終戦から3年、家庭劇は全国を旅し、色々な場所で公演をしてきましたが、熊田(西川忠志)が持ってきた大山鶴蔵(中村鴈治郎)からの言葉により、千代(杉咲花)達は道頓堀に帰ってきます。
そして、家庭劇は「鶴亀新喜劇」の座員となり、さらに道頓堀を盛り上げてほしいと言うのですが、一方的に切り捨てておいてなんだと一平(成田凌)はこれを拒否。
大山鶴蔵ならば、万太郎(板尾創路)を先頭に立たせて喜劇界を盛り上げようと考えるだろうにと考える家庭劇の面々。
するとシズ(篠原涼子)の口から、衝撃の事実を聞くことに…。
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第18週90話のあらすじと振り返り
全国行脚の旅に出る前に『マットン婆さん』で道頓堀の人たちを笑わせようと、福富楽器店の跡地で芝居をする家庭劇。
千代(杉咲花)はみつえ(東野絢香)に笑ってもらうため、芝居を見に来てほしいと言いますが彼女は拒否。
ですが、みつえが千代を救うんだとシズ(篠原涼子)に言われ、みつえは客席へ。
みつえを笑わせるための策として一福(歳内王太)を登場させ、音楽の才能があるという設定の息子がトランペットの音が出ず「吹けんのかい!」とツッコんで笑いを取ろうとしますが、なんと一福のトランペットから音が出たのです。
舞台そっちのけでトランペットの音が出たことに喜ぶ千代。
そして、無茶苦茶な芝居をすることで、みつえが笑い、千代は感激します。
笑顔を取り戻したみつえは、一福が吹くトランペットの隣ですいとんを配り、活き活きと日々を過ごすようになるのでした。
シズやみつえだけではなく、大山鶴蔵(中村鴈治郎)や万太郎(板尾創路)にも活力を与えた天海天海家庭劇は、意気揚々と道頓堀を旅立っていきました。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第19週91話あらすじ・感想
戦争から3年が経過。家庭劇の今は…
終戦から3年の月日が経過し、家庭劇は全国を渡り歩いて芝居を上演。
時には劇場ではなく、外に舞台を組んで上演をすることもあります。
お礼に野菜などを受け取り、旅を続けるのですが、ある時五厘屋(仲介屋)に公演の費用や道具を全部持ち逃げされてしまいます。
千代、一平(成田凌)、千之助(星田英利)は炭で狸のメイクをして反省会。
一時期的に笑いますが、そろそろ限界…というところで、なんと熊田(西川忠志)が大山鶴蔵(中村鴈治郎)の言葉を持って登場!
千代たちは道頓堀に帰って来たのです。
3年ぶりの道頓堀。大山鶴蔵(中村鴈治郎)の鶴の一声で、家庭劇は「鶴亀新喜劇」の一員に?
空襲、終戦から3年の月日が流れる間に、道頓堀に見事な劇場を建てた大山鶴蔵。
生まれ変わった劇場の景色を見て、一同は唖然。
そして、さすが大山鶴蔵だなと思うのでした。
杖を付き、白髪が混じるようになった大山鶴蔵。
新しい劇団を発足させるために家庭劇を呼び、彼らを「鶴亀新喜劇」に迎え入れたいと言うのです。
座長は一平、給料も出すと言いますが、一平は「虫がよすぎる」と言い、これを拒否します。
うどん屋として蘇った岡安、その名も「岡福」で会議をする一行。
確かに虫が良すぎるのだが、道頓堀を蘇らせ、さらなる発展をさせたいという大山鶴蔵の願いは、自分たちの望みと一致するのではと考えたりもします。
KAMUI
しかし、大山鶴蔵ならば真っ先に万太郎(板尾創路)の一座に声をかけるはずだと考える千代たち。
するとシズ(篠原涼子)は、喜劇界の現状を語るのでした。
万太郎(板尾創路)の現状を知り、受け入れることができない千之助(星田英利)
舞台は変わって、鶴亀株式会社新社屋。
万太郎一座の稽古場では、万太郎が卵を置いて転がしてみたり、その隣で自分が転がってみたりと、新しい笑いを考えているところに千之助がやってきます。
千之助は「大山鶴蔵が戻ってきてくれと泣いて頼んで来たということは、鶴亀に必要なのは自分たち家庭劇だったな」と万太郎に言います。
「なんとか言うてみい。悔しゅうて悔しゅうて声も出ないか」
すると万太郎はにやりと笑い、無言で円を描き何かを表現します。
丸、輪っか、4…わしはやと、万太郎は自分の考えをひたすらジェスチャーで表現しようとします。
万太郎が千之助に伝えようとしたこと、それは「わしはもう声が出ない」。
喉の癌を患ってしまった万太郎は、もう芝居を続けることができないのですが、千之助は嘘だと言い、これを受け入れようとしません。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第19週91話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
みつえちゃんや!元気そうでなによりや😊
一福くんも一緒に働いていましたね…ええなぁ〜#東野絢香 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/GRiT9yIOa5— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) April 11, 2021
もっと放浪の旅を映すのかと思いきや、やはり道頓堀なのですね。
しかし、新しい劇場は座布団ではなく全部椅子!
しっかりとした劇場に生まれ変わっているのには驚きましたが、さらに万太郎が声を出せなくなっているというのは!?
誰よりも千之助がショックを受けることでしょうし、それよりも本人が…それでも笑顔を崩さない万太郎。
ここからどうなっていくのでしょう!
終着点がわからない1週間のスタートです。
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