『おちょやん』第6週26話あらすじ・ネタバレ感想!長い雑用の末に役を手に入れる千代だが…

『おちょやん』第6週26話あらすじ・ネタバレ感想!長い雑用の末に役を手に入れる千代だが…

出典:『おちょやん』公式ページ

千代(杉咲花)が千鳥(若村麻由美)の理不尽さにも慣れてきたところ、ついに劇場から芝居の打ち切りを言い渡されてしまいます。

清子(映美くらら)がもう1度新しい台本をやろうと提案し、千代と共に頭を下げると「あんたたちで勝手にやりなさい」と言われます。

新聞で掲載されて大人気となり、宝塚が成功させたという漫画『正チャンの冒険』を舞台にすることが決まると、なんと千代にも役が!

しかし、その役は人ではなくネズミ。

カフェー・キネマの面々はぽかーんとしますが、千代に冷たく当たっていたあの人だけが意外なことを言ってくれるのでした。

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『おちょやん』前回第5週25話のあらすじと振り返り

清子(映美くらら)が書いてきた台本に目を通してほしいと嘆願するも、苛立った千鳥(若村麻由美)に出ていくように言われたことで、怒りが爆発した千代(杉咲花)。

あんたみたいな人から芝居を学びたくないなど言いたい放題まくし立てた後、「お世話になりました!」と言って出ていきます。

千代を訪ねカフェー・キネマにやって来た清子はやけ酒をして千鳥の悪口を言いつつも、彼女に拾われた過去、千鳥自身の過去を千代に話してくれました。

1度は死のうとしたこともある千鳥。

そんな彼女もあきらめずに夜1人でずっとお稽古をしていたということを知った千代は、必死に四葉のクローバーを見つけ出し、もう1度側においてくださいと頭を下げます。

一生雑用だと言い渡される千代でしたが、それは受け入れません。

いずれは役者になる、女優になるという想いを胸に彼女はまた千鳥の雑用係として働くのでした。

【ネタバレ】『おちょやん』第6週26話あらすじ・感想

千鳥(若村麻由美)の理不尽さに慣れてきた千代(杉咲花)は立派に成長

月日が経つにつれ、千鳥(若村麻由美)の理不尽さに慣れてきた千代(杉咲花)。

役をもらえると信じて続けていましたが、最初は出番が終わった千鳥に手ぬぐいとお茶を差し出して「お疲れ様」と声をかけても「疲れてない」と突っぱねられて落ち込んだりもしました。

しかし、物を投げ、怒鳴り散らす千鳥の行動に慣れてきて、今では投げた台本を取りにいくのも当たり前、椅子を投げようとすればその前に止める千代。

付き人をしている間にセリフを覚えるようになってくるも、芝居が下手になるからやめろと言われますが千代は凹みません。

そのうち千代は千鳥の投げるものをスタンバイするようになります。

台本だけじゃなく、豆なども用意し、さらには千鳥の大事にしていた人形まで忍ばせ、これで千鳥に投げるのを思いとどまらせるのです。

ある日、千鳥から「だいぶ上達したわね」と言われますが、それは役者としてではなく、四葉のクローバー探しのことでした。

5本も見つけてきた千代に、なかなか見つからないから嬉しいのだと言う千鳥。

しかし、千代は凹たれませんでした。

KAMUI

図太さ勝負は千代の勝ちですかね?

「あと半月」と終わりを言い渡されたことで、清子(映美くらら)たちは勝負に出る

客足が減るようになり、劇場から「あと半月」と言われてしまった山村千鳥一座。

このままではいけないと思った清子(映美くらら)は、千鳥に「もう1度『正チャンの冒険』をやりませんか?」と頭を下げます。

「あんなもの私がやりたい芝居じゃない」と、千鳥は突っぱねますが、他の座員も、千代も頭を下げて頼み込みます。

「このままでは千鳥がやりたい芝居もできなくなる。だから今これをやらせてほしい」と言い続けました。

最初は千鳥はやらないの一点張りでしたが…。

「あんたたちだけで勝手にやりなさい」

「…それって」

「どれだけ客が呼べるのか、お手並み拝見させてもらうわ」

これはつまり、上演を許してくれたということ。

清子を始めとした座員、そして千代は「ありがとうございます」と深々と頭を下げるのでした。

KAMUI

「このままだったら千鳥のやりたい芝居もできなくなるよ」という言葉にグラッときた感じですね。言い負かせるようになった千代お見事。

千代(杉咲花)はついに役者に!ネズミの役にみんなは笑うが…

『正チャンの冒険』の上演が決定すると、千代も役をもらうことが決まりました。

カフェー・キネマの面々は最初こそ喜びましたが、千代の役とセリフを聞いて笑顔が消えます。

千代の役はネズミ3。

セリフは「モウ大丈夫デチュウ」の一言。

「何故ネズミがしゃべるんだ」や、「せめてネズミ1とか2とか…」と非難され、ちょっと悔しい気持ちになる千代でした。

しかし、この会話にスッと入って来た洋子(阿部純子)は「正チャンが山賊からお姫さまを助けに行く話やろ?ネズミも正チャンを助ける大事な役やないの」と、フォローを入れてくれます。

洋子がなぜ詳しいのか、それは別れた夫との間にいる1人息子・進太郎(又野暁仁)がこの漫画を読んでいるからでした。

今は夫が仕事で忙しいからと進太郎を預かっている洋子。

千代はまず、洋子に息子がいたことに驚きます。

KAMUI

そりゃ驚きますよ。さらに、この進太郎くんを演じる又野暁仁くん、朝ドラ『スカーレット』にも主人公の息子役として出ていました。将来有望かしら?


進太郎も芝居を見たいと言いますが、芝居は翌週。

3日で帰らなくてはならないため、進太郎が見たいとごねても見ることはできません。

普段一緒にいないため、洋子にもあまりなついていない進太郎が落ち込むと、宮元(西村和彦)は何とかして諦めさせようと「このお姉ちゃん、芝居めっちゃ下手なんや。見てもちっとも面白くない」と言い出します。

最初こそイラッとしましたが、これに乗っかった千代。

しかし、去っていく洋子と進太郎の背中を見て、千代は寂しい気持ちになるのでした。

千代(杉咲花)の初稽古に、誰もが唖然する

さっそく芝居の稽古がスタート。

清子が演出として台本を持ち、これに合わせて芝居を作り上げていき、いよいよ千代の出番です。

言われた通りセリフを言うものの、肩に力が入りすぎてみんなが唖然。

肩の力を抜くように言われますが、今度は抜けすぎる。

最後は笑わせようとしますが…。

KAMUI

最初はみんなそんなもんと言いたいのですが…宮元の言葉通りで頭を抱えたくなりますね。

『おちょやん』第6週26話あらすじ・ネタバレ感想まとめ


あんなに千鳥にイライラさせられていたのに…。

時が経てば何てことはなくなるということを教えられましたね。

そして、ついに始まった新しい演目『正チャンの冒険』ですが、千代のネズミ役はまた前途多難ですねぇ。

芝居をたくさん見てきても上手くなるわけではありません。

ここからどんな成長をしていくのか楽しみですが、この状況が続くと千鳥が台本投げつけたくなるのもわかるなぁと思えて不安!

次回が楽しみになる展開でした。

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