『なつぞら』第3週18話あらすじ・ネタバレ感想!なつ(広瀬すず)はやっぱりおじいちゃんが大好き

出典:『なつぞら』公式Twitter

十勝で酪農について学びながら携わり、その後にアニメータとなる奥原なつ(広瀬すず)の物語『なつぞら』の第3週18話。

第3週もこれで最終話。

農協と柴田泰樹(草刈正雄)の問題はまだ解決しておらず、さらになつは、演劇をすることにまだ迷っていました。

さあ、この回でどうなるのか、来週にどうやってつながっていくのか。

ワクワクしながら見ることができました!

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『なつぞら』第3週18話あらすじ

乳業メーカーをめぐる富士子(松嶋菜々子)と剛男(藤木直人)の対応に、泰樹(草刈正雄)は心を閉ざしてしまう。

その夜、なつ(広瀬すず)は、泰樹と気が合わない剛男となぜ結婚したのか、富士子に尋ねる。

すると富士子は、剛男が抱えていた境遇や結婚に至った経緯を静かに語りだした。

そしてなつは、演劇部の練習室を訪問。

泰樹のために、自分にできることはあるか、顧問の倉田先生に尋ねる。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第3週18話の感想

妻・富士子(松嶋菜々子)が語る、柴田剛男(藤木直人)の魅力。

その日の晩、なつ(広瀬すず)は、富士子(松嶋菜々子)にどうして剛男(藤木直人)と結婚したのか、ふたりの過去話を聞きました。

というのも、今の剛男と泰樹(草刈正雄)の歪みを感じれば感じるほど、泰樹がよく娘の富士子の婿に剛男を認めたなあと思ったからです。

当時の富士子は、泰樹が用意した何人もの婚約者候補に会ったらしいです。

そして、その男性たちの引き立て役に、冴えない剛男もピックアップしました。なんともヒドイ扱いです。

しかし、富士子が惹かれたのはその剛男でした。

穏やかで優しい剛男と一緒に過ごしたことで、「この人だ」と、運命を感じたのでしょう。そうして今があります。

富士子の今の姿を見ていると、剛男のような人で大変良かったなあと感じられるのです。

そして、剛男と泰樹の仲も、決して悪いわけではありません。

剛男に農協で働くよう勧めたのも泰樹ですし、これが決まった時も、泰樹は大喜びしました。

そもそも、泰樹は農協がない時から、農協の存在を強く求めていた人でもあります。

つまり、心の底から農協を嫌っていて、だから反対しているというわけではありません。

ドラマが始まった当初、剛男は泰樹を「厳しいおじいさん」と言い、富士子は「偏屈な爺さん」と言いました。

しかし、本当は愛情あふれる存在で、誰の助けもいらないと我を通し過ぎる人ではないのです。

好感度が下がったことはありませんが、泰樹への好感度は上がっていく一方ですね。

だからなつも「おじいさん」から「おじいちゃん」へと、親しみを込める量が変わっていったのでしょう。見ているこっちも同じです。

なつ(広瀬すず)の答え

今週の後半からずっと探していた、なつの「答え」が、ここで出てきました。

その答えをもって、なつは演劇部顧問の倉田隆一(柄本佑)の元へと訪れます。

「じいちゃんに間違ってるとは言いたくない。少しでも寄り添えるようなことをしたい」

そう、なつの答えは、農協のやり方に無理に協力するのではなく、あくまで泰樹の気持ちを大事にしつつ、農協とうまくやっていってほしいというものでしょう。

なので、演劇をつくるなら、泰樹が見て喜ぶものにしてほしいとなつは言います。

ここで倉田は、演劇とは何かを語り始めました。

演劇とは生活者を楽しみながら、自分の生活を見つめなおす機会にしてほしい。

そのことだけに苦しみがちな人にこそ、演劇を見せたい。

これは演劇に限らず、映画やドラマでも一緒でしょう。

面白かったで済むことなく、見ている人になにか考えてほしい、そう思って作るところは私も同感でした。

そして倉田は、泰樹が喜ぶ演劇を作るためには、やっぱりなつが出ていることが重要だと言います。その通りです!

結果、なつは半ば強制的に演劇部に入部。部内初の女優になることが決まりました。

「私上手くないし!」という理由は通じません。

「大丈夫、みんな下手だから」

変に上手いとみている方が冷めてしまうらしいです。なるほどなるほど。

農場の仕事があるからといえば、みんな働きながらやっていると…なつ、打つ手なしです。

それでもまだ、なつの心はここでは迷っていたことでしょう。

なつ(広瀬すず)はやっぱり泰樹(草刈正雄)が大好き

なつが泰樹に対して、山田家の牛の世話は手伝わせるなとか、天陽(吉沢亮)とは会うなと怒られ、ムカッと来ていた今回ですが、その衝突は最後の最後で解決しました。

まさかの泰樹の謝罪!

確かに、天陽の家が酪農を始めたことと、農協のやることは関係ないことですからね。

でも、我が子のようにかわいいなつが、他の男のところに行くことが嫌だったという感情もありましたからね。

昨晩一人になり、背中を丸めながらお茶を求めた時、冷静になることができたのでしょう。

結局なつは、天陽のもとへ干し草を持っていく許可をもらい、またも「おじいちゃん大好きっ子」に戻りました。

ふたりの関係はこれで和解。

その流れでなつは、演劇の話を泰樹にすると。

なつ、舞台に出ろ!……出ます。

あれだけ言い訳を作って悩んでいたことでしたが、泰樹の言葉でしっかりと決心することができたなつ。

これで今週はキレイに終幕したなと思えました。

結局、なつの意思は、泰樹と共にあることには変わりません。

それだけ、なつにとって泰樹は大きな存在だということを、改めて知らされた回でした。

『なつぞら』第3週18話まとめ

泰樹の一押しもあり、演劇部への入部を決めたなつ。

すべては家の問題をキチンと解決するためです。

しかし、演劇だってそんな簡単なものではありません。

次週からのなつはきっと、演じることとの闘いでしょう。それもまた楽しみです。

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