『波よ聞いてくれ』第6話あらすじ・ネタバレ感想!ラジオネタ集めのため、ミナレと南波は呪われた沖の自宅へ

『波よ聞いてくれ』第6話

出典:『波よ聞いてくれ』公式ページ

第2回目の放送の企画は自分で考えるようにと言われてしまったミナレは急いで麻藤に電話をかけるが、間違って自身の父に電話。

ラジオを聞いていた父は「人に笑われる人間になれ」と言い、古いラジオを送ってきました。

そして、第2回放送を前にラジオ局に届いた1通のFAX、死んだ彼女に呪われているというオカルトめいた文章が書かれたこれを目にした麻藤は、ミナレと南波に取材に行くように言われます。

その行き先とは…ミナレが酔って迷惑をかけたあの人の部屋でした。

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『波よ聞いてくれ』前回第5話のあらすじと振り返り

ついにミナレの冠番組「波よ聞いてくれ」のオンエアが決定。

しかし、進行表を見るとほぼアドリブ。

さらに仮想実況風の番組にすることで、ミナレは電波ジャックをするかのように喋り続けます。

その仮想実況の設定は…ミツオを刺殺した直後。

深夜帯にも関わらず、麻藤がネットにラジオの音声をUPしたこともあり、約5時間で話題に。

こんな時代でもラジオを聞いてくれる人がいると分かったことで、ミナレは道内一のラジオDJを目指すと中原とマキエの前で宣言するのでした。

【ネタバレ】『波よ聞いてくれ』第6話あらすじ・感想

父からは「人に笑われる人になれ」と言われ、母からは「人に尊敬される生き方をしなさい」と言われるミナレ

一流のラジオDJになると志高いことを言ったミナレ。

しかし、今の番組の給料を確認すると、彼女はあっさりとこれを撤回します。

KAMUI

第5話まで見て、彼女に夢や希望という言葉があるわけがないということはわかっていましたとも。

そうこうしていると、麻藤からメールで第2回の企画を考えておけと連絡が来ました。

ついには企画も自分に丸投げかと思ったミナレは、急いで麻藤に電話をしますが、間違って自身の父に電話をしてしまいました。

ミナレのラジオをちゃっかりと聞いていた父は、「人に笑われる人になれ」と酔っ払いながらミナレに言います。

数日後、実家から大きな新巻鮭が届くと冷蔵庫に入らないと母にクレーム。

すると母からは、ラジオ局で働いていることを父には言って自分には言ってくれないのかと責めます。

そして、父からの言葉を伝えると「クズの言うことなど信じていけない。人に尊敬される生き方をしなさい」と言われるミナレでした。

KAMUI

父の支離滅裂な発言を受け継いでしまったミナレ。そして今の経済状況的にそれほど強く出られないようですね。

マキエの過去

「うちに来る?」と言われ、中原の家に泊まるマキエ。

しかし、家には中原の姉の芽衣子とその息子の2人もいて、マキエは子供をあやします。

1日前には何も話してくれなかったマキエですが、芽衣子が気さくに話しかけることで、彼女は今までの自分の人生を語り出すのでした。

両親が事故で亡くなって以来、兄が自分に対して過保護になると、学校を辞めさせ、携帯を没収。

鍵のかかった部屋で過ごす日々を強いられていたと言います。

KAMUI

過保護を通り越して監禁!考えただけで地獄なんですけど…。

その兄が交通事故を起こしたことで、マキエは宝田の店で無償で働くことを口実にして外へと出てきたと言うのでした。

KAMUI

だから仕事が楽しいと言っていたわけです。納得しました。しかし、兄が退院して来たらどうするんでしょう。

ラジオ局に届いた一枚のFAX。取材をするため、ミナレは沖進次の部屋へ

届いた新巻鮭をおすそ分けして手元から処分しようとしたミナレは、自分が住んでいたマンションへ。

そこで酔っ払ったときに散々迷惑をかけた下の住人である沖と遭遇すると「先輩!これ、私の気持ちです!」と言って新巻鮭を押し付けました。

同行していた中原は、沖の部屋がきな臭いと思うが、ミナレは自分の手が今鮭臭いので言えなかったと話します。

企画案は一向に出てこず、ラジオ局へと行くと、南波からミナレ宛に届いた一枚のFAXを見せられます。

土曜日夜3時半のラジオの人へ

たすけてください。オレは呪われている

あなたならわかってくれると思う

僕の彼女は死んだが僕を許さない

あの世に引きずり込まれるこのままでは

人智を越えた力が必要

こわくて仕方がない

あの世に行って帰ってくる方法を教えてほしい

今も彼女がきいている

おどろおどろしい文字とシミ、明らかにオカルト。

ボケた爺さんが送って来たのだろうと思いもしますが、そこには23歳という老人の年とは思えない数字が。

そして、その隣に「沖進次」という文字を見つけ、ミナレはゾッとするのでした。

「こいつはひょっとして、ガチかもしれないよ」

麻藤にこのFAXを見せると、ボイスレコーダーを渡され、一部始終録音して来いと言われます。

2度続けたらまごうことなきオカルト番組になるミナレの冠番組。

ミナレが断れば、南波1人で行くよう言われますが、南波のためならとミナレも行きます。

エンタメのために身を投げ出せと言われ、沖の家に行くミナレ。

ラジオ局の人が来たと思ったら、ミナレだったことに沖も驚きます。

KAMUI

酔って部屋に転がり込み、鍵を閉めれば部屋の前で騒ぐ女があのラジオのパーソナリティーだったなんて…確かに衝撃的ですよね。

「沖さん、口噛み酒というものを知ってますか?熟した穀物をよく噛んで紙に貯めて、唾液の酵素の力で糖化させて作る酒です。古代日本、琉球、台湾では、神事に使う酒としても造られてきました。面白いのはこの酒を造る役目は必ず女性、巫女や処女がになってきますた。神事、酒、女、切り離せないこの3要素。してみると沖さん、むべなるかなという気がしてきませんか?あなたの家の悪しき魂を鎮める女が、あなたの家の玄関先で酔っ払っていた女だということが」

ミナレはこの長台詞を真顔で淡々と、しかもドン・キホーテで購入してきたであろう陰陽師セットのような服を着ながら。

KAMUI

巫女姿の南波が可愛い!

「…そうですか。わかりました、どうぞ中へ」

KAMUI

無反応の沖!だいぶ病んでいるのがわかります。

部屋に入ると、壁中に札が!

南波はカメラをまわそうとすると…

「もうすぐきますよ、ここに」

すると、天井から血が!

肉のくさった臭いもすることから、デマではないことを理解します。

そして、泣き叫ぶ沖。

ミナレは携帯を取り出し、中原を呼び出そうとするのですが…

「思えばこの時の私は、まだ覚悟が甘かったのです。まさかあんな私たちの想像をはるかに超えるような結末を迎えるなんて…」

KAMUI

ん!?ここで終了!

『波よ聞いてくれ』第6話まとめ

現実的な話を盛り込みながら、急にオカルトというか…奇妙な展開も生み出されて来たわけですが、結局沖の部屋の天井から滲み落ちる血は一体!?

そして、気になるのはマキエです。

兄が退院してきたとしたら、彼女はどうなってしまうのでしょうか?

ラジオ局からゴーストバスター的展開になった『波よ聞いてくれ』。次回も楽しみです。

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