ルリ子(明日海りお)を引き留めるため、彼女が泊っていると聞いた宿へ向かった千代(杉咲花)と一平(成田凌)。
しかし、ルリ子は宿泊していたのではなく、そこで働いていました。
東京で事件を起こし、道頓堀に追いやられてしまったルリ子はもう役者人生は終わりだと諦める雰囲気ですが、千代(杉咲花)は諦めません。
果たして千代は、ルリ子を説得することができるのでしょうか。
目次
『おちょやん』前回第10週47話のあらすじと振り返り
足並みがそろわないまま初公演の幕が上がった「鶴亀家庭劇」。
手違い話で笑ってくれる客がおらず、しびれを切らせた千之助(星田英利)が突拍子もないアドリブで笑いを呼び、舞台を無事成功へと導きました。
しかし、役者の中からは千之助のアドリブに非難の嵐。
台本通りにやらないなんて芝居を何だと思っているとルリ子(明日海りお)が指摘すると、台本がないと芝居ができない役者は5流だと千之助に言い返され、彼女は劇団を辞めると言い出すのです。
ルリ子にあんな言い方はないだろうという声もあれば、千之助や喜劇をバカにしていただろうという声も。
そして、明日からの舞台でもルリ子の存在は必要不可欠ということで、一平(成田凌)と千代(杉咲花)が頭を下げに行くことに…。
一方的にルリ子に嫌われている自分がどうして行かなくてはならないと怒るのですが、人を笑わせたかったらまず自分が笑いなさいというシズ(篠原涼子)の言葉を聞いて、千代は笑顔を取り戻すのでした。
【ネタバレ】『おちょやん』第10週48話あらすじ・感想
東京で華やかな女優暮らしをしていたのは過去の話。今のルリ子(明日海りお)は…
ルリ子(明日海りお)に会うため、彼女が泊っているという宿へ足を運ぶ一平(成田凌)と千代(杉咲花)。
道頓堀に来るたびにその高級宿を使っていると聞き、東京の女優さんは違うなあと感心したのも束の間、ルリ子は宿泊をしているのではなくそこで働いていたのです。
自分から役を奪った若手女優の首を絞めて殺そうとしたことで東京を追われたルリ子。
そして、千之助(星田英利)に5流と罵られ、勝手に劇団を飛び出したことで、これで役者人生は終わったとルリ子は語ります。
大山鶴蔵(中村鴈治郎)はきっとルリ子の経歴を知っていたはず。
それを隠してこの劇団に押し付けたのだろうと考えます。
代役を探すことも考えますが、千代は本当にもう舞台の上に立つことを諦めのたのだろうかと考えるのです。
KAMUI
「鶴亀家庭劇」は寄せ集めの劇団。だからこそ作り出せるものがあると一平(成田凌)は言い切る!
東京でお払い箱となったルリ子。
小山田(曾我廼家寛太郎)も香里(松本妃代)も時代遅れだと言われたり、妬まれて追い出された人物。
そして、一平たちは劇団を潰してしまった過去を持ち、千代は撮影所から追い出されてきました。
はぐれ者の寄せ集めの劇団だからこそ、新しいものができるだろうと一平は考えます。
ルリ子の代役を立てるべきか否かになると、この話を聞いていた菊(いしのようこ)が突然ルリ子のセリフを言い出します。
実はルリ子、芝居が決まってからというもの、読み合わせに菊をずっと突き合わせていたのです。
意味はあっているのか、台本を間違えていないかとしつこく聞いてくるものでめんどくさかったと語る菊。
しかし、それだけルリ子は真剣だったと彼女は語ります。
これを聞いた千代はもう一度ルリ子の元へと走り、戻ってきてほしいと言うのです。
自分が絞め殺そうとした女優は、役だけじゃなく恋人も奪おうとした。だからこそ許せなかった。
後ろ指をまた刺されるくらいなら嫌われた方がましだし、千代はその女優にそっくりだったのです。
これを聞いた千代は大爆笑。それは嫌いになるわと言い出します。
人に笑ってほしかったら、まずは自分が笑う。
ルリ子にも笑ってほしいからと千代は笑うのです。
そして、千代から見た高峰ルリ子は、妥協を許してくれないホンマ腹立つくらい尊敬できる女優さん。
「過去に何があったかなんてどうでもいい!自分はルリ子を裏切ったりなんかしない」と言い切り、最後には「役者をやめたらあかん!」と言って、千代は彼女の説得に成功するのでした。
KAMUI
誰一人不必要な役者はいない。千之助(星田英利)と千代(杉咲花)は、一平(成田凌)の座長の座をかけた勝負が勃発?
ルリ子が再び戻ってきたことで、無事に2日目の幕を開けられることになった一座。
今回もきっと千之助は好き勝手やるだろうと誰もが考えます。
グッと堪えて芝居を成功させようと、みんなが思いを一つにしている時でした。
千之助は誰も何もしなくていいと言い出します。
「どうせ今回も笑いを取るのは自分。笑いのとれない役者はいらん」と言うと、千代がこれを否定します。
「この人たちは用無しじゃない!千之助さん、あんた間違っている」と反論すると、「悔しかったらわしより笑いとってみい!」と言われるのです。
もし千代が千之助よりも笑いを取ることができれば、もう勝手な芝居はしない。
そして、これが叶わなかった時は座長の座を寄越せと言い出す千之助。
すると一平はそれでいいと条件を飲むのです。
なんで一平が承知するんだと千代は止めますが、「お前がやるって言ったんや。負けたら承知せぇへんぞ」と言われ、すべては千代の働きによるところに…。
KAMUI
『おちょやん』第10週48話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
「そら違います!」
これまで聞いたことのないような千代ちゃんの声におどろいた…
千之助さんに挑む覚悟やね…まっ、負けるな…#杉咲花 #星田英利 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/IJjsRSGIaf— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) February 9, 2021
ルリ子が無事に帰ってきてくれたのは嬉しいことですね。
大山鶴蔵に集められた腕のある人達と思いきや、ちょっとそれぞれ抱えているものがある様子。
お前らよりできると言った千之助もある意味そうですからね、仕方がない。
大嫌いから仲良しになったようにも見えるルリ子と千代。
二人のこれからの活躍を楽しみにしたいんですが、千代ちゃん!またやったんかい!という展開。
しかも、あっさりと千代に背中を預けちゃった一平。
千代への重圧が…半端ないですよ。
相手はあのアドリブ王!彼よりも多くの笑いをさらうことができるのでしょうか。
今週中に決着つきます?どうなの?
千代ちゃんどうなるんですか!?
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