ラジオドラマ『お父さんはお人好し』は大人気作品となったことにより、1時間のスペシャル版が決定。
千代(杉咲花)を始め、多くの役者陣が喜ぶ中、脚本家の長澤(生瀬勝久)が盲腸で入院というトラブルが勃発。
無理をしないでほしいと言う千代に対し、彼はこの作品にかける思いを語ります。
また、本を書くことに限界を感じていた一平(成田凌)は、寛治(前田旺志郎)に鶴亀新喜劇のすべてを譲ろうとします。
しかし、寛治は激怒し一平に喝!彼が一平に言った言葉とは一体…。
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第22週107話のあらすじと振り返り
ついに、『お父さんはお人好し』で女優復活を果たした千代(杉咲花)。
久しぶりのお芝居に懐かしさを感じて喜ぶ千代は、子役たちなど他の役者のフォローにも回るのですが、第1回目にして放送中に転んでしまい、台本を2ページも飛ばすという大変な事態を引き起こしてしまいました。
しかし、花車当郎(塚地武雅)が機転を利かせたことにより、物語は一瞬にして筋書き通りに戻りました。
ドラマが全国のお茶の間に届いたことにより、岡福では宗助(名倉潤)が久しぶりの千代の声に号泣。
みつえ(東野絢香)やシズ(篠原涼子)はニッコリし、新喜劇では香里(松本妃代)が号泣。
変わらない芝居に誰もが喜びます。
『お父さんはお人好し』は大ヒット。
いつの間にか千代は「藤森家の肝っ玉母ちゃん」として、世間に知られていくのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第22週108話あらすじ・感想
限界を覚える一平(成田凌)に、寛治(前田旺志郎)はいい加減にしろと激怒
千代(杉咲花)がラジオドラマで大活躍しているその時、台本を書けずに限界を感じていた一平(成田凌)は稽古場に寛治(前田旺志郎)を呼び出し、鶴亀新喜劇のすべてを託したいと言い出します。
「もう自分は何もできない、限界だ。だから未来ある若者に任せたい」と言いますが、これを聞いた寛治は激怒します。
一平が苦しそうにしていることは、寛治はもちろん、団員たちの誰もがわかっている事実。
全てから目を背けて逃げ続けているくせに限界だなんて言うなと言います。
そして寛治は一平に、自分のこと、劇団のこと、灯子(小西はる)のこと、子供のこと、そして千代のこと、全部さらけ出して書けと言うのです。
KAMUI
『お父さんはお人好し』に朗報。しかし、長澤(生瀬勝久)が盲腸で入院し、脚本は間に合うのか!?
『お父さんはお人好し』が人気を博したことにより、1時間のスペシャル放送が決定しました。
これには役者たちが大喜び、いつもの倍の時間になることもあり、長澤(生瀬勝久)も大変になりそうだと考えていた時です。
なんと長澤は盲腸で入院をすることに。
NHK職員たちは台本は出来上がるのだろうかと不安を抱き始めます。
桜庭(野村尚兵)は病室で長澤が声に出したセリフを文字起こしし、執筆を進めている状況。
お見舞いにやって来た千代はあまり無理をしないでほしいと言いますが、ここで長澤はこの作品にかける自分の想いを語り始めたのです。
あんな戦争がなかったら、こういう台本は書いていなかったと語る長澤。
この作品では、戦争で大事な人と死に別れたり、行方知れずで会うことができずに絶望している人たちにもう一度顔を上げてもらいたいという想いを込めているのです。
そして選んだ役者陣は、辛い過去から一歩踏み出している人たちばかり。
芝居の上手い下手もあるが、今前を向いて生きているかどうかで選んだと言います。
もちろん、千代もその1人。
ちゃんと女優として今ここいいるからこそ、長澤の言葉を受けた千代はもらった本は全力でやると彼に誓うのでした。
KAMUI
見せ場が欲しいと言い出す静子(藤川心優)が家出騒動を起こす
スペシャル版の放送が決まった時、娘役の静子(藤川心優)は自分の出番を増やしてほしい、自分が活躍する回を作ってほしいと懇願。
職員たちはいい返事をすることができずに会議は終了。
そして、千代が長澤の元から家に帰ると、静子が家の前にいたのです。
NHKには静子の両親が娘が家出をしたと言ってやってきて大騒ぎになっているところに、千代が自分の家にいると電話を入れて事態を落ち着かせます。
そして千代は、改めて静子に何があったのか、耳を傾けるのでした。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第22週108話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【ラジオドラマ🎙️裏話】
マイクの前に立つのは声を出す人だけです。声を出さない人や「遠くにいる」設定の人はマイクから離れています。
出番がくるとマイクのそばにやってくるんですね…人数も多いし、生放送だし、こりゃ大変です…#杉咲花 #塚地武雅 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/zkzxdY19z8— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) May 4, 2021
『お父さんはお人好し』のスペシャル版が決定したところで喜んだ矢先に長澤が倒れましたは、かなりヒヤッとする事態!
でも、長澤の想いを聞いて、千代は心配をするどころかどんと構えることを決めた所はまた素敵。
信頼を寄せている証拠だなと思えました。
そして、静子の家庭が一体何があったのか…。
その答えが知りたいですね。一体何が…。
さらに鶴亀新喜劇はどうなるのでしょう!
逃げたい想いを譲るで変換しようとしたってそうはいきませんよ。
全部さらけ出して新しい本を書くことができるのでしょうか!?
もし、書けたならばどんな作品を?楽しみです!
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