『なつぞら』第26週153話あらすじ・ネタバレ感想!満を持して登場の大泉洋「我が愛する北海道」と一言

ドラマ『なつぞら』最終週(第153話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:Real Sound

『大草原の少女ソラ』の最終回が終了し、マコプロダクションではお疲れさま会が開かれました。

そこで登場しますはミルコス社長・松武博!ついに出ました大泉洋さん!

これで『なつぞら』はTEAM NACSメンバーコンプリートです。

しかもこのタイミングというのが面白い。まさに『水曜どうでしょう』。

なつ(広瀬すず)の音頭で乾杯するとそれぞれが一言。中にはラブラブ宣言をする二人も!

そして、新宿に亜矢美(山口智子)が帰還。またおでん屋を始めると言う朗報と共に登場です。

「杉の子」で再会する亜矢美となつ、咲太郎(岡田将生)。

そこで3人と千遥(清原果耶)は、日本料理に欠かせない「ダシ」と、自分たちの人生について語ります。

最後には夏休みになり、なつ達親子は千遥親子と共に十勝へ里帰り。

明日に期待が持てる終わりとなりました。

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『なつぞら』第26週153話あらすじ

大好評のうちに「大草原の少女ソラ」の放送が終わった。

マコプロでは放送後、なつ(広瀬すず)や坂場(中川大志)、麻子(貫地谷しほり)や神地(染谷将太)達とスポンサーのミルコスの社長が参加し、番組の成功を祝し打ち上げパーティーを開催する。

再び、マコプロに次回作をお願いされたと明かす麻子だが、マコプロメンバーの胸の中には、この作品の製作過程を思い出し、様々な想いが巡っていて…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第26週153話の感想

TEAM NACS最後の1人はミルコス社長でした

『大草原の少女ソラ』の最終回が放送され、これでマコプロダクションの一大プロジェクトは終了しました。

東洋動画でも行われていたように、マコプロダクションではお疲れさま会が開かれたのですが、そこになんとスポンサーであるミルコスの社長も出席。

TEAM NACS最後の1人、大泉洋さん登場です。まさかの社長・松武博の役でした。

松武の父はミルコスの創業者ですが、祖父は明治時代に北海道へ入植した開拓者。

なので、『大草原の少女ソラ』を見ることで、祖父の生活を見ることができたのでしょう。

松武自身も、視聴者の1人として作品を楽しんでいたみたいです。

そして、自分にも北海道民の血が流れているんだぞと主張するように、松武がなつ(広瀬すず)と会話をするシーンでは急に訛り始めました。あからさますぎて笑いました。

そしてミルコスは、マコプロダクションに再び作品作りを依頼。

親子が揃って見ることができる作品を作ってほしいと願うのです。それだけこの作品が成功を収めたということ。

つまりは、時間よりもクオリティーを選んだことは間違いではないということなのです。

ピンチでくじけそうな時もありましたが、それがまたなつたちの力になりそうです。

それにしても、この残り4話でなんとか大泉洋さんが出たというのは良かったです。

諦めずにオファーしていたとは聞きましたが、その出演場面を水曜日に充てようとするところが、この作品を作っている人たちも視聴者の心を上手に引き寄せるなぁと思いました。

なつ(広瀬すず)「すべての開拓者に乾杯」

「君にも、開拓精神があるんだね。偉業だよ」

松武は演出の一久(中川大志)に称賛の声をかけます。

しかし、一久は偉業だとは思っていません。

むしろ、開拓とは偉業を達成することではないと言います。

「開拓とは、自分の生活をイチから作り上げること」

そしてアニメーションを作ることも、なつたちの人生の基盤。

昔、天陽(吉沢亮)が言った「食べること」に繋がるんだと思います。

続けて松武は、なつに対して改めてこの作品を作ってくれたことを感謝すると、なつ自身も「自分は目の前の原稿用紙を耕していただけだ」と言います。

開拓者魂を受け継いだなつがいて、頼もしい理解者やなつに影響された人たちがいるからこそ、この作品が生まれました。

なので、この回の乾杯の音頭はなつに委ねられました。

「我が愛する北海道を代表して、すべての開拓者に乾杯!」

開拓者の存在があり、これを受け継ぐことができ、そこに尊敬の念があるからこそ魂のこもった作品になったと思えます。

それぞれの想い

なつの乾杯のあとは、それぞれが自分の想いを次々と語り出します。

茜(渡辺麻友)「アニメーションて難しいけど面白い。まだまだ成長していきたい。」

ずっと子育てをしていて現場から離れていた茜も、また成長していきたいと思ってくれるようになったのは、マコプロダクションとしてはとても頼もしいこと。

陽平(犬飼貴丈)「この作品を、弟・天陽に捧げます」

十勝の大地をベースに作られた作品ですからね!

