朝ドラ『おちょやん』第18週90話あらすじ・ネタバレ感想!道頓堀最後の舞台でみつえの笑顔を取り戻せるか!?

朝ドラ『おちょやん』第18週90話

出典:『おちょやん』公式Twitter

道頓堀を旅立つ決意を固めた家庭劇は、福富楽器店の跡地で『マットン婆さん』を上演することを決意。

多少配役を変えて舞台を作り上げていく過程で、一平(成田凌)は一抹の不安を千代(杉咲花)に告げます。

芝居を見る気分ではない、笑える状態じゃないと言って観劇を拒否したみつえ(東野絢香)は、シズ(篠原涼子)に引きずられて舞台の客席へ。

周囲の観客は笑うが、みつえはクスリともしません。

みつえの笑顔を取り戻したい千代。この願いを叶えることはできるのでしょうか。

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朝ドラ『おちょやん』前回第18週89話のあらすじと振り返り

ついに戦争が終結。

日本が敗北という形で幕を閉じたことにより、父・福助(井上拓哉)は無駄死にをしたのではないかと一福(歳内王太)は考えます。

「福助はお国のために戦ったのではない、みつえ(東野絢香)や一福を守るために闘ったんだ。だから2人が無事に生きていてくれることで、福助は救われる」と千代(杉咲花)は一福に語りかけます。

戦争での傷跡はそう簡単には癒えるものではありませんが、また前に一歩踏み出すため、自身の演劇の原点である『人形の家』のセリフを大声で発し始めます。

その声を聞いた一平(成田凌)も一緒になって、高城百合子(井川遥)が舞台の上で発した言葉を口にし、スッキリとした表情を取り戻すと「祝電や」といってどこかに。

数日後、一平に連れられ稽古場へ足を運ぶと、そこには天晴(渋谷天笑や)千之助(星田英利)など、散り散りになった座員が集まっていました。

喜劇で笑顔を取り戻すため、道頓堀を離れて日本行脚することを決意すると、旅立ちの前の最後の興行を決意。

みつえに最後にしてあげられることはこれだけだと言う千代は、芝居を見に来てほしいと彼女に告げるのでした。

【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第18週90話あらすじ・感想

芝居をすることは許されるのか。一平(成田凌)の不安を千代(杉咲花)が一蹴する

道頓堀での最後の芝居の準備を始める家庭劇。

演目を『マットン婆さん』に決めると、一部配役を変えて準備を始めます。

この時、一平(成田凌)は芝居をすることを福助(井上拓哉)や百久利(阪口涼太郎)は許してくれるだろうかと、千代(杉咲花)の前で自身の思いをさらけ出します。

愛国物の芝居を続けた結果、2人を死に追いやったと考え続ける一平だが「当たり前やんか」という千代の言葉に一蹴されます。

「今さら聖人君主になったつもりか、一平は芝居のこといがいどないしようもない人だ。一平だけが間違ったんじゃない、みんなが間違ったんだ。しんどくても進まないといけない。それが喜劇役者だ」と千代は言うのでした。

KAMUI

確かに、日本中が間違っていましたわな。戦争をすることから否定をしたいものですね。

家の外では、千代たちと同じく一福(歳内王太)も一歩前に進もうと、トランペットを吹こうとするが、なかなか音が出ません。

芝居を見に行くことを拒否するみつえ(東野絢香)にシズ(篠原涼子)がかけた言葉とは

ついに本番。

お代は取らず、座席は早い者勝ちで見てくれと宣伝し、福富楽器店跡に人を集める家庭劇。

見に来てほしいと言われたみつえ(東野絢香)でしたが、彼女は家で福助(井上拓哉)と一福と共に映した写真をじっと見つめ、芝居を見に向かおうとはしません。

そんな彼女をシズ(篠原涼子)が迎えに出てくるもこれを拒否。

「お芝居なんか見たくない、見ても何も救われない」と言うと、救われるのは千代の方なんだ、みつえが千代を救うんだとシズは言います。

舞台袖から客席を見て、シズと宗助(名倉潤)に連れられてみつえがやって来るのを見つけると、絶対笑わせると意気込み、舞台の幕が上がります。

舞台上に一福(歳内王太)が登場!?みつえ(東野絢香)は笑顔を取り戻せるのか?

物語がクライマックスに差し掛かろうとした時のことです。

千之助(星田英利)が演じるマットンが「逆立ちしても本当の母親にはなれない」と嘆いた後のことです。

なんとここで今までの『マットン婆さん』にはなかった展開が!

「お母ちゃん!」と言いながら一福がトランペットを持って登場。

マットンが106歳で生んだ子供で、音楽の勉強をするために東京の学校に行かせていたという設定の一福。

この子が楽器を吹けば寝た子も起きる…のではなく、泣く子も黙るんだと説明をします。

そして、トランペットを吹いて音が出なければ「吹かれへんのかい!」ってツッコミ笑いを誘う、みつえも笑うだろうと千代たちは考え、この展開を作り出したのですが、なんとトランペットが音を出したのです。

これには一福も驚き、舞台にいる役者人もびっくり。

一福よくやったと千代は褒めますが、客席は唖然とした状態です。

しかし、そんな中でみつえだけが「無茶苦茶やないか」と笑います。

KAMUI

展開的には鳴るのが当然で、鳴らないのかい!で笑うことになるのでね。そりゃ訳の分からない展開になりますわな。

みつえの笑顔を見た千代は、客席に降りてみつえを抱きしめるのですが、宗助に言われて舞台の上へ。

最後には一福が千之助のセリフを奪うなどのアドリブを見せてお客さんは大爆笑。

舞台は無事に幕を閉じるのでした。

道頓堀を旅立つ家庭劇。そして笑いに心を救われた者たちも動き出す。

家庭劇の芝居を傍らで見ていた大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、戦後1番目の笑いを取られたなと笑顔を見せます。

すると、熊田(西川忠志)に対し、さっそく新しい劇場を押さえ、道頓堀をもう一度盛り上げると意気込みます。

さらにその隣では、喜劇をする準備はいつでもできていると、万太郎(板尾創路)も笑顔を見せます。

数日後、家庭劇が道頓堀から旅立つ日のことです。

シズたちに見送られて旅立つのですが、そこにみつえの姿はありません。

一福の吹くトランペットの隣ですいとんを作り、道頓堀の人達に配給。

元気な笑顔を見せるみつえに負けないよう、千代たちも笑顔で旅立つのでした。

KAMUI

あれ?幼い時の福助よりトランペットがうまい気が…。そしてよく見たら「天海天海家庭劇」になっています。生まれ変わった感があっていいですねぇ。

朝ドラ『おちょやん』第18週90話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

戦争が終わると急に青空が綺麗に見えるってなかなか不思議な気持ちになりますが、それは移る人達の心も晴れているからなのかもしれない…そんな気がします。

晴天の日にワクワクするような旅立ちを見せた家庭劇。

これからまた何かと衝突をしながら喜劇三昧を繰り広げていくことになるのでしょう。

その時、彼ら彼女たちは一体どんな風に乗り越えていき、新たな笑いを生み出していくのかが非常に楽しみです!

また、家庭劇が全国行脚して帰ってきたとき、道頓堀がどうなっているのかも非常に楽しみです。

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