『なつぞら』第25週150話あらすじ・ネタバレ感想!なつ、千遥、咲太郎が一緒になったのは剛男のおかげ

ドラマ『なつぞら』第25週(第150話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:Real Sound

千遥(清原果耶)が離婚をして奥原家の娘として戻ってくるのを見届けるために、剛男(藤木直人)が上京するも到着した頃にはすでに話し合いは終了。

事なきを得てホッとする『なつぞら』第25週150話。

再び家族となったなつ(広瀬すず)と千遥、咲太郎(岡田将生)。そこに剛男も混ざり円満ムード。

しかし、なつと一久(中川大志)も忙しすぎて、優(増田光桜)も含め、子供たちの今後が心配になった剛男はそれを柴田家に報告。

すると泰樹(草刈正雄)は、娘の富士子(松嶋菜々子)に一言「なつを助けてやれ」と言います。

そんな泰樹ももう91歳。性格が穏やかになり、最後にはとんでもないお迎えフラグに、見ているこっちはハラハラしっぱなしでした。

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『なつぞら』第25週150話あらすじ

千遥(清原果耶)にあるものを届けにきた剛男(藤木直人)は、父の手紙が咲太郎(岡田将生)となつ(広瀬すず)と千遥の三兄妹全員に届いたことを知り…。

なつは、剛男に夏休みになったら優(増田光桜)と千遥と千夏(粟野咲莉)を連れて遊びに行くと話す。

そんな時、剛男は、最近、泰樹(草刈正雄)が穏やかになったと話し…。

そして十勝では、泰樹が富士子(松嶋菜々子)にある思いを話す。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第25週150話の感想

借り物がまた縁を結んでくれた

千遥(清原果耶)の離婚話が無事済んで間もなく、北海道から出て来た剛男(藤木直人)が店先で千夏(粟野咲莉)と遭遇。

幼い頃のなつにそっくりすぎて剛男は驚き、そして喜びます。

しかし、離婚を見届けてほしいと言われてやって来た剛男…完全に出遅れた感です。

剛男の役目は何だったのだろう…なんて思いましたが、彼は十勝の家からあるものを持ってきました。

それは、千遥が置いて行ったピンク色のワンピース。

富士子(松嶋菜々子)に言われて持ってきた千遥の忘れ物です。

また千遥が帰ってくるようにと、十勝のなつ(広瀬すず)の部屋に置いてあったものですが、すでに千遥がなつと再会したので十勝に置いておく必要はないと思ったのでしょう。

すると、千遥もなつに借りた服を返却。

なつとしては千遥が持っていていいものですが、そうは行きません。ずっと返さないとと思っていたのでしょう。

そして千遥は、一緒に父(内村光良)からの手紙もなつに返しました。

亡き父の手紙は、こうして咲太郎、なつ、千遥の手に渡り、その想いは子供たちに知れ渡ることができたのです。

「奥原さんの想いは、こうして3人に届いた」

と、剛男は喜びます。

それは、なつを十勝の家に引き取ってくれた剛男(藤木直人)のおかげでもあるのです。

一つ道が違えば、3人はもう会うことができなかったなんてこともあるのですから。

なつが十勝で明るく元気に育ち、咲太郎を探しに東京へ戻り、アニメーターとして頑張ったことで、千遥が会いに来てくれた…すべては剛男が咲太郎に言われた通り、幸せにさせることができたからです。

