朝ドラ『なつぞら』第20週116話は、川村屋のマダム・光子(比嘉愛未)との結婚を決めた咲太郎(岡田将生)に驚くなつ(広瀬すず)。
翌日、なつは本当なのかとマダムの元へ。
するとマダムは、咲太郎と結婚をすることで、川村屋の未来をどうしていくのかを語ります。
そして、咲太郎たちは結婚の報告をしに、風車の亜矢美(山口智子)の元へ。
果たして、亜矢美の反応はいかに。
目次
『なつぞら』第20週116話あらすじ
なつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)の新居を訪れ、咲太郎(岡田将生)は結婚することにしたと報告する。
慌てて川村屋を訪ねたなつに、光子(比嘉愛未)は川村屋の経営を退き、咲太郎の事務所を手伝うつもりだと言われる。
新宿一帯の再開発で川村屋も新しいビルに建て替えるのだ。
一方、風車では亜矢美(山口智子)と茂木社長(リリー・フランキー)が話し込んでいた。
そこへ咲太郎が結婚報告にやってきて…。
出典:NHK
【ネタバレ】『なつぞら』第20週116話の感想
咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)はいつの間に…
風車が取り壊されることを初めて知ったなつ(広瀬すず)ですが、それ以上に咲太郎(岡田将生)が結婚すると言い出し驚き、その相手が川村屋のマダムこと光子(比嘉愛未)であることにさらに驚きました。
「僕はそうなんじゃないかと思っていた」
おっと、あの鈍感な一久(中川大志)は気づいていたみたいです。
それは十勝で挙げた結婚式でのふたりの雰囲気からそうなんじゃないかなぁ…と思ったそうで。
そして問題は、どうしてそうなったのかということです。
というかいつから?それは、咲太郎が会社を始めると決めた時です。
経営について右も左もわからなかった咲太郎は、マダムに頻繁に聞きに行っていたみたいです。
そうしていくうちに…いつの間にか…。
よくあるパターンですね。
しかし、マダムの助言があったおかげで、声優プロダクション「風車」は大きな会社になったのかと思うと感慨深い。
そうして咲太郎が落ち着くことで、亜矢美(山口智子)は甘えやすくなると思ったのでしょう。
でも、そううまくはいかないかもですよねー。
亜矢美としては、甘えたくないと思っているんですから。
なんだかここでも一波乱ありそうな予感が拭えません。
川村屋の客層が様変わりしていた
咲太郎との結婚が真実かどうか!
なつは翌日、川村屋へと足を運びました。
今までの川村屋は、マダムのような上品な人たちが静かに食事を楽しむ場所でしたが、久しぶりに行くと客層が様変わりしていました。
なんとも派手めな服装。頭にはサングラスや太めのヘアバンド。男性はロン毛の人が多数!
この時代に増えてきた「フーテン族」です。
今までのようなお客さんもぽつりとはいますが、フーテン族にちょっとびっくりしている様子。
ああ、ここも時代が変わってきたんだぁと感じさせられますね。
「そういえば、あなたも昔はあんな格好をしていましたね」
野上(近藤芳正)に言われますが、なつの場合は亜矢美の服を借りていた結果。
彼らとは違うと、断固として主張します。まあ、確かに違いますわな。
大型デパートの建設が決まったりなどもしますが、本当に時代が変わっていっているなぁとわかる瞬間でした。
結婚を認めたマダム(比嘉愛未)、川村屋は野上(近藤芳正)に譲る
咲太郎との結婚の話をマダムに切り出すなつ。
マダムがこれを認めると、なつは笑顔でおめでとうと言います。
なつに言われたことで、光子も安心。
そして、結婚をした後の川村屋についての話を始めます。
咲太郎と結婚したら、光子は咲太郎のプロダクションを盛り立てていこうと決めています。
では、川村屋はどうするか。
ビルに建て替えるということもあり、マダムは川村屋も世代交代をするべきだと思うのです。
そして、自分の後継人としてマダムが指名したのは、幼い頃より川村屋に勤め、フロアに立ち続けた野上だったのです。これに野上は驚きます。
川村屋は代々、血族で引き継いで来たものですが、今はそんな時代ではありません。
そして、今まで人生を賭けて川村屋を盛り立ててきた野上になら任せられると思ったのです。
川村屋をこれからも守り、さらには次に続く後継者を育ててほしいというマダムの願いを、野上は泣きながら受け入れました。
これで、川村屋も安泰ということでしょう。
そしてそれだけ、マダムの咲太郎との結婚が本気だと言うことなのです。
咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)の結婚を悔しがる人がいた
プライドの高い光子。
咲太郎が結婚を言い出したのが、野上が口添えをしたからだと知って一度は怒ります。
そうでもないと結婚しない男だったんだからいいじゃないですか!
とりあえず話が収まったのであれば、亜矢美に報告です。
咲太郎と光子、そしてなつはその足で風車へと向かいました。
結婚の報告をすると、亜矢美はおめでとうと言います。
なんとなくわかっていたよと言ってくれるのですが、なつと一久の時とは明らかに反応が違います。
なにか…あるのだろうか。
それよりも面白かったのが、そこに来ていた茂木(リリー・フランキー)でした。
光子が咲太郎と結婚すると聞いたことで、動揺。
「いや…嘘でしょマダム!?マダム?嘘でしょ!?」
亜矢美が一安心という中、茂木社長はマダムから目線を外しません。
なつにビールを注がれるも、完全に失恋した表情です。
しかも、なかなかおめでとうと言いません。
ってか、最後までおめでとうと言いませんでした。
みんながお祝いして笑顔の中、最後まで納得できない様子でした。
『なつぞら』第20週116話まとめ
咲太郎がマダムと結婚することになり、喜ぶなっちゃん。そして野上さん、これからも「川村屋」をよろしくお願いします!#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #岡田将生 #比嘉愛未 #近藤芳正 pic.twitter.com/JSN0vw5sj9
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) August 12, 2019
咲太郎からすれば、亜矢美のことがなければ、結婚をすることはなかったのでしょう。
しかし、野上がやんややんや言ったことや、亜矢美に頼ってほしいと思い結婚を切り出し、今に至ります。
きっと光子は、咲太郎が結婚を言い出さなくても、内縁の妻として一緒にいようと思っていたのではないでしょうか?
ならば、野上が咲太郎に言ったことはありがたいことだったと思うのです。
これで亜矢美は咲太郎を頼ってくれるのでしょうか?
明日に続く、咲太郎と亜矢美の晩酌の時にすべてがわかります。
それにしても、茂木社長のショック具合が印象的すぎる回でした。
光子はとってもきれいな人ですから、茂木のようにショックを受ける人が他にもいるのではないかと想像できます。
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