『おちょやん』第5週22話あらすじ・ネタバレ感想!活動写真のオファーを受けて迷っていた千代は…

『おちょやん』第5週22話あらすじ・ネタバレ感想!活動写真へのオファーを受けて迷っていた千代は…

出典:『おちょやん』公式ページ

黒木社長から「私のこれから作る活動写真に出てみないか」と言われた千代(杉咲花)。

しかし、女優になるなんて未来を想像していなかったため、どうしたら良いか悩みます。

そして真理(吉川愛)の一言で女優への1歩を踏み出してみるのですが…。

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『おちょやん』前回第5週21話のあらすじと振り返り

大阪から汽車に乗り、京都へとやって来た千代(杉咲花)。

さっそく仕事を探して方々を駆け回り、映画好きの店主・宮元(西村和彦)が営む「カフェー・キネマ」にて、住み込みで女給をやることになりました。

お茶子と同じ仕事かと思いきや、足を踏み入れるとそこはキャバレー。

男性のお客さんにお酒を出し、時には色を売る女給さんたちを見て、千代は困惑します。

同じく住み込みで働く真理(吉川愛)と共に席に着きますがなかなかお客に気に入ってもらえません。

時には女優への道も開けるというカフェー・キネマ。

酔っ払って真理に執拗に絡むお客さんをあっさりあしらったことで、千代は活動写真会社社長の黒木(ヨシダ朝)から「活動写真に出てみないか」と、突然声をかけられるのでした。

【ネタバレ】『おちょやん』第5週22話あらすじ・感想

突然のスカウトに戸惑う千代(杉咲花)は、黒木社長(ヨシダ朝)の申し出を断る!?

酔っ払いの客を追い返した千代(杉咲花)の姿を見た黒木(ヨシダ朝)は、自身が作る活動写真に出てみないか、女優にならないかとオファーします。

確かに千代は芝居が好きで、女優さんに会ったこともありますが、自身が女優になるなんてことは全く考えていなかったため、この申し出を勢いで断ってしまいました。

道頓堀を出て、今朝京都へとやって来たばかりの千代。

やっと仕事が決まったのにそこからいきなり女優にならないかと言われて困惑します。

女優になんてなれるわけはない、女給ならやれる、女優、女給とパニックを起こしてしまうのでした。

KAMUI

てんやわんや具合がまさに喜劇!そりゃ、急転直下も良いところですから、パニックになるのも仕方がないですよね。

結局返事を断念した千代。

そんな彼女に、真理(吉川愛)はやらない方が良い、それなら自分と変わってくれと言い出すのでした。

女優になって素敵な役者さんと結婚するという夢を抱く真理。

さらには女優になれば生き別れた家族にもう1度会うことができるかもしれない…そんな真理の言葉を聞いた千代は、弟のヨシヲに会えるかもしれないと考え女優になる決意をします。

店の前の竹林を見て、千代は幼い頃に家の側にあった竹林を思い出し、母の形見のガラス玉を取り出して、役者になってみると心の中で母に訴えるのでした。

KAMUI

真理さん、失敗でしたね。しかし、千代もこれで決意が固まったご様子。大きく動き出すのかしら?

女優への第1歩は、とんでもない形で幕を閉じる

翌日、黒木と共に鶴亀映画京都撮影所へとやって来た千代。

しかし、撮影所の中には入らず、この日は近くの洋食屋で出資をしてくれるという川島(植栗芳樹)という男と会うことに。

KAMUI

この時、守衛の守屋(渋茶天外)という男に挨拶をするのですが、彼は何だか「?」の表情を浮かべていたような…どういうことなんでしょう?

川島は千代を見ていたく気に入ると、ニッコリ笑って出資すると快諾。

「一生懸命きばります」と、千代はさらに気合を入れ直します。

それから3日後、細かいことが分かったら知らせると言われていた千代のもとに飛び込んできたのは黒木が逮捕されたという情報でした。

黒木は川島から出資金と言って1万円をだまし盗ろうとしたことで、詐欺師として逮捕されたのです。

衝撃を受ける間もなく今度は警察がやってきて、千代は事情聴取されることに!

黒木は過去に「女優にしてやる」と言って女性からもお金をだまし盗っていたことがあるらしく、千代も盗られたのではと聞かれますがそもそも自分には盗られるお金もないと返します。

そして千代が一番疑問だったのは、どうしてそんな自分に黒木は声をかけたのかということでした。

その後、「出資者の川島社長の好みの顔が千代だった。千代を連れて行けばいくらでもお金を出してもらえると思ったから」という黒木の証言を聞き、千代は「スッキリした」と言葉では言うものの浮かない表情になります。

KAMUI

実力を認められたんじゃなくて利用されただけ…やる気になっていただけあってショックですよね。

「これからも女給として気張ります」と、言いつつ、千代(杉咲花)の心は…

騒動後、千代は女給さんたちにお騒がせしましたと頭を下げるのですが、洋子(阿部純子)は一言、「あんたがこれで本気で女優を目指していたなら、辛くて辛くて立ち直れへんかったやろうに」と言うのでした。

ちょこっとでも良い夢を見て、それが冷めただけだと言う洋子。

千代はその言葉を受け入れ、「これからも女給としてきばります」と女給さんたちに言うのでした。

これを聞いた洋子は苛立って出ていきます。

KAMUI

それが現実だった時に立ち直れないのは千代じゃなくて女優志望の洋子ですよね。なんであの子が!みたいな…

それから千代は女給の仕事に精を出します。

お客さんにお酒を飲ましたり、話を聞いたり、体を触ってくるお客さんを上手にあしらうのでした。

店が終わって片づけをする千代。

1人になった時、彼女は椅子に座り人知れず涙をこぼします。

KAMUI

純粋な乙女心は確実に傷ついた!でも、涙を見せてなるものか!というプライドが伺えました。

『おちょやん』第5週22話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

なかなか飛び込むことのない女優業の世界。

この時代から黒木みたいな詐欺師はいたんですね。

そして、女優になりたくてカフェー・キネマで頑張っている女給さんたちなら、千代へのこのオファーは憎たらしいもの。

真理は表に出しませんが、洋子はしっかり出すタイプってことですね。

黒木は千代に声をかける前は洋子に声をかけていましたから、千代がいなければ自分がカモにされていたでしょうに…。

そして千代の人前で泣くものかという姿勢は今までもこれからも変わらなそうですね。

さて、女優になるという道はいったん消えたわけですが、ならばどうやって?というところが気になるところ。

また明日も楽しみに待ちたいと思います。

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