小暮(若葉竜也)と百合子(井川遥)が警察から追われていることを知った千代(杉咲花)と一平(成田凌)は、そのことを知りながらも2人を家に置きます。
政府が認めない芝居を貫く2人は、ソ連へと亡命しようとする途中でここを訪れたのです。
家庭劇の芝居を否定する百合子は、千代に一緒にソ連へ行って芝居をしないかと持ち掛けますが、千代が望む芝居と百合子の求めるものは別物のようで…。
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第16週77話のあらすじと振り返り
寛治(前田旺志郎)を家に置いてからというもの、千代(杉咲花)は彼を自身の息子のように扱い始めました。
すると、自分のことを「おかあちゃん」と呼んでと言いますが、寛治はかたくなに拒否します。
あの手この手で言わせようとしますが、紙一重のところで避けられてしまいます。
そんな時、小暮(若葉竜也)と百合子(井川遥)が千代のもとにやってきました。
東京で病院を継ぐことを決めた小暮でしたが、監督業への情熱はやまず、東京を離れて監督になろうと奮闘していた時に百合子と再会して結婚。
2人は、東京へ戻る列車がくるまで千代たちの家に身を寄せることに。
そのころ、大山鶴蔵(中村鴈治郎)のもとには2人を探す警官たちが…。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第16週78話あらすじ・感想
警察に追われる身の小暮(若葉竜也)と百合子(井川遥)
列車が動き出すまでの間、小暮(若葉竜也)と百合子(井川遥)は、一平(成田凌)と千代(杉咲花)の家で身を寄せることに…。
千代が役者として頑張っている姿を見て、演出への情熱が再燃し親の後を継ぐのをやめたのだと語る小暮でしたが、翌日に大山鶴蔵(中村鴈治郎)のもとから戻って来た一平が、全てを明らかにします。
小暮と百合子は次の公演のための移動だと言っていましたが、本当は警察から逃げ回っていたのです。
政府が許さない思想の芝居をしていることで、2人は逃げています。
寛治(前田旺志郎)は「警察に通報しないと千代も一平も同罪になる」と意見しますが、千代は2人を匿うことを決心するのでした。
KAMUI
千代(杉咲花)と百合子(井川遥)が女優として求めるものとは
東京の実家に戻ることは考えていないのかと一平が言うと、小暮は父の仕事の仕方に不信感を抱いてしまって戻ることはできないと一刀両断。
人を救うために医療は施しますが、お金の無い人は簡単に見放す父の姿が許せなかったのです。
「どんな芝居をしているのか?」と百合子に聞かれると、千代は『頑張れ!集配婆さん』の話を聞かせました。
すると、百合子は激怒。
時代に乗っかって、お涙頂戴の芝居をするだけの女優業で本当に良いのかと百合子は言います。
「自分は心燃えるような芝居がしたい。しかし、日本では自分たちのやりたい芝居はできない」
だから、小暮とともにソ連への亡命を考えていると告白した百合子は、千代にも「一緒に行かないか?」と声をかけます。
「堪忍しとくれやす」と頭を下げた千代。
今の自分は喜劇役者だから、お客さんが笑ってくれればそれで十分なんだと笑顔で返しました。
KAMUI
突然の特高来訪で、小暮(若葉竜也)と百合子(井川遥)の運命やいかに
「女優同士がわかり合う必要なんてない。あなたはあなたでいい…。貫き通しなさい」と百合子から言われ、千代が笑顔を見せたその時でした。
「警察です。開けなさい」という声が。
特高・荒木(千葉哲也)が何度も戸を叩いています。
裏から逃げてほしいと言っても、すでに囲まれている可能性もあります。
潔く出頭しようとする小暮と百合子でしたが、一平が2人を引きとめました。
扉を開け、特高が家の中に入ってくるも、2人の姿はどこにもありません。
2人暮らしのわりに食器が多いと荒木が指摘すると、劇団の人間が出入りするから多いんだと千代が答えます。
1階にも庭にもいないとわかると、荒木は2階へ。
書斎にもいないとわかりますが、荒木は奥の部屋へ向かいます。
押入れを開けようとしたその時、千代は「開けたら崩れてくるさかい、やめた方が…」と言って立ちはだかります。
すると、後ろから物音が…。
「ねずみがいるな」
荒木はそこを動こうとしません。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第16週78話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
百合子さんが直面した現実。
自由のない、現実…。#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/HLbxxuwluW— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) March 24, 2021
なんでしょうか…。
『半沢直樹』の時と同じようなハラハラ感を抱きました。
物置の中に2人が隠れているのだとしたら、見つからないということはないでしょう…。
しかし、もしかしたら別の場所にいる可能性だってあります。
えー、どうなのでしょう?
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