『おちょやん』第2週10話あらすじ・ネタバレ感想!一平の芝居を観た千代は、シズに改めておちょやんにしてと懇願!

『おちょやん』第2週10話あらすじ・ネタバレ感想!一平の芝居を観た千代は、シズに改めておちょやんにしてと懇願!

出典:『おちょやん』公式ページ

岡安をクビになり、行く当てがなくなった千代(毎田暖乃)。

雨風にさらされながら1人門の下で膝を抱え、文字を必死に読もうとしていると、ハナ(宮田圭子)が迎えにやってきました。

ハナに連れられてやって来たのは、天海天海一座の公演。

芝居をしたくないと豪語していた一平(中須翔真)の舞台に立つ姿は、今までの彼とは違います。

それを見て改めて岡安のおちょやんとして働かせてくださいと懇願する千代。

そして8年が経ち…。

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『おちょやん』前回第2週9話のあらすじと振り返り

初代・天海天海(茂山宗彦)が亡くなると、葬儀は劇場で行われ、喜劇の帝王・須賀廼家万太郎(板尾創路)もやってきて棺の前で一芸を見せ笑いで送り出します。

父がいなくなったことで、禁止されていたことを好き放題始める一平(中須翔真)。

一平は亡き父に悔しいだろと言いながらも、1人になってしまったことに嘆きます。

テルヲ(トータス松本)たち家族が夜逃げして行方知れずとなったことで、同じく1人になった千代はともに嘆きました。

二代目天海天海がいなくては公演ができないという危機的状況の一座。

そこで団員は一平に後を継いでほしいと言いますが、お芝居をしたくないと言って、一平はこれを拒否します。

すると、天海の右腕だった須賀廼家千之助(星田英利)は自分がどうにかすると、一平に天海天海張りの無茶苦茶を言い出すのでした。

その一方で、道草をしたことで大事なお使いができず、1人の役者さんの人生を狂わせてしまった千代は、シズ(篠原涼子)を激怒させ、ついにクビにされました。

行く当てのない千代はそんな悲しい表情は誰にも見せず、1人岡安を出ていきますが、さっそく雨風にさらされることになります。

【ネタバレ】『おちょやん』第2週10話あらすじ・感想

千代(毎田暖乃)を見つけたハナ(宮田圭子)は、役者を続ける一平(中須翔真)の姿を見せる

千代(毎田暖乃)の家族が夜逃げし、出て行っても行く当てがないことを後から知った岡安の面々。

なんで言わなかったのだろうとシズ(篠原涼子)が眉をひそめると、可哀想と思われたくなかったのだろうと母・ハナ(宮田圭子)は答えます。

雨風が吹く中、千代は門の下で雨宿りをしながら、「人形の家」の台本とひらがな表を見て必死に読みの勉強を続けていました。

岡安では千代の捜索願いも出したのですが、ハナが物乞いの力を借り、いち早く千代を見つけるのでした。

KAMUI

このハナさんがなかなかの強者なのがよくわかりました。娘のシズもあんなしっかりしているのですからね。

ハナは千代を連れてやって来たのは、天海天海一座の舞台。

初代・天海天海(茂山宗彦)亡き今、須賀廼家千之助(星田英利)が天海と自身の二役を、上手に演じています。

驚くお客さん。

そして一平(中須翔真)が出てくるのを見た千代は自然と笑顔がこぼれます。

一平は感情のこもった演技をするようになり、父との別れを惜しむシーンでは、精一杯「父上―!」と叫ぶのでした。

KAMUI

役の中の父と、嫌っていた父を重ね合わせた演技。その悲しみが痛いほど伝わってきました。そして、一平はお芝居と共に生きると覚悟を決めたのがよくわかります。

岡安に戻った千代(毎田暖乃)はシズ(篠原涼子)に「ここに置いてください」と懇願

ハナにつられて岡安に戻って来た千代。

誰もが心配したという表情を見せる中、シズだけはこれを隠します。

自分は字の読み書きはできない。母が死んでから酒と博打に明け暮れる父が新しい母を連れて来たことで自分は邪魔者になった。だからここに奉公に出されたと語る千代。

弟のヨシヲ(荒田陽向)が幸せならそれでいいって思っていたのに、父がまた博打をして借金を膨らまして夜逃げし、行くところがない。

だからここにおいてください。一生懸命働きますと、千代はシズや岡安の人たちに頭を下げるのでした。

間もなくして警察がやってきて、この子が捜索願を出されていた子供かと言われます。

するとシズは「紛れもなくそれはうちのおちょやんです」といい、彼女が岡安で働くことを許すのでした。

その後、シズは窓ガラスに文字を書いている千代を落書きをするなと叱ると、紙と鉛筆を渡し、これで字の読み書きを練習しなさいと言ってくれます。

また、宗助(名倉潤)が読み書きを教えてくれることとなり、これで千代は正式に岡安のおちょやんとなるのでした。

『おちょやん』第2週10話

出典:『おちょやん』公式ページ

それから数日後、天海天海一座がまた旅に出ることに。

一平がまたお芝居を続けることに喜ぶみつえ(岸田結光)。

一平は「まあ、逃げるのなんて誰でもできるしな」という言葉を残し、次の巡業場所へと去っていきました。

KAMUI

一平も千代もそれぞれの生きる場所をしっかり見つけ、腰を据えてイイ感じに収まりましたね。しかし、岡安の人たちの暖かさ、シズさんの厳しさの中に見せる優しさ、最高に好きです。

それから8年後の千代(杉咲花)は何をしているのか!

無事岡安でおちょやんとして奉公をすることが決まった千代。

あっという間に8年の年月が経ちました。

目覚ましの音で目を覚まし、布団から出てくるのかと思えば、出てきたのは宗助。

その後、自転車に乗って登場!朝ドラあるあるかと思いきや、乗っていたのは成長したみつえ(東野絢香)でした。

さらに朝ドラ名物水落ち!と思ったら、出てきたのは知らないオッサンでした。

ドタバタが終わると大人になった千代(杉咲花)はほうき片手に岡安から出てきて掃除を始めます。

ナレーションに「普通」と言われて、カメラに向かってムッとした表情を見せながらもせっせと掃除をする千代でした。

KAMUI

朝ドラのお約束を徹底的に破った感。確かに普通ですが、今日も良い天気だからよいのですよ。

『おちょやん』第2週10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

千代の幼少時代が今回で終了!

2週間と短かったですが、内容はぎっしりと詰め込まれていた感じがしましたね。

非常に面白かったです。

シズの厳しい指導に耐えながら、ハナの優しさに癒されながら、立派に成長したんだなぁと思いました。

テルヲ(トータス松本)たちがどこに行ったかはわかりませんが、千代はしっかりとここで生きている!

そしてこれからどんな日々が待っているのか、女優への道をどんな風に歩んでいくのかが楽しみです。

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