『にじいろカルテ』第1話あらすじ・ネタバレ感想!高畑充希×北村匠海×井浦新のヒューマン医療ドラマ!

『にじいろカルテ』第1話あらすじ・ネタバレ感想!高畑充希×北村匠海×井浦新のヒューマン医療ドラマ!

出典:『にじいろカルテ』公式ページ

鬱そうとした森を抜け、怪しげなバスに乗り、山奥にぽつんと佇む『虹ノ村診療所』にやってきた医師・紅野真空(高畑充希)。

東京の大病院の救命救急からやってきた彼女には、ある秘密がありました。

バスを降りると、村にはまるで妖怪のような個性豊かな虹ノ村の住人たちが。

やがて案内された診療所には「本業は農家」だと言い張るヘンテコな外科医・浅黄(井浦新)と、すぐにキレるヘンテコ前髪の看護師・太陽(北村匠海)がいました。

真空はこの男子2人とシェアハウスをすることになって…。

ヒューマンドラマの巨匠・岡田惠和が描く注目のドラマ拡大版の第1話です。

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『にじいろカルテ』 見どころ

秘密を抱えたポンコツ内科医が、山奥にポツンとたたずむ怪しい診療所で、ヘンテコな外科医と看護師とシェアハウスをしながら様々な患者と出会う新たなヒューマンドラマ。

主演はテレ朝連ドラ初主演の高畑充希さん、脚本は朝ドラ『ひよっこ』、そして前クールで話題となった『姉ちゃんの恋人』を手がけた岡田惠和さん。

高畑さん演じる真空とチームを組む外科医・浅黄に井浦新さん、看護師・太陽に北村匠海さんと今をときく俳優陣が脇を固めています。

真空は診療所ではまるで妖怪のように個性豊かな村人たちと出会い、時には笑い、時には泣き、喧嘩しながらも真っすぐに命と向き合って成長していくのです。

そんな彼らに観る人は元気をもらえる、そんなドラマとなっています。

【ネタバレ】『にじいろカルテ』第1話あらすじ・感想


東京の空の下

とある東京の大病院の救急センターで紅野真空(高畑充希)は充実した日々を送っていました。

大変な現場でも、思わず笑みがこぼれてしまいます。

何故なら、親が医者でもなく、金持ちでもない彼女はここに来るまでの道のりは決して楽ではなかったからです。

しかし、真空にまさかの出来事が起こります。

仕事中に突然めまいに襲われ、立っていられなくなってしまったのです。

その後内科医である真空は、自分で自分を『多発性筋炎』と診断しました。

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多発性筋炎とは、自己免疫の異常を原因として発症する難病です。現在のところ確実な治療法はありません。

真空は奨学金も返さないといけないし、病気になっても働きたいと懇願しましたが、病院側は「ウチに必要なのは患者じゃない」と言って真空に『休職』を申し渡しました。

雨が降らないと虹は見られない

女手一つで自分を育ててくれた母は、最近再婚した相手とラーメン店をオープンしたばかりで頼るわけにはいきません。

真空は途方にくれていました。

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そんな時に限って雨は降って来るものです。雨は土砂降りになってきました。

