今さら父親面をするテルヲ（トータス松本）に、千代（杉咲花）は呆れながらも塩対応を続けます。
みつえ（東野絢香）から、千代が人並みの幸せを手にしていないと聞かされたテルヲは、女遊びをしている一平（成田凌）の元へ飛んでいき、なぜか飲み比べをはじめます。
一方、シズ（篠原涼子）に呼ばれた千代は、テルヲがもう長くないことを聞かされるのですが…。
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第15週71話のあらすじと振り返り
出典:『おちょやん』公式ページ
舞台を終えた一座は、男たちは遅くまで飲み歩き、女は千代（杉咲花）の家でおしゃべり。
千代は一平（成田凌）との夫婦の時間がないと嘆きます。
そんなことをみつえ（東野絢香）に愚痴っていると、飛んでくるように帰ってきた福助（井上拓哉）から、テルヲ（トータス松本）が岡安にやってきたと聞かされます。
千代はどこだと何度も聞くボロボロのテルヲを目の前にした千代は、身内と一切思わないレベルの塩対応。
テルヲは役者の一平と結婚したことを知って反対するも、千代はテルヲと一緒にいた時よりずっと幸せだと言い、彼を追い出します。
同じく娘を持つ父親である宗助（名倉潤）はテルヲに少し同情し、このままでいいのだろうかと悩んでいたところ、急に倒れてしまいました。
テルヲは彼を病院へ運び、シズ（篠原涼子）が駆けつけて感謝されるのですが、後からやってきた千代はテルヲを完全スルー。
テルヲ自身も酒の飲みすぎで肝臓が悪く、入院をしろと医者から言われますが、「入院したら治るんかい」と言ってこれを拒否。
そんな彼を見たシズは、千代とテルヲの仲はこのままでいいのだろうかと心配し始めるのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第15週72話あらすじ・感想
テルヲ（トータス松本）に変わらず塩対応の千代（杉咲花）を見てシズ（篠原涼子）は悩む
朝から勝手に千代の家の戸を直すテルヲ（トータス松本）。
出典:『おちょやん』公式ページ
相変わらず役者の嫁はアカンと言っていますが、千代（杉咲花）は無言で戸を閉めてしまいます。
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また、稽古が終わりに、千代の草履の鼻緒が切れて不吉を感じた瞬間にテルヲが登場。
テルヲはおんぶをしてやると、かがんで背中を出しますが、千代は草履を脱いでスルーします。
一緒に出てきた香里（松本妃代）やルリ子（明日海りお）に対しては、「千代の方がべっぴんや」と言い出すので引きはがします。
自分はもう長くないから、どれだけ塩対応をされてもそばにいようとするテルヲ。
テルヲが千代に病気のことを告げる気がないので、宗助（名倉潤）の看病をするシズ（篠原涼子）は心配し始めます。
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千代（杉咲花）が不幸せ？怒ったテルヲ（トータス松本）が一平（成田凌）に勝負を挑む？
相変わらず、毎日飲み歩く一平（成田凌）。
増えゆく劇団員の世話。
その上、父・テルヲの登場によりてんてこ舞いの千代の唯一の幸せは、福富にいるみつえ（東野絢香）の息子・一福を見ることです。
ここにも、当然テルヲは登場。
家がないため何日も風呂に入っておらず、道行くお客さんは鼻を抑えて通りすがります。
福富からすれば営業妨害。
千代は彼を無理矢理引きはがそうと.しますが、テルヲはてこでも動きません。
みつえは窓を開け、テルヲにこれ以上千代を苦しめるなと言ってやります。
今の千代は一平と結婚をしたものの、一平は夜は団員と飲み歩いた上に女遊び。
飲んだくれた一平と団員の介抱に忙しい千代にこれ以上負担をかけるなと、みつえが言うと、テルヲは娘が一平に苦しめられていると思い始めます。
全く理解してくれないことにため息をつく千代は、テルヲを無視して店を出ていくのでした。
そして、テルヲは「ええ友達持って、千代は幸せもんや。これからも頼むわ」と言って頭を下げ、一平の元へと向かいます。
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一平たちが飲んでいる居酒屋に殴り込むと、「千代を弄ぶような真似してみい。殺したんぞ」と言い放つテルヲ。
出典:『おちょやん』公式ページ
すると一平も、「これまで散々あいつのこと苦しめてきたのは、あんたやろが。急に現れて父親ぶらんといてくれますか？」と返し、取っ組み合いの大喧嘩が始まりました。
しかし、いつの間にかテルヲと千之助（星田英利）という嫌われ者同士が仲良くなり、ここは飲み比べで勝った方が千代を手に入れられることにしようとテルヲが言い出します。
すでに千代は自分の嫁だと言うも「負けるのが怖いんか？」と挑発され、まんまと引っかかった一平は、テルヲと酒飲み対決を始めるのでした。
出典:『おちょやん』公式ページ
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最期くらい父親らしくと望むテルヲ（トータス松本）に対し、千代（杉咲花）の心は冷めきっている
シズに呼ばれて岡安へと足を運んだ千代は、テルヲの命がもう長くないということを聞かされます。
許すも許さないも千代次第だが、悔いだけは残さないようにと言われる千代は、その足で家に帰ります。
家にはケロッとした顔の父がいました。
どうやら飲み比べの結果、一平の方が先につぶれてしまい、テルヲがこれを抱えて帰って来たようです。
一平に怒りに行くはずが、なんでお酒を飲んでいるというと「成り行き」と答えるテルヲ。
すると千代は「成り行きでお酒飲むんか」「成り行きで早死にしたらええ。自業自得や」と冷たく言い放ち、飲みすぎて気持ち悪そうにしている一平の背中をさすります。
千代に情け掛けられたくて来たわけじゃない。ちょっとだけ父親面したかったと語るテルヲは、千代のためを想い、役者を辞めて子供を産んで、ええお母ちゃんになれよと言います。
が、これも千代から言わせれば余計なお世話。
「あんたと一緒にいた時よりはずっとましや！」
肩を落として家から出ていくテルヲ。
最期くらい一緒に暮らしたらいいだろうと一平は言いますが、すでに千代は何があってもテルヲを許す気はありません。
千代は今の自分の中には、憎しみや嫌いという感情を通り越し、冷たい感情しか残っていないと、一平に告げるのでした。
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朝ドラ『おちょやん』第15週72話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【#テルヲのいいわけ 火曜日】
「何回言っても泣きそうになる」（#トータス松本 さん）https://t.co/OvIXnQlAKf#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/mCwggRp7jZ— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) March 15, 2021
テルヲの命がもう長くないと聞かされても、何かしてあげたいという気持ちが沸き上がって来ない千代。
それだけのことをしたと分かっていても、諦めないテルヲ。
千代の中では、「ヨシヲ（倉悠貴）はもう帰ってこない」というテルヲの言葉で孤独を感じざるをえなかったことが大きかったのでしょう。
でもなんだかなんだヨシヲに会えたじゃん、って思ってもそう簡単に切り替えられるものでもありません。
しかしなぁ。千代ちゃんは最終的にはなにかしら行動するのだろうなぁ…と思っている今日この頃。
親子関係が切れたまま、終わってしまうのでしょうか。
というか、ここで結局テルヲの好感度が上がるような展開をされても、なんか悔しいという想いもありますよ！
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