『なつぞら』第6週35話あらすじ・ネタバレ感想!「なつのこと好きか?」と聞かれた天陽の答えは…

出典:『なつぞら』公式Twitter

十勝で酪農に携わりながら絵を描き、漫画映画の影響を受けたのちに、東京へ行ってアニメーターへの道を歩む、奥原なつ(広瀬すず)の生き様を描いたドラマ『なつぞら』の第6週35話。

照男(清原翔)が山田天陽(吉沢亮)を呼び出し、

「お前、なつのことどう思ってる…好きなのか?」で〆られた第34話の続きです。

何も知らずに雪と戯れるなつ。

ここからです!ここからが楽しみです。

では、さっそくレビューを書いていきます!

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『なつぞら』第6週35話あらすじ

クロスカントリーのスキー大会が開かれ、天陽(吉沢亮)と照男(清原翔)が出場することになった。

大会の当日の朝、照男は天陽を呼び出し、なつ(広瀬すず)に対する思いを聞き出す。

一方の天陽も、照男に自分の思いをぶつける。そして天陽と照男はある約束を交わす。

そしてスタートのフラッグが振られた。

天陽と照男の約束を知らないなつは、ふたりを同時に応援するが…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第6週35話の感想

照男(清原翔)「俺が勝ったらなつ(広瀬すず)に好きと言え」

照男(清原翔)の質問にやっと答えた天陽(吉沢亮)。

その答えは、

「好きです」

ですよねー。

じゃないと東京に行くなよ、なんて言いませんよねー。

しかし、「好きだけど言えない」というのが、天陽の素直な答えです。

なんだそりゃと照男は言うと、天陽は素直に答えました。

「好きだと言ったら、なっちゃんは夢を諦めてしまうかもしれないから」

漫画映画を作りたいという夢を一番近くで知っていて、それを叶えるためには十勝を離れて東京へ行かなくてはいけないと天陽は知っているのです。

なつ(広瀬すず)のことを想えばこそ、自分の想いでその夢を邪魔したくないのでしょう。

天陽くん、それはもはや「好き」ではなく「愛してる」というモノだと思います。

さて、照男の方はどうなのかと思いましたが、どうやら照男も兄として妹の幸せを望む一人です。

なので、自分と結婚するよりも、天陽と一緒になったほうが良いと思うのでしょう。

嗚呼、ここにも愛があふれています。

そして照男は言うのです。

「この大会、俺が勝ったらなつに告白しろ。負けたら好きにしろ」

勝った方がなつに告白なんて…浅はかな考えでした。

どちらもなつを想っての闘いとなります。

ここは戦場か!

まず、泰樹(草刈正雄)さん。もちろん照男を応援します。

照男が勝ってカッコいいところを見せて、なつの心を惹きつけろという考えだったのでしょう。

寒い中で豚汁を食べながら、なつを探す泰樹。

富士子(松嶋菜々子)「天陽くんのところじゃない?」

泰樹「敵陣にいるのか」

富士子「……何言ってんの?」

敵陣て……泰樹さん、開拓民の血ではなく、戦国武士の血が蘇りましたか。

それかこのドラマのスタッフ陣はどうやっても泰樹に真田昌幸を憑依させたいご様子。

いや、確かに『真田丸』の草刈正雄さんは最高でしたよ、そうですよ。非常に楽しくなりますよ。

こういったコントをよそに、いよいよ大会がスタートします。

今まで聞いたことのない横笛の利いたBGMには、心を踊らされました。

富士子や剛男(藤木直人)、妹の明美(平尾菜々花)、そして山田家の両親も応援する中、なつも応援をするのですが真剣に勝負をする二人の姿を見て、息を呑みました。

照男(清原翔)兄ちゃんが意地を見せました

戸村菊介(音尾琢磨)に助言をもらって独走する照男。

自分のスキー板で必死に前を追いかける天陽。

最後には2人だけの闘いになっていきます。

結果、最初にゴールにたどり着いたのは照男でした。

一度は追い抜かれたものの、照男は兄としての意地を見せたのです。

照男は念を押すように、「約束守れよ」と天陽に言います。

そうしないと、頑張った意味がないですからね。言うのは当然でしょう。

天陽はなつに、冬休みの間に牛の様子を見に来てほしいと頼みました。

大事な話もあるし……。

なつはあっさりと承諾です。

そして泰樹はきっと、これでなつと照男の結婚は決まったと思っているのでしょう。

この考えを覆し、キョトンとするのはきっと次回です。

咲太郎(岡田将生)が、新宿に戻ってきた報告に泣きたくなった

熱い戦いを見て楽しんだなつですが、家に帰ると一通の手紙が届いていました。

それは、東京に住む佐々岡信哉(工藤阿須賀)からでした。

そこには、咲太郎(岡田将生)が新宿に姿を現したという吉報。

10万円の借金をしている川村屋のマダム・前島光子(比嘉愛未)の前に現れた咲太郎は、1万だけを返し、土下座を始めたそうです。

マダムは驚きますし、周りの客もざわざわしたことでしょう。

なつがお世話になったことのお礼と、こまめにお金を返しに来ることを約束し、またどこかに行ってしまったみたいです。

結局、明確な行方が分からない咲太郎ですが、無事でいることがわかり、なつは嬉しそうでした。

忘れろと言われても、なつは咲太郎を忘れることはありませんし、信哉がこうやって教えてくれるなら、なおのこと忘れません。

咲太郎、とりあえず元気で良かったです。

『なつぞら』第6週35話まとめ

山田天陽に、柴田照男、工藤阿須賀、奥原咲太郎、イケメンに慕われ、愛されるなつがとっても羨ましいです。

しかし、それはなつが純粋で真っ直ぐ、そして元気な笑顔を彼らにいつも向けているからできることなんです。

多くの男性に愛されているものの、憎む要素がゼロのヒロインは、見ていていつも清々しいです。

第6週も次回でラストです。

どんな展開が待っているのか、最後まで目を離せませんね。

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