朝ドラ『おちょやん』第21週104話あらすじ・ネタバレ感想!千代の元を訪れた長澤が彼女に伝えた言葉とは

朝ドラ『おちょやん』第21週104話

出典:『おちょやん』公式Twitter

作文を読むのが苦手な春子(毎田暖乃)に千代(杉咲花)がアドバイス。

するとその言葉は、千代自身の胸にも突き刺さります。

どうしてもやらないと言うならばもう来ないと言う当郎(塚地武雅)。

しかし、今度は長澤(生瀬勝久)が千代の元へとやってきますが、彼はラジオドラマに出てほしいというわけではなく…。

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朝ドラ『おちょやん』前回第21週103話のあらすじと振り返り

千代(杉咲花)を奉公に追い出してからというもの、苦しい日々を過ごした栗子(宮澤エマ)はテルヲ(トータス松本)の元を離れ、子供と共に生きてきたのですが、自身の娘を愛するたびに千代に対する罪悪感が彼女の中に沸き上がってきたと彼女は言います。

そして千代は、栗子が初めて自分の家にやって来た時、三味線以外ろくに荷物を持っていなかったことを思い出すと、彼女も自分と同じようにずっと孤独だったのではと今になって思うようになるのです。

結果、千代は春子(毎田暖乃)の面倒を見ながら栗子と共に暮らすことを決意し、そこから1年が経過して今に至るようになりました。

ある日、千代が家に戻ってくると花車当郎(塚地武雅)がそこに!

ラジオドラマで夫婦役をやろうと言われますが、もう辛い思いをしたくないという千代はこれを何がなんでも断ります。

しかし、引き下がらない当郎。

笑いを織り交ぜながら説得を続けますが、それでも千代は考えを変えません。

ですが、当郎と話すことで辛いことがどうでもよくなるほど面白くなったという気持ちが、千代の中に生まれるのでした。

【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第21週104話あらすじ・感想

本人にやる気がなければそれまで、しかし諦めたくない

千代(杉咲花)の家で飯を食べ、満足して帰る当郎(塚地武雅)。

何度来ても役者はやりませんよと千代が言うと、自分もそんなに暇じゃないからもう来ないと当郎は言います。

その帰り道、屋台で1人飯を食べる長澤(生瀬勝久)を発見。

千代の元を訪れたのならば家に入ればよかったのにと言い、舌の根も乾かぬうちにもう一度行こうとします。

長澤自身、千代と当郎の話を聞いていて、行っても無駄だと理解した様子。

本人にやる気がなければそれまでだと長澤は言います。

それは、戦場でそんな思いをしたからこそ…これを理解した当郎は長澤の意見に同意。

しかし、諦めたくないんだよなぁと呟き、長澤の隣で酒を注文するのでした。

KAMUI

腹いっぱいで出てきたんじゃなかったのか!?別腹ですか!?でも、本人のやる気って重要ですよね。

作文が苦手な春子(毎田暖乃)の背中を押す千代(杉咲花)

タンスの中に大事にしまってあった家族の写真と『人形の家』の台本を見つめながら、千代はこれまでの役者人生を思い返します。

KAMUI

ラジオから流れるノクターンの音に合わせてというのが洒落ている。

春子(毎田暖乃)は当郎が家にやって来た時のことを作文に書こうとしますが、彼女は作文を書くのが嫌いです。

「作文を書けば読めと言われる。緊張するし、間違ったらどうしようと不安になるから嫌なんだ」と春子が言うと、千代は「友達のユキちゃんやチカちゃんが応援してくれているはずだよ」と言ってくれます。

あとはうんと大きな声を出して読めば恥ずかしくないよと千代は春子にアドバイスします。

今まで自分が色々な人に助けられたからこそ、千代は自信をもって春子にそう伝えたのですが、「千代おばちゃんはもう芝居やらへんの?」と聞かれ、「そうや、もうやれへん」と返します。

「なんで?見たかったなぁ。千代おばちゃんのお芝居」と春子は言いますが、千代は何も言葉を返せません。

芝居をしていなくても千代(杉咲花)は千代

千代が来てからというもの春子は明るくなったと話す栗子(宮澤エマ)。

しかし、「お芝居を辞めた自分にできることなど何もない。ただここにいるだけだ」と千代は返します。

娘夫婦が亡くなった時に後追い自殺をしようとしたのですが、春子がいたからとどまることができたと言う栗子。

だから栗子は「ただ居てくれるだけでいい。芝居をしていようとしていなくても、千代は千代だ」と言うのでした。

千代(杉咲花)にとって芝居とは…

千代が仕事から帰ってくると、今度は長澤が家の前に。

脚本家の先生まで来て驚く千代ですが、彼に対しても断ります。

しかし、長澤がやって来たのは後悔しないためです。

当郎だけではなく、道頓堀の人たちからも千代の話を聞いたという長澤は、みんなが千代のことを心配し、千代を信じていると話していることを本人に告げます。

いつかまた役者として道頓堀に帰ってくると信じていると長澤は言います。

本当は別の女優でドラマを作っていくのだろうなと思っていたのですが、千代と当郎の会話を外で聞いたとき、2人のこの掛け合いをラジオに乗せたい、それが自分の目指すものだと長澤は思ったのです。

戦争で失った団欒をもう一度この国に取り戻したい、家族を亡くしてしまったたくさんの子供たちに生きていれば楽しいことが起きる、良いことが起きると教えてあげたいのだと長澤は言い、千代に力を貸してほしいと頭を下げるのでした。

しかし、千代は頑なに断ります。

「自分にはできない。辛いことを思い出してしまいそうで怖い」と伝えると、長澤は去り際に千代にこう問いかけるのでした。

「お芝居はもう辛い思い出しかあらへんのですか?残念です」

KAMUI

きっとそんなことないんですよね…。

朝ドラ『おちょやん』第21週104話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

長澤の最後の言葉は結構グッときましたね~。

ノクターンの音楽に合わせて振り返ったエピソードはどれも印象的なものでしたが、その後に千代が笑顔を失くしたものなんてなかったんですよ。

結局、一平(成田凌)が悪いだけで、今まで千代が歩んできた道が全部最悪なものになったということはないのです。

ここから千代が立ち上がると思うと非常に嬉しいのですが、果たしてこれがきっかけなのでしょうか?それともまだ…。

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