テルヲ（トータス松本）に対して、何の愛情も残っていない千代（杉咲花）。
しかし、テルヲは千代の幸せのために、大山鶴蔵（中村鴈治郎）のもとへと出向いて、千代をクビにしてくれと頼みに行きます。
大山が首を縦に振ってくれないと、今度は千之助（星田英利）に対し、千代を叩き上げて芝居嫌いにしてくれと頼みますがこれも失敗。
またも一平と千代の家に転がり込むと、彼が持っていたカメラで自分を取ってくれと言い出すテルヲ。
すると一平は…。
そして、鶴亀家庭劇が東京の有名な雑誌の取材を受けることに！
取材が始まる傍らで、何やら騒がしい出来事が起こります。
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第15週72話のあらすじと振り返り
長くない寿命を使って父親らしいことをしようと、千代（杉咲花）の周りをうろつくテルヲ（トータス松本）。
一平（成田凌）や劇団のことで苦労をしている上に、余計な苦労を掛けるなとみつえ（東野絢香）に言われると、一平が娘を不幸にしていると考えたテルヲは、なぜか彼に酒の飲み比べ対決をけしかけます。
その頃、千代はシズ（篠原涼子）に呼ばれて岡安へ。
テルヲの命があとわずかだと聞かされ、後悔することのないようにと言われますが、千代の心の中にはすでにテルヲへの愛情はありませんでした。
憎しみや怒りを通り越して冷たい感情しかない千代は、飲みつぶれた一平を連れて帰って来たテルヲに向かって、成り行きでお酒を飲むなら成り行きで早死にすればいいと言い放つのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第15週73話あらすじ・感想
大山鶴蔵（中村鴈治郎）、千之助（星田英利）も認める女優・竹井千代（杉咲花）とは
娘の幸せのためと思って、今度は大山鶴蔵（中村鴈治郎）のもとに殴り込むテルヲ（トータス松本）。
千代をクビにしてほしい、主役もやれないなら女優を辞めさせてほしいと懇願しますが、「あんた、な～んもわかっちゃおらん」と返され、千代を劇団から引きはがすことは拒まれました。
今度は仲良くなった千之助（星田英利）のもとへ行き、厳しく演技指導をして千代を芝居嫌いにしてくれとお願いしに行きますが、こちらも断られます。
出典:『おちょやん』公式ページ
とっくの昔からしごき倒しているが、千代はそれでも食らいついてくる。
そして、千代は相手の魅力を引き出すことができる役者。
おかげで今は千之助も芝居が楽しく、心地良いとまで言い出します。
千代は自分からギラギラと輝くタイプではありません。
まるでお月さまのようだと千之助から聞かされると、テルヲはそれ以上頼むことはせず、「あいつのこと、よろしくお願いします」と頭を下げるのでした。
出典:『おちょやん』公式ページ
KAMUI
鶴亀家庭劇に取材の依頼到来で喜ぶテルヲ（トータス松本）はカメラの前で必死に笑う
熊田（西川忠志）からの報告で、鶴亀家庭劇が東京演劇の取材を受けることになり、座員一同は大喜び。
出典:『おちょやん』公式ページ
外では、テルヲも喜びます。
「千代のおかげなんやぞ」と言いますが、千代はまたテルヲを突き放し追い出しました。
すると、テルヲは「来月の家庭劇を見たい」と言って岡安へ。
お茶子さんたちからは睨まれますが、宗助（名倉潤）を助けてくれた恩を返すためと言い、シズ（篠原涼子）はテルヲを許すのでした。
岡安の人たちにも、これからも千代のことをよろしく頼むと頭を下げると、彼は懲りずに千代の家へ。
一平が本を書くためカメラをいじっているのを目撃すると、「千代は、昔カメラを向けられるのが嫌だったんだ」と思い出話を始めます。
そして、そのカメラで自分を撮ってくれと一平に頼むのでした。
KAMUI
自分ができなかったことをしてあげてほしいと、一平に言うテルヲ。
一平は頭が下がっていると写真を撮れないと言って、涙ぐむテルヲに対して「笑ってください」と伝えます。
笑顔を見せると一平は「もっと、もっと！もっとや！」と煽り、テルヲは大笑いするのでした。
その日の夜、乞食たちと一緒に新聞紙にくるまって眠るテルヲは、血を吐きながら空を眺めます。
一方、家に戻った千代は、1人テルヲとの向き合い方に悩むのでした。
KAMUI
借金取りが千代（杉咲花）を訪ねると、テルヲ（トータス松本）が立ち塞がる
翌日、演劇雑誌の取材がやってくると、そこではまたテルヲが「千代を綺麗に撮ってください」と騒ぎます。
熊田に追い出されながらも、稽古場を陰からじっと見つめるテルヲ。
すると、そこにガラの悪そうな男が2人やってきました。
テルヲが2人の侵入を止めようとした時、男たちに「お前まだ生きとったんか！」と言われます。
2人はテルヲの借金を千代に返済してもらうために、やって来たとのこと。
これを聞いたテルヲと男たちは揉め始めて、外は騒がしくなります。
熊田がまた外の様子を見に行くも、テルヲが殴られているのを見つけて止めに入ります。
しかし、あっさりと突き飛ばされて熊田はどこかへ逃げてしまいました。
記者は外の騒がしさを気にしますが、座員は必死に意識をそらさせます。
テルヲは、男たちが中に入るのを防ぐため、声を上げるのでした。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第15週73話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
千之助さん、女優・竹井千代のことをテルヲに伝えてくれて、おおきに。
父親らしく、娘の行く末を頼んでまわればまわるほど…
テルヲは千代ちゃんのことを知っていくんやね。テルヲ、安心し。千代ちゃんは大丈夫やで。#トータス松本 #星田英利 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/HrZ8LiPY1F
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) March 16, 2021
テルヲの人生、誰よりも借金取りとの付き合いが長かったようですね…。
今までであれば、お金のために千代も利用してきましたが、今回は自分よりも千代のようです。
最後の最後は娘の幸せと思うテルヲ。
どれだけ千代から恨まれても塩対応されても、それは変わらないようですね。
しかし、ここで殴り合いの喧嘩なんぞしたら下手すりゃ死んでしまいますよ。
どうなるテルヲ。
そして、外で父がいざこざしているのを聞いて涙を流す千代。
どうするの？
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