真空が公園で雨宿りをしていると、賑やかな中年男性(光石研)が雨宿りをしに来ます。

ほどなくして雨は上がり、空に虹がかかりました。

「雨が降らないと、虹は見られないから」

中年男性は、そのまま喋り続けます。

自分は虹ノ村という村の役場で働いていて、村おこしのために商品のPRをしに東京に来たとのこと。

男性は村で育てているりんごを真空に渡すと、ひとしきり喋った後去っていきました。

貰ったりんごは、男性が言っていた通り『普通』の味でした。

スマホで『虹ノ村』を検索してみると、村のサイトのトップページに『内科医募集中』と掲載されていました。

moyoko

真空が空を見上げると、虹はまだ空にかかっていました。何か良いことがありそうな予感がしますね。

虹ノ村へ

数日後、真空は虹ノ村へ向けて旧型のバスに揺られていました。

バスはどんどん山奥に入っていきます。

moyoko

途中、大きな目が二つついた山がバスを見つめています。不思議な雰囲気が流れる場所です。

真空が終点で降りましたが、誰も迎えには来ていませんでした。

すると、小さな女の子が真空に向かって手招きしています。

moyoko

なんだか、座敷童のような女の子です。

導かれるまま近くの建物に入っていくと、そこには、東京で出会った霧ヶ谷の他、たくさんの村人が待ち構えていて真空を熱烈歓迎してくれます。

突然のことに真空がドギマギしていると、緑川嵐というカッコイイ名前の女性(水野美紀)が話しかけてくれました。

彼女は村の窓口係を担っていて、座敷童の女の子・日向の母親だと言います。

村人はみんな、家族のように仲良くしているようです。

新しい家

そこへ、診療所から外科医の浅黄朔(井浦新)と看護師の蒼井太陽(北村匠海)が遅れてやってきました。

2人は着くなり何やら揉めています。

その間に、会場となっている『にじいろ食堂』を営んでいる奥さん・雪乃(安達祐実)が真空を可愛いと言って近づいてきました。

雪乃は、自己紹介や店の紹介も全て語尾に『らしい』とつけて話します。

moyoko

なんだか問題を抱えていそうな雰囲気です。

歓迎式典の後、真空は浅黄と太陽に診療所兼住居に連れて行ってもらいました。

可愛い洋館を改装したその建物を見た瞬間、真空は感激で胸がいっぱいになります。

「素敵…え、やだ。最高!どうしよう」

診療所も住居スペースも、古いながらも整っていて綺麗にされています。

moyoko

なんでも、全て浅黄が改装したとのこと。とても居心地が良さそうな素敵な家です!

ずっとここにいたい

真空の部屋はロフト付きの屋根裏部屋でした。

誰もが憧れるような素敵な部屋を見て、真空は大興奮。

moyoko

真空は「きゃー!」と言ってジタバタ転がっています。とても可愛らしいです。

「ずっとここにいたいなぁ。」

すぐに村と診療所が気に入ってしまった真空は困ってしまいました。

何故なら、真空は申込時、自分の健康状態について「問題なし」と申告していたからです。

一方、どうやら真空が部屋を気に入ってくれたようで安心した看護師の太陽。

「俺が改装したって言ったよな?」

浅黄が一番気になっていたのはそこでした。

しかし、太陽がそれを伝えていないことがわかると、途端に浅黄は怒り出します。

太陽も自分で言えばいいじゃないかと負けてはいません。

moyoko

2人はずっとこの調子で小競り合いをしているようです。

村に来た理由

『にじいろ商店』では、仕込みの時間が始まっていました。

しかし、夫の晴信(眞島秀和)が目を離した隙に雪乃の姿がありません。

慌てて外に探しに出ますが、雪乃は店の前で看板の用意をしているだけでした。

moyoko

少し姿が見えないだけで慌ててしまうぐらい、晴信は雪乃に対して心配事があるようですね。

一方、真空と太陽は今後の打ち合わせを始めました。

しかし、浅黄はそれを無視して真空に虹ノ村に来た理由を尋ねます。

真空は本当のことは言わず、田舎暮らしや無医村で働くのに憧れていたことにしました。

月に一度東京に行かないといけないのですが、それは母の介護があると誤魔化します。

「ま、人の道はそれぞれだし、理由なんてなくたっていいか」

浅黄は特に気にしていない様子です。

そこへ、嵐と日向が診療所へやってきて真空を外に連れ出しました。

歓迎会

再び『にじいろ商店』に戻って来た真空は、そっとドアを開けて中を覗いてみると、突然クラッカーが鳴らされました。

村人たちが、歓迎式典とは別にまた歓迎会を開いてくれたのです。

浅黄と太陽は自分たちの時との待遇の違いに、少し納得がいきません。

moyoko

その頃、山の方では大変なことが起きていました!

