『なつぞら』第6週36話あらすじ・ネタバレ感想!泰樹がなつに結婚の提案をして…なつは号泣する

出典:『なつぞら』公式Twitter

北海道で酪農に携わる傍らで絵を描き、漫画映画の影響を受けたのちに、東京でアニメーターへの道を歩む、奥原なつ(広瀬すず)の生き様を描いたドラマ『なつぞら』の第6週36話。

ドラマ開始から「ちょっと話がある」のオンパレードです。忙しいなっちゃん…。

そして、誰からの信頼も厚いなつ故に、豪雪で遭難しても誰も……。

では、レビュー行きましょう!

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『なつぞら』第6週36話あらすじ

スキー大会の翌日、天陽(吉沢亮)の家に行く約束をしていたなつ(広瀬すず)。

出かけようとすると、泰樹(草刈正雄)が話があると引き留めた。

そこで泰樹は、なつに結婚話を持ちかける。

突然の話に驚くなつは、泰樹が薦める相手の名前を聞き、さらにショックを受ける。

そこに照男(清原翔)が現れ、取り乱すなつを落ち着かせ、天陽の家に向かうよう促した。

その場を走り去ったなつは、天陽の家に向かい雪原の中を歩き出すが…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第6週36話の感想

なつ(広瀬すず)に関しては甘く弱気になる泰樹(草刈正雄)

なつ(広瀬すず)が天陽(吉沢亮)のところへ行こうとした時のことです。

それを聞いて「まずい」と思った泰樹(草刈正雄)は、なつを引き留めました。

「ちょっと話がある」

見ているこっちとしては、またその言葉かと言わんばかりです。

なつと2人きりになった泰樹は、ついに言ってしまいました。

「照男(清原翔)と結婚しないか」

この言葉に、なつは当然驚きます。

照男と結婚すれば、なつは「柴田なつ」になり、本当の家族になることができる。

この言葉に、なつは涙を流します。

その涙は、もちろん「うれし涙」ではありません。ショックの涙です。

泰樹の言葉は、なつからすれば、家族を奪われたも同じ。

照男のこともそんなふうに見たことはないし、自分はやっぱり本当の家族ではなかったんだ、苦しい気持ちでいっぱいです。

その言葉を聞いた泰樹も、自分の考えが間違っていたとショックを受けます。

あれだけガンコな爺さんでしたが、なつのことになると動揺はするし弱気になりますし慌てふためきます。

それはなつを溺愛している証拠なんですよね。

だからこそ、もっと引き寄せようとしてしまった泰樹ですが、なつにとってはそれは必要のないことだったのでしょう。

人の気持ちは目には見えません。だから難しいんですよね。

兄・照男(清原翔)が頼もしすぎて頭を抱える

第5週のラストから、なつと結婚しろと言われていた照男。

しかし、彼にとってもなつは妹でしかありませんでした。

泰樹の考えを打開させるためにも、天陽の方の背中を押そうとしたのでしょう。

結果、スキー大会で約束させましたしね。

なつの心も、泰樹の心も穏やかな状態ではありません。

ショックを隠せない泰樹がその場から離れると、なつはその背中を追いかけようとしました。

それを引き留めた照男。

「じいちゃんなら大丈夫だから。早く天陽のところに行け。」

なんとも頼もしい姿で、見ていて頭を抱えましたね。

いいですねー、こんな素敵なお兄ちゃん。

夕見子(福地桃子)や明美(平尾菜々花)には、そんな姿見せたことないのに…。

総じて今週は照男兄ちゃんの回だったと言えるくらい、兄ちゃんは活躍してくれました。

『本当の家族』ってなんだろ

なつの言葉にショックを受けた泰樹は、自室で完全に落ち込んでいました。

娘の富士子(松嶋菜々子)は「だから言わなきゃよかったしょー」と言われるのです。

泰樹は、結婚をすればなつと自分たちは本当の家族になれると言いましたが、なつにとって泰樹も富士子も、本当の家族なんです。

富士子は東京でそのなつの想いを知っていたからこそ、照男との結婚話をなつにすることを止めました。

きっと、富士子がそう言っても、泰樹は納得しなかったでしょう。

ならば、ちゃんとなつの口から聞いて良かったのかもしれませんね。

しかし、弱気な泰樹は「もう戻れないかもしれない」とぼやき続けます。

富士子はなつを信じています。本当の家族なんですからね。

血のつながりだけの家族よりも、よっぽど家族らしい柴田家となつ。

…本当の家族って、なんなんでしょうね。

なつ(広瀬すず)のことだから大丈夫なんて言ってられません!

天陽の家へと向かったなつですが、なつ自身も泰樹のことが気になって仕方がありません。

そのうちにあたりは吹雪になっていき、視界が悪くなっていきました。

この豪雪、どこかで見たような…ああ、夢の中で咲太郎(岡田将生)が駆けてきたところですね。

うとうととするなつは、そのまま倒れてしまいました。

なつ、寝たら死ぬぞーと何度も言ってしまう状況。

さすがにどうなるんだと心配になりました。

ただ、山田家でも柴田家でも、「なつのことだから大丈夫」と口で言いつつ、ただじっと家で待っているだけでした。

その顔には明らかに不安な顔があります。

ただ、なつが吹雪の中で遭難しているということは、誰も予測しなかったことでしょう。

柴田家では、そのまま山田家の娘になるんでは?みたいなことを剛男(藤木直人)が言い出したことで、夕見子や明美は「なに?結婚?なになに?」と話が脱線していきます。

剛男、余計なことを言わないでください。

泰樹といい剛男といい……照男はそういう男にならないでほしいと願います。

もちろんですが、泰樹も余計に心配し動揺しています。

あの子は大丈夫。

そう信じてるときこそ、危機に遭っていることってよくあると思うんです。

逆に心配されていないとショックが大きいです。

でも、無事でいてほしいという気持ちでいっぱいでしょう。

『なつぞら』第6週36話まとめ

遭難したなつはどうなったのか、さすがに雪の中で倒れて次回という引き方はしませんでした。

なつが目を覚ますと、目の前にはクマの木彫りです。

さすがにびっくりしますよね。

そこはいったいどこなのか、目の前にいる人たちは誰なのか、次週からのなつのお話が待ち遠しいです。

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