岡安での奉公が始まると、目の前の仕事に大忙しな千代(毎田暖乃)。
岡田宗助(名倉潤)とシズ(篠原涼子)の娘・みつえ(岸田結光)に「友達になろう」と言うも断られ、本家の福富に物を持っていっても断られ、思うように仕事が進みません。
このままではクビになってしまうと焦りを抱く千代は、ある夜外の井戸で頭を洗っていると1人の少年に「おい河童」と声をかけられます。
彼こそが千代と生涯の腐れ縁となる人物。
一体何者なのでしょうか。
目次
『おちょやん』前回第2週6話のあらすじと振り返り
道頓堀の岡安に奉公人としてやって来た千代(毎田暖乃)でしたが、口が悪すぎることが災いし、女将のシズ(篠原涼子)から次の奉公人が来るまでの繋ぎ言われ、一ヶ月しか置いてもらえないことになってしまいました。
いざ奉公が始まると、女中頭のかめ(楠見薫)にどっさりと仕事を言いつけられ千代はビックリします。
しかもネズミの始末までするようにと言われ、頭が真っ白に…。
それでもシズの母・ハナ(宮田圭子)にしっかりと仕事をやりきれば認めてくれるかもしれないと言われたことで、小さな女中見習い=”おちょやん”こと千代は頑張ります。
しかし、岡安の主人・宗助(名倉潤)のふんどしを洗濯している時、テルヲ(トータス松本)のことを思い出してイライラした千代は、ふんどしを投げてしまいます。
しかもそれが岡安のお得意様の顔に直撃し、シズに怒鳴られる始末…。
千代は無事に岡安に残ることができるのでしょうか?
【ネタバレ】『おちょやん』第2週7話あらすじ・感想
友達も作れず、仕事にてんてこまいの千代(毎田暖乃)
岡安で奉公人としてせっせと働く千代(毎田暖乃)は、シズ(篠原涼子)の娘・みつえ(岸田結光)にお弁当を届けに行きます。
千代を見るなり「まだ子どもやが」と言い出すみつえ。
聞けば彼女も9歳。
同い年ならば友達になろうと千代は言いますが、「住む世界が違うから無理」とあっさり断られてしまいます。
続いて向かった先は、岡安と同じ芝居茶屋を営んでいる「福富」です。
ここは岡安と長年のライバルであり、のれん分けをした本家。
シズから頼まれた品を渡そうとするも、女将の菊(いしのようこ)は受け取ってくれません。
このまま帰ればシズに怒られると思った千代は、福富の前に居座ります。
みつえの同級生であり、菊の息子である富川福助(松本和真)が帰ってくると、彼に贈り物を押し付けようとしますがそれも叶わず…。
結局千代は、お使いを果たせずに帰宅します。
「本家への義理を忘れないため、形だけのあいさつで持っていったものだから、受け取ってもらえなくて当然。でも店の前で居座ったことで岡安の看板に泥を塗った!」と、シズは千代を叱るのでした。
「すんません」と謝っても、シズからは「あんたのすんまへんは聞き飽きたわ」と言われてしまいます。
KAMUI
井戸で髪を洗う千代(毎田暖乃)は見知らぬ少年に河童と言われる
女中さんたちには給与はありません。
お客さんから貰うチップが給与替わりです。
KAMUI
おかげでお風呂にもまともに入ることができず、先輩たちから嫌がられます。
その夜も、座布団の繕いを言いつけられ、お風呂屋さんは閉まってしまい、千代は結局風呂に入ることはできませんでした。
そこで千代は、外の井戸から水を汲み上げ、それを頭から被ります。
すると遠くから、1人の男の子が「おい河童」と声をかけてきました。
こんな遅くに子どもが何をしていると言いますが、千代から見れば彼も子ども。
そして、目を離したスキに彼はいなくなっていました。
その少年のことが気になった千代でしたが、部屋に戻ると疲れてぐっすり寝てしまうのでした。
KAMUI
芝居茶屋・岡安に天海天海(茂山宗彦)一座が到着
翌日、町は騒がしくなっていました。
どうやら喜劇の帝王・須賀廼家万太郎と肩を並べる人気役者・天海天海(茂山宗彦)の一座が帰ってきたようです。
大手を振りながら岡安にやってくる初代・天海天海の隣から出てきたのは息子の一平(中須翔真)。
彼こそが、前の晩に千代が出会った少年でした。
「昨日の河童か」と言われると、千代は「はぁ~?」と言い返します。
千代と一平、これが切っても切れない2人の腐れ縁の始まりなのですが、この時の千代はそんなことを知る由もないのでした。
KAMUI
『おちょやん』第2週7話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
今週から道頓堀ですね。
9月に撮った、道頓堀オープンセットの写真です。下手っぴでごめんなさい💦
資料に残る当時の姿と、美術スタッフのアイデアが合わさった、全長80mの #おちょやん オリジナル道頓堀です。ライトアップがとてもキレイでした! pic.twitter.com/gMGfGYbDnc
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 7, 2020
新しい登場人物の登場で千代に何か変化が起きそうですが、女中の仕事が忙しすぎてそれどころじゃないという様子。
判断を間違えて大目玉を食らう千代。
いくら強気な性格をしているとはいえ9歳の女の子なので、そろそろメンタルは大丈夫か?と心配になります。
そしてずっと腐れ縁になるらしい天海一平。
きっと彼が2代目天海天海になるのでしょう。
これから千代とどんな風に絡んでいくのか、楽しみです!
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