村の『じじーず』の1人、緑川日出夫(泉谷しげる)が、仲間の博(モト冬樹)が酒を取りに行ったきり戻って来ないことを不審に思っていました。

携帯に電話をしても応答がありません。

「あいつがタダ酒を飲みに来ないなんて絶対にありえない!」

外では雷が鳴り土砂降りが降ってきました。

そのせいで村は停電してしまいます。

そこへ、村のなんでも宅配業者『まじょたくくん』から太陽に電話がかかってきます。

博が崖の下で倒れていて、意識がないというのです。

moyoko

雨に打たれて体温がかなり下がっているようです。すぐに救出しなくては!

停電の夜

診療所の3人と霧ヶ谷は急いで博を救出に向かいました。

博は低体温症で意識がなく、右足をザックリ切っています。

村人たちの手を借りながら身体を温める処置をしていると、今度は祖母と二人暮らしをしている7歳の男の子がお風呂でグッタリしていると連絡が入りました。

真空が霧ヶ谷の妻・氷月(西田尚美)に連れられ駆けつけると、男の子は熱中症になっていました。

この子の場合は身体を冷やさなければいけません。

村人たちは氷を集め、集会所にある発電機を持ってきて処置室に明りをつけます。

moyoko

着任早々大変なトラブルが起きてしまいましたが、真空が来た時で良かったですね。

朝になりました。

みんな疲れて寝てしまっています。

真空、浅黄、太陽の3人は、博と男の子が安定したことを確認します。

浅黄は突然円陣を組みたいと言い出し、3人は円陣を組みました。

「せーの、よっしゃー!」

私、嘘をついていました

3人の声に気がついた村人たちは目を覚まし、患者2人の無事を確認します。

博は目を開けるなり「俺の酒どうした…」と、酒の心配をしていました。

村人たちは大喜びで診療所はワイワイと賑やかです。

真空はその様子を見て、泣き出してしまいました。

「ごめんなさい、私、嘘ついてました…」

オロオロする村人たちの前で、真空は告白を始めます。

「私は病気を持っています」

そして、多発性筋炎という難病で治す手立てがないこと、症状が進むと身体が動かしづらくなって日常生活が遅れなくなること、免疫が低下すれば合併症を起こして死ぬかもしれず、5年生存率は50%~80%だということも説明しました。

moyoko

ポロポロとこぼれる高畑充希さんの涙は、涙を誘います。

「でも、私働きたくて。なので、ここにいてはいけませんか?ここで生きていてはいけませんか?」

最強じゃん!

「ここしか居場所がないんです!」

村人たちは黙っていましたが、その沈黙を破ったのは浅黄でした。

「いいんじゃねぇの? 医者で患者か。最強じゃん!」

浅黄に先を取られた霧ヶ谷も不本意ながら続けます。

「問題ないに決まってんじゃん!」

真空は今一度確認します。

「ここにいていんですか?」

「いいんです、じゃなくて、いてください!」

他の村人たちも笑顔で真空を受け入れました。

雨上がりの朝、空には大きな虹がかかっていました。

『にじいろカルテ』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

高畑充希さん主演で岡田惠和さん脚本となれば、良い作品になるに違いない!と期待していましたが、第1話からとてもハートフルな温かいお話でした。

真空は病気のことをしばらく隠しているのかと思いましたが、村人の温かさに触れてすぐに告白し、村人たちもそれを問題にせず受け入れてくれるところが、話が早くて良かったです。

恐らく、村の個性的な面々からして、様々な問題を抱えていそうなので真空の秘密はさほど大きなことではなかったのでしょう。

次回からさっそく真空にピンチが訪れます。

その時村人たちはどう行動するのか?真空は乗り越えられるのか?『にじいろ商店』の雪乃ことも気になります。

次回も必見です!

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