『おちょやん』第2週8話あらすじ・ネタバレ感想!お芝居に心を奪われた千代は、字が読めないことを後悔する

『おちょやん』第2週8話

出典:『おちょやん』公式ページ

天海天海(茂山宗彦)の息子として舞台に立つ天海一平(中須翔真)ですが、本当は父のことも舞台に立つことも嫌い。

仮病を使い公演を休む一平に、千代(毎田暖乃)はとある疑問を抱きます。

字の読み書きなどできないが、自分にはそんなもの必要ないと豪語する千代。

しかし、鶴亀座でとある芝居を観た千代は1人の女優に魅了され、改めて読み書きができないことを後悔し、とある行動に出ます。

お芝居を嫌う一平と、お芝居にあこがれを抱く千代。

そんな二人にとって、大変な出来事が…。

\\『おちょやん』を見るならここ!!//

31日間無料のU-NEXTで見る

『おちょやん』前回第2週7話のあらすじと振り返り

岡安での奉公が始まると、掃除や洗濯、みつえ(岸田結光)にお弁当を届けたりと大忙しの日々を送ります。

しかし、のれん分けをした福富に荷物を持っていった際、女将の菊(いしのようこ)にどやされてしまいます。

このままではまたシズ(篠原涼子)に怒られると思った千代は福富の前に居座り続けたのですが、これが逆にシズを怒らせてしまいました。

おかげで風呂屋に行くこともできない千代は、泣く泣く井戸で髪を洗う日々。

すると、「河童」と言い放つ一人の青年が…。

翌日、喜劇の帝王と肩を並べるほど大きくなった天海天海(茂山宗彦)の一座が戻ってくると道頓堀の町は大賑わい。

その天海の息子・一平(中須翔真)こそが、昨夜千代を見て河童といった子供。

ここからふたりの腐れ縁が始まるのですが、この時の千代は何も察することなどありませんでした。

【ネタバレ】『おちょやん』第2週8話あらすじ・感想

ろくでなしの父の話

岡安で公演をうつ天海天海一座。

しかし、一平(中須翔真)は悪寒がする、具合が悪いと言って舞台を休むことに。

「ほどほどになぁ」とかめ(楠見薫)に言われる一平。

実は彼は仮病を使い、公演をサボっているのです。

父・天海(茂山宗彦)のせいで母はいなくなり、まともに学校にも行けなければ友達もいない一平。

酒と女に明け暮れる日々にうんざりをしていると話すと、千代(毎田暖乃)はテルヲ(トータス松本)のことを思い出します。

父親が似ているうえに同い年。

千代は親友になろうと言い出しますが、「自分は天海天海の一人息子。身分が違う」と言って突っぱねます。

これに対し、千代は「父を嫌っているのに自分は父の子だと自慢をするのか」と、疑問を抱くのでした。

KAMUI

確かに矛盾をしているが、これを「そうだ」と言い張る一平もすごいですわ。

また、みつえ(岸田結光)が本を持ってくると、ふたりで仲良く読み始めます。

千代も興味を抱きますが、字が読めないので入れてもらえません。

すると、「字が読めることがそんなに偉いんか」とむくれるのでした。

運命の出会い。そして、千代(毎田暖乃)に降りかかる試練

鶴亀座に荷物を届けに行った千代は、女将さんのご意向により、端からお芝居を見せてもらえることになります。

その時彼女が目にしたものは、上方演劇の「人形の家」。

女優、高城百合子(井川遥)の演技にすっかり心を奪われてしまいました。

もう一度見たいとごねる千代。

しかし、そんなことをしていたらシズ(篠原涼子)に怒られると引き留められてしまいます。

鶴亀の社員である熊田(西川忠志)は、千代が芝居にのめり込んでいるのを知ると、彼女のために「人形の家」の台本をくれたのですが…字が読めない千代には何が書かれているかわかりません。

千代は一平に字の読み方を教えてほしいとお願いしますが、彼はこれを拒否。

すると千代は、窓を開け、一平が仮病を使っていると叫ぼうとします。

それは困ると焦った一平は、芝居がキラキラしていたと言う千代の言葉に疑問を抱きながら、ひらがなに書き直された台本と、ひらがな表を作り、千代に手渡すのでした。

それからというもの、千代は本を読むため、必死に勉強をするようになりました。

KAMUI

これが千代、女優への第一歩ってことですね。字なんて読めなくても困らないのフラグを早々に回収したなと思えた瞬間ですね。

酔った天海(茂山宗彦)のお迎えへ行く千代(毎田暖乃)

夜遅くまで飲み歩いていた天海のお迎えを言い渡された千代は、飲んだくれた天海の姿を見て、自身の父のようだと思い出します。

満員御礼のご祝儀袋を千代に渡すと、天海は一平のことをこれからも頼むと言うのです。

自分のせいで母もいないし友達もいない。だからこそ、一平を親友と言ってくれた千代にせめてもの感謝の気持ちを込めて渡したのです。

風に吹かれ、天海の帽子が飛ぶと、千代はこれを追いかけるのですが、振り向いたときには天海が倒れていたのです。

何度声をかけても返事がない天海は、33歳の若さでこの世を去ります。大正5年のことでした。

KAMUI

え!?こんな急に亡くなったけど!飲みすぎ!?

葬儀で岡安が慌ただしくしているその時、千代を訪ねて小林辰夫(鳥川耕一)が岡安へやってきます。

しょげているのではないかと心配した辰夫でしたが、今の千代は忙しすぎてしょげている暇なんてありません。

ヨシヲ(荒田陽向)が幸せにしていればそれでいい、栗子(宮澤エマ)も少しは親らしくなっただろうと思う千代でしたが、辰夫の口から飛び出したのはテルヲ達が夜逃げをしたという驚きの真実でした。

KAMUI

テルヲ!あいつ何をしてるんだ!どこに行った!?

『おちょやん』第2週8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

一平の父が亡くなり、千代の父は夜逃げ。

とんでもない状態になったもんです。

テルヲに関しては千代がいなくなったことでお金のひもをグッと締める人間がいなくなったのが原因なのでしょうね。

そして、その結果がコレ。

これを知らされた千代の心中を考えると、なんとも胸が苦しいですね。

女優への一歩と思える瞬間もあったのに、なんだか苦しい1話。

第2週残り2話は一体どんな展開が待っているのでしょうか!?

\\『おちょやん』を見るならここ!!//

31日間無料のU-NEXTで見る

▼次回第9話も続けて読む▼