『おちょやん』第3週14話あらすじ・ネタバレ感想!手紙を受け取ってくれないシズに千代が起こした行動は?

『おちょやん』第3週14話

出典:『おちょやん』公式ページ

延四郎(片岡松十郎)から手紙を預かってしまった千代(杉咲花)でしたが、シズ(篠原涼子)は手紙を受け取りませんでした。

シズの中にある延四郎への想いを聞けば聞くほど、千代は何とかしてあげたいと思いますが…。

人の世話を焼いていないで自分のことを考えなさいと言われますが、今の千代がやりたいことは、芝居をすることでもなければ、お茶子でい続けることでもありません。

今の千代がしたいこと、それは…?

そして鶴亀座では延四郎の千秋楽が始まり、翌日には芝居茶屋が大忙しになる会合が開かれます。

もうすぐ芝居茶屋はつぶれると言いながら下手なトランペットを吹く福助(井上拓哉)に千代とみつえ(東野絢香)は反発しますが…。

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『おちょやん』前回第3週13話のあらすじと振り返り

シズ(篠原涼子)と延四郎(片岡松十郎)が会って話をしているその瞬間を目撃した福富のお茶子さんたちが、2人の間に何かあると吹聴してまわったことにより、お客さんが岡安から遠のいてしまいました…。

お茶子と役者の恋仲はご法度。

かつての2人は恋仲になりかけたことがあったと語るシズは、岡安の看板に泥を塗ってしまったことを詫び、延四郎からもらった手紙をすべて燃やしてしまいました。

福富のお茶子3人から嫌味を言われても毅然とした態度で言い返す千代(杉咲花)。

そして延四郎は千代にシズ宛ての手紙を渡してほしいと近づいてきますが…。

【ネタバレ】『おちょやん』第3週14話あらすじ・感想

シズ(篠原涼子)の延四郎(片岡松十郎)への想いとは

結局、延四郎(片岡松十郎)からの手紙を預かってしまった千代(杉咲花)。

「手紙くらい読んでもいいのでは?」と言いますが、シズは読んでしまえば会わないといられなくなると言って手紙を受け取りませんでした。

シズが延四郎と出会ったのは20年前。

お茶子修行を始めるも、辛くて心が折れそうになっていた時のことです。

辞めてしまおうと思った時、「ちょっとくらいどんくさい方が私はホッとする」と言ってくれたのが延四郎でした。

ひたむきに頑張る自分の姿が、延四郎にもヤル気を与える、自分も頑張れると思えるようになったこともあり、彼はシズにとって恩人なのです。

人のことに気を揉んでいる場合ではないだろうと千代に言い、この話を終わらせようとするシズ。

去り際に千代は手紙を置いて行ったのですが、結局シズはそれを破り捨ててしまうのでした…。

KAMUI

読んだら会いたくなるってことは…会いたいんですよね。それを、岡安のご寮人として必死に押し殺している…それが何だか辛いです。

芝居茶屋はもう終わりと言う福助(井上拓哉)にみつえ(東野絢香)は…

鶴亀座では、早川延四郎の千秋楽の舞台が幕を開けます。

そんな中、千代はみつえ(東野絢香)の踊りの稽古の付き添いをすることに…。

みつえはなぜ父や母ではないのかと文句を言いますが、この時岡安は大口の芝居客を総出で接待する「組見」で大忙し…。

付き添いなどできる状態ではありません。

帰り道、福富の跡取りである福助(井上拓哉)が1人トランペットを吹いていると、みつえは「福富のせいで岡安は大変なことになったんだ」と怒りをあらわにします…。

しかし、福富を継ぐ気のない福助は「自分には関係ない、自分はトランペット片手に生きていくんだ」と言い出すのです。

あまりにも下手なトランペットにあきれるみつえ。

すると彼は「芝居茶屋はもう無くなる。つぶれるだけなんだ」と言い出します。

「一日中やっていた芝居も今では昼と夜だけ。客は芝居を楽しむだけで茶は楽しまない。時間の問題だ」と福助は語るのですが、この物言いに頭にきたみつえは、何と福助のトランペットを川に投げ込んでしまいました。

KAMUI

川にもの投げたらあかん!って誰かが言ってましたよ!次期岡安のご寮人がやっちゃいましたよ…。

千代(杉咲花)が一番やりたいこととは!

その後、千代と他のお茶子たちがシズの元に集まりました。

千代は「組見は自分たちに任せて、延四郎に会いに行ってくれ」とシズに伝えます。

KAMUI

人の噂も75日。自分がどうしたいかよく考えろと言われた千代が出した答えがこの行動でした。

「ええかげんにしなはれ」とシズは千代を叱りますが、千代は以前、自分が今したいことが何かよく考えろと言われた時、生まれて初めて考えた。自分がしたいのは、自分を拾ってくれたシズへの恩返しだと言います。

続けてシズが延四郎を恩人だと語るように、千代にとってシズは恩人。だからこそ、シズが延四郎をどう思っているかがよくわかると千代は語りました。

会いに行かないで後悔してほしくないという千代の言葉で、シズは暇をもらい、延四郎に会うため約束の場所へ。

宗助(名倉潤)は気になって仕方がない様子ですが、「ダメだ!行ってはカッコ悪い!」と思いシズを送り出します。

そして組見の仕事で大忙しとなると千代やお茶子さんたちは大急ぎで作業を開始。

さらに岡安は自分が受け継いで続けていくんだと意気込むみつえも、組見の準備を手伝うのでした…。

シズが約束の場所で延四郎を待っているその時、延四郎は大山鶴蔵(中村鴈治郎)と話している最中に急に倒れてしまいます。

KAMUI

え!?延四郎さん。シズに話したいことって?役者を辞める理由ってその苦しみと何か関係ありますか?

『おちょやん』第3週14話あらすじ・ネタバレ感想

千代が今一番やりたいことが芝居をするでもなく、お茶子を続けることでもなく、まずは拾ってくれたシズへの恩返しというのが心温まりました。

奉公人としてまずは一区切り。

そんな雰囲気もありましたね。

そしてやっとシズが動き出したというのに…延四郎さんに何が!?

第3週も次でラスト。

どんな終わりを迎えるのでしょう。

そして、ここからの千代の新しい生き方にも注目していきたいところです。

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