天陽はその緑の大地を生み出した1人ですし、きっとなつたちの父(内村光良)がなつたちを見守るように、弟の天陽も見守ってくれていると思うのです。

ってか、やっぱり天陽がこの作品を見たらどんな風に思うのか知りたかったです。

キャスティングで協力してくれた咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)は、この作品はテレビ漫画の新しい歴史を作った作品と評価。

そして、声だけでスターになれる時代が来ると思う、そう言った咲太郎。

咲太郎、今やそんな時代ですよ。あなたが採用した白本さんは、今やロリキャラからセクシーなお姉さままでやれる素晴らしい声優さんですよ。

最大の抱負を抱いたのは神地(染谷将太)と桃代(伊原六花)です。

「いつか、大いなる予算と人材を備えたわれらの砦を築こう。そしたらモモッチ!ずっとそばにいてくれ!」

「私は、色指定に一生捧げても良いと思っています。特に、神っちと一緒なら。」

オープニングに合わせて踊るモモッチと神地。やっぱりくっついたのです!

人生の2番ダシは

なつはある日、咲太郎に呼ばれて「杉の子」へと足を運ぶと、そこには亜矢美(山口智子)が帰ってきていました。

春先までは雪月にいた亜矢美ですが、そこからまた旅をし、夏の手前で東京へと戻ってきていたのです。

理由は一つ。新宿でまたおでん屋をやるためです。

亜也美のムーランルージュが復活します。

ということは、本当に目標金額を達成したんでしょうね。素晴らしいです。

そんな亜矢美が気になったのは、千遥(清原果耶)の料理がどうしてこんなにも美味しいのかということ。

自分の作るおでんでは出せない美味しさが、千遥には出せることがずっと疑問だったのです。

これに対して千遥は「2番ダシ」の存在を教えてくれました。

「二番煎じってことか?」と聞く咲太郎。

育ての母から「相変わらずバカだ」と言われてしまいます。

たしかに、二番煎じは良い意味には捉えられませんね(笑)

千遥はずっと、日本料理はダシが命だと教えられてきました。

一番ダシだけではなく、その出がらしにさらに材料を足して煮詰めてとれたダシには、コクと風味が出るので、とても大事みたいです。

日本料理の奥深さ!侮れませんね。

これを聞いた亜矢美は、「私たちの人生と同じだね」と言います。

コクと風味の二番ダシだけれど、一番ダシである故郷や家族のことは忘れない…。

今の自分たちは、生まれた場所から旅立って出がらしで、そこから色々な経験や出会いのおかげで煮詰まり、良い人生になっていく…という具合のことでしょう。

そう考えると、人生ってとっても楽しいなと思いました。そう考える亜矢美の発想も素晴らしいです。

髪もさっぱりショートヘアーになった亜矢美さんの二番ダシ人生は、きっと見ごたえバッチリです。

『なつぞら』第26週153話まとめ

この回はとにかく大泉洋登場ということが印象強いですね。

水曜日に合わせたということもあり、まさに「水曜どうでしょう」。

普通にしゃべっていたと思ったら、なつと話す時には突然に訛る!

他のメンバーと違い東京での出演でしたが、北海道魂を持っている存在であることは変わらないんだなぁと思うと、スタッフさんにも大変なスケジュールの中で出演してくださった大泉さんにも感謝したいですね。

そして、人生の二番ダシという表現もとっても好きです!

材料を増やして増やして煮込んで、そこで一番ダシとは違う別の味をダシ、コクと風味を与える。

日本料理も人の人生も、とっても深いこだわりで突き進むからこそ面白い!そう思えました。

次回はなつたち家族と千遥親子が十勝へ里帰り。

泰樹(草刈正雄)がどんな反応をするのかが楽しみです。

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