過去に栗子(宮澤エマ)がどんなことを思い、自分に対して申し訳ない気持ちを持っても、彼女の望みを聞き入れるつもりがなかった千代(杉咲花)ですが、春子(毎田暖乃)の言葉で栗子が自分と同じ身の上だったのではと思う瞬間がやってきます。
そして、千代は役者を引退し、ラジオドラマには出ないと聞いた当郎(塚地武雅)は、住所を聞いて千代の元へ。
復帰してくれと言い出すのかと思いきや、いきなりプロポーズ?一体何が!?
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第21週102話のあらすじと振り返り
酒井(曾我廼家八十吉)と桜庭(野村尚兵)が千代(杉咲花)を訪ね、ラジオに出てほしいと交渉しますが、彼女はこれを拒否。
もう役者はやらないから諦めてほしいと言います。
実際に千代に出会い、確かにもったいないと思いながらも大阪へと戻る酒井。
そして、この話を聞いていた栗子(宮澤エマ)も、本当にこれでよかったのかと千代に問いかけます。
1年前、道頓堀から姿を消した千代を見つけた栗子は、身寄りのない子供・春子(毎田暖乃)を身体が悪い自分の代わりに面倒を見てほしいと自宅に連れて帰ります。
しかし、栗子への恨みが消えない千代は、自分の時のように奉公に出せばいいだろうと感情的になるのですが、ふすまの向こうで春子がすすり泣くのを見て、彼女に対して頭を下げ続けるのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第21週103話あらすじ・感想
栗子(宮澤エマ)、娘を思えば思うほど千代(杉咲花)を思い出す日々を過ごした
春子(毎田暖乃)を眠らせると、栗子(宮澤エマ)は千代(杉咲花)がいなくなってからのことを語り始めます。
千代がいなくなってからというもの、より酒と博打に溺れたテルヲ(トータス松本)の元にいれば何が起こるかわからない。
自分の子供の安否も考えた結果、栗子は家を飛び出したのです。
もう男に頼らず、お金になることを何でもやって来たと栗子は言います。
娘の名前はさくら。
暮らしは楽ではないが、さくらと一緒にいるだけで幸せだった栗子。
しかし、それと同時に千代を思い出したのです。
身の上話を続ける栗子ですが、ここで千代がどちらにせよ春子のお世話はできないと言って出て行こうとします。
しかし、栗子の家を出ようとも行くあてのない千代。
栗子が手伝っている料亭の仲居の仕事を代わりにやることで、栗子や春子と共に暮らすことを決めるのでした。
KAMUI
千代(杉咲花)と栗子(宮澤エマ)の境遇が同じ?だからこそ春子(毎田暖乃)には…
家の外で写真を見つめる千代の元を訪れた春子は、彼女に勉強を教えてほしいと言います。
栗子おばあちゃんに教えてもらいなさいと言えば、彼女は学校に行っていないから字が読めないと言われます。
そこで千代はふと思い出しました。
栗子が自分の家に新しいお母さんとしてやって来た時、彼女は三味線以外の物を持っていなかったことを…。
あの時は気が回らなかった千代ですが、もしかしたら栗子は自分と同じような身の上だったのではと今になって思うのでした。
「宿題、一緒にやろか」
千代の言葉に喜ぶ春子。
そして、勉強を教える千代と教わる春子、2人の姿を見て栗子は静かにほほ笑むのでした。
こうして千代は、栗子の家に住むようになったのです。
KAMUI
当郎(塚地武雅)と長澤(生瀬勝久)が会議を欠席?そして千代(杉咲花)の目の前に現れたのは!
演出助手の桜庭三郎(野村尚兵)が「竹井千代はすでに引退していた、箕輪悦子(天海祐希)で行きます」と当郎(塚地武雅)に電話で伝えると、千代の居場所を聞いたうえで会議を休むと言い出します。
自分の意思が通らなくてへそを曲げただけだろうと考える酒井(曾我廼家八十吉)。
そして、長澤(生瀬勝久)も千代の住所を聞いて会議を休むと言い出すのです。
千代が自宅へ戻るとそこには当郎が!
これには千代もびっくりです。
KAMUI
今日はどうしたのかと聞くと、当郎は突然「どうかこの僕と、夫婦になってください」と言い出し、千代も栗子も春子もぽかーんとします。
夫婦と言ってもラジオドラマでの話。
ラジオドラマに出てほしいと言うも、自分はもう引退したのだからやらないと言います。
が、千代が役者を引退したことなんて誰も知らない、つまり引退をしていないも同じだと言い出す当郎。
そして、春子には「千代おばちゃんのラジオドラマ、聞きたいやろ?」と聞いて焚き付けますが、千代の意思は変わりません。
もうあんな辛い思いはしたくないのだと言うと、自分にもそんな辛い思いはあると語り出す当郎。
しかし、彼のエピソードとは、本番前に食べたいなりで腹を下し、お漏らしをしてしまったという“運”の悪い話。
そんなしょうもない話と一緒にするなと怒ると、「さすが喜劇女優さん、泣いたり笑うたり忙しいな」と返されます。
ついには多数決で女優に復帰を強制的に決定!
これも拒否すると、じゃあ本物の夫婦になろうかとまで言い出す当郎。
もちろん千代は拒否します。
当郎のような口の減らない人はお断りだと返せば、口は減らないが腹が減ってしまったと返す当郎。
もう馬鹿馬鹿しくて仕方がなくなってくる千代でした。
しかし、当郎と話して散々笑わされたことで、辛いことがどうでも良くなっていく…そんな気持ちになるのでした。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第21週103話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
千代ちゃんが焼いているのは、干物のカレイだそう。
昔はこんなふうに、外で焼く家が多かったそうです…そういえば天王寺の家のお隣さんも、外でお魚を焼いていました。
もうすぐ晩ご飯。。
にゃんこ、鳴いてたなぁ。。🐈#杉咲花 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/dadlxhgq8S— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) April 27, 2021
花車当郎、笑わせるのが上手な人です。
これぞ喜劇役者だなと思えますね。
そして、未だ女優に戻る気がない千代。
もうあんな辛い思いはしたくないと言いますが…最終的には女優の道に戻るはずです。
当郎の説得では動きませんが、他にはいったい誰から、どんな言葉をかけられて心が動くのでしょうか。
長澤先生、家の前まではいたのに入らずに去っていきましたが、きっと彼も何かしらの影響を与えてくれるのだろうと信じています。
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