『なつぞら』第1週1話〜6話あらすじ・ネタバレ感想!朝ドラヒロインの広瀬すずが北海道を駆け巡る

出典:『なつぞら』公式Instagram

戦争で家族がバラバラになってしまった奥原なつ(広瀬すず)は柴田剛男(藤木直人)に連れられ、北海道の十勝で成長し、世界のアニメーターを目指す姿を描いた朝ドラの第1週(第1話〜第6話)。

連続テレビ小説第100作目という記念すべき作品。

緑豊かな十勝で酪農に励む幼いなつ(栗野咲莉)の姿は、自然と「頑張れ!」と応援したくなります。

そして、この第1週ではガンコ爺さんの柴田泰樹(草刈正雄)の厳しさと優しさが、もう胸をくすぐります。

草刈さん…『真田丸』で真田信弘を演じて以来、NHKで輝きまくってます!

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『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」あらすじ

どこまでも続く草原の丘で、北海道・十勝の風景を描く奥原なつ(広瀬すず)。

昭和21年初夏、なつ(粟野咲莉)は9歳の時、亡き父の戦友だった柴田剛男(藤木直人)に引き取られて十勝にやってきた。

妻・富士子(松嶋菜々子)は我が子としてなつを受け入れようする一方、富士子の父でガンコ者の泰樹(草刈正雄)は働き手にもならないとなつに冷たくあたる。

しかし、子供ながらにここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを必死に手伝い、次第に泰樹の心を溶かしていく。
出典:『なつぞら』公式ページ

【ネタバレ】『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」の感想

未開の地でもたくましく生きる、なつ(広瀬すず)はスゴイ

なつ(広瀬すず)の父親は、戦争で亡くなってしまいました。

しかし、なつの父親は、戦争で出会った剛男(藤木直人)と、どちらかが戦死したら、孤児となる子供を代わりに育てると誓い合っていたのです。

結果、なつは剛男に連れられ、北海道の十勝へとやってきました。

元気いっぱい広い大地を堪能するなつ。

タンポポを食べちゃうとか、どうしてそんな行動に出ますかと、ちょっと不安にもなりました。

また、剛男の家には、同い年の女の子の柴田夕見子(荒川梨杏)がいるのですが、剛男や妻の富士子(松嶋菜々子)がなつを「可哀想、可哀想」と特別扱いするので、ムッとします。

そりゃそうですよ。突然知らない子が来て、同い年で、特別扱いされていて、自分が我慢しなくてはならないなんて、幼い子供には理解できませんよね。

そんな日々なもんで、なつは何かと謝ったり、柴田家においてもらうために、働くと決心します。

なんとまあ力強いのでしょう。

しばらく夕見子はなつを嫌いますが、剛男からなつを引き取ることになった経緯を聞かされ、一歩間違えば自分がなつの立場になっていたことを知ります。

これをきっかけに、夕見子もなつに優しくしようと思うようになるんです。

きちんと話すことでわかってくれる家族、夕見子もとってもいい子です!

十勝のガンコ爺さんとなつ

柴田泰樹(草刈正雄)は、18歳の時に1人で十勝に入植し、荒れ地を切り開いて酪農を始めた人です。

男手ひとつで富士子を育て、今は柴田家のすべてを仕切っています。

偏屈でガンコなところがあり、なつも最初は近寄りがたいところがありました。

しかし、なつが働くことを決意すると「それでこそ赤の他人だ」と言って、牛の世話の手伝いをやらせ始めます。

最初は見ているだけのなつですが、仕事をするためには、牛と仲良くならないといけないと思ったなつは、必死に牛の世話を始めました。

その働きっぷりは大人もを驚かすほどです。

従業員の戸村悠吉(小林隆)から「牛が羨ましいだろ?食べて糞するだけなんだから」と言います。

これに対して、なつは「いえ、私は乳がでませんから」と言って、牛舎の掃除を始めます。

これには悠吉も息子の戸村菊介(音尾琢磨)もあっけらかんです。

牛にたくさん話しかけ、泰樹や剛男の仕事もしっかりと見ていたなつは、乳しぼりを難なくマスターし、しっかりと仕事ができるようになりました。

そんななつに泰樹は微笑んだりするのかと思ったのですが…口元が笑うことはありません。どこまでもガンコ爺です。

と思いきや、翌日の放送では泰樹の行動が大きく変わります。

泰樹は朝からなつを馬車に乗せ、商人たちで賑わう帯広へと連れてきました。

まさか!なつを闇商人に売るのでは!?

なんて思いもしましたが、泰樹はそこで、なつの仕事用の靴を買い、お菓子屋「雪月」でアイスクリームを食べさせてくれました。

そして泰樹はなつに言うのです。

「堂々としていたらいい。なんでも謝る必要もない。」

居候の身だということでずっと気を使っていたなつですが、泰樹に認められたことで、ボロボロと泣き出してしまいました。

兄や妹と離れ離れになり、心寂しかったなつの心を救ってくれたなあと、思える瞬間でした。

ただ、なつが泰樹に認められることで、酪農の仕事を手伝わせてもらえない柴田照男(岡島遼太郎)はちょっと複雑な気持ちです。

どうもこれからも、柴田家の子供たちとは何かしらありそうです。

ドラマ好きとして気になって仕方がないやり取りの数々

なつが牛舎に初めて来たときのことです。

戸村悠吉がなつをみて、

「大きくなったらこのお兄ちゃんの嫁にならないか」と冗談を言います。

「この兄ちゃん、こう見えても18なんだ」

「10歳もサバ読むなよ」

ということは、戸村菊介は28歳という設定なのでしょう。

…音尾琢磨さん、現在43歳です。役者さんってすごいですね。

そして泰樹がなつを連れて帯広へやってくると、泰樹は菓子屋「雪月」へとなつを連れていきました。

店主の小畑幸之助役の安田顕さんはアイスクリームを作る姿はとても真剣で、まさに職人の役でした。

その母である小畑とよ役には高畑淳子さん。とっても久しぶりに見た気がしました。

とってもおしゃべりなばあさんで、なつを見て泰樹の孫と勘違いすると、訂正する暇を与えません。

そんなとよに対して容赦なく悪口をたたく泰樹。これに応戦するとよ。

あれ?このやりとりどこかで見たなあと思ったのです。

よく考えればこの二人、大河ドラマ『真田丸』で夫婦役でした。

どうやら『真田丸』のスタッフが幾人かいるらしく、この二人にはとってもいい環境だったかもしれません。

その楽しい雰囲気は、見ているこちらにまで伝わってきました。

『なつぞら』第1週1話〜6話まとめ

十勝で酪農をしながら成長していくのかと思いきや、兄である奥原咲太郎(渡邉蒼)に手紙を送っても返事が来なかったことで、なつは1人で東京へ帰ることを決心します。

誰も起きていない時間に、荷物を持って全力疾走!

え!?第2週どうなるの?そう言わざるを得ない展開です。

毎日15分、何が起こるかわかりません。乞うご期待です!

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