もうこのすべてが「奇跡」だと言ってもいいでしょう。

剛男(藤木直人)の哲学「勝手に信じてやるくらいがいい」

母・千遥と「杉の子」で暮らしていくことができるとわかると、千夏は大喜び。

その上、咲太郎など多くの家族が一気に増えたことや、夏休みには『大草原の少女ソラ』のモデルになった十勝に行こうとなつに言われ、千夏は喜びます。

そんな話をして間もなく、なつはすぐ仕事へ。

夜になれば、なつは優(増田光桜)を見ながら仕事。一久(中川大志)はさらに遅くまで事務所で仕事。

朝になれば優が起きる前に朝ごはんの準備。

剛男の目から見ても、なつは全然眠れていません。明らかに無理をしていて大変だと思います。

なつ自身、優には我慢もさせてしまっているし、本当はこの状況を変えたいものですがそうは行きません。

我慢させていて申し訳ないと言う気持ちでいっぱいですが、優にはなつの愛情が十分に伝わっていると剛男は言います。

「優を信じろ」

剛男は続けます。

「子供に期待しすぎるのもいけないし、期待しないのもいけない。ただ勝手に信じてやるくらいがちょうどいい」

柴田家では影の薄い剛男。

そんな剛男は、なつから見れば強くて優しい人です。

なつだけでななく、照男(清原翔)や夕見子(福地桃子)にも伝わっているでしょう。

剛男が言った「勝手に信じてやるくらいがいい」というのは深いなぁと思いました。

信じすぎて幻滅するのも自己責任ですし。だからって全く信用しないのも問題。

相手を信じるって、剛男のようにふんわりとした感じがちょうどいいのかもしれません。

だからこそ柴田家は、円満に続いているのかなぁ…なんて思いもしました。

富士子(松嶋菜々子)が、ジャガイモとバターを持って上京

柴田家に戻った剛男は、今のなつの生活を事細かに話し始めました。

優も次の年には小学校へ進学し、保育園よりも預かってくれる時間は減ります。

なので、誰かが家にいてやらないといけないのです。

しかし、なつたちの繁忙期は6月まで続くので、家政婦を雇おうかみたいな話にもなっているみたいです。

坂場家…お金持ち。って、そんな悠長なことを言っている場合ではないんですね。

これを聞いた泰樹(草刈正雄)は、富士子(松嶋菜々子)に言いました。

「富士子、お前行ってやれ。なつを助けてやれ」

泰樹ならば「なつを甘やかすな」と言いそう…誰もが思ったものですが、今のなつには富士子の力が必要だと泰樹も思ったのでしょう。

富士子も助けてやりたい気持ちは山々ですが、家のことや牧場のアイスクリーム屋のことがあるのでそうは行かないと言います。

が、「大丈夫!私がやりますから」と頼もしい砂良(北乃きい)。

牛飼いに嫁いで来た嫁は強いです。…嫁入り道具に猟銃持ってくるような嫁ですから強いか。

柴田家は大丈夫と言われてしまったなら、富士子もなつを助けに行かざるを得ません。

春になり、さっそく富士子はマコプロダクションへ。

お土産にジャガイモとバターを持ってくると、さっそくそれが作画の参考資料になりました。

バターが溶けていくところを観察するんだと。

活気が溢れすぎて忙しいのがよくわかりました。

そしてなつは、富士子が泰樹に言われて来たと聞くと、「え?」という表情を浮かべます。

なつも、何かを察した瞬間でした。

泰樹(草刈正雄)も91歳。そろそろ覚悟しないといけないです

富士子がなつの元へ行くのに二の足を踏んだ理由は、家のことやアイスクリーム屋のことだけではなさそうです。

一番気がかりなのは泰樹のことでした。

誰の目からみても性格が穏やかになった泰樹。

照男が牛舎を改築すれば牛を増やすことができそうだからやってもいいかと聞くと、「好きにしたらいい」と言います。

許可をもらうことができて嬉しいことなのですが…明らかに様子がおかしいのです。

医者に診てもらったほうが良いと富士子に言われますが、泰樹は一言「もう十分じゃ」と返すだけ。

泰樹もこの時、91歳。お迎えが来てもおかしくない年なのです。

だから、覚悟をしなくてはいけないのかもしれませんね。

1人自分が育てた牛たちを見て回る泰樹。

そのとき、幼いなつが牛舎の掃除をしている幻影を見てハッとします。

そのまま倒れ込んでしまう泰樹。これは本当に…もうギリギリなのかもしれないと思わされます。

最後の最後まで、ハラハラさせる続け方をするなぁという気持ちです!

『なつぞら』第25週150話まとめ

来週でこのドラマが終わるってだけで目に涙が溜まってしまうのですが、泰樹が最後に倒れてしまったことで余計に不安が過ります。

泰樹が亡くなって『なつぞら』が終わるとか悲しすぎます!

どうかじいちゃん最終話まで生きていてください!という気持ちでいっぱいです。

今までどうしても泰樹の影に隠れてしまい、父親としての威厳が見えなかった剛男でしたが、今回のお話しで剛男の存在の大切さがよく伝わっていました。

本当に来週で終わってしまうんですね…寂しい気持ちが拭えませんが、愛情たっぷりの『なつぞら』。もちろん最後までもちろん見ます!

なんと言っても、ついにTEAM NACS最後の1人が登場しますからね!

そしてもしかしたら、次の朝ドラヒロインがバトンタッチをするかのごとく登場するのでは?なんて期待もしているのです。

不安も多いですが、期待もたくさんあります!

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