朝ドラ『おちょやん』第14週69話あらすじ・ネタバレ感想!万太郎に認めてもらいたい千之助と一平がついに手を組む

朝ドラ『おちょやん』第14週69話あらすじ・ネタバレ感想!万太郎に認めてもらいたい千之助と一平がついに手を組む

出典:『おちょやん』公式Twitter

万太郎(板尾創路)に勝つ見込みがないと悟った千之助(星田英利)は、一人でコッソリ逃げ出そうとするのですが、それを見つけた千代(杉咲花)はどうして万太郎に勝てないのかと問い詰めます。

そして、どうやったって勝てないと諦めモードだった千之助は万太郎から背を向ける自分を顧みて、純粋な思いを一平(成田凌)にぶつけるのです。

とうとう鶴亀家庭劇が、万太郎一座と相対するために動き出します!

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朝ドラ『おちょやん』前回第14週68話のあらすじと振り返り

小山田(曾我廼家寛太郎)が万太郎(板尾創路)の公演の台本を盗もうとしたことで大騒ぎとなりましたが、万太郎自身は怒るどころか、今度の公演で打つ予定である18本の台本すべてを千代(杉咲花)たちに提示します。

敵を「鶴亀“勝てん”劇」と罵るほどの余裕を見せる万太郎に千代は、千之助(星田英利)と過去に何があったのかと問い詰めました。

かつて、須賀廼家兄弟として名をはせていた万太郎と千之助でしたが、万太郎がもう千之助と一緒に芝居をやるのに疲れたという理由で、ある時、千之助を役から外しました。

さらに、他の団員から役を奪おうとした千之助のかつらに生卵を仕込んで大笑いした万太郎。

彼を期待外れな男だと言って切り捨てた過去を語ります。

これを聞いた千代は、千之助も駄目だが、万太郎の性根もしょうもないと指摘。

千代は、鶴亀家庭劇は万太郎一座には負けないと宣言するのでした。

【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第14週69話あらすじ・感想

万太郎(板尾創路)から背を向ける千之助(星田英利)に千代(杉咲花)が人生相談?

万太郎(板尾創路)に勝つのが無理だと感じた千之助(星田英利)が、荷物をまとめてどこかへ姿を消そうとしたその時です。

千代(杉咲花)が突然飛び込んできて、万太郎一座に勝つ方法を教えてと言い出しました。

荷物をまとめている姿を見られ、逃げ出すのかと言われる千之助。

すると、彼はこれが勝てない理由なんだと言います。

「万太郎が絡むと冷静ではいられないから勝てない。だから逃げる」という千之助に、千代はこんなことを言い出したのです。

「じゃあ、なんで万太郎さんに切り捨てられても役者を辞めへんかったのや」

「なんで役者を続けるん?」

「今はうちも、何があっても役者をやめられへん。なんでや!?」

KAMUI

千之助を引き留めるための言葉かと思いきや、いつの間にか千代の人生相談に…。

「自分のことは自分が一番ようわかってるやろ!」と言い残し、千之助は出て行ってしまいました。

これ以上千之助を追いかけることができず、千代は諦めて自宅に戻ります。

「何で止めへんかった」と一平(成田凌)に指摘されますが、彼女は何も言い返せませんでした。

KAMUI

いや、千代ちゃんは食らいついた方だと思いますよ。なにがあってもやめられないものってありますよね。わかるわかる!

万太郎(板尾創路)に勝ちたい千之助(星田英利)が、一平(成田凌)に本音を語り、頭を下げる

道頓堀から逃げようとする千之助でしたが、その時に万太郎とすれ違い、とっさに背を向けてしまった自分の行いがとてつもなく恥ずかしく、悔しいと思うようになります。

すると彼は、その足で一平の元へと向かい、心中を語り出すのです。

負けて見下されるのが怖いこと、実は万太郎兄さんに認めてほしいから芝居を続けていること、そして今は万太郎に勝ちたいという思いでいっぱいだということ。

そして、万太郎の前でもうコソコソしたくないこと、本当は須賀廼家万太郎という役者が大好きだということ。

思いのたけをぶちまけた後、千之助は一平に対し「力貸してくれ」と頭を下げます。

「当たり前やないですか。俺らはおんなじ家庭劇。俺が力を貸すんやない。2人で力を合わせましょう」と言って、千之助の手を取る一平。

そんな2人の姿に、千代はにっこりするのでした。

KAMUI

おお!ついに手を結んだ!これは良い流れですねぇ~。

一平(成田凌)と千之助(星田英利)が力を合わせ、渾身の台本が完成

大山鶴蔵(中村鴈治郎)から言わせれば、鶴亀家庭劇は万太郎一座を引き立てるための当て馬。

勝てるわけがないと思っています。

そんな思惑があることも知らず、一平と千之助はさっそく書斎にこもって台本作りに取りかかります。

しかし、一向にこれだと思える話が思いつきません。

台本が良くないと千之助が言うと、だったら千之助が頭を下げてきたところを一字一句台本にしてやろうかと一平が返し大喧嘩。

それでも話は一向に前に進みません。

こんな時、天海天海(茂山宗彦)ならどうするだろうか…。

千之助が今も天海が生きていれば、天海天海一座は万太郎一座に比肩する大きな一座になっていただろうにと思い描いていると、ここで一平が閃きます。

「親父のこと書いてみたらどうやろか」

親子でありながら、師弟関係でもある父と子。

千之助もこれに同意すると、2人はのめり込むように台本作りに取り掛かっていきます。

一晩中2人で掛け合いをしながら書いた結果、朝になってついに台本が完成。

2人の共同作品「喜劇 丘の一本杉」がこの世に生まれたのでした。

天晴(渋谷天笑)ら家庭劇の座員にも見せると、「これなら万太郎一座に勝てる!」と、誰もが確信を持ちます。

そして、2人が共同して書いた台本だと聞いて百久利(阪口涼太郎)は涙。

ここで千代が、ルリ子(明日海りお)と香里(松本妃代)を連れてきます。

この台本には女優の力が必要だと言うと、千之助は「出てくれへんかなあ」と頭を下げます。

女優は不要と言われて怒ったルリ子と香里でしたが、台本を読んだらやりたくなった上に、今の千之助の姿勢を見て、今回だけは許してあげると言います。

こうして鶴亀家庭劇は万太郎一座に対抗するべく、稽古を始めるのでした。

KAMUI

ここでやっと、千之助が一座の一員になったという感じですね。よかったよかった。

朝ドラ『おちょやん』第14週69話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今までの千之助は、家庭劇の一員ではあるが、仲間だとは思っていない、そんな雰囲気がありました。

ですが、今の自分では万太郎に勝てないと自覚し、自分が芝居をするのは万太郎に勝ちたいのではなく認めてほしいと思ったからと正直に言います。

そこできちんと助けてくれと一平に素直に言うことができたのは、千之助にとっても大きな一歩でしょう。

次回はいよいよ雌雄を決する時。

この兄弟喧嘩がどんな決着を迎えるのか、楽しみです!

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