落ち込む小暮。撮影がダメになったことで落ち込んでいるから励まそうと近づきますが、彼のショックは好意を寄せていた高城百合子が消えたことでした。

初恋の人は憧れの人を好きだった。この事実を知った千代はさらに落ち込みます。

監督の村川茂(森隼人)も責任を感じて降板。

騒然とする中、代わりにメガホンを取ったジョージ本田(川島潤哉)は役の発表の中で「竹井千代」の名前を呼ぶのでした。

【ネタバレ】『おちょやん』第7週35話あらすじ・感想

千代(杉咲花)は恋心に悩み、一平(成田凌)は執筆に悩む

千代(杉咲花)がワンサの1人ではなく名前のある役をもらったことで、カフェー・キネマの女中たちは驚き「すごいことだ」と褒めてくれます。

しかし、小暮(若葉竜也)が高城百合子(井川遥)に想いを寄せていたことを知った千代は、そのことがショックで役をもらったことに驚くこともなく、カメラの前に立ってもうまく演じることができません。

高城百合子が消えた今、役も小暮の心も手にすることができるじゃないかと言われましたが、千代はそれでいいのかと悩み続けるために上の空。

他の女の人を好きになった旦那さんを引き留める女の役を演じる千代ですが、ジョージ本田(川島潤哉)から何度もダメ出しをされ、「恋をしたことはないのか?」とまた怒られてしまうのでした。

KAMUI

ありますよ、そこで助監督として見つめてる小暮に!って言ってやりたくなりますけど、「あります」の一言だけ返した千代ちゃんはカッコいい。

千代がお芝居で苦悩を味わっている時、一平(成田凌)も「本を書いても書いても認めてもらえない」と悩みます。

大山鶴蔵(中村鴈治郎)からは、父親と違うものを書こうともがいているのがよく分かると言われます。

父より面白いものを書きたければ、まず父がどんなものを書いていたのか知ることからだと言われた一平は、亡き父・天海天海(茂山宗彦)がかつて執筆した台本を見つめます。

煮詰まった一平は千代をからかって怒らせ、笑ってやろうとするのですが、思う反応はもらえません。

ふと、父親はどうなったと聞きますが、自分がここにいることもテルヲ(トータス松本)は知らんと突っぱねられます。

KAMUI

ここでテルヲのことを出すは危険すぎる!なんらかのフラグを感じます。

落ち込んでいるのは自分だけじゃないと知ると、一平は金と意を入れ替え「今度お詫びにおもろい本読ませたるわ」と言って笑うのでした。

KAMUI

一平、千代のおかげでちょっと元気になった感ですね。しかし、千代はまだ…。

「好きになれてよかった」

しつこくからかってくる一平を追い払ったと思ったらまた声をかけてくる。

これも追い払おうと思うのですが、よく見ればそれは小暮。

また元気にしてもらおうと思ってやって来たと言う小暮と食事に行く千代は、そこで彼が高城百合子にどんな想いを抱いていたのか語り始めます。

「助監督の身である自分と大女優・高城百合子じゃ立場が違い過ぎる。自分なんて相手にしてもらえない」と思う小暮は、「それでも彼女の背中を追いかけ、この仕事を頑張って来た」と言います。

そして、監督として自分の活動写真を撮る夢を持ったことで、「好きになれてよかった」と小暮は語るのです。

これを聞いた千代は、カメラの前で自分の想いと役の想いを重ね合わせ、「あなたを好きになれて良かった」と言います。

活動写真なのでセリフは必要ありません。

しかし、感情がこもったその演技はジョージ本田の心をグッとつかみ「congratulation」と拍手を起こさせるのでした。

KAMUI

好きだけれど思いが届かない。でも好きという思いがこもったすごい言葉だなぁと思いました。そして、ジョージ本田に散々怒られてきた千代が彼を女優として魅了したシーンはグッときました。

中堅所の女優となって奮闘する千代(杉咲花)に忍び寄る父の背中!

『太陽の女カルメン』が上演されると、千代の演技を見た宮元(西村和彦)は劇場で号泣。

そして、一平はいつの間にか黙っていなくなったのですが、そこに残された一平の本。

これをゴミ箱から拾い上げて目を通すと、千代はクスリと笑い「本当にしょうもな」と言います。

3年の月日が流れると、千代は次から次へとお芝居のお仕事!

中堅所の女優として奮闘する千代。

この時も病床の父の手を握り「お父ちゃん!」と言いながら涙を流す役を演じていました。

そしてその頃、撮影所の外では千代の名前が書かれたチラシを見たテルヲが「見つけた」と言って大笑いしているのでした。

KAMUI

フラグ回収キター!守屋さん(渋谷天外)!その人は入れちゃダメですよ!ダメですからね!

『おちょやん』第7週35話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

何気に、私はテルヲのことを疫病神と呼んでいるわけなのですが…やっぱりやってきましたね。きっと何も変わっていませんよ!

何かを引き起こす予感しかないですし、また千代が激怒することになるのもすでに目に見えているわけですが…。

父の話は置いといて、初恋の相手・小暮の気持ちがわかり、自分の気持ちにも整理がついたと思われる千代。

小暮が監督になって活動写真を作る時は自分を出してね!という約束の握手をしたのですが、ふたりの恋仲がこれで終わるとは思えないのです。

しかし、一平にとっても千代という存在はとても大切だと思います。

小暮と一平、千代はどちらを選ぶのでしょう。

予告を見ても、その答えが見えない!だからこそ続きが見たいです!

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