朝ドラ『おちょやん』第14週70話あらすじ・ネタバレ感想!鶴亀家庭劇vs万太郎一座、20年に渡る兄弟喧嘩の結末は?

『おちょやん』

出典:『おちょやん』公式Twitter

ついに公演を迎えた鶴亀家庭劇。

物語が終盤に差し掛かると、千之助(星田英利)は客席に万太郎(板尾創路)を見つけて、一瞬動きが止まってしまいます。

果たして、無事に舞台を終えることができるのでしょうか?

兄弟喧嘩の決着やいかに!?

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朝ドラ『おちょやん』前回第14週69話のあらすじと振り返り

万太郎(板尾創路)に勝つことができないと分かってしまった千之助(星田英利)は、1人逃げ出そうとするのですが、千代(杉咲花)がそんな彼を引き止めます。

千代は「逃げるのか」と千之助に言いつつも、まくし立てているうちにいつの間にか、何があっても役者を辞めることができないのは何でだろうかと人生相談をし始めます。

彼女を押しのけて出ていった千之助でしたが、その後万太郎と道で会って隠れてしまった自分が恥ずかしいと思うのでした。

今まで芝居を続けてきたのは、万太郎という大好きな役者に認めてほしいからだと心の底から理解した千之助は、一平(成田凌)に力を貸してくれと懇願します。

一平も「力を合わせてやりましょう」と受け入れるのでした。

さっそく本を作るも、良いものが書けなかった2人。

2人は「天海天海(茂山宗彦)ならどうするか」と考え始めると、1本のシナリオを閃きます。

親子だけど師弟の間柄にある2人の喧嘩を描いた『丘の一本杉』を書き上げると、座員たちの士気は上昇。

「女優はいらん」と言って追い出した香里(松本妃代)とルリ子(明日海りお)に千之助は頭を下げます。

続けて、千之助は2人に「一緒にこの芝居を作ってくれ」と頼むのでした。

こうして、万太郎一座と相対するため、鶴亀家庭劇は一丸となり、公演の準備を始めるのでした。

【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第14週70話あらすじ・感想

『丘の一本杉』の開幕

稽古でも手を抜くことがなくなった千之助(星田英利)。

全員で一丸となって作り上げていき、ついに舞台の幕が上がります。

腕はいいが喧嘩が絶えない鍛冶屋の親子が、今日も絶えず喧嘩。

そして、一平(成田凌)演じる息子は家出をしてしまうのです。

千之助が演じる父が探すも見つからず、一本杉の前で息子への想いを語ります。

すると、杉の後ろで話を聞いていた息子は涙。

そして、ハッピーエンドという流れとなります。

クライマックスである一本杉のシーンで、千之助は特等席に万太郎(板尾創路)がやって来るところを目撃。

今までであれば、アドリブで好き勝手始めていた千之助ですが「今となっては、もうやり直すことはできへんのになぁ。せめて体だけは丈夫にな」と、万太郎を見て言った後、息子への想いを語ります。

KAMUI

ここでも役と本人の意思がリンクしている感じ。魂がこもってて良い!

アドリブ王と呼ばれた千之助ですが、今回はアドリブで笑いを取ることなど一切せずに終幕。

お客さんは喜び、袖で2人の芝居を見ていた一座は感極まっています。

そして、万太郎にもうっすらと…。

チャップリンに会えるのは家庭劇か!?万太郎一座か!?

一平と千之助が力を合わせて台本を書き、家庭劇みんなで作ったこの公演は大盛況。

万太郎一座との興行対決の結果が出ると、大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、良い兄弟喧嘩を見せてもらったと満足気です。

KAMUI

当て馬にする気満々でしたが、この評価はかなり嬉しいものですね。

熊田(西川忠志)の口から結果を知らされた一座。

万太郎一座は32,778人、家庭劇の来場者は32,763人。

結果、15人の差で万太郎一座の勝ちとなりました。

悔しすぎて熊田は6回も数えたわけですが、千代(杉咲花)やルリ子(明日海りお)、座員たちは悔しい思いをしていません。

むしろ、万太郎を15人差まで追い詰めたということに喜びを感じたのでした。

しかし、ここで喜んではいけないと言う一平。

15人と言えども負けは負け。

「負けた事実から目をそらして美しい思い出にするな」という大山鶴蔵からの言葉を熊田から聞かされます。

すると、千之助は「ゆうとけ」と言って、こんな言葉を続けるのでした。

「次はわしらが勝つ」

千之助の言葉に座員たちの士気が上がり、熊田も笑顔に。

負けはしたが景気づけに一平を胴上げする座員たちの姿を見た千代は、チャップリンに会うことよりも良いものを見つけられたなと笑顔を浮かべるのでした。

KAMUI

ここからだ!って感じですものね。確かに家庭劇のこれからが楽しみ。1回戦が終わっただけで、まだまだ続くであろう闘い。ちょっとワクワクしますね。

喜劇を作り出した兄弟喧嘩の終幕

万太郎に呼ばれ、行きつけの飲み屋を訪れた千之助は、チャップリンの恰好をし「ハロー」と言って登場。

KAMUI

何気にこれツボったんですが…。

結局チャップリンに会わなかった万太郎。

チャップリンは日本の喜劇王なんて眼中にないという判断なのかと思いきや、どうやら万太郎がチャップリンと会うことを断ったらしいのです。

「世界は二の次、道頓堀で決着をつけないといけない相手ができた」と、万太郎は語ります。

「次は圧倒的な差を見せて、道頓堀一の芝居を見せてやる」と、万太郎は言いました。

久しぶりに万太郎の楽しそうな笑顔が見れて、嬉しく思った千之助。

そのことを告げると「もっと楽しませてもらわんとな。そうしないとお前を切り捨てた意味がない」と万太郎は笑顔で返し、2人は笑い合うのでした。

「ほなまた20年後にな」

「それまで長生きしいや」

千之助から渡された帽子をかぶる万太郎。

すると、中には生卵が!

頭から卵が流れる姿を見て、千之助は大爆笑しました。

「これで貸し借りなしだ」と言って自身のかつらを被ると、こっちにも生卵が!

指をさして笑う万太郎。

すると、居酒屋の女将が出てきて「食べ物を粗末にするな!百叩きの刑や!おいどだし!」と言って、千之助と万太郎の尻を叩き始めるのでした。

KAMUI

ハッ!この兄弟喧嘩さえも喜劇と!

朝ドラ『おちょやん』第14週70話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

万太郎が千之助を切り捨てたのは、舞台を一緒にやりたくなくなったわけではなく、喜劇役者として肩を並べたかったのでしょうね。

おかげで良い終わり方になりました。

そして、千代のもとにはまた花が届いたわけなのですが…。

これ、本当に誰なんでしょうか?

その答えに繋がるかもしれない次週の展開は…。

テルヲ(トータス松本)が、またもやってくるようですね。

しかし、父との衝突もこれで最後になる予感…。

公式HPの相関図には、ヨシヲ(倉悠貴)も登場しています。

親子3人で顔を合わせる瞬間も期待したいですね。

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